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匿名掲示板や学校裏サイトなどネットでの誹謗中傷が問題視されているなか、また新たな犠牲者が出た。とある画家がネットで自分の絵画を手厳しく批評されたことに気を病み、自殺してしまったのだ。残された遺族は「お父さんを追い詰めたネットを許さない」と、掲示板などでの“ネット批評”書き込み規制を強く訴えている。 亡くなられたのは都内在住の画家・佐倉十朗さん。佐倉さんは区立高校の美術講師をするかたわら地道な活動を続ける中堅画家として知られている。今月8日の早朝、自宅アトリエで首を吊っているのを家族が見つけ通報したが、救急車が到着した際にはすでに死亡していたという。部屋に遺書があったことから警察は死亡と断定。捜査を終えている。遺書には、 「某巨大匿名掲示板に自分の作品を批評するスレが立ち、何百というカキコで徹底的にけなされた。自作自演でなんとか抗戦したもののfusianasanでIPを抜かれてどうにもならな
宮台真司『日本の難点 (幻冬舎新書)』pp.95-6より: そんな母親の構えのお蔭で「自分の母親は世間の母親よりもずっとスゴイ」と思えました。そうした母親の子であったせいで「浅ましい奴」や「セコイ奴」には絶対なりたくないと思うようになったのでしょう。これも「目的」や「手段」ではなく端的な「衝動=感染的模倣」だろうと思います。 もちろん、そんなふうにしてできあがった僕の構えが実利をもたらす面が確かにあります。それはスピノザも言っていることです。僕の場合、売買春やクスリのフィールドワークをする際にヤクザにケツ持ちしてもらってきました。お蔭でこの方面でたくさんの著作をものすることができました。 女の子がストーカーにつきまとわれて困っているというようなときも、警察に頼んだら(ストーカー規制法成立以前だったので)半年以上もかかるところを彼らが三時間で解決してくれることもありました。僕の研究に役立つ情
5号館さんからTBをいただいた科学批評家の話題について少々。 もっともっとたくさんの科学批評家が必要だ 『批評とはなにか』ってことを考えていたら、なんだかちょうどいくつかの記事が目に留まったのでとりあえず紹介します。、 finalventさんが小林秀雄の批評論を紹介した 批評トハ 某イースト氏が自らの批評?について語った 批評について どちらも批評を「作品」として捉えていて、むろん表現には全て作品としての側面が(科学論文ですら!)あるわけですから、それ自体は結構なことだと思います。 ただイースト氏においては対象や正確さはどうでもいい、というところまでイってしまっているようで、まあエンタメ分野においてはありなのかもしれませんが、科学や社会をあつかう際にこれではもはや批評と呼ぶに値しないでしょう。 わたしなりに批評というものを定義するなら、「対象を文脈の中に位置づけること」だと考えます。 世の
「ユリイカ」東浩紀×伊藤剛 「マンガの/と批評はどうあるべきか」 ある人から「『ユリイカ』の東浩紀×伊藤剛対談でお前批判されてるぞ」と言われたのでびっくりして買って読んでみると、批判というか言及がされている。しかも対談の冒頭から中頃まで話題というかネタにされている。 しかし、対談において東が紙屋という名前をきいて「だれそいつ」状態であることにみられるように、ぼくみたいな若輩をよくもとりあげていただいたものである。『テヅカ・イズ・デッド』を上梓した新進気鋭の漫画評論家・伊藤と、「知の最前線」とやらを走る東にとって、こんな「狭いブログ論壇」(東)のカスみたいな存在をとりあげるのもお手をわずらわせるようで申し訳ない。また、多くの人にとっても紙屋ときいて「だれそいつ」状態ではないか、そんなもので対談の冒頭のモチーフにして大丈夫なの、と他人事ながら心配する次第。 伊藤剛は「思想地図」vol.1で大塚
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三田紀房『ドラゴン桜』13~14巻 ※それ以前の『ドラゴン桜』の感想はこちら 「東大生の親はみんな金持ち」――この「世間では常識とされてるある情報の解釈が正しいか検証」するという宿題を国語教師・芥山は出す。「これを調べて自分なりの結論を明日発表してもらいます」と芥山は言い残す。 『ドラゴン桜』は、偏差値が非常に低い高校を、超進学校に改造するため、手始めに、勉強がまったくダメダメだった男女各一人を初年度に東大に進学させるプロジェクトを描いた漫画である。 しかし、ここでずいぶんひどいごまかしがおこなわれている。 このごまかしについては、13巻を読んだ時点ではぼくは「まあしょうがないか」と思っていたが、14巻でになって許容しがたいものになったので、ちょっとそのごまかしについて書いておこうと思う。 まず、この「東大生の親はみんな金持ち」という命題なのだが、常識的に考えて、みんな金持ちなわけがない。
賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…
賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…
藤原正彦『国家の品格』という本が最近売れているらしいので、今更ながら手にとって読んでみた。 私は基本的に伝統保守的な考え方をしているので、本の内容は比較的素直に頭に入るのだが、だんだん退屈になって途中から飛ばし読みになってしまった。 この本が床屋談義にすぎないという批判もあるが、床屋談義として読めば(書いているほうもそういうつもりなところがあるし)そんなに悪い本ではないような気がする。あまたある「嫌中・嫌韓」本のように、下手に実証性を売りにして自らが中立的であるかのように装う本のほうが、はるかに問題である。自国賛美がすぎるという声もあるが、むしろ私は現状の「自国」に対する過剰な否定的評価に対して、「そこまで堕ちてはいないだろう」と思ったくらいである。 むしろ一番の問題は、「道徳」「情緒」とか「もののあはれ」が大事だとか言っていることである。この本を読んで、自称「伝統保守」の「道徳論」に反発
脳内汚染のamazonレビューが本書の内容に賛同する意見と反対する意見とで、綺麗に二分されている。 そして、賛同側と反対側の意見が全くかみ合ってない。そもそも議論では無いのだから、かみ合う必要などないのだけど、同じ本について書かれた感想とは思われないほど、両者は違うベクトルを向いている。 反対者の主張は明確だ。主に筆者が前提としている統計(と印象論)による事実認識に異議を唱えるものがほとんどだ。反証資料として、何人かのレビュアが「犯罪白書」を持ち出している。 まとめるなら、本書の科学的証明の正しさに異議をとなえる。という路線だ。 対して、賛同者の主張は自らのゲーム体験や、人生哲学に基を置いたもので、「(ゲームを何となく良くないんじゃないかと思っている)自分の思いを代弁してくれた」というものが多い。 自分の主張は、「脳内汚染」に異議あり、というか、賛同者に異議あり、というものだ。 ゲームの世
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