朝起きてみるとけっこうな雨のうえ、天気予報でも大雨の報道。どうしようかと迷ったのですが、せっかく今日のために仕事のシフトも代わってもらったんだし、と考え、クルマで松山に向かいました。松山大学での日本マンガ学会のためです。 途中、高速道路でかなりの雨に出会いましたが、松山に着いてみるとそれなりの曇天。松山大学での日本マンガ学会第8回大会、2日目のシンポジウム『手塚治虫「再考」』を聴いてきました。 午前中は「手塚のルーツ/ルーツとしての手塚」というタイトルで、座長・宮本大人、パネリスト・竹内オサム、中野晴行、夏目房之介。 個々の話はおもしろかったのですが、パネリストの興味の方向が統一されておらず、やや散漫な印象になりました。「ユリイカ」2008年6月号で宮本大人が、竹内オサムがとなえる手塚の同一化技法、これをいつまで同じことばっかし言うてんねん、と批判してたのですが、これに対する竹内の反論があ