内藤朝雄の希望により、当面、当ブログの更新は、内藤朝雄本人が更新することになりました。ご了承ください。
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何ヶ月か前、荻上チキさんとの共著『いじめの直し方』を朝日新聞出版から出しました。 いじめの直し方 作者: 内藤朝雄,荻上チキ出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2010/03/19メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 800回この商品を含むブログ (20件) を見る この本は絵本になっています。ページをめくりながら、絵が目に飛び込んでくるようになっています。 わたしがこういう絵を描いてほしいと送った線画がすてきなプロの絵になっていました。 わたしが考え、しゃべったことが、チキさんによってすてきな文章になっていました。 そして、中学生にも読める本ができあがりました。 7月にTBSラジオDIGでしゃべりました。 サイトのポッドキャストで聞くことができます。 http://www.tbsradio.jp/dig/2010/07/post-216.html そのなかで、ある思考実験の
北朝鮮が核実験を行ったと報じられた。北朝鮮に対する対処が大きな問題になるだろう。わたしは、『いじめと現代社会』(双風舎)で、論点抱き合わせセットという概念を提出した。北朝鮮に対処するときに、従来の右と左の論点抱き合わせセットに影響されて動くと、致命的な失敗をもたらしかねない。『いじめと現代社会』66ページと112ページに、論点抱き合わせセットの基本図を示した。このブログの過去の記事にも載せたので、ぜひ見ていただきたい。 http://d.hatena.ne.jp/izime/20080321 本書の第二章で述べたように、わが国では冷戦崩壊後数十年たったいまでも、特殊日本的な右派と左派の対立図式が続いている。右派と左派は様々なトピックを問題化し、それらを争点として対立する。トピックAに右派が賛成で左派が反対というふうに、右派と左派のあいだでいったん問題の縄張りが敷かれると、「知識人」たちはそ
朝日新聞2009年5月4日朝刊より 鳥インフルに豚の1割感染。人感染のタイプも。インドネシア 全身感染性の強毒型鳥インフルエンザウィルス(N5N1型)がインドネシアの豚に広がっていることが、神戸大感染症センターの調査で分かった。人に感染するタイプに変異したウィルスも見つかった。新型の豚インフルエンザに警戒が集中しているが、トリインフルエンザの脅威も確実に高まっている示す示す結果だ。/神戸大チームは05〜07年、現地のアイルランガ大熱帯病研究所と共同で4州の豚計402頭の感染状況を調べた。/その結果、全体の1割を超える52頭からH5N1型ウィルスが見つかった。うち1頭から分離されたウィルスは鳥にも人にも感染するタイプとみられることが分かった。鳥のウィルスが豚に感染を繰り返すうちに、人にも感染するタイプに変化したとみられるという。(以上朝日新聞記事より) 今回の豚インフルエンザがどれほどの致死
まずは以下の記事を読んでいただきたい。 性的欲求? 自分の存在誇示? 児童狙う事件に識者は‥‥ 女児が裸で倒れていた千葉県東金市の資材置き場付近を捜索する捜査員ら。女児は死亡が確認された=21日、午後、千葉県東金市(小野淳一撮影) 幼い児童や園児が狙われる凶悪事件が後を絶たない。千葉県東金市で21日、市内の保育園、成田幸満ちゃんが全裸で倒れ、死亡しているのが見つかった。3日前には福岡市で小1男児が殺害される事件が起こったばかり。なぜ子供が狙われるのか。識者に聞いた。 元警視庁捜査1課長の田宮栄一氏(75)は「子供を狙った犯罪は、まず幼児性愛者による可能性がある」と指摘。そのうえで「大人とうまく付きあうことができない若者が、自分の欲望を満たそうと子供に向かうのではないか」と話す。 さらに「複雑な社会にうまく適応できない若者が不満を抱え、自分より弱い者に刃を向けるケースも考えられる」とも述べた
八王子で模倣犯と思われる通り魔が人を殺した。2008年6月9日のメッセージ(http://d.hatena.ne.jp/izime/20080609)で予言した通りの事態が進行している。このままでは、あと数人は殺されてしまう。 朝日新聞2008年7月24日より、菅野昭一容疑者(33)の発言「大きな事件でも起こせば自分の名前がマスコミに出るだろうと思ってやった」 菅野容疑者が、秋葉原の事件報道に、どのように自分を重ねたてファンタジーにふけったかの供述が出次第、殺された女性の遺族は、メディア各社を訴えて当然だと思う。また、メディア批判がわき起こるだろう。 歪んだ人間が犯人に自分の「こころ」を重ねてファンタジーをふくらませやすいタイプの報道を避けるための、メディア業界のルールをつくるべきだ。自殺の連鎖を起こさないための自殺報道のルールのように、考え抜かれた犯罪報道のルールをつくる必要がある。 秋
秋葉原で通り魔事件が起きた。 マス・メディアは、模倣犯が起きないように配慮して報道するべきだ。 一部のみじめな者たちが、殺人を実存的な美学としてイメージし、語り合う、流行のきっかけにならないようにしなければならない。 犯人を、ただの犯罪者以上でも以下でもなく、報道すること。 マレーシアとインドネシアで、アモックという「人生一発逆転気分の殺しまくり」が流行して、どうしようもなかったことがある。 そのとき、政府が淡々と犯人を死刑にし、ドブネズミの死骸のように、即物的に扱ったことによって、流行が収まったという。 犯人を、ひとかけらも、承認してはならない。 祝祭的なムードを一切かもしだすことなく、害獣の処理をするような、淡々とした態度が、政府や報道には必要だ。 しかし、マス・メディアは、祝祭的なムードで刺激を売って視聴率をあげ、紙を売る。 このさもしい商売が、模倣犯による被害者を生む。 大手メディ
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