【4月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 1997年から2013年までの間に、最高裁に上告された裁判のうち、朝日新聞社、読売新聞社、それに日経新聞社が上告人か被上告人になったケースの勝敗を調べた。 裏付け資料として採用したのは、情報公開請求によって最高裁から入手した次の資料である。 ■最高裁からの情報公開資料PDF http://www.kokusyo.jp/wp-content/uploads/2014/02/MK140204a.pdf 結論を先に言えば、法廷闘争では、新聞社が圧倒的に強いことが分かった。 【概要】 上告、または上告受理申立の裁判件数:110件。 ※上告とは、憲法解釈を理由として、最高裁に訴えた裁判。 ※上告受理申立とは、判例解釈を理由として、最高裁に訴えた裁判。 110件のうち、上告人も被上告人も非開示(黒塗りの処理)の件数が18件あるので、検証する裁判