国会採決時に転倒してけがをした民主党の三宅雪子衆院議員(45)が、車イス、松葉杖姿で登院したことに批判が出ている。「歩けます」と言っているのに、被害者を強調するパフォーマンスではないかというのだ。三宅議員側は、「足が痛く、議場まで距離があるので」などと説明している。 元経産相の自民党・甘利明衆院議員(60)が前にいた民主党議員をどかそうと両手で押しのけたときだ。民主議員の隣にいた三宅雪子議員は、倒れる側に体を半回転するようにして、うつぶせに崩れ落ちていった…。 ■「足が痛く、議場まで距離があるので」 これは、ユーチューブなどにも投稿された転倒シーンの動画だ。 三宅議員は、国家公務員法改正案を可決した2010年5月12日の衆院内閣委員会で転倒して右ひざをけがした。委員会のメンバーではなかったものの、応援で駆り出されていたときに「転倒事件」が起きた。 そして、翌13日には、国会に車イ