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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (26)

  • 「終わりなき日常」が終わった日: たけくまメモ

    久しぶりのブログ更新であります。今年に入ってから活動の主軸が完全にツイッターに移行してしまい、ブログをなかなか更新していませんが、現在水面下で「たけくまメモ」をバージョンアップした「たけくまメモMANIAX」とWEBマンガ雑誌『電脳マヴォ』を着々と準備しております。これらはなんとかこの秋までに始める予定で、新サーバーでシステムから構築しているところです。 「たけくまメモMANIAX」のシステムはSEの伊藤弘二さん、また「電脳マヴォ」のシステムおよびブラウザベースのマンガビューアーをプログラマで京都精華大学マンガプロデュース学科講師の浅井康先生にお願いしております。システム的にはしばらく試行錯誤しますが、楽しみにお待ちください。 さて、日公開する原稿は、東浩紀氏の雑誌「思想地図・震災特別号」(合同会社コンテクチュアズ刊、8月下旬発売)に俺が執筆した原発震災エッセイ「『終わりなき日常』が終わ

    sasakill
    sasakill 2011/07/12
    コメント欄がおもしろい
  • 川内康範先生の想い出(1): たけくまメモ

    ←ダンディな川内康範先生 齢87になって、再びマスコミをにぎわせておられる川内康範先生ですが、愛弟子であったにもかかわらず礼儀を失した森進一を破門したり、押しかけた無礼なテレビクルーに向かってステッキを振り回して一喝するなど、お元気そうでなによりです。ステッキの翌日はマスコミ各社にお菓子をふるまわれるなど、怒っても気配りを忘れないところもさすがといえます。 俺が川内先生に最初にお目にかかったのは1994年8月のことでした。当時仕事をしていた雑誌『クイック・ジャパン』(太田出版)で、俺は「QJ名物老人インタビュー」と呼ばれた連載をしていました。オリバー君を日に呼んだプロモーター康芳夫氏・「怪獣図鑑」の挿絵画家・石原豪人先生に続いて、川内先生は三人目でしたが、なにしろあの『月光仮面』『レインボーマン』の原作者であり、お元気なうちにぜひお話を伺いたいと思っていたのです。 ←川内インタビューが載

  • 斉藤舞子さんは凄かった(その1): たけくまメモ

    ←斉藤舞子さんから「たけくまメモ」に寄せられたレター 以前、7月くらいにちらっと告知したと思うんですが、俺とフジテレビアナウンサー・斉藤舞子さんとの楽しいトークがようやくネットコンテンツとしてアップされました(もちろん無料)。斉藤舞子アナは別名「最終兵器」と呼ばれているそうです。最初は意味がわかりませんでしたが、直接お会いしたところ、よ~~くわかりました。 フジテレビの公式サイトから行けるんですが、トップページだけですと、ほとんどの人がコンテンツまでたどり着けないと思いますので、直リンさせていただきます。 http://www.fujitv.co.jp/ana/BB/index.html ちなみに次のURLがコーナー全体のページで、その次のがフジテレビ全体のTOPページであります。TOPページから上のコンテンツをすんなり見つけられた人はエライです。 http://www.fujitv.co

  • ネット書店とリアル書店: たけくまメモ

    えーと、日が『サルまん』の正式発売日であります。なんだかここしばらく、秋葉原での「IKKI」スク水表紙完売にはじまり、『サルまん』の当ブログからの予約注文が昨日の時点で530冊を超えるなど、派手な話が続きましたのでうっかりしてましたが、 リアル書店ではこれから ですのでよろしくお願いしたいと思います。 「裏日工業新聞」のタニグチリウイチさんの8月29日付け日記によると、彼は『サルまん』が売り切れるといけないと思い、昨日の朝一番に池袋ジュンク堂に駆け込んだら意外にすいていてサイン会の整理券番号が8番だったと、なんだ全然買えるではないか、みたいなことを書かれていました。 http://www.asahi-net.or.jp/~WF9R-TNGC/nikko.html しかし、今日が正式発売日ですので、現時点で売り切れたらそのほうが異常です。 俺を含めてけっこう勘違いした人がいると思いますが

  • 「ゲド戦記」、観に行きましたが: たけくまメモ

    …まずい、途中で寝てしまった。 1時間くらいは意識がはっきりしていたと思うんですけど。ゲドと誰だっけ、主役の少年。アランだっけアレンだっけ、あれが金髪の女の家行くまではなんとか意識があったんです。あそこであれ、あの赤アザの暗い少女。あれと再会するとこまでは覚えている。それからどうなったのかよくわからんのですが、気がついたら魔女の城にいて、なんか『長をはいた』のクライマックスみたいなあれになって、よくわからんうちに終わってしまいました。結局あの竜はなんなの? 当によくわからないのですが、結局、アランの父親殺しはどうなったんですか。もう一回観るとわかるのかな。 絵作りとかは、ホルスの大冒険みたいで、こんなものかなという感じでしたが。まあ覚えている範囲で感想を言うなら、移動シーンがやたら多いアニメだなあと。A地点からBにいって、それから次の町に行って、それで位置関係のよくわからない女の家で

    sasakill
    sasakill 2006/08/03
    「今度の『ゲド』は、俺としては惨敗していただきたい。」
  • 「時かけ」観てきました: たけくまメモ

    時そば、じゃなかった「時かけ」観てきましたよ。テアトル新宿、超満員でした。ひさびさに映画館から「熱気」みたいなものを感じましたですね。30年前、同じ新宿の東映パラスで劇場版「宇宙戦艦ヤマト」の初上映を見に行ったときにもすごい熱気でしたけどね。アニメで行列できたのはあれが最初ですよ。まああれと比べるのもなんなんですが。「時かけ」は入れ替え制だったんで行列こそできませんでしたが、こう、お客さん全員の顔に期待の色が浮かんでいるアニメも久しぶりでしたよ。 http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/ ↑映画公式サイト まあ大作じゃないんですけどね。なんですか「ゲド戦記」、まだ観てませんが大作らしいじゃないですか。それに比べると、「時かけ」は人類の存亡をかけた危機も出てこないですし、まあ、死にそうな友達を救う話はあるんですけど、そのくらいで、後は結構恋愛映画というか、爽やか

    sasakill
    sasakill 2006/08/02
    「細田さんが「ハウル」を降板したのかさせられたのかはよく知らないんですが、結果的には最高の意趣返しになったのではないですか。」
  • 荒木飛呂彦を激励する手塚先生: たけくまメモ

    http://www.youtube.com/watch?v=9-JuSY0Qycg ↑今ネットで話題の映像がユーチューブにアップされてました。これ…もしかして長谷邦夫先生も出演された「トキワ荘」ドキュメンタリー番組の冒頭では? ここに手塚賞受賞直後の荒木利之(飛呂彦)と手塚治虫先生の会話が出てくるんですが、荒木さんが宮城県出身と聞いて先生、 手塚「東北から出る人(マンガ家)ってね、少ないんですよ」 荒木「石森章太郎先生が…」 手塚「うーん、だからまあ、ああいう程度のものでね」 なにげにすごい発言を、にこやかにおっしゃる手塚先生。せめて「有名なのは、石森くんくらいですかね」といえばいいのに……。「あの程度のもの」……。いや、手塚先生は悪意があって言ったのではないかもしれないが、荒木さんに指摘されるまで、石森先生の存在そのものに気がつかなかったかのような……。 あと手塚先生、新人・荒木の作品

    sasakill
    sasakill 2006/06/27
    さすがYouTube。ってほめどころ違うか。
  • フリーにとって原稿料とは何か(1): たけくまメモ

    http://www.actiblog.com/ugaya/7007 ↑烏賀陽(うがや)弘道の音楽コラム 「みなさん、さようなら。ブログ連載から降ります」 元朝日新聞記者で、現在フリーライターの烏賀陽弘道さんが、原稿料のことで商用サイト編集部ともめて、連載を降板する際に最終回で事情を全部ぶちまけて怒っている、というのがネット内で話題になってますね。俺も一応同業者なので、無関心ではいられません。ちょっとこの件に関してコメントしたいと思います。 詳しくは上のページを読めばわかりますが、要約するなら 「AFPBB(原稿発注側)の依頼でネット連載を引き受けたが、原稿料が異常に安すぎる。これでは原稿にかける労力(取材・データ検証・執筆)にとても見合わないので、降ろさせてもらう」 ということのようです。 では、なぜそんな安い仕事を引き受けたのか、という当然予想される疑問に対して、烏賀陽さんは次のように

    sasakill
    sasakill 2006/06/13
  • たけくまメモ : ソフトがタダになる時代

    フランスの国立視覚研究所INAが、過去にフランスで制作されたテレビ・ラジオ番組10万のネット公開を開始して、世界に衝撃を与えております(全体の80%は無料視聴可能) http://toshio.typepad.com/b3_annex/2006/05/ina10.html ↑b3 annex「フランス国立視聴覚研究所(INA)がネット公開した番組10万の衝撃」 http://www.ina.fr/archivespourtous/index.php ↑INA Archives pour tous のトップページ 詳しくは上のリンクをご覧いただきたいですが、なるほど、これはすごい。フランス語はわからないのでイマイチ使いこなせませんけど、b3 annexさんが貼ったリンク先を見ただけでも、とんでもないサイトであることがわかる。ミシェル・フーコーの動いてるのなんて俺は初めて見ましたよ。 ht

  • 【文春】Google(暗黒?)特集: たけくまメモ

    ※4/23追記 来このエントリのタイトルは「【文春】Google暗黒特集」だったのですが、ちょっと僕のほうに誤解があり、記事著者の森健氏によれば「暗黒特集ではない」とのことです。直接、ご人から抗議が来たわけではありませんが、誤解が生じるといけないのでタイトルをの一部を(暗黒?)」と訂正しました。これはあくまで竹熊が取材を受けた際の個人的印象を記した、ということであります。 それで昨日「月刊文藝春秋」のGoogle関係取材を受けたのですが、なんか複数の記者であちこち取材かけてるみたいで、俺のコメントが最終的に載るかはわかりません。ですが、とにかく取材を受けましたよ。なお記事そのものは、森健さんというジャーナリストの署名原稿になるようです。 そういえばつい昨日、文春新書から『グーグル 既存のビジネスを破壊する』(佐々木俊尚)が出たばかりで、もしかしてこれのタイアップ企画? と思ったわけです

  • ドンキでディズニーの「無認可版」が: たけくまメモ

    普通に売られているのを見て、思わず買ってしまいましたですよ。町田のドンキホーテで確認したのは『ファンタジア』『バンビ』『ダンボ』『シンデレラ』『ピーターパン』の5作品でしたが、この調子だと『白雪姫』や『ピノキオ』もあるんじゃないでしょうか。発売元は有限会社アプロックという聞いたことのないメーカーで、すべてがディズニーの「無認可版」。 「海賊版」と書かないのは、これらは日の法律においてすでに著作権の有効期限を超過していて、著作権が失効したパブリック・ドメインと見なせるからです。全部のパッケージの裏面に、その旨が表記してあります。たとえば『ダンボ』のパッケージには、こうあります。 《この作品は、1941年にディズニーによって製作されたアニメーション映画ですが、日においては著作権保護期間を終了し、パブリック・ドメイン(社会全体の公共財産)になっています。そこで今回、映像や音楽は昔のまま、弊社

  • 【業務連絡】今、売ってる『週刊文春』に: たけくまメモ

    俺が『大塚康生インタビュー』(大塚康生&森遊机・共著)の書評書いてます。内容は雑誌を買うなりして欲しいわけですが、結構面白いでしたのでこちらでもご紹介。 書評では触れ切れませんでしたけど、森の専門的&マニアックな質問が凄い。もともとこの人はアニメというより実写映画の研究家なんですけど、俺と同い年(45歳)…ってことは、テレビアニメ第一世代でオタク第一世代ということだな。インタビュー現場におそらくビデオデッキ持ち込んで、具体的に「あのアニメの何話のどのシーン」を一緒に見ながら話を聞き出してます。 それも大塚康生が原画を描いたカットだけではなく、「このカットは誰がやった」みたいな話もたくさんあって、こういうのは現場の証言がないと後世に伝わらないので、純粋に資料として貴重だと思う。 なるほど。アニメーターに対するインタビューの手法としても面白いです。でもこれは最初から書籍化前提で進めているから

  • 「僕のインタビュー術」レジュメ2: たけくまメモ

    ※長いので分割しました。 ●4 構成術「どうやって話をまとめるか」 ▲「話し言葉」は、そのまま文章にはならない →「話し言葉」には、さまざまな「論理的ノイズ」が混入している。「あー」とか「うー」といった、文章としては意味をなさない言葉もあるし、それ以前に人の勘違いや言い間違いも、思いのほか多い。 →きっちりと起承転結で話が出来る人というのは、ほとんど存在しない。従って「読む文章」に変換するには、談話をまとめるライターの「文章構成力」が不可欠になる。 →その話の流れを一番理解しているのは、その場にいたインタビュアーである。週刊誌などでは、インタビュアー(取材者)とアンカー(執筆者)が別れていることも多いが、私は必ずフィニッシュまで含めて引き受けることにしている。 ▲テープ起こし →テープ起こしは時間のかかるやっかいな作業だが、来これも取材者人がやることが望ましい。 →日語には同音異義

  • 「僕のインタビュー術」レジュメ1: たけくまメモ

    明日の朝日カルチャーセンターで講義する「僕のインタビュー術」のレジュメができました。まあレジュメというには結構膨大なものになってしまいましたが、講義では具体例とかビシバシ引用するので、当にこの内容が2時間で収まるかは不安です。 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_1ebf.html なんかさっき朝カルに電話したら、予約で受け付けた100名のうち、受講料を既に払いこんだ人が60人で、あとの40名はキャンセルの可能性もあるとのこと。もしお暇で関心ある人は、お昼くらいまでに電話入れれば当日券も用意できるかもしれません。いきなり来られても対応できませんので、必ず事前に電話を入れてください。 朝日カルチャーセンター新宿校 03-3344-1998 場所については下のURL参照 http://www.acc-web.co.jp/si

  • 「名声の口座」としての「実名」(2): たけくまメモ

    さて、一方の匿名発言も、じつは同じことが言えるんですね。匿名にもそれなりの「責任」が存在し、それはさまざまな形で決済を迫られることがある。悪意のある匿名発言の場合、たとえば誰かに実名をばらされるなんてことも「決済」のひとつでしょうし、最悪、IPアドレスから人が特定されて逮捕、なんてことも最近では珍しくなくなりました。 でもまあ、ほとんどの場合はそこまで行きませんわね。そういう形で露骨に決済しなくとも、多くの匿名発言は、それがいいものでも悪いものでも「その場限りで読み流される運命にある」ということです。小飼氏が言うところの「匿名での発言には流動性がない」とはこのことでしょう。 匿名のまま、自分の発言に現実的な効力を求めようとしても、それは虫がいい以前、に矛盾した行為だといえます。それが分かっているから、ほとんどの匿名発言者は自分の発言が「その場(ネット内)限りのもの」になることで満足してい

    sasakill
    sasakill 2006/03/13
    枡野浩一がコメントしてる
  • 「名声の口座」としての「実名」(1): たけくまメモ

    「404 Blog Not Found」の小飼弾さんが、この間から自身のブログで面白い議論を展開しています。3月9日付の「実名は振込口座?それとも振替口座?」から始まる一連のエントリがそれ。 ▼実名は振込口座?それとも振替口座? http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50406879.html ▼芸名口座 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50409913.html ▼別名(alias) vs 別人格(alter-ego) http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50410279.html 小飼氏も書いているように、「実名・匿名」問題そのものはネットではありふれた議論です。インターネット以前の、それこそパソコン通信の時代からありましたし。その度に激烈な

    sasakill
    sasakill 2006/03/13
  • 宮崎勤の死刑判決に思う: たけくまメモ

    最高裁で宮崎の死刑判決が確定した。たぶんそうなるだろうと思っていたから、淡々とニュースを聞いた。まあ17日はヒューザー証人喚問とかホリエモン強制捜査とかたて続けだったので、そのせいもあったと思うが。 宮崎事件や、裁判に関して今更俺から付け加えることはあまりないが、裁判を終えての報道記事や識者のコメントを聞いて、気になることがひとつあった。 それは「動機がついに解明されず、心残りです」というものだ。なぜああいう事件が起こったのか、その原因を究明してほしいというのはもっともだが、俺は事件の種類によっては「動機が解明できるものと、できないもの」があると思うのである。 たとえば自分自身の過去を振り返っても、なぜあのとき、あんなことをしてしまったのか、自分でも不可解な行動はある。もちろん表面的な理由をつけることはできるのだが、それが当にそうなのかは、自分だってよくわからない。 ましてや異常心理に基

  • キングコング凄ぇ!: たけくまメモ

    クリスマスまでに締め切り3と課題採点もあり、また26日には初のOFF会もあるというのに、うっかり『キングコング』を見に行ってしまいましたよ! いやあ凄かった。俺もこれまでに相当な数の映像を見てきたつもりですが、ひさびさに圧倒的な、言葉で形容できない何かを見せられた感じがしました。 これを作った人は正直、キチガイだと思いました。 いやまあ、中身はキングコングですからね。だいたいまあ皆さんご存じの通りの展開なんですけども、子供の頃から大のコング・マニアで、12歳の頃に自主映画でリメイクまで試みたというピーター・ジャクソン監督の「わてコング好っきや~、コング撮れたらもう死んでもええねん!」という魂の叫びが全カットに炸裂する、気合いの入りまくった一作に仕上がりました。まさに「漢の映画」です。 来90分くらいでできるような話を、186分(3時間6分)に渡って超大作化したわけなんですけれども、全編

  • ぼぼぶらじるさんへ: たけくまメモ

    以下のエントリーは、「俺の愛する平田劇画(1)」のコメント欄でのぼぼぶらじるさんの書き込みへのレスとして書かれたものですが、なんだか長文になってしまったのでコメントではもったいないと思い、改めてエントリー化したものです。以下のリンクでのぼぼさんのコメントをお読みのうえ、文をお読みください。 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/post_1913.html#c3233539 >ぼぼさん 「劇画」の起源はハッキリしていて、1957年、関西の貸作家・辰巳ヨシヒロが自作『幽霊タクシー』に「劇画工房」の名前を冠したのが最初です。 広辞苑のその定義は少し違っています。紙芝居の正式名称は「画劇」です。ただ同じ意味で「劇画」と言われたこともあったのかもしれませんが、俺個人は確認していません。 なぜ辰巳が「劇画」と言い出したかと言うと、「大人向け

    sasakill
    sasakill 2005/07/26
    劇画の定義について
  • 【訃報】杉浦日向子さん死去: たけくまメモ

    http://www.asahi.com/obituaries/update/0725/001.html 今知った。ショックだ。まだ46歳だろう。若すぎる。 なぜか一度もお会いしたことはなかったのだが、同世代では極めつきの才女であっただけに、気にはなっていた。この人の『吉良供養』(『ゑひもせす』所収)は大傑作だ。マンガ家としての才能と、時代考証家としての知識が、ここまで高度な融合を遂げた例を、俺は知らない。読めば「忠臣蔵」に対する見方が180度変わる。シミュレーション漫画とでもいうのか、あるいはルポルタージュ漫画とでもいうべきなのか、吉良邸討ち入りの様子を可能な限りの史料を駆使して完全再現していて、その律儀さにも驚いたが、同時にマンガとしての面白さにも驚いた。ここでは正確無比な「考証作業」が、そのままエンターティンメントになっているのだ。いかに赤穂浪士が極悪非道で卑怯な狼藉集団であったか、