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ネガティブケイパビリティの検索結果1 - 40 件 / 63件

  • 占いもなにも信じない知人が「整体」の効果だけは力説していて、ちょっと驚いた。

    なんであなたが整体に? 二十年以上つきあっている人がいる。その人は性格として神秘的なものや宗教的なものに対して、ひどく懐疑的だ。 懐疑的というか、ちょっと遠くからバカにしているようなところがある。占いもなにも信じない。そういうところがある。 つきあいが長いので、その人にはその人なりのエキセントリックさがあるのは知っているが(美大出のデザイナーだし)、そのエキセントリックさは、そういう方面にはまったく向いていない。 デザイナーにはその感性ゆえか新興宗教にはまってしまう人もおり、そういう勧誘も受けたりもしたが、なにも影響受けることなく生きてきた。 が、その人が「整体」に通っているということを聞いて少し驚いた。 なるほど、座り続ける仕事ゆえに、腕がしびれるなど身体に問題があるのは知っていた。が、そんな場合は整形外科にでも行くものと思っていた。 というか、整形外科に通っていたが効果がないと言ってい

      占いもなにも信じない知人が「整体」の効果だけは力説していて、ちょっと驚いた。
    • 2022年のプロダクトマネジメント方針を公開します - SmartHR Tech Blog

      こんにちは、プロダクトマネージャー(以下、PM)のadachiです。 SmartHRでは、年始に各部署のリーダーがその年の方針を発表することになっています。今回は私がPMグループの方針として書いた文章を、丸ごとそのまま公開したいと思います。 本文に入る前に、少しだけ補足をさせてください。 現在PMグループには13名のPMが所属しており、それぞれ担当するプロダクトの性質もフェーズも異なります。そのようなチームに向けたメッセージということで、やや抽象的かつ焦点が絞りきれていない内容になっております。(言い訳その1) また、改めて読み返すとかなり基本的なことしか書いていないのですが、基本に立ち戻ってがんばろうぜ!という趣旨であることをご理解いただければと思います。(言い訳その2) そして、あふれる思いを詰め込んだ結果、かなりの長文になってしまいました。シンプルさを美徳とするPMとしては汗顔の至り

        2022年のプロダクトマネジメント方針を公開します - SmartHR Tech Blog
      • マネージャーとNegative Capability - scrapbox - hotchemi

        Negative Capabilityという概念を最近知った。詩人ジョン・キーツが提唱したとされている用語で「事実や理由を性急に求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる能力」を意味する。対義語はPositive Capabilityで、所謂課題解決能力の事。 我が身に翻ってみると思い当たる事が多く、特にマネージャーをやっているとこの能力の有用性を感じずにはいられない。例えばよく目にするのは以下の様な事象だ。 新しく入ってきたマネージャーが成果を出そうと張り切って色々提案するが、芯を外していたり合意を得られてなかったりで現場でハレーションが起きる ある問題を解決する為に新しいツールを導入するが、新しいツールが更なる問題を引き起こし以前より状況が悪化する 組織内で色々改善活動を試みるが、すぐには効果が出ず反応も芳しくないので心が折れてしまう これらはpositive capability

          マネージャーとNegative Capability - scrapbox - hotchemi
        • 不確実な状況に耐える力を学ぶ - 「ネガティブ・ケイパビリティ」を読んだ - $shibayu36->blog;

          自分は問題解決は得意な方だと思っている。しかし逆に不確実な状況・不安な状況・課題がある状況をそのままにして耐える力をもっと付けたいなと思っている。そこで最近目にした「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」であるネガティブ・ケイパビリティについて学ぶため本を読んでみた。 ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書) 作者:帚木 蓬生朝日新聞出版Amazon 正直、この本は歴史的な話とか雑談も多く、少し頭に入りにくかったが、一方で示唆のあることを学べた。例えば どうにも対処が難しい課題を見つけた時に、拙速に解決策を見出すのではなく、興味を抱いてその宙吊りの状態を耐えると良い。それによって深い理解に行き着く 問題解決があまりに強調されると、まず問題設定の時に、問題そのものを平易化してしまう傾向が生まれる。この時、複雑さを削ぎ落としているので、現実

            不確実な状況に耐える力を学ぶ - 「ネガティブ・ケイパビリティ」を読んだ - $shibayu36->blog;
          • 2023年、読んで印象に残った本 - Don't Repeat Yourself

            あけましておめでとうございます。年がもう明けてしまいましたが、2023年に読んでよかった本について簡単に書いていこうと思います。noteで書いていましたが、こちらのブログをしっかり使わないといろいろもったいなと思ったので、技術に関係ない話題ではありますがこちらに書いていきます。 技術書 単体テストの考え方/使い方 フロントエンド開発のためのセキュリティ入門 知らなかったでは済まされない脆弱性対策の必須知識 プロを目指す人のためのTypeScript入門 安全なコードの書き方から高度な型の使い方まで 技術書でないもの サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る ネガティヴ・ケイパビリティで生きる 2050年の世界 見えない未来の考え方 訂正可能性の哲学 GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた ドキュメントの活用でオフィスなしでも最大の成果を出すグローバル企業のしくみ 2024

              2023年、読んで印象に残った本 - Don't Repeat Yourself
            • ネガティブケイパビリティとは。即レスしないコミュニケーション方法をあえて選ぶこと|谷川嘉浩 - りっすん by イーアイデム

              仕事をしていると、いかにスピーディーに物事を判断・決断するかが求められがちです。SlackやChatWorkなどのチャットツールによるコミュニケーションが浸透するなか、「即レス」が求められる状況はますます拍車がかかっており、速度の速いやりとりについていけず居心地の悪さを覚えている人もいるのではないでしょうか。 このようにスピード感を増す社会において、すぐに「答え」を出そうとするのではなく、一度立ち止まってみることの重要性を指摘しているのが哲学者の谷川嘉浩さんです。 キーワードは、「ネガティブ・ケイパビリティ(答えを急がず立ち止まる姿勢)」。この姿勢を身に付けることにより、忙しない日々の中に「よどみ」を見つけることができ、少し息がしやすくなるといいます。 そんなネガティブ・ケイパビリティを、私たちはどのように育むことができるのか。話を伺いました。 私たちはスピードの速すぎる社会に疲れている

                ネガティブケイパビリティとは。即レスしないコミュニケーション方法をあえて選ぶこと|谷川嘉浩 - りっすん by イーアイデム
              • 「リスキリング」「学び直し」にハードルの高さを感じる人へ。何気ない日常から「学び」は得られる|荒木博行 - りっすん by イーアイデム

                「学び直し」や「リスキリング」に興味はありつつも、日々の仕事や生活などで忙しく、ハードルの高さを感じていませんか。しかし特別な講座やスクールに通わずとも「学び」は身近にあり、決して敷居の高いものではありません。 そう語るのは、20年以上「学び」や「人材育成」に携わり、著書『独学の地図』(東洋経済新報社)などを通じて「学ぶことの楽しさ」を発信している荒木博行さん。 そもそも「学び」とは何なのか、どうすれば「学び」を身近に感じ、楽しめるのかなどのコツを伺いました。 「何気ない日々の出来事」の中に、学びはある ここ数年「学び直し」や「リスキリング」といった言葉や経験談をよく耳にします。一方で「私もなにかやった方がいいのかな……?」と焦りつつも、忙しくて時間が取れなかったり、そもそも「学ぶこと」そのものにハードルの高さを感じている人もいるのではと思います。 荒木博行さん(以下、荒木) そうですね。

                  「リスキリング」「学び直し」にハードルの高さを感じる人へ。何気ない日常から「学び」は得られる|荒木博行 - りっすん by イーアイデム
                • 他人の10倍仕事ができる人に10倍の給与を支払うべきなのか問題

                  サブタイトル:「個人差」あるいは「知」と向き合う - 成果と継続、そしてチームについて語りたい記事だった。 この記事では、チームにおける成果と継続の価値について私が考えたことを述べようとしていたのですが、その問題提起の部分の話がかなり膨らんでしまったので問題提起部分だけを分けて書きました。 一応、どういう事を考えているかの概要もこの記事の末尾に書いておきます。 2023/4/18:補足を追記しました。 2023/4/29 とうとう、続きをかきました! 2023/4/30 結論"じみたもの"も書きました。↓ 問題提起:"成果主義"は解か? まず手始めに「他人の10倍仕事ができる人に10倍の給与を支払うべきなのか問題」について考えたいと思います。 様々な人が、プログラマ、あるいはソフトウェアエンジニアの個人の能力には大きな差があると話しています。例えば、ピープルウエアにおいては、コーディングの

                    他人の10倍仕事ができる人に10倍の給与を支払うべきなのか問題
                  • 「辛抱強い人」と「そうでない人」の決定的な差。 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                    猛烈なスピードでテクノロジーが進化する予測不可能な社会、いまはどうにも解決しがたい問題、未知のウィルスなど……不確実性を持つ要素は、世にあふれかえっています。 不確実性は人々を不安に陥れ、不十分で焦った判断や行動を促進させますが、すぐには答えの出ない事態に耐える力「ネガティブ・ケイパビリティ」があれば、物事の本質に深く迫ることができ、気づきを生み出せるのだとか。今回は、ネガティブ・ケイパビリティの高め方に取り組んでみました。 不確実性によく効く能力とは 最近、ビジネスの現場でよく耳にする「VUCA(ブーカ)」は、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった、現代社会を表す言葉。複雑性が増し、想定外のことが次々と起こる予測困難な状態を指します。 日本アイ・ビー・エム部長の河野英太郎氏によれば、

                      「辛抱強い人」と「そうでない人」の決定的な差。 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                    • 構造的思考はソリューションの積み木ではない(多分)という話|harajune

                      最近、「一点突破型の成果の出し方は、構造的思考ではたどり着けない成果の出し方なのではないか」という記事が出ていました。なるほどそうだなと思う反面、議論がソリューションに閉じているようにも思われました。そこで、経営に限らず課題解決一般についてのアプローチの仕方について述べつつ、「問題の構造化」について説明してみたいと思います。 良い戦略と忘れられがちな問題の構造化とある目標を達成しようと考えるとき、多くの方法論が存在します。いわゆるフレームワークと呼ばれるものをあげるだけでも、5 forces, 4P, リーンキャンバス、ビジネスモデルキャンバス、PMBOK、BABOK、スクラムなど数え始めれば枚挙に暇はありません[入山, 2019, PMI  2021]。 色々な方法論があるときにどのように問題にアプローチすべきなのでしょうか。例えば、戦略論と経営理論の世界的権威であるリチャードらは、良い

                        構造的思考はソリューションの積み木ではない(多分)という話|harajune
                      • 「判断できないことを、判断しない」のなにが悪いのか。気にすることはない。

                        インターネットには膨大な量の情報が溢れている。 日々、新しい情報が押し寄せてくる。 そして、インターネットより前の時代とは違い、われわれはそれらに対するレスポンスを表明できる。 情報の海に溺れている。 われわれは常に、あるニュースに対するレスポンスを求められているといっていい。 ああいう意見、こういう意見、あんたはどっちに賛成なのか? どっちを攻撃するの? どっちを庇うの? 是非を問う。挙手を願う。 常に選択に迫られている。 だがちょっと待ってほしい、そこで即断即決して旗幟鮮明にする必要があるのか? 本当に選択する必要があるのか? だれの言葉だか忘れたが(本当に忘れた)、「問いに対する即断を迫るものは、そもそもその問いが妥当か疑え」というような意見を見たことがある。 おれはそれでいいと思う。問いそのものを疑え。 即断しないことによって、あるいはそのことについて言及しないことによって、「おま

                          「判断できないことを、判断しない」のなにが悪いのか。気にすることはない。
                        • 「居ないこと」の証明は難しい - ママンの書斎から

                          今週のお題「怖い話」 今朝、ボーッとしながら起きて、お弁当を作りにキッチンへ向かうと、薄暗いリビングの隅で、何かが動く気配がしました。 ん(゜-゜)? じっと目を凝らすと、まぁまぁの大きさの蝶々のような蛾のようなものが、バサバサと飛んでいました。 :(;゙゚'ω゚'):! 怖くてソファから降りられない(T ^ T)。 どこかに居るはずという恐怖 「居ない」ことの証明は難しい 孤軍奮闘そしてキャッチ&リリース どこかに居るはずという恐怖 慌てて電気をつけた時には、もう既にさっきの場所には居なく…見失ってしまいました。 でも、窓は開けていないので、家の中のどこかにいることは確か…。 こうなるともう…。 わたくし、ノイローゼですわ((((;゚Д゚)))))))! ママン、い、今こそ、ネ、ネガティブ・ケイパビリティよ(/・ω・)/! 蛾のようなバサバサした生き物が家の中のどこかに居るのは確かだけれ

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                          • ネガティブ・ケイパビリティ - ママンの書斎から

                            最近、気になる言葉に出逢いました。 「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉です。 ネガティブ・ケイパビリティとは コロナ禍で感じるストレス 教育現場での必要性 ネガティブ・ケイパビリティとは ネガティブ・ケイパビリティ(negative capability  負の能力もしくは陰性能力)とは、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」をさします。 あるいは、「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」を意味します。 (太字・赤字は、私ママンによるものです。以下、同じ) 精神科医で作家の箒木蓬生さんが、ご著書で詳しく紹介されています。 ネガティブ・ケイパビリティ答えの出ない事態に耐える力 posted with ヨメレバ 帚木蓬生 朝日新聞出版 2017年04月 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle ebook

                              ネガティブ・ケイパビリティ - ママンの書斎から
                            • かなり前に大学の先生が講義してくれた「分からないこと」に対するスタンスが生活の中でとても効いてきている (2ページ目)

                              水葉 @mizuha_mizuha_ だいぶ前に大学の先生が「解釈を保留して現象に留めておく」ってことを講義で説いてくれてからというもの、生活において「判断を待つ・解釈を一旦しないでおく」ことにかなり大きな価値を見出してる 2023-03-24 15:45:14 リンク Wikipedia ネガティブ・ケイパビリティ ネガティブ・ケイパビリティ(英語: Negative capability)は詩人ジョン・キーツが不確実なものや未解決のものを受容する能力を記述した言葉。日本語訳は定まっておらず、「消極的能力」「消極的受容力」「否定的能力」など数多くの訳語が存在する。『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』によると、悩める現代人に最も必要と考えるのは「共感する」ことであり、この共感が成熟する過程で伴走し、容易に答えの出ない事態に耐えうる能力がネガティブ・ケイパビリティ。キー

                                かなり前に大学の先生が講義してくれた「分からないこと」に対するスタンスが生活の中でとても効いてきている (2ページ目)
                              • 【書評】「名著」の読み方 秋満吉彦 ディスカヴァー・トゥエンティワン - 京都のリーマンメモリーズ

                                今週のお題「朝ごはん」朝ごはんは、豆乳です。朝昼晩食べると太るので、朝は軽めにしています。豆乳は子供の頃は飲めませんでしたが、大人になるとその味が好きになるから不思議です。おいしい豆乳は料理に使うなど、いろんな形で味わい尽くされます。今回は、食べ物ではありませんが、本を味わい尽くす読書術を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 名著と言えば、たくさんの本がありますが、みなさんは何を思い浮かべましたでしょうか? 名著というのは、なんとなく、難しいとか、分厚いとか、読みにくそうなイメージがありますね。 この本の巻末にはお勧めの名著が20冊あります。 そのほとんどの題名は知っていますが、ほとんどは読んだことのないモノでした。(笑) ひょっとしたら、難しいと思って無意識的に避けてい

                                  【書評】「名著」の読み方 秋満吉彦 ディスカヴァー・トゥエンティワン - 京都のリーマンメモリーズ
                                • 令和4年度東京大学大学院入学式 総長式辞 | 東京大学

                                  東京大学大学院に入学および進学されたみなさん、本日はまことにおめでとうございます。ご家族や関係者の皆様もさぞお喜びのことと思います。心からお祝いを申し上げます。 この春から、みなさんは、自分が所属する研究科の専攻や研究所に通学することになります。東京大学には本郷・駒場・柏のメインキャンパス以外にもさまざまな施設が存在します。研究教育活動の拠点は全国15都道県にまたがっており、そこにはスーパーカミオカンデのある岐阜県飛驒市の神岡宇宙素粒子研究施設や、東日本大震災で大きな痛手を負った後に再建された岩手県大槌町の国際沿岸海洋研究センターなども含まれます。本学のすべての施設を足し合わせると東京ドーム約70個分にもなり、その99%が木々で覆われていることをご存知でしょうか。北海道・千葉・埼玉・愛知などに広大な演習林があるからですが、世界的に見ても演習林、海洋、宇宙に関する研究所、農場や医学部などをす

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                                  • 宮沢賢治『やまなし』の「クラムボン」って何?~答えがないを楽しむ - 知らなかった!日記

                                    宮沢賢治『やまなし』のクラムボンとは何か 優しい雰囲気の絵本 カニの兄弟の会話から 「クラムボン」は何か子どもと意見の出し合いっこ 過去の研究でいろんな説がある 「答えがない」を楽しめている? ネガティブ・ケイパビリティ~不確実さの中にいることができる? 国語の物語文のテストの正解は 問題を作った人の解釈がわかるようになるには 「正解」から離れ解釈を楽しむのに最適な一冊 宮沢賢治『やまなし』のクラムボンとは何か 優しい雰囲気の絵本 久しぶりに、夫が図書館から絵本をかりてきました。 ミキハウスのほんわか表紙です。 カニの兄弟の会話から カニの兄弟が話しています。 「クラムボンはかぷかぷわらったよ」 「それならなぜクラムボンはわらったの」 「知らない」 魚が一匹、カニの頭の上を通ります。 「クラムボンは死んでしまったよ………」 「クラムボンは殺されたよ」 「それならなぜ殺された?」 (中略)

                                      宮沢賢治『やまなし』の「クラムボン」って何?~答えがないを楽しむ - 知らなかった!日記
                                    • 常時接続で失われた孤独。あるいは「長い思考力」。哲学者・谷川嘉浩氏インタビュー。|Less is More.by info Mart Corporation

                                      世界が哲学に夢中だ。書店に行けば、ビジネス書にも自己啓発本にも、「哲学」という文字が踊る。特に日本では、90年代以降、いくつかの宗教的背景を帯びた事件をきっかけに、敬遠されていたように思える「哲学」。失われた20余年を経て、今、時代はなぜ哲学を求めているのだろう? 哲学だけでなく、宗教学、政治学、消費社会論、観光学、または教育学にも造詣が深い、哲学者・谷川嘉浩氏にインタビューした。 谷川嘉浩:博士(人間・環境学)。1990年生まれ、京都市在住の哲学者。専門は哲学だけでなく、観光学・教育学など多領域に渡る。京都市立芸術大学特任講師、京都大学大学院人間・環境学研究科人文学連携研究員、京都女子大学・近畿大学非常勤講師。著作に、戸田剛文編『今からはじめる哲学入門』京都大学出版会、『ユリイカ 総特集=梅原猛』青土社など。 哲学は、人類の問題解決に寄与してきた。ーそもそも、〈哲学〉とはどういう学問なの

                                        常時接続で失われた孤独。あるいは「長い思考力」。哲学者・谷川嘉浩氏インタビュー。|Less is More.by info Mart Corporation
                                      • 新型コロナ第二波とメンタルヘルス:第一波より厳しい?(西多昌規) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        第二波は第一波より精神的にキツい 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染が再拡大し、第二波到来が現実のものとなっている。毎日のようにメディアで報道される感染者数は、4,5月の緊急事態宣言のときよりも明らかに多く、全国に広がっている。感染拡大を受けて、独自の緊急事態宣言を発令する自治体も増えている。 「この先どうなるんだろう」「また自粛か・・・」と不安を感じる一方で、「少しぐらいはいいだろう」「これくらいは大丈夫」という、COVID-19への油断、不安に対する慣れや麻痺がないと言えば嘘になるだろう。また、緊急事態宣言ではあれだけ我慢したのに、また感染拡大かという怒り、やるせなさも理解できる。 第二波が第一波と異なるのは、我慢・辛抱といった抑制が、難しくなっていることである。緊急事態宣言のときは「今だけ辛抱すればCOVID-19前に戻れる」という希望があったため、人々も努力し抑え込

                                          新型コロナ第二波とメンタルヘルス:第一波より厳しい?(西多昌規) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • 『夜明けのすべて』三宅唱監督インタビュー 「見えるものは変化しても、目には見えない変わらないものがある」 - あしたメディア by BIGLOBE

                                          いま、国内で最も新作を期待されている映画監督のひとりが三宅唱であることは、近年、日本映画を少なからず観てきた人々の間では、共通見解となっているだろう。耳が聞こえない元プロボクサー・小笠原恵子の自伝「負けないで!」を原案に映画化した前作『ケイコ 目を澄ませて』(2022年)が、国内の主要映画賞で大きな成果を上げたことも記憶に新しい。その三宅が待望の新作を劇場公開した。それが『夜明けのすべて』だ。本作は、瀬尾まいこの同名小説を映画化したもので、PMSを抱えた女性とパニック障害を抱えた男性の間に芽生える、助け合いの感情を描いている。 社会を前進させる情報発信を行う「あしたメディア」では、『夜明けのすべて』の劇場公開を迎えたタイミングで、三宅唱監督へのインタビューを実施、掲載する。前回の『ケイコ 目を澄ませて』インタビューと同様に、今回も三宅唱監督と映画解説者・中井圭との対談形式でお届けする。(本

                                            『夜明けのすべて』三宅唱監督インタビュー 「見えるものは変化しても、目には見えない変わらないものがある」 - あしたメディア by BIGLOBE
                                          • 偉大なる参考文献集(学術書編) - kokeのブログ

                                            はじめに 今回は、学術書の話をします。 セクシュアリティについて 森山至貴『LGBTを読みとく』 河口和也『クィア・スタディーズ』 M・ハルプリン『聖フーコー』(村山敏勝訳) 竹村和子『愛について』 D・カメロン/D・クーリック『ことばとセクシュアリティ』(中村桃子/熊谷滋子/佐藤響子/クレア・マリィ訳) 家族・恋愛について 岩間暁子・大和礼子・田間泰子『問いからはじめる家族社会学』 牟田和恵編『家族を超える社会学』 齋藤純一『政治と複数性』 現代思想 第49巻第10号「〈恋愛〉の現在」 A・ギデンズ『モダニティと自己アイデンティティ』 松村圭一郎/中川理/石井美保編『文化人類学の思考法』 ケア規範について 村上靖彦『ケアとは何か』 J・C・トロント/岡野八代『ケアするのは誰か?』(岡野八代訳) 小川公代『ケアの倫理とエンパワメント』 G・ペリー『男らしさの終焉』(小磯洋光訳) おわりに

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                                            • キャリア不確実性から生じる漠然とした不安の克服:2つの理論に基づくアプローチ - asoview! Tech Blog

                                              これは アソビュー!Advent Calendar 2023のB面 21日目です。 🎄 今年のアドベントカレンダーは2面公開なので、ぜひそちらも御覧ください。 エンジニアリングマネージャーの服部です。 昨今の生成AI登場に伴うエンジニア不要論によってキャリアクライシスに陥ったり、キャリアに対するどうしようもない不安に駆られてしまう人は少なくないのではないでしょうか。 この悩みや不安をネガティブ・ケイパビリティと計画的偶発性理論の観点から手放せるようになった話をします。 各理論について 計画的偶発性理論 計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)は、心理学者のジョン・D・クランボルツ教授が提唱した理論です。 ビジネスパーソンとして成功した人のキャリアを調査したところ、ターニングポイントの8割が本人の予想しない偶然の出来事によるものだった、ということが理論提唱

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                                              • 役に立つ仕事の本100冊+!ブログ開始からのストックを公開。 - 社会人におすすめの本・ビジネス書のまとめ

                                                メインブログ(管理職おすすめの仕事に役立つ本100冊+)では、基本的に読んだ順・再読した順に投稿しています。 ブログ開始から一定期間経過し、100冊超がストックされてきたので、体系別に分類し、メインに合わせて随時更新していきます。 冒頭の目次から、気になる項目を選んで、それぞれの本の説明をお読みいただければと思います。買って読みたい本、実際の仕事に役立つ本が見つかれば幸いです。 ランキング参加中読書ランキング参加中知識ランキング参加中書評 Ⅰ.世代別 (1)社会人初期 (2)社会人中堅 (3)管理職1年目 Ⅱ.目的・シチュエーション別 (1)社会人の基礎 1.文章力を鍛える 2.思考法を鍛える 3.行動力・習慣を身につける 4.交渉術を手に入れる (2)管理職の基礎 1.コーチングする・フィードバックする 2.リーダーシップを発揮する 3.マネジメントする 4.面談する、1on1を実施する

                                                  役に立つ仕事の本100冊+!ブログ開始からのストックを公開。 - 社会人におすすめの本・ビジネス書のまとめ
                                                • EBPMから考える政治の未来。民主主義の価値は過程にこそ。杉谷和哉氏インタビュー。|Less is More.by info Mart Corporation

                                                  EBPM=Evidence Based Policy Making(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)をご存知だろうか? 「証拠に基づく政策立案」と訳されるEBPMは、現在世界中の先進国が取り組み始めている。日本政府も、「政策立案をエピソード・ベースからエビデンス・ベースへ」というスローガン掲げEBPMへの取り組みを急ピッチで進めている真っ最中だ。 内閣府の該当ページを見ると「政策の企画をその場限りのエピソードに頼るのではなく、政策目的を明確化したうえで合理的根拠(エビデンス)に基づくものとすること」とあるが、このEBPMとは一体どういうことなのか、岩手県立大学 総合政策学部 講師 にして「政策にエビデンスは必要なのか EBPMと政治のあいだ(ミネルヴァ書房)」の著者でもある杉谷和哉氏にお話をお伺いした。 プロフィール:杉谷 和哉(すぎたに・かずや)1990年大阪府に生まれる。公

                                                    EBPMから考える政治の未来。民主主義の価値は過程にこそ。杉谷和哉氏インタビュー。|Less is More.by info Mart Corporation
                                                  • 2020.12・1 ぐずぐず - カメキチの目

                                                    まだ『言葉が立ち上がる時』は終わりません。 4回目は「ぐずぐず」。 生きているとさまざまなことが起こり、私たちは それら一つひとつに対応していく。 時にはわずらわしい、面倒くさいと思い、投げだす こともある。 また時には、ついていけなくなりパニックになる。 柳田さんはそういう心の状態を「心の闇」と言う。 ーーーーーーーーーー 「心の闇」 【引用】 「浮かび上がる「心の闇」 生身の人間を理解するには、科学性や客観性や一般性にとらわれていたのでは、 心の深みへは入っていけない。… 感覚的に反応するもの、感情の蠢き、そういったものを排除しないで、 しっかりととらえることが、現代における人間性の回復に極めて重要…」 と、著者は述べ、続いて朝日新聞のコラム「折々のことば」の鷲田清一さんが 言う「ぐずぐずの権利」を紹介する。 ↓ 「人間としての基礎にかかわることがらは、すぐには答えの出ぬものが多い。

                                                      2020.12・1 ぐずぐず - カメキチの目
                                                    • 小川公代 著『ケアする惑星』より。ケアする人を大切に。 - 田舎教師ときどき都会教師

                                                      女性が孤立させられる社会においては、「ある協会」や『つまらぬ女』のような女性たちが連帯する物語がもっと語られてもよいのではないだろうか。 (小川公代『ケアする惑星』講談社、2023) おはようございます。先週、卒業式が終わり、修了式も終わり、やるべきことはまだまだたくさん残っていますが、とりあえずホッとしています。ホッとし過ぎて、抜け殻のようになってしまっているのは、年度末のオーバーワークのせいでしょう。仕事、多すぎ。いつか教室が〈ケアする学校〉の名にふさわしい場所になることがあるとすれば、それは担任が大切にされるときだろうと思います。 いつか地球が〈ケアする惑星〉の名にふさわしい場所になることがあるとすれば、それは “ケアする人” が大切にされるときだろうと思う。 小川公代さんの『ケアする惑星』の冒頭の一節より。隣町珈琲にて。『世界は贈与でできている』の近内悠太さんが声に出して読んでくれ

                                                        小川公代 著『ケアする惑星』より。ケアする人を大切に。 - 田舎教師ときどき都会教師
                                                      • 「あなたたちの活動はキラキラしてて、見るのがつらいんです」 そんな葛藤も抱いて、世界をよりよくする可能性に #soar応援|工藤 瑞穂

                                                        「あなたたちの活動はキラキラしてて、見るのがつらいんです」 そんな葛藤も抱いて、世界をよりよくする可能性に #soar応援 「soarはキラキラしているから、見るのがつらいんです...」とあるsoar主催のオンラインイベントで、こうチャットに書いてくださった方がいた。 私はそのときトークセッション中だったけれど、一瞬で胸がざわついた。実はこの言葉は、幾度となく読者のみなさんから、soarに対して投げかけられてきた言葉だったからです。 自分たちがインタビューイから大切なお話をお聞きさせてもらい、その人生や学んできたことを、ありのままに伝えたい。そう考え誰かの力になりたくてつくったメディアが、活動が、もし誰かにつらい思いをさせてしまっているとしたら。 もしかしたら、参加しているみなさんも少し緊張したかもしれない。それでもこれをないことにする選択肢はなかった。 soarを気にかけて記事を読んでく

                                                          「あなたたちの活動はキラキラしてて、見るのがつらいんです」 そんな葛藤も抱いて、世界をよりよくする可能性に #soar応援|工藤 瑞穂
                                                        • <10>「不快な共感」から「深い共感」へ—— 傷つけ合うことで生まれるもの(東畑開人×永井陽右) | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

                                                          苦難の就職活動の末に沖縄の精神科デイケア施設に職を得た、京大出身の心理学ハカセ。カウンセラーとしての職能を遺憾なく発揮すべく沖縄に乗り込むが、求められたのは毎日「ただ座っていること」だった――。 臨床心理士・東畑開人さんが2019年2月に出版した『居るのはつらいよ』(医学書院)は、著者の実体験をもとに、知られざる「居場所型デイケア」の内情をつづった話題の書。舞台となるデイケア施設には、精神を病んで社会生活を維持できなくなった人たちが集まり、職員たちと日々を過ごします。そこには茶飲み話があり、遊びがあります。 そうした日常を通じて“ただ居ること”を肯定する「ケア」の本質を示す同書は、共感できない(されない)人同士の共存の在り方を描いた一冊ともいえます。 テロ・紛争解決の専門家である永井陽右さんが、「共感」を重要視する社会の問題点を考察する連載「共感にあらがえ」。今回は東畑開人さんが考える「共

                                                            <10>「不快な共感」から「深い共感」へ—— 傷つけ合うことで生まれるもの(東畑開人×永井陽右) | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
                                                          • ケイパビリティ・ファシリテーション:チームの多様性を活かすためのケース難易度別のポイント | CULTIBASE

                                                            多様なメンバーで構成されるチームをファシリテートしていくと、その多様性ゆえに、良かれと思って行ったファシリテーションや場づくりが、特定の参加者をモヤモヤさせてしまったり、互いに「わかりあえない」という感覚を生み出してしまったりすることがあります。 チームの多様性を現す指標は無数にありますが、モヤモヤの原因になりやすい変数である「ケイパビリティ」の属性の違いについて、ファシリテーターは理解をしておく必要があります。本記事では、チームのケイパビリティ傾向ごとのファシリテーション方略の違いや、多様なケイパビリティで構成されるチームをファシリテートする際の注意点について、考察します。 2つのケイパビリティ ケイパビリティとは、資質や潜在能力を指す言葉ですが、具体的な技術的な能力よりも、どのような状況を受容しやすいのか、心構えやものの見方のようなニュアンスを含んでいます。組織の対話を促進するファシリ

                                                              ケイパビリティ・ファシリテーション:チームの多様性を活かすためのケース難易度別のポイント | CULTIBASE
                                                            • 2020.12.4 フランクルの言葉 - カメキチの目

                                                              『言葉が立ち上がる時』の最後は、『夜と霧』のフランクルの言葉です。 (『夜と霧』はフランクルがユダヤ人であるからということでナチスの 強制収容所に「収容」されていたときの体験に基づく本) (グーグル画像より) 著者はフランクルの言葉を引用します。 【引用の引用】 「ここで必要なのは生命の意味についての問いの観点変更なのである。 すなわち人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、 むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである。… われわれが人生の意味を問うのではなくて、 われわれ自身が問われた者として体験されるのである」 (注:赤太字はこちらでしました) ーーーーーーーーーー 若いときにもフランクルを読んだことがあったが、「絶滅収容所」の衝撃、 それを生みだした社会への憤怒が「人生」や「精神」を圧倒し、この言葉があった ことにはまったく気づかなかった。 この言

                                                                2020.12.4 フランクルの言葉 - カメキチの目
                                                              • 【精神科医が教える】「メンタルが強い人」のたった1つの特徴

                                                                かわの・たいしゅう/精神科・心療内科医/臨済宗建長寺派林香寺住職。精神保健指定医・日本精神神経学会認定精神科専門医・日本医師会認定産業医。1980年横浜市生まれ。2005年慶應義塾大学医学部医学科卒業。臨床研修修了後、慶應義塾大学病院精神神経科、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。2011年より建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行。2014年末より横浜にある臨済宗建長寺派林香寺住職となる。現在寺務の傍ら都内及び横浜市内のクリニック等で精神科診療にあたっている。うつ病、不安障害、PTSD、睡眠障害、依存症などに対し、薬物療法や従来の精神療法と並び、禅やマインドフルネスの実践による心理療法を積極的に導入している。またビジネスパーソン、医療従事者、学校教員、子育て世代、シニア世代などを対象に幅広く講演活動を行なっている。 こころの葛藤はすべて私の味方だ。 【韓国で15

                                                                  【精神科医が教える】「メンタルが強い人」のたった1つの特徴
                                                                • 今年のふりかえり…その2 - kyokoippoppoの日記

                                                                  年末がぐんぐんと近づいて参ります。 堅苦しいネタが続いておりますがご容赦を! 『ジャッジフリー』について、最後にきちんと書いておきたかったのです。 本題に入る前に、You Tube動画を貼らせて下さい。 長男Hの編曲作品です。 『ファーストペンギン』というドラマで使われた楽曲の編曲です。 歌詞もなく、画像も静止したままのものですので、音声のみ流し、記事をスクロールしていただければとのお願いです。 www.youtube.com 話題を戻しましょう。 ジャッジフリーについて、最初に記事にしたのは一年前の夏のこと。 友人が紹介してくれた本 『ティール時代の子育ての秘密』 に関する記事を書き連ねていた流れの中でこの言葉に出会ったのです。 本書の中でこの言葉がそのまま使用されているわけではありません。 この本の中ではティール時代の生き方の姿勢の一つとして むやみに「いい・悪い」の判断をしない。 起

                                                                    今年のふりかえり…その2 - kyokoippoppoの日記
                                                                  • これから求められるのは「資本主義のハッカー」 山口周氏が考える、日本が閉塞感から抜け出す道

                                                                    グロービス経営大学院の開学15周年記念セミナーに山口周氏が登壇。現代は、「問題解決者(オールドタイプ)」が優秀とされてきた時代から、問題を解消するための仕組みを提案する「課題設定者(ニュータイプ)」が必要とされる時代へと変化している——。そんな中、山口周氏は「経営においてはニュータイプの人材が仕事に意味を与え、人々のモチベーションを高めることで、組織の潜在能力を引き出していく」と語っています。本記事では、同氏とグロービス経営大学院の田久保善彦氏による、これからの時代に求められるニュータイプについての対談をお届けします。価値や課題を見出し、若者が社会を変えるための方法について意見を交わしました。 違和感の感度が鈍い人は、問題を見つけられない 田久保善彦氏(以下、田久保):ありがとうございます。ここからは、いくつかみなさんからの質問を取り上げたいと思います。「問題を探す力や作る力が重要というの

                                                                      これから求められるのは「資本主義のハッカー」 山口周氏が考える、日本が閉塞感から抜け出す道
                                                                    • ネガティブ・ケイパビリティ / 答えのでない事態に耐える力 | 本の要約サービス flier(フライヤー)

                                                                      おそらく「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉を初めて聞く方が多いだろう。簡単にいうと、「分からないものを分からないまま、宙ぶらりんにして、耐え抜く能力」ということである。果たしてその能力が、どんな場面で役に立つのだろうか。 著者は、日本とフランスの病院での勤務経験がある精神科医で、数多くの文学賞に輝く作家でもある。著者がネガティブ・ケイパビリティという言葉に出会ったのは、ある医学論文の中だったそうだ。以来、著者がとても大切にしてきた概念である。 本書ではまず、ネガティブ・ケイパビリティという言葉を初めて使ったとされている詩人キーツや、その概念を精神分析学に用いたビオンの生涯とともに、この言葉についての歴史が語られる。さらには、ネガティブ・ケイパビリティが創作活動、医療現場、教育など、あらゆる場において、いかに重要であるかが丁寧に語られていく。医療や教育に携わる方や、創作活動に取り組んで

                                                                        ネガティブ・ケイパビリティ / 答えのでない事態に耐える力 | 本の要約サービス flier(フライヤー)
                                                                      • 週報2022/01/02 悪意の出てこない物語 - しゅみは人間の分析です

                                                                        正月は実家に帰らず家の整理整頓に明け暮れています。工夫で家が広くなると嬉しいし実利もあります。リファクタリングです。 近況 労働 27日と28日に労働をして仕事が収まりました。 Rubyの型をつける方法を調べていて、公式のやり方がよいことがわかりました。Sorbetは微妙そうです。メンテナの態度に不穏なものを感じるし、型解釈くんがC++実装だとコミュニティがメンテナンスできない。 体調 睡眠位相が後ろにずれていて2時から10時まで寝てしまう。しんどいですね。0時までに寝て8時に起きるのがいちばんです。 愚かにも厚手のズボンを履くと足の冷えがましになることに気づきました。部屋着は柔らかいものを好むのですが、夏に買ったテロテロズボンは少し薄すぎたようです。ユニクロか何かで厚手の柔らかい布を探します。 余暇 包丁を研いだり押し入れをひっくり返したり。たくさんいらないものが出てきました。捨てます。

                                                                          週報2022/01/02 悪意の出てこない物語 - しゅみは人間の分析です
                                                                        • 問う行為そのものを肯定し、問いを味わって楽しむ方法を伝えたい。京都大学総合博物館准教授・塩瀬隆之さん【インタビューシリーズ「時代にとって大切な問いを問う」】

                                                                          ミラツクでは、2020年8月より、未来をつくるための「場」を提供するメンバーシップ「ROOM」をスタートします。インタビューシリーズ「時代にとって大事な問いを問う」は、ミラツク代表・西村勇哉がインタビュアーとなり、「時代にとって大切な問い」を問う活動をしている人たちにお話を聞く「ROOM」のオリジナルコンテンツ。「ROOM」では、記事と連動してインタビュイーの方をゲストにお招きする、オンラインセッションを毎回開催していきます。 ROOMオンラインセッション「ROOM on Zoom」 9月3日(木)18:30-20:30 at Zoom ゲスト:京都大学総合博物館准教授 塩瀬隆之さん (※セッションは終了しました。アーカイブを下記URLからご覧いただけます) オンラインセッションアーカイブ:https://youtu.be/4TjAh-iiQCA インタビューに同席し、記事の構成・執筆を担

                                                                            問う行為そのものを肯定し、問いを味わって楽しむ方法を伝えたい。京都大学総合博物館准教授・塩瀬隆之さん【インタビューシリーズ「時代にとって大切な問いを問う」】
                                                                          • 1787夜 『ネガティブ・ケイパビリティ』 帚木蓬生 − 松岡正剛の千夜千冊

                                                                            先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日本もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

                                                                            • コロナうつを鎮める。精神科医にネガティブケイパビリティを学ぶ:書評 | ライフハッカー・ジャパン

                                                                              ぷかぷかと浮かぶように生きる毎日が不確かで不安に押しつぶされそうになっている患者さんに対し、著者は「ぷかぷか浮かんでみたらどうでしょう」と問いかけることがあるのだそうです。 目的地に向かって泳いで行こうと必死で頑張るから疲れるんです。 世界ではコロナが猛威を振るっていて、その中で今までと同じような毎日を過ごそうと思うこと自体に、無理があるんです。(73ページより) 自分が思い描く未来に向かって、しっかりとまっすぐ泳いで行こうと意気込んだのでは疲れて当然。 いまの位置をキープすることで精いっぱいになってしまうかもしれませんし、息切れしてしまう可能性もあります。 だったら、無理せずぷかぷかと浮かんでいればいいという考え方。言い換えれば、問題となることからそっと目線を逸らすことを著者は勧めているのです。 大切なのは、目を背けるのではなく、そっと逸らすこと。そうすれば、違うなにかが視界に入ってくる

                                                                                コロナうつを鎮める。精神科医にネガティブケイパビリティを学ぶ:書評 | ライフハッカー・ジャパン
                                                                              • チームのふり返りを「KPT」から「KMT」に変えてみてわかったこと|瀧 知惠美@デザインの実践と研究の狭間

                                                                                こんにちは。株式会社MIMIGURIで、リフレクションやナレッジマネジメントの実践&研究をしている瀧です。今回は、私が最近チームでやっている「KMT(Keep/Moyamoya/Try)」というふり返りのやり方、これに変えてみた背景を紹介します。(ちなみに「KMT」の読み方は「ケモティー」です。) チームで行うふり返りといえば、よく使われるものにKPT(Keep、Problem、Try)がありますが、このやり方を少し変えてみた話です。 KPTは、簡単に言うと下記の3つの項目を出していくふり返り手法です。 Keep:よかったこと、今後も続けたいこと Problem:よくなかったこと、改善すべき課題 Try:次にチャレンジすること(具体的なアクション) 詳しいKPTのやり方はここでは触れないので、知りたい方は検索するなどして調べてみてください。 私は、KPTをチームで行う週次のふり返りなどでよ

                                                                                  チームのふり返りを「KPT」から「KMT」に変えてみてわかったこと|瀧 知惠美@デザインの実践と研究の狭間
                                                                                • “ネガティブ・ケイパビリティ”とは?今、不安に駆られている人に伝えたい【ヴォーグなお悩み外来】

                                                                                  誰もが抱えるものから人には聞けないものまで、あらゆるヘルス&ビューティーの悩みにその道のエキスパートが回答するこちらのシリーズ。最近注目されているワード、「ネガティブ・ケイパビリティ」という概念を今回は紐解いていく。くよくよと悩むことも、答えが見つからないことも、実は悪いことではないのだ。頑張り過ぎている人、不安に駆られている人、不安症の人が肩の力を抜くことができる方法論を今知っておこう。

                                                                                    “ネガティブ・ケイパビリティ”とは?今、不安に駆られている人に伝えたい【ヴォーグなお悩み外来】