2014年総選挙における科学技術政策に関する主要政党の公約を比較する。ここで比較する科学技術政策には、エネルギー、原発政策、環境政策、医療政策は含まない。それぞれ密接に関係する政策ではあるが、基礎科学、純粋科学も含めた科学技術の振興や発展、若手研究者の才能をどう発揮するか、STAP細胞事件に代表されるような研究不正にどう取り組むか、といったことについて着目したい。 以下比較した公約 自民党 政策集2014公明党 衆院選重点政策民主党政策集2014維新の党マニフェスト次世代の党 政策宣言日本共産党 2014年総選挙政策生活の党社民党衆院選選挙公約2014新党改革 2014 約束1.そもそも科学技術政策に関する記載があるのかまずみたいのが、そもそも比較できる政策を公約に記載しているか、ということだ。 詳細な記載がある 自民、共産 ある程度記載がある 民主 わずかに記載がある 公明(ロボット産業