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ブックマーク / deztec.jp (13)

  • 痴漢論議10 5年後の見解

    趣味WebデザインNote>2003>痴漢論議10 ←Prev/Next→ 2008年8月にナツさんへ送ったメールより。一部、書き換えています。 1. 2003年、私は「犯罪の発生を抑制することを目的として、犯罪者側の要因に加えて被害者側の要因も解消すべき」という見地に立って、痴漢被害者を巡り長々と持論を展開しました。それから5年、いろいろ意見も変わりましたので、簡単に記します。 泥棒や置き引きといった犯罪の被害と比較した場合の「性犯罪の特殊性」は、被害にあう最大の要因が「女性であること」であって、対策が不可能だという点です。痴漢の被害についていえば、第2の要因は「混雑した交通機関の利用」であり、これも現実問題として対策できないといってよい。 つまり被害者側の要因のほぼ全てが、対策不可能な内容なのです。その他の気休め程度の対策をしていなかったとしても、問題視するのはおかしい。きちんと対

    randompole
    randompole 2009/12/16
    おお、こんな後日談があったとは。当時難民板の徳保スレとか読んでたなあ。
  • NHKの教養番組は300人の要望で続編が作られる

    10月8日よりでNHK総合で第2シリーズが放送されているNHK教養番組「出社が楽しい経済学」のガイドブック。番組の放送時間帯は木曜23時から30分、月3回のペースで全8回となる予定。 第1シリーズ全12回はNHK教育で放送されたが、その際には続編を想定していなかったという。だが番組の評判がいいので、急遽、続編が企画され、さらに教育から総合へ進出することになったのだそうだ。 こういう話を聞くたび、「評判がいい」って、具体的にはどの程度の評判なのか、と私は気になる。たいていそのあたりはぼかされているのだけれども、このには具体的な記述があった。 最終回を終えたあと、視聴者の方々から300通を越えるメールをいただきました。そのほとんどが、第2シリーズの要望でした。 NHK教育は、NHKの公共放送らしさを背負って立つ部門で、単純に視聴率の獲得を目指すことはなく、テキストとたくさん売ること自体を目

  • 板書は時間の無駄じゃない

    1. 無駄だらけの現代授業を最適化しよう 私塾で新しい方法を試したい、とのことなので、ぜひやってみてほしい。 ただ、個人的には、経験上、成功の見込みは低いと予想してます。 大学ではそんな授業もありました だいたいこちらの記事に賛成なんだけど、端的にいって、60分、90分で凡人が学べることには限りがある。効率を上げると、すぐに限界を超えてしまう。講師が授業中に板書できる程度のことしか、生徒には伝わらない。言い過ぎました。正しくは、板書した程度のことすら、半分も伝わらない。それが現実なんですよ。 こつこつ板書する。ちまちまノートに書き写す。1回の授業で学んだことって、これだけ? そう。だけど、小テストをしてみてよ。100点を取れる生徒なんて、ほんの僅かしかいないんだから。 2. 自信満々で新しい試みに取り組むのはいいことですが、成果の評価は客観的に行ってください。 まず、その成績で授業の出来を

  • 「備忘録」→「盗用大歓迎blog」 所信表明

    おい、人間としてのプライドはないのか? 福島中央テレビ様 今回の騒動について どうして盗用されて怒るような人の記事をパクるのか。盗用されて喜ぶ人間もいるというのに……。盗用した人は停職になったそうだ。こんな悲劇をもう起こさないため、今後も努力していきたい。 まあ私の文章なんか盗用する価値を感じない人が多いのだろうけれど、ブログタイトルを「備忘録」から「盗用大歓迎blog」に変更。常連読者だけでなく検索エンジン経由の人にもアピールできるようにしてみた。思い切ってわかりやすい表現を選択。下品なのは我慢。しばらく様子を見る。 私の文章については、商業利用でも何でもご自由にどうぞ。事前連絡も事後連絡も不要。大儲けしても私には1円だって還元する必要なし。 ただし、ご利用先で生じたトラブルについて私は一切責任を負いません。例えば、私が何か間違いを書いていて、そのために不幸が生じたとする。deztec.

  • 平成西村京太郎作品の読み方・入門篇 「十津川警部 アキバ戦争」速攻レビュー

    秋葉原に行ったことは数えるほどしかなく、ここ5年の間には1回だけ。なんだけど、巡回先(加野瀬さんとことか)で話題になってるで気楽に読めそうなもの、ということで読んでみました西村京太郎「十津川警部 アキバ戦争」。あ、ちなみにこれ、西村京太郎先生の2008年10冊目の新刊です(文庫化などの再刊は除いて10冊!)。 誘拐された人気メイドの行方を、ファンのオタク3人が探索する物語。いつも通り、リアリティーのないキャラクター+筋立てなんですけど、じゃあ「ミッション・インポッシブル」や「007」にもそういうことをいうのか、と。ヘンな人を出さないと、そうそう都合よく事件は起きないし、お話にもならない。 オタク1、ガンマニア。標的に当たると熱で溶けるプラスチックの中に硫酸が入った弾丸とやらを発射できる自作エアガンを安アパートの一室で開発・製作。 オタク2、実在メイドのリアルフィギュア(高さ1m程度)が「

    randompole
    randompole 2008/05/20
    『十津川警部 アキバ戦争』のレビュー。徳保さん仕事が速い。
  • 自己紹介作文「私の得意なこと、苦手なこと」

    長いよ。 1. しばらく更新を休んでいたわけですが、忙しかったわけでも、書きたいことがなかったわけでもありません。実際、いろいろ書いてはみましたしね。 でも、書いたものを公開するときに、どうも気後れしてしまったのです。 このところ仕事の方で、自分のあまりの無能さに愕然とするようなことが続き、まあ入社以来ずっと「どうしてこれほど仕事ができないんだろう」という思いはあったわけですが、とうとうそれで気が滅入ってきた、と。偉そうなことを書くのが好きなので、こういう状況になると、いささか矛盾に耐え難くて……。 学校では秀才で、部活動でも委員会活動(図書係りとか)でも、ちょっと頑張って取り組んだら激賞されるような結果を出した。アルバイト先でも一部例外はあったけど、たいていどこでも「いい人が入ってきてくれた」といわれ、辞めるときは「辞めないで!」とか「また暇なときにはぜひ」といわれてきた。 じつは今でも

  • 最低賃金規制と某社の命運

    ワーキングプア1 時給600円台だった人の話。 寄せられたコメントなどをみても、最低賃金規制は当然に正しいものとみなされている様子。経済学の勉強をしていくと、「仮に時給が安くても失業よりはいい」という考え方に行き当たります。 他にもっといい条件で雇ってくれるところがあれば、そっちへ行ったはず。それがなかったとすれば、失業との選択になります。筆者自身は失業の方がよかったのかもしれないけど、社会全体としてはどうか。 最低賃金規制については先般も自民党と民主党の間で論戦になりました。ワーキングプア対策は賃金規制強化だ、と民主党はいう。私は自民党の方が正しいと思いました。 不況で失業者がたくさんいるときに最低賃金を上げても、生産性の低い企業を淘汰して失業者を増やす結果にしかならない。好況になって生産性の高い企業で人手が全然足りない場合に、労働者の「今の職場にしがみつく習性」を何とかしたい場合の政策

    randompole
    randompole 2007/05/04
    最低賃金を上げると失業者が増えるというのは本当なのだろうか。
  • 収入を隠す利点が分からない

    中国人は「給与明細」を見せ合うのが好き(日経ビジネス) アメリカの野球選手は契約更改の際、年俸を公開するのが普通だという。年収を訊ねることを不道徳と考える日人の方が、世界的には少数派? 収入を隠すことで何が守られるのか、私にはよくわからない。 income.xls(Excel ブック形式) これは私が会社から給与明細をもらうたびに更新している簡単な記録です。納税者といって偉そうにする割には、ほとんど税金を払っていないことがよくわかる。 で、こうした情報を公開してですね、一体何がどう困るのか、私にはよくわかりません。もともと倫理的な問題らしいので、こういう質問には意味がないのかもしれませんが。 詐欺の可能性がどうのこうのという人がいることは承知。でもそれってネットで実名を出すと天変地異が起きるぞ論(2005-06-27)と同じなんですよ。1億人が「あの人は金持ちだ」と知ってる有名人が既にた

  • 原因と責任

    要因Aと要因Bが重なったときに起きる悲劇Cがあるとき、結果に責任を負うのは要因を作った全ての人々とは限らない。Bだけが責任を問われたり、どちらも無罪放免となったりする。 因果関係と責任の所在は、単純にはリンクしていない。 駅前に停められた、鍵を挿しっぱなしの自動車。運転手は道路の向かう側にある自販機でタバコを買っていて、他に乗っている人はいない。通りがかった人が、ふと出来心を起こして自動車泥棒をする。運転手は慌てて駆け寄ったが、後の祭り。さて、「悪い」のは誰? もちろん、泥棒が「悪い」。罰を受けるのは、泥棒だけだ。 では今後、少しでも犯罪を減らすためにはどうしたらいい? ひとつには、鍵を挿したままの無人自動車を見て泥棒を思いつく人を、社会から消し去ること。その手段として、学校教育、社会教育、そして不幸にも既に悪事を行ってしまった人々に対する更生教育がある。 もうひとつは、鍵を挿したまま車を

    randompole
    randompole 2006/07/02
    徳保氏が反発を受けるパターンの一つ。最近ではいじめの話、懐かしいところでは痴漢の話とか。で、同じ人が絡んでたりして思わず苦笑。
  • 「やさしくしてあげる」とは具体的にどうすることなのか

    1. K さんの体験談。 息子が小学校1年生のときに同じクラスだった女の子のお母さんが病気でお亡くなりになったのです。私は息子に「○○ちゃんのママは死んでしまったのよ。学校に出てきたらやさしくしてあげなさい。」と言いました。しかし、その後、私が意図していたことと大きく反していた行動を息子はとってしまったのです。 聞けば、息子は休み時間中に女の子に声をかけたのだそうです。 「ママ、死んじゃったんだってね」。 気丈に振舞っていたその子も、家に帰れば悲しくなってしまったのでしょう。気になったお父様が問いただしたときに、息子の名を口にしたそうです。お父様は担任の先生と相談し、その出来事を文書にしてお手紙を学校側に出しました。その手紙が息子の担任の先生のもとへ行き、先生も息子を叱り、先生と息子で謝りに行ってくださったそうです。 先生から連絡を受けた K さんは、「叱って解決できる問題ではない」とお考

  • いじめは他人の犯罪ではない

    卒業文集の寄せ書き「秋田には二度と帰ってくるな!」から(碓井真史さん) [キチガイ晒し]いじめられっこを追い込む元スクールカウンセラーで大学教授の碓井真史(id:muffdiving さん) id:muffdiving さんは、自分には正当な批判とイジメの違いがわかる、やっていいことといけないことの境界線が見えている、と信じて疑わない。自分には悪党を見分ける能力があって、しかもその悪党に対してどの程度の攻撃まで許されるかがきちんと判断できる、と素朴に感じている。自分が「当たり前」「常識」と認識していることが、他の全ての「まともな人々」にとってもそうであるはずだ、と考えている。 現在の勤務先は過去に何度も書いてきた通り、「みんな仲良く」といったサヨク的価値観が職場に浸透しているので、イジメもまた目にしない(少なくとも私が明瞭にイジメと認識するような状況を見ていない)。けれども、過去のバイト先

    randompole
    randompole 2006/06/29
    重要な指摘。
  • 議会制民主主義のいいところ

    Grip Blog: 松永英明さんへインタビュー 1 Grip Blog: 松永英明さんへインタビュー 2 Grip Blog: 松永英明さんへインタビュー 3 Grip Blog: 松永英明さんへインタビュー 4 Grip Blog: 松永英明さんへインタビュー 5 泉あいさん、これだけテープ起こしするのはたいへんだったろうな。 松永さんはゲームのルールをよくご存知で、どうすれば「上がり」になるかもわかっていらっしゃる。そして、それが物理的に難しいことでないことも認識されている。大勢の人がいろいろなことをいっているのだけれども、何も全員のあらゆる要求に応える必要はない。そのことは、既に「上がり」となった人のたどった道を見れば明らかなのですね。 にもかかわらず、松永さんはこうおっしゃる。 松永 :全て否定しろということでしょ?「マインドコントロールされていました。アイツらに騙されてました。

  • ブロガーという難儀な生き方

    1.起 ちょっと待て(トニオさん) トニオさんへ(加野瀬未友さん) d:id:kanoseさんへ(トニオさん) トニオさんへ その2(加野瀬未友さん) 心底、がっかりしました(トニオさん) トニオさんには何か嫌なことがあって、以前のはてなアカウントを捨てたんですね。で、新しいアカウントを取って、楽しい新生活をはじめようとしていた。加野瀬さんは、トニオさんが新アカウントでとある嘘をついていることが気になっていた。けれども、その説明をするには、新アカウントをばらす必要がある。とりあえず、新アカウントをソーシャルブックマークして様子見を決め込んだ。 加野瀬さんのブックマークをお気に入りにしている人は数百人いるので、トニオさんの新アカウントはけっこうたくさんの人に知られてしまうことになった。トニオさんは怒って、日記で反応した。ま、罠にかかったようなものですよね。トニオさんが公開のウェブ日記で質問す

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