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  • 人はなぜ宗教を信じるように進化したのか|河田 雅圭

    本稿は、人が超自然的存在を信じたり、宗教を信仰したりするようになぜ進化したのかを、認知心理学、脳神経科学、遺伝学、進化学などの研究成果をレビューして、独自に考察したものです。 なぜこんなにも多くの人が宗教や超自然的存在を信じているのだろうか 正月、近所の神社に行くと、厄年を迎える人の生まれた年が大きく看板に書かれている。私は、宗教や神の存在は全く信じていないが、看板に書かれた年が自分の生年と一致していると、何の根拠もなく今年は病気に気をつけようとか、お守りぐらい買っておこうか、などと一瞬考えてしまう。これは、人を宗教にひきつける、人間の心理をついた「うまいやり方」である。将来への得体の知れない不安に対して、超自然的なものに頼ろうとする人間のもつ心理的特徴が宗教心を創り出しているのだろうと漠然と考えることができる。 現在、全世界の80%以上の人が宗教あるいは霊的な存在を信じているという(1)

      人はなぜ宗教を信じるように進化したのか|河田 雅圭
    • 「科学」と「正義」を混同すると、たいてい地獄ができあがる『禍いの科学』

      アヘン、マーガリン、優生学、ロボトミーなど、科学的に正しかった禍(わざわ)いが、7章にわたって紹介されている。あたりまえだった「常識」を揺るがせにくる。 ヒトラーの優生学 たとえば、アドルフ・ヒトラーの優生学。 劣悪な人種を排除すれば、ドイツを「純化」できると信じ、ユダヤ人を虐殺したことはあまりにも有名だ。 だが、ガス室へ送り込まれたのは、ユダヤ人だけではない。うつ病、知的障害、てんかん、同性愛者など、医者が「生きるに値しない」と選別した人々が、収容所に送り込まれ、積極的に安楽死させられていった(『ナチスドイツと障害者「安楽死」計画』が詳しい)。 『禍いの科学』によると、ナチスの優生学は、ヒトラー自身が編み出したものではないという。出所は、『偉大な人種の消滅』という一冊の本で、ヒトラーが読みふけり、「この本は、私にとっての聖書だ」とまで述べたという。 『偉大な人種の消滅』はマディソン・グラ

        「科学」と「正義」を混同すると、たいてい地獄ができあがる『禍いの科学』
      • ヤドカリやハチやタコの「経験」はどのようなものなのか?──『メタゾアの心身問題――動物の生活と心の誕生』 - 基本読書

        メタゾアの心身問題――動物の生活と心の誕生 みすず書房Amazonこの『メタゾアの心身問題』は、タコやイカがどのような「意識」を持っているのかについて様々な観察・研究をもとに紹介した、『タコの心身問題』の続篇にあたる。 『タコの心身問題』は本邦での刊行が2018年で、その後何度も「人以外の生物の心、意識」や「タコの知性について」語る時にこのブログや他所の原稿で何度も取り上げてきたノンフィクションだったが、本作(メタゾア〜)もそれに勝るほどの知的興奮を与えてくれる傑作だ! 本作でもタコの話題が前作より最新の情報とともに語られているので、ある意味では続篇にしてアップデート版といえる内容に仕上がっている。 タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 作者:ピーター・ゴドフリー=スミスみすず書房Amazonタコに続いての「メタゾア」なので、当然本作ではメタゾアの心と意識について触れていくわけだが

          ヤドカリやハチやタコの「経験」はどのようなものなのか?──『メタゾアの心身問題――動物の生活と心の誕生』 - 基本読書
        • 死の間際の「走馬灯」、実在の可能性 脳波が示唆=カナダ研究 - BBCニュース

          人は死ぬとき、実際に人生の走馬灯を見る――。科学的な「アクシデント」によって得られたデータが、そんなことを示している。 カナダのある研究チームは2016年、87歳のてんかん患者の男性の脳波測定を試みた。ところが測定中、患者が心臓発作に見舞われ死亡。予期せず、人が死ぬときの脳の状態が記録された。

            死の間際の「走馬灯」、実在の可能性 脳波が示唆=カナダ研究 - BBCニュース
          • とにかく「8時間寝る」に勝る睡眠法はない:日経xwoman

            平日は残業や友人との付き合いなどで帰宅が遅く、毎日眠い目をこすって仕事をこなし、休日はほとんど寝て過ごして終わってしまう……。そんな生活を送るdoors読者も少なくないのではないでしょうか。睡眠医学の発祥の地である米国スタンフォード大学の睡眠医学センターで臨床と研究を続ける河合真先生は、「日本人は慢性的な睡眠不足」と危機感を抱き、SNSで「寝よう!」と呼びかけています。連載第1回は、日本人が失ってしまった「睡眠リテラシー」について話してもらいました。 神経内科医から睡眠医学の道へ 日経doors読者の皆さん、こんにちは。米国スタンフォード大学で睡眠に関する臨床と研究を行っている河合真です。睡眠研究をする傍ら、SNSなどで睡眠に関する情報を日本語で発信しているのですが、フォロワーから返ってくる反応から日本人の現役で働いている世代の睡眠不足の深刻さ、またその睡眠リテラシーの低さに危機感を抱き、

              とにかく「8時間寝る」に勝る睡眠法はない:日経xwoman
            • 日本社会の偏見、仕事や居場所奪う 大麻規制は「憲法上の人権問題」 | 47NEWS

              Published 2021/01/13 07:00 (JST) Updated 2021/01/13 11:59 (JST) 「日本の大麻規制は不合理だ」と声をあげ続けている弁護士の亀石倫子さん。それにしても、なぜそこまで言い続けなければならないと決意しているのか。亀石さんは、自らが過去に手がけて無罪を勝ち取ってきた刑事事件と、現在の厳しい大麻規制にはある共通点があると話す。それは、日本社会に根を張る、時代遅れの非科学的な偏見だった。(共同通信=武田惇志) ▽クラブ、タトゥーでも闘う 「2012年に大阪市のクラブ『NOON』の経営者が逮捕され、無罪を獲得した事件では、1948年に成立した風営法の条文が適用されました。戦後、ダンスホールが進駐軍と日本人女性との売春の温床になっているとして作られた条文なのですが、全く違う現代のクラブに無理やり当てはめられたのです」 亀石さんら弁護団の活動を受

                日本社会の偏見、仕事や居場所奪う 大麻規制は「憲法上の人権問題」 | 47NEWS
              • 脳に電気刺激、うつ病や自己免疫疾患にも、進む研究

                脳の深部に電極を埋め込んで特定のニューロンを刺激し、てんかんやパーキンソン病などを治療する脳深部刺激療法は数十年前から実証されているが、電気を使った治療法はほかのさまざまな病気にも応用可能であると専門家は考えている。(SCIENCE HISTORY IMAGES, ALAMY STOCK PHOTO) 電気刺激を利用して、うつ病や自己免疫疾患などの症状を治療する研究が進んでいる。手術で脳の奥深くに電極を埋め込み、特定のニューロン(神経細胞)を電気で刺激する脳深部刺激療法(DBS)が、てんかんやパーキンソン病に有効であるということは、数十年前から実証されてきた。最近では、同じ方法でほかにも治療できる可能性のある病気が増え、さらに体内からだけでなく体外からの電気刺激でも効果が得られるかもしれないと考える科学者たちもいる。 DBSで重度のうつ病などを治療しようという試みが注目を集めたのは2010

                  脳に電気刺激、うつ病や自己免疫疾患にも、進む研究
                • 日本の医師が「3Dプリントできる人工呼吸器」のデータを無償提供 世界的プロジェクトへ | Med IT Tech

                  新型コロナウイルスの猛威は収束するどころか拡大の一途を辿り、世界を覆い始めている。イタリアでは累計の死者が中国を上回り、収束の気配は一向に見出せない。世界中の医師が患者を救うため様々な取り組みを行う中、日本の医師が自らの研究成果を無償で提供し、人工呼吸器不足にあえぐ地域への迅速な供給体制を整えようと動き始めている。 国立病院機構・石北直之医師開発の「3Dプリントできる人工呼吸器」 取り組みを始めたのは、国立病院機構新潟病院 臨床研究部医療機器イノベーション研究室 室長の石北直之氏。小児科医として小児のてんかん患者への早期治療を行いやすくするため、手動でガス麻酔を可能にする「嗅ぎ注射器」の開発を思いつき、株式会社ニュートンと共にプロトタイプを開発した。てんかん発作への最終手段とされるガス麻酔を、簡単で誰もが使える機構の「嗅ぎ注射器」を開発することで、治療の質を改善しようとしたのである。 この

                    日本の医師が「3Dプリントできる人工呼吸器」のデータを無償提供 世界的プロジェクトへ | Med IT Tech
                  • 「えーと」や「あのー」といった場つなぎ発言の時の脳の活動部位が判明

                    人間は言葉に詰まると、「えーと」や「あのー」といったその場をつなぐ言葉をしばしば発する。こうした場つなぎ言葉を口ずさむ際、大脳皮質連合野と呼ばれる脳部位が活動していることが、米国ウェイン州立大学、ミシガン小児病院、広島大学、和歌山県立医大などの研究者たちにより明らかにされた。 同成果は、米ウェイン州立大学の杉浦綾香 博士研究員、同大 小児科神経科の浅野英司 終身教授、和歌山県立医科大学 脳神経外科の中井康雄 医師、広島大学の神原利宗 助教らによるもの。詳細は7月20日付で英国の学術誌「Scientific Reports」に掲載された。 大脳皮質連合野は、高次の情報処理に関与する部位である「前頭連合野」、空間把握や身体意識に関与する部位である「頭頂連合野」、物体認識、聴覚認識、記憶に関わる「側頭連合野」の3つが存在している。今回の研究では、外科手術が行なわれた難治てんかん患者を対象として、

                      「えーと」や「あのー」といった場つなぎ発言の時の脳の活動部位が判明
                    • 脳に貼り付ける高性能センサー、解像度は従来の100倍 将来的には無線化で埋め込みも

                      Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米カリフォルニア大学サンディエゴ校、米Oregon Health and Science University、米マサチューセッツ総合病院による研究チームが開発した「Human brain mapping with multithousand-channel PtNRGrids resolves spatiotemporal dynamics」は、1024個または2048個の皮質脳波記録 (ElectroCorticoGram 、ECoG)センサーを高密度に配列した、薄くて柔軟なシート状の電極(グリッド)だ。 脳の表面に貼り付け、脳の電気信号を捉える。現在手術によく使われているECoGグリ

                        脳に貼り付ける高性能センサー、解像度は従来の100倍 将来的には無線化で埋め込みも
                      • 音楽の「脳内ループ」の謎に迫る実験、北京の清華大学で | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                        音楽が既に鳴りやんでいるのに、そのメロディーが頭の中でループし続ける経験をしたことはないだろうか。その時に、脳内で何が起きているのかを中国の研究チームが解明しようとしている。 音楽を聴いたりメロディーを思い出そうとしているときは、脳の特定の部分が活性化する。しかし、そのメカニズムの詳細は解明されてこなかった。 脳の活性化した部分を視覚化する手法としては、fMRI(核磁気共鳴画像法)があるが、急激な変化は検知できない。そこで北京の清華大学の研究チームは脳の活動の変化を、より正確に測れる方法を生み出し、音楽を聴く際の脳の働きを分析した。研究論文は学術誌「Journal of Neuroscience」に掲載された。 被験者となったのは、高密度皮質脳波(ECoG)法による脳の分析を受けていたてんかん患者らだ。患者らは清華大学の玉泉医院での手術を控え、発作を起こした領域をECoGで特定するための分

                          音楽の「脳内ループ」の謎に迫る実験、北京の清華大学で | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                        • 脳科学からも、走馬灯をみることって、あるのかもしれません。 - もなかの気持ち

                          ここのところ、 比較的、時間がとれているので、 ブログの更新をしています。 私の場合はマイペースなんですけどね(^_-)-☆ 最近、図書館で、 何冊か脳科学の本を借りてきて、 読んでいるのですが、 今回はあまりピンとくる本はありませんでした。 読んだ本は、 「すごい無意識」 「脳には妙なクセがある」 「すごい脳科学」 心理学って、 脳のことにも関係があります。 だから、脳科学も好きで、 本を読むのですが、 本によっては、 細かすぎて、 よくわからないときがあります。 脳ってすごいですね。 いろいろな神経伝達物質があって、 電気信号が流れているんです。 赤ちゃんや、子どものときは 猛烈にニューロンという神経が増えて、 だんだんといらない神経は削除されます。 20歳ころをピークに、その後下降する傾向があります。 なので、若い頃は、とっても大切ということがわかります。 流動性知能といいます。 こ

                            脳科学からも、走馬灯をみることって、あるのかもしれません。 - もなかの気持ち
                          • Facebookの「脳でタイピング」、臨床実験に成功--実現に向けて一歩前進

                            Facebookは、脳だけを使って言葉をタイプしたり、メッセージを送ったりできる未来を思い描いている。 このアイデアは、サイエンスフィクションの中のものと思われるかもしれない。だが、Facebookは米国時間7月30日、このプロジェクトが新たな研究のおかげで実現に近づきつつあると述べた。これは将来、同社がAR(拡張現実)グラスのようなウェアラブル機器を開発し、現実世界においてスマートフォンを手にせずに人々が互いにやりとりできる方法を提供するのに役立つかもしれない。 Facebookは2017年の開発者会議「F8」で初めて、研究組織の「Building 8」がブレインコンピューターインターフェース(BCI)に取り組んでいると発表した。この取り組みを率いていたRegina Dugan氏(当時、既に退職)は、同社が脳を使って毎分100語を入力できるサイレントスピーチシステムの開発を望んでいると語

                              Facebookの「脳でタイピング」、臨床実験に成功--実現に向けて一歩前進
                            • Twitterが動画ファイル形式「APNG」のサポートを停止、てんかん患者の発作を引き起こすため

                              by Sara Kurfeß Twitterが同プラットフォーム上で使用可能だった動画フォーマットのひとつであるAPNG形式のファイルの利用を禁止しました。その理由は、APNGがてんかん患者の発作を引き起こしたという報告があったためです。 Twitter bans APNGs after attack on Epilepsy Foundation handle - The Verge https://www.theverge.com/2019/12/23/21035855/twitter-bans-apngs-trolls-seizures-epilepsy-foundation-attack 2019年12月16日、何者かがてんかん財団の公式Twitterアカウントに対するツイートやてんかん財団関連のハッシュタグ付きのツイートにAPNGファイルを添付し、てんかん患者の光過敏性発作を引き起

                                Twitterが動画ファイル形式「APNG」のサポートを停止、てんかん患者の発作を引き起こすため
                              • とにかく「8時間寝る」に勝る睡眠法はない(日経doors) - Yahoo!ニュース

                                平日は残業や友人との付き合いなどで帰宅が遅く、毎日眠い目をこすって仕事をこなし、休日はほとんど寝て過ごして終わってしまう……。そんな生活を送るdoors読者も少なくないのではないでしょうか。睡眠医学の発祥の地である米国スタンフォード大学の睡眠医学センターで臨床と研究を続ける河合真先生は、「日本人は慢性的な睡眠不足」と危機感を抱き、SNSで「寝よう!」と呼びかけています。連載第1回は、日本人が失ってしまった「睡眠リテラシー」について話してもらいました。 【関連画像】 ●神経内科医から睡眠医学の道へ 日経doors読者の皆さん、こんにちは。米国スタンフォード大学で睡眠に関する臨床と研究を行っている河合真です。睡眠研究をする傍ら、SNSなどで睡眠に関する情報を日本語で発信しているのですが、フォロワーから返ってくる反応から日本人の現役で働いている世代の睡眠不足の深刻さ、またその睡眠リテラシーの低さ

                                  とにかく「8時間寝る」に勝る睡眠法はない(日経doors) - Yahoo!ニュース
                                • 適切な比較がなくては因果関係の推論はできない - NATROMのブログ

                                  2023年8月からX(旧Twitter)にて、元杏林大学保健学部准教授の平岡厚さんと対話を続けています。HPVワクチンは安全で効果的というのが世界中の専門家のコンセンサスですが、平岡さんは「HPVワクチンの深刻な副反応・薬害としての自己免疫性脳症が、相当規模で存在していると推測」しておられます。 HPVワクチンが原因で自己免疫性脳症が相当規模で生じているとしたら、HPVワクチンを接種した集団では、ワクチンを接種していない集団と比較して、自己免疫性脳症の増加が観察できるはずです。しかし、平岡さんはそのような証拠を提示していません。その代わりに、免疫吸着やステロイドで副作用疑い患者の症状が改善したことや、髄液中の自己抗体の出現が根拠になると主張しています。しかし、いずれもHPVワクチンと諸症状の因果関係の証拠にはなりません。 免疫吸着やステロイドで副作用疑い患者の症状が改善したことは証拠になら

                                    適切な比較がなくては因果関係の推論はできない - NATROMのブログ
                                  • 脳波を文章に変換するAIが開発中

                                    「他人の心を読む」という超能力は、さまざまな小説や映画に登場しています。そんな「心を読む」という超能力を現実にするような、「脳に差し込まれた電極で検出した脳波を文章に変換する」というAIをカリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームが開発しています。 Machine translation of cortical activity to text with an encoder–decoder framework | Nature Neuroscience https://www.nature.com/articles/s41593-020-0608-8 Scientists develop AI that can turn brain activity into text | Science | The Guardian https://www.theguardian.com/sci

                                      脳波を文章に変換するAIが開発中
                                    • 豊田会場で見たかった"あいトリ"の真の問題作 題材は「てんかん患者の自動車事故」

                                      (写真左)豊田市美術館での垂れ幕。クリムト展を目当てにしている人の姿が目立った。(同右)豊田市美術館もレストランではクリムト展の混雑についての注意書きが掲示されていた。 今回のあいちトリエンナーレは、名古屋市と豊田市の4つのエリアで開催されている。このうち「豊田市美術館・豊田市駅周辺」については、SNSで「物足りない」とか「展示の趣旨がよくわからない」という記述を散見した。 筆者が9月16日に豊田市美術館を訪れると、多くの客が目当てにしているのは同時開催の「クリムト展 ウィーンと日本 1900」で、あいちトリエンナーレではないという印象を受けた。それでは、なぜ豊田会場はこうした展開になったのだろうか。 名古屋会場では、愛知芸術文化センターや名古屋市美術館の作品群は、高度科学技術社会を直接的にえぐる展示が目を引いた。それに対し、豊田会場では直接的に技術を批判するものが事実上なく、アンナ・ヴィ

                                        豊田会場で見たかった"あいトリ"の真の問題作 題材は「てんかん患者の自動車事故」
                                      • 迷走神経を刺激することでうつ病・肥満・アルコール依存症を治療できる可能性

                                        脳や心臓、肺、内臓、食道などには迷走神経と呼ばれる、呼吸や心拍数、消化、免疫反応などの制御に役立つ神経が分布しています。近年では、この迷走神経を刺激することでうつ病や肥満、アルコール依存症を治療することができる可能性が示唆されています。 The key to depression, obesity, alcoholism – and more? Why the vagus nerve is so exciting to scientists | Health | The Guardian https://www.theguardian.com/society/2023/aug/23/the-key-to-depression-obesity-alcoholism-and-more-why-the-vagus-nerve-is-so-exciting-to-scientists 19世紀後半

                                          迷走神経を刺激することでうつ病・肥満・アルコール依存症を治療できる可能性
                                        • なぜ人はデジャヴュを体験するのか

                                          1999年、42歳の女性が、両耳で何かが弾けるような音がする、と医師に訴えた。音が大きすぎて、夜も眠れなくなったという。彼女は、喉の奥の筋肉が収縮してクリック音を引き起こす運動性疾患、口蓋振戦と診断された。 彼女はジアゼパムなどの筋弛緩薬を処方されたが、効果はなかった。2004年、効果的な治療法を探し続けていた彼女は、ある神経科医に出会い、中枢神経に作用する自然由来のアミノ酸、5-HTP(5ヒドロキシトリプトファン)を処方された。この薬によってクリック音は消えたが、奇妙な副作用が生じた。 「テレビを観ていたら、ふと再放送を観ているような気がした。ニュース番組だから、そんなはずはないのに」と彼女は当時記していた(彼女の記録は2007年の症例報告に掲載された)。「その後、妹から、学校が停電して子どもたちが帰宅することになった、と電話がかかってきた。その話は数日前にも聞いたのに、どうしてまた同じ

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                                          • イーロン マスクの新しい挑戦 - 脳とコンピューターの融合 - MIYOSHIN海外ニュース

                                            鬼才イーロンマスクが新たな挑戦に イーロン マスクほど評価が分かれる実業家も珍しいでしょう。 時代の先を行く革命的な実業家とほめそやす人もいれば、大言壮語の大ホラ吹きと言う人もいます。 彼はマリファナを吸っているところをネット動画で配信されたり、その行動は常に型破りです。 彼は10歳でプログラミングを独学で習得し、12歳でコンピューターゲームのソフトを売って一儲けしたというのですから、やはりただものではありません。 そんな彼は、今時代の寵児としてビジネス界を牽引しています。 皆さんご存知の電気自動車会社テスラの時価総額は、日本全ての自動車会社の時価総額の総和を上回ってしまいました。 潰れかけていたロケット会社Space Xは今や絶好調で、NASAに代わって宇宙空間に多くのロケットを打ち上げています。 そんな彼が新たな分野に挑戦したと言う話が飛び込んできました。彼の次のターゲットは人間の脳で

                                              イーロン マスクの新しい挑戦 - 脳とコンピューターの融合 - MIYOSHIN海外ニュース
                                            • 死の直前に見える「走馬灯」が偶然脳波スキャンにとらえられる - ナゾロジー

                                              人は死ぬ直前に「走馬灯」を見る、という話をよく耳にします。 主観的な体験であるため、証明のしようもありませんでしたが今回、初にして唯一となる”走馬灯の科学的証拠”が得られたかもしれません。 ルイビル大学(University of Louisville・米)の医学研究チームは、てんかん患者の男性が亡くなる際に付けていた脳スキャン装置から、死の前後30秒間の脳波が記録されたと発表。 分析の結果、その脳波は夢を見たり、記憶を想起したり、瞑想しているときの脳波と同じであることが判明したのです。 研究の詳細は、2022年2月22日付で科学雑誌『Frontiers in Aging Neuroscience』に掲載されています。

                                                死の直前に見える「走馬灯」が偶然脳波スキャンにとらえられる - ナゾロジー
                                              • てんかん治療にブタの脳細胞を移殖、アシカで効果

                                                てんかんを発症したアシカのクロナット。カリフォルニア州バレーオのシックスフラッグス・ディスカバリーキングダムで、2020年10月5日(手術前日)に撮影。クロナットは、実験的な脳外科手術を受け、健康なブタの神経細胞がクロナットの損傷した海馬に移植された。(PHOTOGRAPH BY CHRISTIE HEMM KLOK) 2020年10月、7歳のアシカ「クロナット」が実験的な脳外科手術を受けた。健康なブタの神経細胞をクロナットの損傷した海馬に移植するというものだ。 それから1年以上が経つが、クロナットに発作は起きていないと、この試みを主導した米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の神経科学者、スコット・バラバン氏は言う。手術後に衰えていたクロナットの食欲と体重は、正常なレベルに回復した。以前より社交的になり、左右を見分けるなど新しいスキルも学んでいる。 この手術は、てんかんの新たな治療方法に

                                                  てんかん治療にブタの脳細胞を移殖、アシカで効果
                                                • てんかん発作が起きる原因について詳しく紹介!ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記 第6話』 - AKIRAの映画・ドラマブログ

                                                  ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記 第6話』では、川内ミヤビが『てんかん発作』を起こしていました。 そこで、てんかん発作が起きる原因について紹介するので、参考にしてみて下さい。 ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記 第6話』のキャスト 脚本&演出 登場人物&俳優 丘陵セントラル病院 関東医科大学病院 その他 ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記 第6話』のストーリー 『てんかん発作が起きる原因について詳しく紹介』 ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記 第6話』のまとめ ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記 第6話』のキャスト アンメット ある脳外科医の日記は、2024年4月15日から放送開始されました。 脚本&演出 脚本:篠﨑絵里子 演出:Yuki Saito&本橋圭太 登場人物&俳優 アンメットの登場人物や俳優たちは、以下の通りです。 丘陵セントラル病院 川内ミヤビ(演:杉咲

                                                    てんかん発作が起きる原因について詳しく紹介!ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記 第6話』 - AKIRAの映画・ドラマブログ
                                                  • アロマ de ナチュラル#07 ローズマリー 『 若返りのハーブ で 美容美髪に 』  - hanahana309のブログ

                                                    【ローズマリー】 ーRose maryー 【別名】 ーマンネンロウー 【科名】 ーシソ科ー 【主な抽出部位】 ー葉ー 【精油抽出法】 ー水蒸気蒸留法ー 【原産国】 ーフランス、スペイン、モロッコ、チュニジアー 【ケモタイプ】:「主な成分」 CTシネオール:「酸化物質」 CTカンファー:「モノテルペン炭化水素類」 CTベルベノン:「モノテルペン炭化水素類」 【ローズマリー精油の注意事項】 ・CTシネオール:特になし ・CTカンファー:乳幼児、妊婦、授乳中の方、神経系の弱い方、てんかん患者の方には使用しないでください。 ・CTベルベノン:乳幼児、妊婦、授乳中の方、神経系の弱い方、てんかん患者の方には使用しないでください。 長期間の使用、広範囲の使用、高濃度の使用は避けてください。 【ローズマリー精油の使用上の注意事項】 ・妊娠中・授乳中の方、お子さんへの使用は避けましょう。 ・てんかん・喘息の

                                                      アロマ de ナチュラル#07 ローズマリー 『 若返りのハーブ で 美容美髪に 』  - hanahana309のブログ
                                                    • セドの「人がみる最後の夢」編② - sedoブログ

                                                      こんにちわ、セドです('ω') 今回は前回に続き 「人がみる最後の夢」編の第2回を お送りしたいと思います! よければ最後までお付き合いください('◇')ゞ sedoxil.hatenablog.com 前回の「人がみる最後の夢」編①では、、、 生命の終末期には、その人との意思疎通が不可能な状態になっても 数日から、長くて数週間 (もっと長い場合もあります)、 生命が維持される事もあり、 その間も潜在意識は存在している 可能性がある。。。 と、いった内容の記事をあげました(-ω-)/ 今回も「死」や「生命」についての内容を含んだ 内容の記事となりますので、読まれる方の中には 気分を害される方もいるかもしれません。。。 なので、すみませんが、 閲覧は自己責任でお願いいたします(;・∀・)💦 この、生命の終末期における潜在意識について 調べていると、興味深い内容のニュース記事を ネットで見つ

                                                        セドの「人がみる最後の夢」編② - sedoブログ
                                                      • 日本でも医療用大麻を適切に使えるようにして 海外で使える薬で日本の患者が救えない理由

                                                        医療への大麻関連医薬品の導入を訴えてきた日本臨床カンナビノイド学会は、柔軟な医療利用が進むよう、週明けの24日、厚生労働省医薬・生活衛生局長に、要望書を提出する予定だ。 同学会理事の内科医で、医療大麻の研究や啓発活動を行う「一般社団法人 GREEN ZONE JAPAN」代表の正高佑志さんに話を聞いた。 3点を要望ーー日本臨床カンナビノイド学会とはどんな学会ですか? CBD(※)製品以外にも大麻由来の医薬品や代替医薬品の医療への応用や研究に関して情報交換することを目的とした学会です。自由診療で大麻由来のサプリメントなどを使っている開業医が多いです。 ※薬物として使われる主な大麻の成分として、「THC(テトラヒドロカンナビノール)」と「CBD(カンナビジオール)」がある。「THC」は幻覚や妄想などの精神作用を起こし、「CBD」は精神作用を起こさない。検討会のとりまとめ案では、CBD製品の輸入

                                                          日本でも医療用大麻を適切に使えるようにして 海外で使える薬で日本の患者が救えない理由
                                                        • てんかん抱え現役全う元豊ノ島の井筒親方、胸で立ち合い酒飲まず 引退後も患者に希望与え続ける - 大相撲 : 日刊スポーツ

                                                          元関脇豊ノ島の井筒親方(39)は、28日に東京・両国国技館で引退相撲を開催する。てんかんの持病がありながらも、18年以上に及ぶ現役生活をまっとうした。断髪後は、脳波を検査する予定。今後も親方として後進の指導に当たりつつ、てんかん患者のための活動も行っていく。引退相撲を控えた今、事情を聴いた。【取材・構成=佐々木一郎】 22日に千秋楽を迎えた夏場所。会場の国技館では連日、井筒親方が引退相撲のチケットを手売りしていた。そんな時、あるファンからこう声をかけられた。 「孫がてんかんなんです。親方は、それでも頑張られたんですね。病院に(引退相撲の)ポスターが貼ってありました」 てんかんの持病を持つ人やその家族にとって、幕内力士となって三役を務めた井筒親方の存在が励みになっているという。 井筒親方とてんかんのことは、あまり知られていないが、入門した時から公表していた。「隠していたわけではないんです。ウ

                                                            てんかん抱え現役全う元豊ノ島の井筒親方、胸で立ち合い酒飲まず 引退後も患者に希望与え続ける - 大相撲 : 日刊スポーツ
                                                          • 【脳波検査と熱性けいれん】 発達障害専門医で初の検査は脳波検査でした - 発達障害だって、頑張るもん!

                                                            こんにちは。ココです。 注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子との毎日から得た小さなヒントをお伝えしている当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。 今回は「発達障害の診断にどうして脳波検査が必要??」と疑問に思う方に、息子が脳波検査を受けることになった経緯を書いていきたいと思います。 ● 脳波検査と熱性けいれん・発達障害の関係 熱性痙攣を数度起こしていた息子 熱性痙攣(けいれん)とは 熱性けいれん時の対応 病院で脳波検査を提案される てんかんにも発達障害に似た特徴がある まとめ 熱性痙攣を数度起こしていた息子 息子は乳幼児期、何度か熱性けいれんを起こしていました。 小児科からはダイアップ(痙攣止めの座薬)を処方されていて、私のバックには常にその座薬が入っていました。 その頃、小児科の先生に言われていたのは「1日に2回痙攣を起こしたら救急車を呼んで下さい」ということ

                                                              【脳波検査と熱性けいれん】 発達障害専門医で初の検査は脳波検査でした - 発達障害だって、頑張るもん!
                                                            • 新型コロナウイルス感染症COVID-19:最新エビデンスの紹介(8月22日) ー抗体陽性でも安心はできないー  - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文

                                                              今回のキーワードは,飛沫を増やしてしまうマスク,フェイスシールドの威力,母乳は感染源とならなそう,糖尿病と肥満の死亡に対する相対リスク,パンデミックによるてんかん発作の頻度増加,COVID-19脳症の特徴的FDG-PET所見,抗体は存在すればよいわけでない,ヒトにおける中和抗体の感染予防効果の初めての証明,抗体反応が長期に持続しない理由,微妙な抗ウイルス薬レムデシベルの効果です. 主に米国からの研究により,着実に病態機序が明らかになってきた印象があります.とくに抗体の効果と限界については理解する必要があります. ◆感染防御(1)飛沫を増やしてしまうマスクがある. 会話中の飛沫の程度を可視化できる光学測定法を開発し,入手可能なマスクの種類により,飛沫の抑制効果に違いがあるかを調べた米国からの報告.結果として,二層の綿製マスクは標準的なサージカルマスクとほぼ同程度に飛沫を抑制した(→アベノマス

                                                                新型コロナウイルス感染症COVID-19:最新エビデンスの紹介(8月22日) ー抗体陽性でも安心はできないー  - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
                                                              • 脳内信号からあらかじめ用意された質問や回答の中のどれを選んだかを高い精度で予測可能なシステムの開発に成功

                                                                by geralt 病気などの影響で言葉を発したり筆談をしたり、キーボードで文字を入力したりできない人々のため、「脳内信号を言葉に変換する」という課題に多くの科学者・医師らが挑んでいます。カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者らは、人の脳内信号からあらかじめ用意された質問や回答を予測し、自然な会話と同程度のスピードでコミュニケーションを取ることができるシステムを開発しました。 Real-time decoding of question-and-answer speech dialogue using human cortical activity | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-019-10994-4 Neuroscientists decode brain speech signals

                                                                  脳内信号からあらかじめ用意された質問や回答の中のどれを選んだかを高い精度で予測可能なシステムの開発に成功
                                                                • 生野区連続通り魔事件とは、2013年5月22日に大阪市生野区で発生した在日朝鮮人による日本人を対象とした連続通り魔事件である。

                                                                  ↓ 生野区連続通り魔事件(いくのくれんぞくとおりまじけん)とは、2013年5月22日に大阪市生野区で発生した在日朝鮮人による日本人を対象とした連続通り魔事件である。(ウィキペディアのタブーの一つである。) 特筆性にうるさいウィキペディアが特筆性を作ったことで有名な事件である。 なお、ヘイトクライムとして鬼の首を取ったかのごとく騒がれたこの事件だが、死者はゼロである。数人単位で死に至らしめた加藤智大や宅間守と比べると、この事件の犯人は小物と言わざるを得ない。無差別殺人を企図しておきながら、一人も殺せないとは、チョ・スンヒがあの世で哄笑しているだろうと、日本人撲滅を願う韓国ネチズン達は嘆いている。 アンサイクロペディアより心をこめて[編集] 事件の詳細の前に、事件とは特に関係はないけれど、情報を恣意的に扱うと、人々はどういった行動を取るか。そして、そういった人々の行動を予測して、ロクデモナイ知

                                                                  • てんかん患者の事例問題 国試に挑戦! | 3流作業療法士×Web ~ワーフライフバランス奮闘記~

                                                                    事例:30歳のてんかん患者。陶芸作業中、突然動作が止まりぼんやりして口をもぐもぐさせていた。 しばらくして、再度陶芸作業を始めた。作業療法士が尋ねると「昔見た光景がありありと目に浮かんできた」と答えた。 問題1:考えられる発作はどれか? 1.強直間代発作 2.複雑部分発作 3.欠神発作 4.ジャクソン発作 5.ミオクロニー発作 問題2:作業療法士の対応で適切なのはどれ? 1.様子を注意深く観察する。 2.緊急に主治医に連絡する。 3.光景の内容を詳しく聞く。 4.作業種目を変更する。 5.その日の作業を中止する。 正解は↓のほうへ。 問題1の正解:2 強直間代発作…意識消失、転倒とともに全身筋肉の強直性痙攣がおこり、続いて間代痙攣がおこる。 欠神発作…短時間の意識消失のみの発作。 ジャクソン発作…異常波が大脳皮質野を伝播し、順に他の部分に波及するので筋肉の痙攣も順に広がり、全身に及ぶ。 ミ

                                                                      てんかん患者の事例問題 国試に挑戦! | 3流作業療法士×Web ~ワーフライフバランス奮闘記~
                                                                    • 人間の学習にはニューロンが発火するタイミングと脳波の「ズレ」が関係しているかもしれない

                                                                      脳の研究者は長年にわたり、神経細胞(ニューロン)が活動電位に達する「発火」を脳活動の尺度として扱ってきました。ところが、アメリカの研究チームが発表した新たな論文では、ニューロンが発火する頻度だけでなく、「発火するタイミング」が脳において重要な役割を果たしている可能性が示唆されています。 Phase precession in the human hippocampus and entorhinal cortex: Cell https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(21)00496-7 A New Kind of Information-Coding Seen in the Human Brain | Quanta Magazine https://www.quantamagazine.org/a-new-kind-of-informati

                                                                        人間の学習にはニューロンが発火するタイミングと脳波の「ズレ」が関係しているかもしれない
                                                                      • 驚きに満ちた脳の「配線図」、グーグルらが史上最高解像度で3D地図化

                                                                        ハーバード大とグーグルのチームが、人間の脳細胞間のつながりを高解像度で表した3Dマップを作成した。脳の小さなサンプルを5000の断片にスライスして電子顕微鏡でスキャンし、機械学習を使ってつなぎ合わせた。 by Cassandra Willyard2024.05.13 2 14 ハーバード大学とグーグルの科学者が率いるチームが、人間の脳の1立方ミリメートルのナノスケール解像度の3Dマップを作成した。脳全体はその100万倍であるため、このマップは脳のほんの一部をカバーしたに過ぎないが、約5万7000個の細胞、約230ミリの血管、約1億5000万個のシナプスが含まれている。これは、これまでに作成された人間の脳の画像の中で最も解像度が高い。 これほどの詳細なマップを作成するために、チームは組織サンプルを5000枚のスライスに切り分け、高速電子顕微鏡でスキャンせねばならなかった。その後、機械学習モデ

                                                                          驚きに満ちた脳の「配線図」、グーグルらが史上最高解像度で3D地図化
                                                                        • 病気への正しい情報を知るという事。思い込みやイメージだけでは本質は見えない。【疾患を理解する】 - ナノミリ進化論®️

                                                                          こんにちは、桜守(@sakura3_dishman)です。 今回は、前回書いた www.sakuramori18.com メンタル疾患ではなく病気に対する正確な情報を知るという事の大切さ、イメージでその病気を見ない事の大事さを書いていこうと思います。 ……………………………………………………………………………………………………… 1.息子の病気 2.てんかんに対するイメージ 3.病気への正確な情報を知るという事 4.病気のリスクは均等だと思う 1.息子の病気 うちには、3人の子供がいます。 全員が元気で何もなく過ごしているという人もいるでしょうが、うちの長男は1歳過ぎた頃にある病気が発症しました。 1歳の誕生日が過ぎて色々なものに興味を持ち行動力もついた頃にその事態は起こりま た。 突然、唇にチアノーゼが出て数秒後に倒れるように眠るという症状。そして、数分後に回復して今まで通りになるという

                                                                            病気への正しい情報を知るという事。思い込みやイメージだけでは本質は見えない。【疾患を理解する】 - ナノミリ進化論®️
                                                                          • “頭良くなる”スマートドラッグ輸入規制に|日テレNEWS NNN

                                                                            “頭が良くなる”、“集中力が高まる”などの触れ込みで販売されている「スマートドラッグ」と呼ばれる薬。 ところが、健康被害の恐れがあることなどから、厚生労働省が今月から輸入の規制に踏み切った。 どんな薬なのか、そして健康への影響は。実際に使ったことのある人を取材した。 ◇ 本来、脳の病気の“てんかん”などの治療に使われる医薬品が、「集中力や学習能力が向上する」などとうたわれ「スマートドラッグ」という呼び名で流通している。 インターネットなどを通じて海外から輸入され、受験生などの間で広がりを見せ始めていた。 受験生や保護者にスマートドラッグについて聞いた。 受験生(中学3年)「興味は少しあります。使いたくはないです」 受験生(高校3年)「副作用怖いかなと」 息子が受験生の親「スポーツでいうとドーピングみたいなイメージしかない」 そんな中、厚生労働省は今月、「スマートドラッグ」とうたわれるものの

                                                                              “頭良くなる”スマートドラッグ輸入規制に|日テレNEWS NNN
                                                                            • 子どもを遺伝子レベルで「有能」にする…「優生学2.0」というヤバい発想の正体(橘 玲) @gendai_biz

                                                                              急激な技術革新によって、人間の脳や遺伝子にまでも介入することが可能になりつつある現在、「優生学2・0」とでも呼ぶべき考え方が出現している。『裏道を行け ディストピア社会をHACKする』(講談社現代新書)を上梓した作家の橘玲氏が解説する。 脳をエンハンスメントする DBS(脳深部刺激療法)は頭蓋骨を開頭したうえで脳の特定部位に電極を埋め込む外科手術で、1950年代のアメリカで同性愛の「治療」に使われたことで批判を浴び、ロボトミーとともに葬り去られたが、近年、パーキンソン病の治療法として復権し、投薬や心理療法の効かない難治性うつ病に劇的な効果があるとして注目を集めている。 興味深いのは、DBSで認知機能が向上したとの報告が相次いでいることだ。 ドーパミンを分泌させる報酬系(側坐核)を電気刺激すると幸福度が上がるので、不安障害やうつ病で試験が行なわれている。するとその副産物として、「言語能力から

                                                                                子どもを遺伝子レベルで「有能」にする…「優生学2.0」というヤバい発想の正体(橘 玲) @gendai_biz
                                                                              • 9月18日 解離体験の脳科学 (9月16日号 Nature 掲載論文) | AASJホームページ

                                                                                何年もにわたって論文を読んでいると、次の論文が待ち遠しい研究グループがいくつかできてくる。中でもスタンフォード大学のKarl Deisserothのグループは、光遺伝学の創始者というだけではなく、毎回思いもかけない脳機能を取り上げ「こんな風に研究ができるのか!!」と感心させてくれる。 そして今日紹介する論文はマウスで研究ができるとは思えなかった解離現象に関する研究で9月19日号のNatureにオンライン出版された。タイトルは「Deep posteromedial cortical rhythm in dissociation(脳後内側深部に見られる皮質リズムが解離に関わる)」だ。 解離体験を一言で説明するのは難しいが、自分が現実の世界やこれまでの記憶などから切り離された気持ちになることで、自分であるという感覚が喪失していると言えるだろうか。もちろん誰でも経験があることだが、特に重症の場合離

                                                                                • テレパシー開発なるか?脳波から文章を生成するAIが開発中 | Ledge.ai

                                                                                  Thumbnail Photo by Hal Gatewood on Unsplash 自分で考え事をするとき、頭の中で言葉を発するのは可能であるが、それを人に伝えるのは超能力の領域とされている。しかし、アメリカにあるカリフォルニア大学の研究チームはAIを使い、本気で超能力を実現しようとしている。 てんかん患者の治療を応用して脳波の実験へ人や生き物は生命活動をするとき、常に脳から脳波というものを出している。運動や考え事をする度に脳の神経細胞から脳波は発信され、時には脳波を計測することで異常などを確かめることもある。 突発的な発作を起こす疾患であるてんかん治療のひとつとして、脳波測定が行われる。脳波測定では微弱な脳波を計測し、波の幅や大きさを記録していく。この方法を応用して、実験チームは言葉を発する時の脳波を計測し、脳波のデータをAIに学習させた。そして、学習済みのAIに新たな脳波を入力する

                                                                                    テレパシー開発なるか?脳波から文章を生成するAIが開発中 | Ledge.ai