私は以前から産経新聞や読売新聞よりも朝日新聞の振舞う態度、立ち位置の方が悪質であり権威主義的であると思っている。害悪度から言えば自民党広報紙として態度が鮮明な読売や産経よりも朝日のそれは性質が悪い。読売産経は正面からだが朝日は味方の振りして背後から刺して来るイメージだ
雨宮処凛・飯田泰之『脱貧困の経済学』 左翼はこれにどう答えるかという「テスト」 「あなたのホームページのファンです」という女子高生と何度かゴハンを食べているのだが、もちろんそれはウソで、ぼくの出たイベントで知り合った「紙屋研究所のファン」という30代の男性サラリーマンとよくお酒を飲む。 彼(仮にQ氏としておこう)はある意味でリバタリアンである。 できるだけ「自由」にして、働いたら働いただけもうけを得られて、各人がモチベーションを上げていくという経済環境がいいのだ、という考えの持ち主である。 Q氏がすすめてくれたのが、本書であった。 Q氏による本書推薦の言葉はこうであった。 「雨宮処凛が反貧困運動の現場にいる立場から、実にシロウトくさい経済学的な質問を投げてくるんです。それを飯田っていうリフレ派の若手経済学者が半分同調し、半分批判するみたいなスタンスでわかりやすく答えてるんです」 飯田は、経
佐藤優氏が西松建設の事件について、いくつかのラジオ番組で「これは検察の正義感による暴走である。国家的に危機に対し、政治主導と民意の統制を取り戻すべき」という趣旨の発言をされています。 以下に、発言内容をメモしてみました。 アクセス特集・二木啓孝+佐藤優+麻木久仁子・3月6日(金) - アクセス これは組織相手の消耗戦、小沢の負けは確実。撤退ではなく転進が必要 党代表は辞任して、この戦いに専任すべし 民主党は次の代表選出を疑似国政選挙にすることを提案したい 私は、自民党も民主党も両方応援したい 政治家は国民の代表であるから、世直しは民意の信任を得たこの人たちにやってほしい 検察はものすごく正義感が強いが世の中の全体的な構造が見えてない 2.26の繰り返しになる(狭い世界しか知らない人の義憤からの世直し) 真の対立軸は民主党対自民党ではなくて国民対官僚 自民も民主も民意を受け止める方法を作りフ
水谷三公『丸山真男―ある時代の肖像』(ちくま新書、2004年)を読んだ。 著者は、本書の全体を通じて、丸山真男の共産主義に対するスタンスが甘かったのではないかということを言いたいようである。本書の書かれた時点の目で見れば、大筋、その通りと言わざるをえない。(とはいえ、21世紀の日本で共産主義を批判することは、赤子の手をひねるように簡単なことである。そのために要する勇気は、ある種の環境にいる場合を除いて、さほど多くはないだろう。むろんその必要がゼロになったわけではなく、思想史的には、より根本的な批判が必要でさえある。問題は、共産主義への批判をどこにどう着地させるかだ。) 著者の言い回しは、ぼやき節ともいうべき独特のものである。人によっては、読みながら引っかかることもあるだろう。(というか私は引っかかった。読み物も飲み物も、さっぱりしたものが好きなのである。) しかし、そうした言い回しが選ばれ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く