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東京国際映画祭の検索結果1 - 40 件 / 273件

  • ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA

    「原子爆弾の父」と呼ばれたロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』の日本での劇場公開をめぐり、注目が集まっている。クリストファー・ノーランが脚本・監督を務め、全米での封切り以降高い評価を受けているが、日本では公開日が決まっておらず、10月28日時点で一切の宣伝がされていない。 日本公開をめぐる現状はどうなっているのか。関係者への取材を通して得た情報や、本作が公開されることの意義について、ライターの稲垣貴俊氏が執筆する。 2023年に世界的ヒットを記録した一本の映画が、日本では劇場公開されないままとなってしまうかもしれない――。『ダークナイト』3部作などの人気監督クリストファー・ノーランによる最新作、「原子爆弾の父」こと理論物理学者のロバート・オッペンハイマーを描いた伝記映画『オッペンハイマー(原題)』が話題だ。 本作はオッペンハイマーの学生時代から、原爆開発(マンハ

      ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA
    • 『死ぬまでに観たい映画1001本』を死ぬまでに全部観た! ~攻略マニュアル~|KnightsofOdessa

      11年かかったが、『死ぬまでに観たい映画1001本』を完走した。 と言っても、完走したのは2011年版で、追加/削除された作品を含めると、まだ140本ほどあるのだが、11年間小脇に抱えていた重たい本を本棚に戻すという区切りの意味で、一旦走りきったことにしたい(残りもいずれ)。 他人の作ったリストをマラソンする最大の利点は、自分では選ばないような作品を観ることになる点にある。私はミュージカルとドキュメンタリーが苦手だし、有名な映画には興味がないし、80年代の映画はあまり好きになれないので、このリストに出会わなかったら今以上に偏った観賞履歴になっていただろう。しかし、『マルケータ・ラザロヴァー』という題名の厳つさに惹かれて東欧映画の森に迷い込んだのも、サイレント映画沼に足を突っ込んだのも、ガイ・マディンやジョン・ジョストに出会ったのも、全てこの本がきっかけなので、最早出会わなかったことなど想像

        『死ぬまでに観たい映画1001本』を死ぬまでに全部観た! ~攻略マニュアル~|KnightsofOdessa
      • 失速するれいわ新選組。映画監督・原一男氏が山本太郎に覚えた違和感 « ハーバー・ビジネス・オンライン

        2019年夏の参議院選挙における、「れいわ新選組」の候補者を追ったドキュメンタリー『れいわ一揆』が9月11日より公開されている。参院選では、女性装の東大教授として知られる安冨歩氏をはじめ、個性豊かな10人の候補者たちが出馬し、熱戦を繰り広げた。 17日間に及んだ選挙戦を約4時間のドキュメンタリーにまとめあげたのは、『ゆきゆきて、神軍』の奥崎謙三、『全身小説家』の井上光晴など「強い個人」に焦点を当てた作品で知られる原一男監督。本来は4月に公開が予定されていたものの、コロナ禍の影響で公開が延び、その間には山本太郎氏の都知事選の立候補と、新たなドラマもまた生まれた。公開を前にした8月、原監督にれいわ新選組や党首である山本太郎氏の変遷を中心に、お話をうかがった。 本来の公開予定日は4月17日だったので、5ヶ月も延びてしまったことになります。時期が決めにくかったのは、コロナの第二波と重なるかもという

          失速するれいわ新選組。映画監督・原一男氏が山本太郎に覚えた違和感 « ハーバー・ビジネス・オンライン
        • 「おばさんのエロは気持ち悪い」に奮起した中村真夕監督 | ムビコレ | 映画・エンタメ情報サイト

          「おばさんのエロは気持ち悪い」に奮起、気鋭監督が“おばさん主人公”の映画を作った理由とは? #MeToo#コラム#中村真夕#性差別#社会#親密な他人 2022.05.06 若い女性とおじさんの“おじさんファンタジー”は多いのに… 現在、日本映画界では性暴力問題をはじめとするさまざまな問題が噴出しており、大きな転機を迎えている。そんななか、「改善できることはまだ他にもあるのでは」と指摘するのは、高良健吾デビュー作『ハリヨの夏』(06)やドキュメンタリー映画『愛国者に気をつけろ!鈴木邦男』(20)などで知られる中村真夕監督。公開中の最新作『親密な他人』は、第34回東京国際映画祭に出品されたのをはじめ、今月にはフィンランドのHelsinki CineAAsia Film Festivalで上映されるなど、国内外で高く評価されているが、完成までにはさまざまな“壁”が立ちはだかったという。 そこで、

            「おばさんのエロは気持ち悪い」に奮起した中村真夕監督 | ムビコレ | 映画・エンタメ情報サイト
          • 東京国際映画祭『機動警察パトレイバー2 the Movie』上映記念・押井守監督独占インタビュー! 東京を舞台に戦争を仕掛ける幻想を遂に実現できたのが『パトレイバー2』|ガジェット通信 GetNews

            東京国際映画祭『機動警察パトレイバー2 the Movie』上映記念・押井守監督独占インタビュー! 東京を舞台に戦争を仕掛ける幻想を遂に実現できたのが『パトレイバー2』 第35回東京国際映画祭ジャパニーズ・アニメーション部門【アニメと東京】特集で押井守監督の『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93)が上映されたことを記念して、押井監督に同作品を振り返っていただいた。映画祭ではメカニックデザイナーの出渕裕さんが上映後のトークに登壇。まずはそのトーク内容を押井監督にお伝えすることからインタビューは始まった。 『パトレイバー』を作ることの難しさ ──今回、出渕さんが最初に話されたのが「『機動警察パトレイバー』は設定を掘っていくと矛盾してしまう作品である」ということ。作業用ロボット=レイバーを登場させる方便として巨大洋上工事計画〈バビロンプロジェクト〉を設定して、これが首都圏の用地問題

              東京国際映画祭『機動警察パトレイバー2 the Movie』上映記念・押井守監督独占インタビュー! 東京を舞台に戦争を仕掛ける幻想を遂に実現できたのが『パトレイバー2』|ガジェット通信 GetNews
            • 久方ぶりに烈火のごとく怒ったのだが、その憤怒が快いあれこれのことを思いださせてくれたので、怒ることも無駄ではないと思い知った最近の体験について|些事にこだわり|蓮實 重彦|webちくま

              久方ぶりに烈火のごとく怒ったのだが、その憤怒が快いあれこれのことを思いださせてくれたので、怒ることも無駄ではないと思い知った最近の体験について 蓮實重彥さんの連載時評「些事にこだわり」第17回を「ちくま」1月号より転載します。昨秋に開催された小津安二郎生誕百二十周年のメモリアル・イベントは、なぜ失望のうちに終わってしまったのか。その二十年前、著者自身も深く関わった生誕百年・没後四十年の記念イベントとの違いを思い起こします。ご覧下さい。 なかには例外的に聡明な個体も混じってはいるが、これからこの文章を書こうとしているわたくし自身もその一員であるところの人類というものは、国籍、性別、年齢の違いにもかかわらず、おしなべて「愚かなもの」であるという経験則を強く意識してからかなりの時間が経っているので、その「愚かさ」にあえて苛立つこともなく晩期高齢者としての生活をおしなべて平穏に過ごしている。ところ

                久方ぶりに烈火のごとく怒ったのだが、その憤怒が快いあれこれのことを思いださせてくれたので、怒ることも無駄ではないと思い知った最近の体験について|些事にこだわり|蓮實 重彦|webちくま
              • 映画監督の大林宣彦さん 肺がんで死去 82歳 | NHKニュース

                映画「転校生」や「時をかける少女」など、若者たちの情感をみずみずしく描いた作品で人気を集め、晩年まで反戦を訴え続けた映画監督の大林宣彦さんが、10日夜、肺がんのため東京都内の自宅で亡くなりました。82歳でした。 大林宣彦さんは広島県尾道市出身で、大学を中退したのち、昭和38年に画家の藤野一友さんと発表した初の16ミリ作品「喰べた人」でベルギー国際実験映画祭の審査員特別賞を受賞しました。 3000本を超えるコマーシャルを手がけて新たな映像表現に挑戦し、昭和52年に独特な映像美の映画「HOUSE」で商業映画の監督としてデビューしました。 ふるさとの尾道市で撮影した「転校生」「時をかける少女」それに「さびしんぼう」は「尾道三部作」と呼ばれ、若者たちの情感をみずみずしく描いた作品でロケ地を巡る若者が増えるなど、人気を集めました。 作品の中では若手の俳優を重要な役に抜てきし、小林聡美さんや原田知世さ

                  映画監督の大林宣彦さん 肺がんで死去 82歳 | NHKニュース
                • 映画館からオリジナルアニメ映画が消える…?厳しい現状と今後の在り方について考察する

                  昨年末に公開された「劇場版 呪術廻戦0」が快進撃を続けている。公開52日間で観客動員数は799万9569人、累計興行収入は110億8759万1410円に到達した。早くも公開から2ヶ月足らずで興行成績は邦画歴代10位となっている。今週末からは入場者プレゼントもあり、最終成績は120億突破確実と言われている。 2020年の「鬼滅の刃 無限列車編」前人未到の大ヒットから、昨年は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」100億円突破、そして今年の「劇場版 呪術廻戦0」。コロナ禍以前の100億円突破邦画アニメ作品は宮崎駿監督作品、新海誠監督作品しかなかったことを鑑みてもこの3作品の立て続けのヒットは今後のアニメ業界の可能性を大きく広げていると言っても過言ではないだろう。 また、昨年2021年の興行収入ランキングTOP10を見てみると 1位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』102.8億円 2位『名探偵コナン 緋

                    映画館からオリジナルアニメ映画が消える…?厳しい現状と今後の在り方について考察する
                  • 役所広司さん カンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞 日本人2人目 | NHK

                    世界3大映画祭の1つ、フランスのカンヌ映画祭で、俳優の役所広司さんがドイツのヴィム・ヴェンダース監督の作品「PERFECT DAYS」(原題)の演技で、最優秀男優賞を受賞しました。日本人の俳優が最優秀男優賞を受賞するのは19年ぶり2人目です。 また、脚本家の坂元裕二さんが是枝裕和監督の最新作「怪物」で脚本賞を受賞しました。 ことしで76回目となるカンヌ映画祭は最終日の27日、最優秀賞のパルムドールを競うコンペティション部門など各賞の発表が行われました。 このうち、俳優の役所広司さんがドイツのヴィム・ヴェンダース監督の作品「PERFECT DAYS」(原題)の演技で、最優秀男優賞を受賞しました。 役所さんは名前が読み上げられると、大きく驚いた表情を見せ、壇上に上がって「こんなに華々しいカンヌ映画祭でスピーチするのはあまり好きじゃない」と話し、会場の笑いを誘っていました。 その上で「主人公の平

                      役所広司さん カンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞 日本人2人目 | NHK
                    • スプツニ子!の代理出産 - Togetter

                      2010年3月20日 美人すぎる理系アーティスト・スプツニ子さんはなぜ歌う? https://ascii.jp/elem/000/000/507/507353/4/ 作曲を始めたのは先生がイケメンだったから スプツニ子! リンク送りますか? ジュード・ロウに似ているんです。スペイン人で。超カッコイイよ! ――おーっ、これが先生!?* ス 先生ですよ、これが! それで頑張って授業に出て、曲を作ったんです。5曲。「チンコの歌」もその時に作ったんですけど。チンコいいなーって。 ――曲の発想もテクノ的だと思うんですけど。「コドモを作る機械」あたりは特に。 ス 「女は子供を生む機械」って言った日本の大臣がいましたよね。そのスキャンダルが起きたときに「ちょっとサイボーグっぽくない?」って思って作ったんです。 ――問題発言に怒るより、むしろネタにってことですね。この曲以外にもジェンダー系のテーマが多いで

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                      • 機動警察パトレイバー:出渕裕がイングラムのデザイン語る 目が二つではない理由 話題の新作「EZY」はどうなる? - MANTANWEB(まんたんウェブ)

                        アニメやマンガなどが人気の「機動警察パトレイバー」シリーズの劇場版アニメ第2作「機動警察パトレイバー2 the Movie」(押井守監督、1993年公開)が10月29日、東京都内で開催中の第35回東京国際映画祭の「アニメと東京」をテーマとした特集で上映された。上映後、トークイベントが開催され、メカニックデザインの出渕裕さんが登場。同シリーズに登場するイングラムなどレイバー(ロボット)のデザインは長く愛されている。出渕さんは、イングラムのデザインについて「警視庁と書いていて、パトカーの回転灯、桜の代紋が付いているのが笑える。ギャグすれすれと思っていたけど、当時はそれが格好いい、そこがリアルだと解釈してくれる方がいてくれた。だから、長生きしているのかもしれない。目が二つ付いているロボットは、ヒーローになるけど、それはやりたくなかった」と説明した。

                          機動警察パトレイバー:出渕裕がイングラムのデザイン語る 目が二つではない理由 話題の新作「EZY」はどうなる? - MANTANWEB(まんたんウェブ)
                        • 深田晃司監督「鬼滅の刃のヒットは大資本のお陰。公正な競争とは言えず海外なら独禁法違反」 : 痛いニュース(ノ∀`)

                          深田晃司監督「鬼滅の刃のヒットは大資本のお陰。公正な競争とは言えず海外なら独禁法違反」 1 名前:きららちゃん(ジパング) [US]:2020/10/21(水) 19:27:03.09 ID:93J8vQiv0 「『鬼滅の刃』が今、バスや電車の時刻表かというくらい分刻みで上映されています。もちろん『鬼滅の刃』のヒットは祝福されるべきだし、関わったスタッフ・俳優の皆様には拍手を送りたいです。作品の持つ力は疑いようがなく自分も早く見たいと思っています。ただ一方で考えなくはいけないのは、あれだけの規模で公開できるのは、TOHOシネマズを持つ東宝の配給だからです。日本だと違和感ないかもしれませんが、事実としてアメリカであれば大手映画会社が映画館チェーンを持つことは禁止されていたりします。独禁法に抵触するからです。 強固なネットワークと大きな資本力を駆使した日本映画従来の方法論が、自由で公正な競争で

                            深田晃司監督「鬼滅の刃のヒットは大資本のお陰。公正な競争とは言えず海外なら独禁法違反」 : 痛いニュース(ノ∀`)
                          • 『鬼滅の刃』はなぜヒットした? アニメ監督・伊藤智彦さんと振り返る2019年のアニメ業界 | テレビ東京・BSテレ東の読んで見て感じるメディア テレ東プラス

                            産業市場は2兆円を超え、文化としても、ビジネスとしても日本に欠かせなくなったアニメ。2019年には一体どのような動きがあったのか。昨年9月に映画『HELLO WORLD』(2019年秋公開)が公開された伊藤智彦監督と共に2019年のアニメ業界を振り返る。 『鬼滅の刃』大ヒットの理由は? ▲2019年に公開された伊藤監督の映画『HELLO WORLD』 ーー早速2019年のアニメ業界を振り返りたいのですが、まずは何と言っても『鬼滅の刃』が大ヒットしました。 こんなにテレビシリーズが大ブレイクするとは、ほとんどの方が思っていなかったんではないでしょうか。ヒットした理由には『進撃の巨人』と一緒かもしれません。原作漫画の絵が独特で、絵柄に苦手意識を持つような作品の場合、アニメ化して見た方がマイルドで受け入れられすいんじゃないかと思います。 もともとストーリーは面白いから、アニメで入ったファンが「じ

                              『鬼滅の刃』はなぜヒットした? アニメ監督・伊藤智彦さんと振り返る2019年のアニメ業界 | テレビ東京・BSテレ東の読んで見て感じるメディア テレ東プラス
                            • 無冠の巨匠・富野由悠季「ガンダムの生みの親」の評価が低い理由 | FRIDAYデジタル

                              アニメーション監督「富野由悠季」が、いま熱い。 11月5日に78歳の誕生日を迎えた富野由悠季(とみのよしゆき)が総監督する劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」の上映が11月29日から開始された。2014年に全26話で制作されたテレビシリーズを5年間かけて再構築し、なんと全5部作になる大作である。 また今年6月からは「富野由悠季の世界」とタイトルした展覧会が、福岡市立美術館で始まっている。現在は兵庫県立美術館に会場を移し12月22日まで開催中。今後予定する島根、青森、富山、静岡も含めて全国6会場を巡回するという大回顧展だ。各作品の映像や資料と共に富野由悠季のこれまでの仕事を回顧する内容に多くのファンが歓喜する。 意外なことに、富野由悠季の名前を冠した本格的な展覧会は「富野由悠季の世界」が初になる。富野由悠季が1964年に日大芸術学部映画学科卒業後、アニメ業界に入ってから5

                                無冠の巨匠・富野由悠季「ガンダムの生みの親」の評価が低い理由 | FRIDAYデジタル
                              • 未来へつなごう!!多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援 ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金 | MOTION GALLERY

                                「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、政府からの外出自粛要請が続く中、閉館の危機にさらされている全国の小規模映画館「ミニシアター」を守るため、映画監督の深田晃司・濱口竜介が発起人となって有志で立ち上げたプロジェクトです。 ・5月14日に発生しましたアクセス障害についてのご報告・ ミニシアターが私たちに教えてくれた、 映画と映画館への親愛 「あの映画館」で上映されている映画が見たい。この気持ちは、単に「あの映画が見たい」とは違います。このとき、「あの映画館」としてみなさんが思い浮かべているのは、たぶん「ミニシアター」と呼ばれる小規模映画館のことではないでしょうか。 シネ・ヌーヴォ(大阪市) 上映作品の独自のセレクションは言うまでもなく、チケット売り場・売店に並んだパンフレットやグッズに軽食、ロビーに貼られた

                                  未来へつなごう!!多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援 ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金 | MOTION GALLERY
                                • 映画公開記念!! 「映画秘宝」2020年1月号「15,000字TALK!片渕須直VS町山智浩」の濃厚対談をすべて大公開!!| この世界の(さらにいくつもの)片隅に【映画】

                                  映画公開記念!! 「映画秘宝」2020年1月号「15,000字TALK!片渕須直VS町山智浩」の濃厚対談をすべて大公開!! 『特別先行版』を観た映画評論家の町山智浩氏が、片渕須直監督とSkypeで邂逅! アフレコ収録秘話から驚異の音響効果裏話、高畑勲監督からの伝言まで! 『この世界の片隅に』との違いが明確に浮かび上がる、濃厚対談を完全収録! ※本文にはネタバレを含みます。映画をご覧になった後にお読みいただけますと幸いです。 町山:監督、お疲れじゃないですか? 東京国際映画祭での『特別先行版』お披露目に向けてギリギリまで作業されていたのを、Twitterで拝見しておりました。本当に前日くらいまで作業されてましたよね? 片渕:そうなんですよ(苦笑)。それでもまだ完全には終わっていないので、疲れたとも言っていられませんが。 町山:作業中のお忙しいところすみません。今回の『この世界の(さらにいくつ

                                    映画公開記念!! 「映画秘宝」2020年1月号「15,000字TALK!片渕須直VS町山智浩」の濃厚対談をすべて大公開!!| この世界の(さらにいくつもの)片隅に【映画】
                                  • 町山智浩さん&片渕須直監督 映画公開記念トークショー全文| この世界の(さらにいくつもの)片隅に【映画】

                                    1月11日(土)テアトル新宿で実施された、町山智浩さん(映画評論家)と片渕須直監督の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開記念トークショー。 ディテールの考察から新しい発見と驚きが満載のトークの模様+楽屋での会話を≪全文書き起こし≫にて大公開!ぜひご覧ください。 司会- ではお掛けいただきまして、町山さん、よろしくお願いいたします。 町山:よろしくお願いします。 片渕:よろしくお願いいたします。 町山:この前にお話をお伺いしたときは、東京国際映画祭で上映するバージョンを見た後だったんですけど。 片渕:はい。特別先行版って言ってたんですけど、今ご覧いただいたやつの、5分ちょっと短かったんではないかなと思います。 町山:はい。この間、見たのから新しくかなり増えてるんですけど、その辺の話からお伺いしてよろしいですか。 片渕:はい。 町山:台風ですよね、やっぱり。 片渕:台風ですね。台風は、

                                      町山智浩さん&片渕須直監督 映画公開記念トークショー全文| この世界の(さらにいくつもの)片隅に【映画】
                                    • 津田健次郎「貧乏よりも必要とされないことが辛かった」…全力で挑んできた役者人生を語る(伊藤 由美子)

                                      第33回東京国際映画祭でも上映された、原作の絵本も人気の『どすこいすしずもう』のアニメが、4月よりtvk、チバテレ、テレ玉ほかにてテレビ放送開始となる。声優、俳優、ナレーションなどの活動の傍ら、映像監督もこなす津田健次郎さんが、本作では、“なすび親方”の声で出演。 すし×すもうの日本カルチャーを詰め込んだ新感覚のCGアニメーションが話題のアニメ『どすこいすしずもう』の魅力、“待ったなし”で挑んできた演劇人生について語っていただいた。 津田健次郎・1971年生まれ。大阪府出身。声優・俳優・ナレーターとしてマルチに活躍する演劇家。2019年『ドキュメンターテイメント AD-LIVE』にて映画監督デビュー。2021年第十五回 声優アワードでは、主演男優賞を受賞。アニメ『どすこいすしずもう』では、なすび親方の声を演じる。 人生のターニングポイントは19歳の時 ー4月から放送されるアニメ『どすこいす

                                        津田健次郎「貧乏よりも必要とされないことが辛かった」…全力で挑んできた役者人生を語る(伊藤 由美子)
                                      • №1,212 10月22日に生まれて「カトリーヌ・ドヌーヴ」| 邦楽セレクション「Official髭男dism - ノーダウト」 - 糸屯 ち ゃ ん の エ ン タ メ 通 信

                                        ■ 目 次 はじめに 10月22日に生まれて「カトリーヌ・ドヌーヴ」 邦楽セレクション「Official髭男dism - ノーダウト」 おわりに 純ちゃんのおまけ - Blog Ranking Lists はじめに おはようございます、MCの白石純子です 本日のテーマは、10月22日に生まれて 「カトリーヌ・ドヌーヴ」です 本文中に青字や薄く下線があり、カーソルをその文字に合わせて、指マークに変わればリンクに飛ぶことができます そしたら、その意味を教えてくれるからね~ (* ˃ ᵕ ˂ )b 皆さん、おはようございます アシスタントの真行寺(しんぎょうじ)です それでは、さっそくわたくしの方からお送りするナンバーをご紹介 させて頂きます ご紹介するナンバーは、「Official髭男dism - ノーダウト」をチョイスしました! 記事はUP後も、編集(随時)したり、音楽はセレクションを 増や

                                          №1,212 10月22日に生まれて「カトリーヌ・ドヌーヴ」| 邦楽セレクション「Official髭男dism - ノーダウト」 - 糸屯 ち ゃ ん の エ ン タ メ 通 信
                                        • 橋本愛さん「個人の人生を犠牲にしてきた分、取り戻す必要ある」映画界のハラスメントや過酷な労働環境に言及

                                          橋本愛さん「個人の人生を犠牲にしてきた分、取り戻す必要ある」映画界のハラスメントや過酷な労働環境に言及 東京国際映画祭で是枝裕和監督とトークセッション。映画業界の変化の気運が高まる中で、橋本愛さんは「微力ではあるけれど、声をあげることが自分にできる行動のひとつ」などと語った。

                                            橋本愛さん「個人の人生を犠牲にしてきた分、取り戻す必要ある」映画界のハラスメントや過酷な労働環境に言及
                                          • 【しんゆり映画祭】是枝監督「取り下げは映画祭の死」 | 社会 | カナロコ by 神奈川新聞

                                            主催者と市の対応を批判する是枝監督(右)=川崎市麻生区の市アートセンター 是枝裕和監督の舞台あいさつと報道陣に語った概要は以下の通り。 映画祭は何を上映するかが全て。いい作品を発見し、皆さんに届け、皆さんが新しい作品や作家を発見し、作り手と観客がつながっていく場所だ。(25回目を迎えたしんゆり映画祭は)長い時間をかけ地域の皆さんの協力の下に、そうしたことを継続させ、定着させてきた。 それは楽しんでいれば持続するものではなく、主催する側、参加する側、皆さんの努力が続けられて初めて持続できるもので、今回の事態は映画祭を主催する人としてあってはならない、あるまじき判断だ。これは作り手への敬意を欠いているし、皆さんから作品と出合うチャンスを奪う行為だ。 川崎市は共催者で、共催する側が懸念を表明している。(主戦場の上映中止は)懸念の表明がきっかけと聞いているが、共催している側が懸念を表明している場合

                                              【しんゆり映画祭】是枝監督「取り下げは映画祭の死」 | 社会 | カナロコ by 神奈川新聞
                                            • ポン・ジュノ監督、役所広司で撮りたい 役は「若い漫画家に虐待される…」 - シネマ : 日刊スポーツ

                                              「パラサイト 半地下の家族」で20年に米アカデミー賞で外国語映画で史上初の作品賞、監督賞、脚本賞、国際(長編)映画賞の4冠を獲得した、韓国のポン・ジュノ監督(52)が7日、都内で開催中の東京国際映画祭が国際交流基金アジアセンターと共催する「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」で「竜とそばかすの姫」の細田守監督(54)とオンラインで対談した。その中で、ポン・ジュノ監督は、役所広司(65)を起用して映画を作りたいと熱望した。役所は「竜とそばかすの姫」にも、声優として出演している。 ポン・ジュノ監督は、細田監督に「僕は、役所広司さんをお迎えして映画を作りたいと常に思っています。細田監督もそうですが、お仕事をご一緒された黒沢清監督、西川美和監督、是枝裕和監督…うらやましいなぁと思いながら、嫉妬心も芽生えています」と口にした。役所は黒沢監督の97年「CURE」、是枝監督の17年「三度目の殺人」、西川

                                                ポン・ジュノ監督、役所広司で撮りたい 役は「若い漫画家に虐待される…」 - シネマ : 日刊スポーツ
                                              • 2020年に見て「良かったな」と思った映画から10本を選んでみる。 - 虚馬ダイアリー

                                                みなさま、どうも。ご無沙汰をしております。 今年は大変な年になってしまいました。映画館に「通えない」日々がこれほどつらいのか。それを実感させられました。 つらい状況の中でも映画館はまた僕らのもとへ帰ってきてくれました。そのうれしさのあまり、熱心に通いすぎてしまい、またたくさんの映画に出会いすぎてしまいました。好きな映画をあげればきりがありません。 ブログ更新こそ、すっかりご無沙汰になっていますが。それでも映画を見ることはやめていません。それを伝えたくて、このエントリを書いてます。 というわけで、自分が出会った映画の中から、「良かったな」という映画を10本選ばせてもらいました。「あれがない」「これもない」という方もいらっしゃるでしょうが、ご容赦いただいて、しばしおつきあいくださいませ。 10位「オフィシャル・シークレット」 オフィシャル・シークレット [DVD] キーラ・ナイトレイAmazo

                                                  2020年に見て「良かったな」と思った映画から10本を選んでみる。 - 虚馬ダイアリー
                                                • 2021年5月15日 思惑

                                                  もう何年前になるだろうか…知り合いの樋口景一さんという電通のクリエイターの方と世田谷公園で春夏秋冬と4度対談したことがある。(その後、対談は本になって出版された。『公園対談』(廣済堂出版 2016)) 1回目は確か、オリンピックの東京招致が決まった頃で街中に横断幕が掲げられていた。「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ」というキャッチコピーというかスローガンへの違和感について、「本来は、スポーツがニッポンに何をしてくれるのかではなく、スポーツの発展のために何が出来るのかを考えるべきなんじゃないか?」と僕が話すと、彼は「その通り。だからこそ今度のオリンピックが日本にスポーツを文化として定着させるラストチャンスだと考えているんです」と話された。頑張って欲しいなぁと思う半面、無理なんじゃないかなと思う気持ちのほうが強かった。今彼がどのようなポジションでこのオリンピックに関わられているのかは分からな

                                                    2021年5月15日 思惑
                                                  • 俳優・坂本龍一の軌跡|吉田伊知郎/モルモット吉田

                                                    坂本龍一の50年近いキャリアの中でも、特筆すべき項目のひとつが、『ラストエンペラー』によって第60回アカデミー賞作曲賞を受賞したことだろう。 エンニオ・モリコーネをはじめとする映画音楽の巨匠たちが、監督のベルナルド・ベルトルッチへ、我こそはとアピールするなかで、坂本が音楽も手がけることが決まったのは、撮影終了から半年後。ベルトルッチは当初、坂本を〈俳優〉として起用しただけだった。 俳優・坂本龍一の誕生は、今やクリスマスのスタンダードナンバーになったMerry Christmas Mr.Lawrenceを生んだ大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』(83年)が原点。坂本が演じた捕虜収容所所長のヨノイと、英国軍陸軍少佐ジャック・セリアズ(デヴィッド・ボウイ)との関係を描いたこの秀作は、最初から坂本龍一の出演が決まっていたわけではなく――というより、ビートたけし、デヴィッド・ボウイも含めて、キャ

                                                      俳優・坂本龍一の軌跡|吉田伊知郎/モルモット吉田
                                                    • 「コロナ禍の前から日本の映画界は危機的状況」 偉才・深田晃司監督が本気で語る映画のこれから(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース

                                                      カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した「淵に立つ」(2016年)、ロカルノ国際映画祭コンペティション部門正式招待作「よこがお」(2019年)などで、海外でも高い評価を受けている深田晃司監督は、新型コロナウイルスの感染拡大によって苦境に立たされた小規模館の運営継続を支援すべく、4月、「ハッピーアワー」「寝ても覚めても」の濱口竜介監督らと「ミニシアター・エイド基金」を設立。クラウドファンディング(CF)で3億3千万円あまりを集め、全国の118劇場・103団体に配分した。最新作「本気のしるし《劇場版》」の公開に合わせて神戸を訪れた深田監督に、コロナ禍でのこうした取り組みや、今の日本映画界が抱える課題などについて話を聞いた。 【写真】テレビ放映時は主体性のないヒロインに「イライラ」…最新作「本気のしるし《劇場版》」の1シーン ■映画文化を守る「ミニシアター・エイド基金」 ――この半年あ

                                                        「コロナ禍の前から日本の映画界は危機的状況」 偉才・深田晃司監督が本気で語る映画のこれから(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース
                                                      • 【シンファンタ】西村喜廣氏が「首里城が燃えてる時、沖縄の人達は回りでエイサー踊ってたんでしょ?」そうか、日本はここまできてるんですね - イベント関係者は事の次第を明らかにしてほしい - ご近所のネトウヨさん

                                                        「シン・ゴジラ」「進撃の巨人」とプロフィールにありますが、詳しくは確認できず、タイトルから「シン・ゴジラ」を削除しました。悪しからず。 先日は首里城が龍柱と同様に極右団体にとっての沖縄ヘイトの可視化されたシンボルであったことをまとめたが、 okinawansea.hatenablog.com 東京国際映画祭のイベントでも、 映像監督の西村喜廣氏が「首里城が燃えてる時、沖縄の人達は回りでエイサー踊ってたんでしょ?」とか、語っていたらしい。 東京国際映画祭のシンファンタで、西村喜廣氏が「首里城が燃えてる時、沖縄の人達は回りでエイサー踊ってたんでしょ?」って嘲笑していたという話、泣きそうなくらい悔しいし血の気が引くくらい怒ってる — ヘントナー大佐 (v.o.c) (@hentonacyoyu) November 4, 2019 最悪なのが関係者おっさんが「首里城燃えたねw」と沖縄出身若手女優に

                                                          【シンファンタ】西村喜廣氏が「首里城が燃えてる時、沖縄の人達は回りでエイサー踊ってたんでしょ?」そうか、日本はここまできてるんですね - イベント関係者は事の次第を明らかにしてほしい - ご近所のネトウヨさん
                                                        • 是枝裕和監督インタビュー「文化的視点ない東京国際映画祭、プサン映画祭にもっと学ぶべき」(渥美志保) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                          今回は釜国際映画祭で取材した是枝裕和監督のインタビューをお届けします。公開中の『真実』のお話はもちろん(別のインタビューでは話していないことを!)伺っておりますが、今回お伺いしたメインのお話は、最近話題の日本の文化助成について。特に現在開催中の東京国際映画祭について、映画業界にいる誰もが大なり小なり感じているモヤモヤを、「なぜ?」「どうしたら?」とストレートにお聞きしてみましたー。 最新作『真実』は全編フランス語のセリフですが、演出のOK・NGをジャッジするのは難しかったのでは? 是枝:日本語なら時制がばらばらでも主語がなくても成り立ちますが、フランス語はそうはいかない。だから日本語で書いた脚本をフランス語に変えるのは、結構大変でしたね。演出においては、メインの女優さん4人のそれぞれ個性的な声と話し方を思い浮かべながら、そのハーモニーをどう作っていくかを考えました。 例えばファビエンヌ役の

                                                            是枝裕和監督インタビュー「文化的視点ない東京国際映画祭、プサン映画祭にもっと学ぶべき」(渥美志保) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                          • 伊藤沙莉「渡したくなかった」主演作11・13公開 - シネマ : 日刊スポーツ

                                                            伊藤沙莉(26)が主演し、19年の第32回東京国際映画祭で日本映画スプラッシュ部門に出品された映画「タイトル、拒絶」(山田佳奈監督)の公開日が11月13日に決まった。 「タイトル、拒絶」は、それぞれが抱える事情に抗いながらも、力強く生きようと進むセックスワーカーの女たちの姿を描いた作品で、13年に山田監督自身が初演した同名舞台の映画化で&長編初監督作品。伊藤は、体験入店で店に来たものの、いざ行為の段階になっておじけづいてホテルの外に助けを求めて逃げ出した主人公・カノウを演じた。 伊藤は今年、NHK総合の連ドラ「いいね! 光源氏くん」をはじめドラマ3本、映画も7月に「劇場」「ステップ」と2本が公開。1月にNHKで放送されたアニメ「映像研には手を出すな!」でも主演し、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「第57回ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)でも個人賞を受賞と今、最も旬の女優

                                                              伊藤沙莉「渡したくなかった」主演作11・13公開 - シネマ : 日刊スポーツ
                                                            • 【お風呂屋さんの仕事も、結構あぶないんですね】映画『メランコリック』の魅力をはてなブロガーが語ります! - 週刊はてなブログ

                                                              バイトを始めた銭湯は、深夜に風呂場で人を殺していた―。 映画『メランコリック』公式サイトより 主人公・和彦が働くことになった銭湯では、深夜に「人を殺す場所」として貸し出されていた......。 銭湯を舞台にした斬新な設定とその中を駆け回る登場人物たちが魅力のエンターテインメント作品、映画『メランコリック』。 2019年8月に公開された本作は、映画製作チーム One Goose(ワングース)による長編第1作目。第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門では監督賞、第21回ウディネファーイースト映画祭ではホワイト・マルベリー賞を獲得し、話題となりました。 映画『メランコリック』公式サイト そんな映画『メランコリック』ですが、2021年4月2日に各種オンデマンドサービスで配信開始となり、再び注目が集まっています。 そこで今回は、はてなブログに寄せられた映画『メランコリック』に関するエントリー

                                                                【お風呂屋さんの仕事も、結構あぶないんですね】映画『メランコリック』の魅力をはてなブロガーが語ります! - 週刊はてなブログ
                                                              • 追悼 ジャン=リュック・ゴダール『映画作家ゴダールは、その「特権性」を晴れやかに誇示しながらこの世界から姿を消した』蓮實重彥|文學界

                                                                追悼 ジャン=リュック・ゴダール『映画作家ゴダールは、その「特権性」を晴れやかに誇示しながらこの世界から姿を消した』蓮實重彥 ゴダールという名前を耳にして反射的に記憶に甦ってくるのは、三つの断片的な光景である。まず、1962年初冬にパリについてあまり時間のたっていない冬の夕方、サン・ミッシェル大通りとサン・ジェルマン大通りが交差するあたりのちっぽけな小屋で『カラビニエ』(1963)を見たときの寂れた光景は、とうてい忘れることができない。まばらな客席を見まわしながら、『勝手にしやがれ』(1960)で観客を魅了した監督の新作が決定的に無視され、あまつさえ軽蔑さえされていることが腹立たしくてならず、これほど素晴らしい作品に人が集まらない低俗な「文化都市」パリを心から軽蔑した。直後に、この作品の観客動員数が、フランス全土で1800人たらずでしかなかったことを知り、その一人が自分だったことを理由もな

                                                                  追悼 ジャン=リュック・ゴダール『映画作家ゴダールは、その「特権性」を晴れやかに誇示しながらこの世界から姿を消した』蓮實重彥|文學界
                                                                • 映画の制作現場からハラスメントについて考える | 大九明子×深田晃司 対談

                                                                  2017年、大物映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインがThe New York Timesの記事によってセクハラを告発された。その後広がった#MeToo運動によって、なかったことにされていた被害が公になり、口を閉ざすことを強いられていた人々が沈黙を破り始めたのは前進と言えるだろう。しかし、ハラスメントは今もあらゆる場所に存在し、日本の映画業界もその例外ではない。 映画の制作現場ではどのようなハラスメントが発生し、そしてその状況は改善されつつあるのか? 映画ナタリーでは「私をくいとめて」の監督・大九明子と「本気のしるし 劇場版」の監督・深田晃司の対談を実施した。大九は第33回東京国際映画祭でハラスメントや暴力に言及。深田もTwitterアカウントでハラスメントに関するステートメントを発表するなど、2人は映画業界の現状から目を背けていない。 “人間”にとって働きづらいと深田が語る日本

                                                                    映画の制作現場からハラスメントについて考える | 大九明子×深田晃司 対談
                                                                  • 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のん 単独インタビュー|シネマトゥデイ

                                                                    今、心の扉は開けっ放し 取材・文:坂田正樹 写真:高野広美 2016年、こうの史代の原作をアニメ化し大ヒットした『この世界の片隅に』が、250カットを超える新規カットを追加し、新作として公開される。主人公・すずの声を担当するのはもちろん女優で“創作あーちすと”ののん。広島県・呉の北條家に嫁いだすずが、夫の周作(細谷佳正)、遊郭で働くリン(岩井七世)らと触れ合いながら、心の奥底に潜むさまざまな思いを紡いでいく。再びすずの声を担ったのんが、さらに深みを増した本作への思いと共に、3年間の心の成長と変化について振り返った。(※一部ネタバレを含みます) ADVERTISEMENT 片渕監督との信頼関係がもたらす安心感Q:3年ぶりとなる本作の製作が決定したときの心境を教えてください。 3年前、前作が完成したときに、片渕(須直)監督が「少し付け足したい部分があるんだ」とおっしゃっていて、絵コンテもすでに

                                                                      『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のん 単独インタビュー|シネマトゥデイ
                                                                    • 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 世界が共感した前作から3年、魂の「新作」:朝日新聞GLOBE+

                                                                      「まずは前作の『この世界の片隅に』という映画がある。今回の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』という映画は、また新しい映画だというつもりでつくりました」 11月4日、第32回東京国際映画祭であった特別先行上映試写会。会場となった映画館「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」の520を超える座席が埋め尽くされた「スクリーン7」で舞台あいさつに立った片渕須直監督(59)は、今回の作品が、前作の単なる長尺版ではない「新作」であることを強調した。 11月4日、東京国際映画祭で先行上映された片渕須直監督の新作『この世界の さらにいくつもの 片隅に』のポスター 「前作で描かれた色んなシーン、色んな表情、色んなセリフは、今回たくさんの新しい場面を加えたことで、本当はこんなことを心に抱いていたのかもしれない、あんなことを思いながらしゃべっていたのかもしれないと思い描けるようになっているのではないかなと思う。(

                                                                        『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 世界が共感した前作から3年、魂の「新作」:朝日新聞GLOBE+
                                                                      • TIFF マスタークラス 「アニメ映画史、最重要変化点を語る」

                                                                        TIFF マスタークラス 「アニメ映画史、最重要変化点を語る」 いつどうやって日本アニメ映画は進化したのか? 歴史的要因を深く掘り下げる専門家の解説と、ゲストを交えて過去と未来をディスカッションする二部構成でお送りします。 会場:六本木ヒルズアカデミーヒルズ49F タワーホール 第1部:アニメ映画の変化点解説(13:30~14:30予定) 氷川竜介(東京国際映画祭 ジャパニーズ・アニメーション部門 プログラミング・アドバイザー/明治大学大学院特任教授) 原口正宏(アニメーション史研究家) ※第2部の配信は終了いたしました。 (休憩15分) 第2部:第1部の登壇者2名+ゲストによるパネルディスカッション(14:45~16:00予定) ゲスト:桜 稲垣早希 3人によるアニメ座談会。会場からのQ&Aも予定しています。

                                                                          TIFF マスタークラス 「アニメ映画史、最重要変化点を語る」
                                                                        • 撮影現場でいまだに暴力、日本の映画産業ではハラスメントが絶えない/深田晃司監督インタビュー - wezzy|ウェジー

                                                                          2019.12.06 07:05 撮影現場でいまだに暴力、日本の映画産業ではハラスメントが絶えない/深田晃司監督インタビュー 『淵に立つ』(2016年公開)で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査委員賞を受賞するなど国際的に高く評価されている深田晃司監督が、映画の撮影現場におけるハラスメントに関するステートメントをツイッターに投稿し、話題となった。 先月、深田晃司監督は<突然ですがハラスメント等についての覚書のようなステートメントを書きました。企業なら会社の公式サイトに理念として掲げられますが、私は個人の映画監督ですのでSNSの場を活用させて頂きます。突然と書きましたが、本当はもっと早く書きたいと思っていました。気持ちとしては結構切迫してます>というコメントとともに以下の画像をツイートした(画像の下にステートメントの書き起こしを載せておくのでご参照を)。 以下は、ハラスメント等につい

                                                                            撮影現場でいまだに暴力、日本の映画産業ではハラスメントが絶えない/深田晃司監督インタビュー - wezzy|ウェジー
                                                                          • 2023年屈指の重要作『TAR/ター』が描く世界とは。鑑賞に際し、見ておきたい作品たち|矢田部吉彦コラム - あしたメディア by BIGLOBE

                                                                            TÀR/アメリカ/2022年 © 2022 FOCUS FEATURES LLC. 2023年3月に行われた米アカデミー賞では下馬評通りに『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)が圧倒的な存在感を発揮し、これをもって2022年の賞レースを巡る喧騒もひと段落した感がある。しかし日本では、受賞こそならなかったものの、米アカデミー賞にノミネートされた重要作が満を持しての公開を控えている。トッド・フィールド監督、ケイト・ブランシェット主演の『TAR/ター』(2023年5月12日公開)である。 女性のオーケストラ指揮者を主人公とする『TAR/ター』こそは、社会的に成功を収めた女性が抱える闇光を野心的なタッチで描く真に重要な作品であり、本作が16年振り3作目の監督作でありながらその全ての作品においてアカデミー賞ノミネートを果たしているトッド・フィールド監督の才能が如何なく発揮

                                                                              2023年屈指の重要作『TAR/ター』が描く世界とは。鑑賞に際し、見ておきたい作品たち|矢田部吉彦コラム - あしたメディア by BIGLOBE
                                                                            • 「女性が最年少だと可愛がられ、監督だと摩擦が生じる」のはなぜ? 日韓の俳優らが映画界の不平等を指摘

                                                                              都内で開催中の第36回東京国際映画祭で10月27日、俳優の水川あさみさんやペ・ドゥナさんらが映画界における女性のキャリアやジェンダー平等について語り合う、ケリング主催の「ウーマン・イン・モーション」のトークイベントが行われた。

                                                                                「女性が最年少だと可愛がられ、監督だと摩擦が生じる」のはなぜ? 日韓の俳優らが映画界の不平等を指摘
                                                                              • 「パトレイバー」新作は“アレ”がない? 却下された「特車二課の解体」とは? メカニックデザイナー・出渕裕が語る : 映画ニュース - 映画.com

                                                                                ホーム > 映画ニュース > 2022年10月30日 > 「パトレイバー」新作は“アレ”がない? 却下された「特車二課の解体」とは? メカニックデザイナー・出渕裕が語る 「パトレイバー」新作は“アレ”がない? 却下された「特車二課の解体」とは? メカニックデザイナー・出渕裕が語る 2022年10月30日 11:30 シリーズ最新作「パトレイバーEZY(イジー)」にないものとは?第35回東京国際映画祭のジャパニーズ・アニメーション部門で10月29日、押井守監督の「機動警察パトレイバー2 the Movie(サウンドリニューアル版)」が上映され、メカニックデザイナーの出渕裕が東京・角川シネマ有楽町でのトークショーに出席した。 今作は、「機動警察パトレイバー」シリーズの劇場版第2作。2002年、突如として横浜ベイブリッジが爆破される事件が発生。自衛隊機によるものと報道されるが、該当する機体は存在

                                                                                  「パトレイバー」新作は“アレ”がない? 却下された「特車二課の解体」とは? メカニックデザイナー・出渕裕が語る : 映画ニュース - 映画.com
                                                                                • 「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」“2016年版”とのテーマの違いは? 片渕須直監督が明かす【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

                                                                                  片渕須直監督、こうの史代原作の映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に(以下2019年版)』が12月20日より公開される。 2016年に公開された『この世界の片隅に』(以下2016年版)は、口コミで評判を広げ、大ヒットを記録。封切りから途切れることなく上映が続き、3年もの驚異的なロングランを記録した。 今回公開される「2019年版」は、「2016年版」に250カット以上もの追加シーンを加えたものとなる。 ただシーンを増やしただけではない、別のテーマを持った独自の映画として生まれ変わっており、すずさんの人生をより深く掘り下げた作品となっている。 公開直前の多忙な最中、片渕須直監督に本作について話を聞いた。 片渕須直監督 ※本文中にて、追加シーンの内容ついて触れております。なお、本インタビューの実施にあたり、筆者と編集部が鑑賞したものは約2時間40分の[特別先行版](東京国際映画祭で披露され

                                                                                    「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」“2016年版”とのテーマの違いは? 片渕須直監督が明かす【インタビュー】 | アニメ!アニメ!