稲葉振一郎さんが、この前のSFトークイベントのときに用意してきた短文を公開していて、その中で僕のグルンステン論を引用しているのにちょっと驚いた。 インタラクティヴ読書ノート別館の別館トークイベント「SFは僕たちの社会の見方にどう影響しただろうか?」用メモ 以下は当該部分の引用 田中秀臣はティエリ・グルンステン『マンガのシステム』を再構成して、マンガ(日本まんがのみならずアメリカのコミック、カートゥーン、フランスのバンド・デシネ等を含む)読解のためのモデル構築を試みている(http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20091220#p1)が、私見ではそれはクワイン=デイヴィドソン流の「意味の全体論」(ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン『真理を追って』、ドナルド・デイヴィドソン『合理性の諸問題』)のパラフレーズとしても解釈できる。田中はグルンステンからヒント
![■[経済]グルンステン=田中のマンガ論の拡張(ふたつの全体論)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/efdbfca00322fc88b594414b1c33fbc239cf450d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftanakahidetomi%2F20110718%2F20110718212631.jpg)