特別展 旅する民俗学者 「とにかく人間の持つエネルギーのたくましさを目のあたりに見せつけたのが広島であった。」 (『私の日本地図4 瀬戸内海�T 広島湾付近』より) 山口県大島出身の民俗学者宮本常一は、 その膨大な著作とともに10万点ともいわれる 写真を遺したことで知られています。 広島市内に限っても、 昭和30〜50年代に撮影された 写真600点があり、戦後復興が進み、 都市として大きく変貌・成長をとげていた 街の風景や人々の暮らしが 1枚1枚に切り取られています。 本展では宮本の200点の作品を中心にした 貴重な写真を展示し、移り変わる広島を 紹介します。