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藤森照信の検索結果1 - 40 件 / 40件

  • 建築好きなら死ぬまでに見ておきたい建築100(日本国内編)

    名称都道府県設計水の教会北海道安藤忠雄モエレ沼公園北海道イサムノグチ公立はこだて未来大学北海道山本理顕せんだいメディアテーク宮城県伊東豊雄ショウナイホテル スイデンテラス山形県坂茂会津さざえ堂 福島県-那珂川町 馬頭広重美術館栃木県隈研吾那須芦野・石の美術館 STONE PLAZA栃木県隈研吾幕張メッセ千葉県槇文彦東京スカイツリー東京都日建設計すみだ北斎美術館東京都妹島和世浅草文化観光センター東京都隈研吾江戸東京博物館東京都菊竹清訓国立西洋美術館東京都ル・コルビュジエ東京文化会館東京都前川國男法隆寺宝物館東京都谷口吉生日本銀行 本店東京都辰野金吾ミキモト 銀座2丁目店東京都伊東豊雄エルメス銀座店東京都レンゾ・ピアノニコラス・G・ハイエックセンター東京都坂茂安田講堂 (東京大学大講堂)東京都岸田日出刀日本テレビタワー東京都リチャード・ロジャース日生劇場東京都村野藤吾虎ノ門ヒルズ森タワー東京都

      建築好きなら死ぬまでに見ておきたい建築100(日本国内編)
    • リコーダーは押さえる穴のほうを吸っても音が出る ~早稲田建築 『コ』展〜

      早稲田の建築学科には「設計演習A」という名物授業がある。「役に立たない機械」を作りなさいという課題がとくに有名で、いろいろ不思議な課題に対して学生が全力で応えるというものだ。 ぼくはこの展覧会に毎回行っている。今年も行ってきました。 会期はオープンキャンパスの最中だった 会場はここ数年、早稲田大学の大隈講堂の近くだ。今年はオープンキャンパスの日でもあったので、高校生や親たちがいっぱいだった。 この階段を降りたところの右側が会場だ。 展覧会のタイトルは『コ』展。個展と同じ音で面白い。個性や自己のコということのようだ。 https://www.koten2022.com/ ではさっそく見ていこう。 「役に立たない機械」 最初は「役に立たない機械」という課題。役に立たない機械をつくれ、と先生に言われるのだ。出題は中谷礼仁先生。この授業では全部で4人の教授が出題をする。 そしてそういった課題に対す

        リコーダーは押さえる穴のほうを吸っても音が出る ~早稲田建築 『コ』展〜
      • 愛しさと切なさと後ろめたさと、多治見 - SUUMOタウン

        著: 山田宗太朗 多治見について考える時はいつも、相反する感情が同時に湧き上がって胸が詰まり、言葉が重くなる。そこには自分の実家があり、今も両親が住んでいるのだが、自分自身は小学生の5年間を過ごしただけで、街のことはよく知らない。「地元」と呼んでいいのか、迷ってしまう。 静岡で生まれ、転勤族のような幼少期を過ごし、小学校2年生に上がる直前に、父の地元である岐阜県多治見市に引越した。家が建ったのは駅からバスで20分ほど離れた丘の上で、祖父に言わせれば「あんなとこ、昔は山ばっかやったわ」な場所。80年代から90年代前半にかけて山を削って開発された住宅地で、広い空と、草木や土の匂いに囲まれて育った。 小学校4年生になると、近所に住んでいたひとつ年上のI君の影響で、地域のミニバスケットボールクラブに入った。バスケは楽しかった。『スラムダンク』が漫画とアニメで大流行していたせいもあったのか、「高校生

          愛しさと切なさと後ろめたさと、多治見 - SUUMOタウン
        • 『ゲームの歴史』はなぜ炎上している? ゲーム初心者でも読んでわかった通史企画の難しさ

          『ゲームの歴史』に厳しい指摘相次ぐ 最近、東京書籍の教科書に約1200ヶ所もの間違いがあったことが大問題になったが、書籍の信頼を揺るがす事件が多発している。昨年11月に出版された『ゲームの歴史』(岩崎夏海、稲田豊史/著・講談社/刊)が間違いだらけということで、ゲーム愛好家や業界人から指摘が相次ぐ事態となった。 記者も購入したが、ゲームにそれほど詳しくない人でも突っ込みができるほど初歩的な間違いが多い。著者の思い込みや又聞きをもとに書いたとしか思えない記述も散見され、白紙に戻して作り直したほうがいいレベルの本であった。具体的な事実誤認や間違いについてはすでに多くの人が指摘しているので、ここでは触れないでおくが、なぜこうした本が出来上がってしまうのだろうか。 そもそも、『ゲームの歴史』という企画自体がかなり無謀なものだったといえる。通史の執筆は一朝一夕でできることではなく、ある分野のエキスパー

            『ゲームの歴史』はなぜ炎上している? ゲーム初心者でも読んでわかった通史企画の難しさ
          • 粘菌100万体の振る舞いを個別計算、ラット脳細胞で機械学習──ライゾマ真鍋氏が見せた「AIの少し先の未来」

            粘菌100万体の振る舞いを個別計算、ラット脳細胞で機械学習──ライゾマ真鍋氏が見せた「AIの少し先の未来」(1/4 ページ) 2022年の夏以降、世の中はAIアート作品の話題でもちきりだ。そんな中、AIブーム以前からAIを活用した作品も手掛けてきた真鍋大度氏の個展「EXPERIMENT」が4月から5月にかけて開催されていた。頭の中に浮かんだイメージを映像化した作品や、ラットの脳細胞をコンピュータ代わりに使う作品など、AIよりもさらに先の未来を予見させる作品ばかりだとして話題になった。 作品作りには高性能なコンピュータや光無線通信などの技術が必要だったが、2022年に設立されたソフトバンク先端技術研究所(以下、ソフトバンクR&D)がこうした技術を提供。まさに「技術の粋(すい)」が感じられる展覧会となった。そこで展示があった“AIの少し先の未来”を、ここでは詳しく紹介したい。 真鍋氏はクリエイ

              粘菌100万体の振る舞いを個別計算、ラット脳細胞で機械学習──ライゾマ真鍋氏が見せた「AIの少し先の未来」
            • 「鴨川を読む×書く」澤西祐典×円城塔×福永信|京都文学レジデンシー

              澤西:私たちはこれまで、日本文学のデータベース「青空文庫」で特定の地名を検索し、そのキーワードを本文に含む作品を読むことで、土地が文学にどのように描かれてきたのかを鑑賞する、というイベントを行なってきました。作品鑑賞までが第一部で、その地名を用いた短い小説をイベント前日に、それぞれ書き下ろし、朗読してコメントしあうのが第二部という、二部構成です(※)。別府、富山、静岡、尾道、岡山とつづき、今回は「鴨川」をとりあげようと思います。コロナ以前は現地に行くことを大切なルールにしていて、我々の中ではこのイベントを「勝手に町おこし」企画と呼んだりしていました。いわば自前で文学レジデンシーをしていたのかもしれません。 円城:今回は、表記ゆれも含めて、「鴨川」「賀茂川」「加茂川」の三つのワードで検索したところ、71作家の作品がヒットしました。文学テキストの本文を参照しながらイベントをオンラインで行なうこ

                「鴨川を読む×書く」澤西祐典×円城塔×福永信|京都文学レジデンシー
              • 【藤森照信】諏訪縄文テイスト 遊び心あふれる樹と土の家【神長官守矢史料館】 - ものづくりとことだまの国

                はじめに 茅野市出身。作品に諏訪と縄文テイストを感じさせる自然建築家 #藤森照信 さん。 奔放でびっくり箱のような建築物は見ているだけで楽しくなり子どもたちにも大人気 目次 空飛ぶ泥舟 高過庵・低過庵(たかすぎあん・ひくすぎあん) 本文 www.zero-position.com 空飛ぶ泥舟 諏訪大社上社の本宮と前宮のちょうど中間あたり(各徒歩15分)の神長官守矢史料館(長野県茅野市)の近く。 宇宙船?カニ?昆虫?…ヘンテコなモノが建てられています。 空飛ぶ泥舟(空中茶室) 藤森氏が「空飛ぶ泥舟」と名付けた空中茶室。 クモみたいに4本の足で歩きそう。 どこから入るのだろう?…脇のにじり口にハシゴを掛けて入るんでしょうか。知らんけど😀 空飛ぶ泥舟 高過庵・低過庵(たかすぎあん・ひくすぎあん) 同じく藤森さん命名の茶室。高過庵(たかすぎあん)と低過庵(ひくすぎあん) 名前のまんま。 高過庵と

                  【藤森照信】諏訪縄文テイスト 遊び心あふれる樹と土の家【神長官守矢史料館】 - ものづくりとことだまの国
                • 『長江文明の発見―中国古代の謎に迫る』(角川書店) - 著者:徐 朝龍 - 藤森 照信による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                  近年、急展開する長江流域の考古学調査により、「長江文明」の存在が明らかになってきた。稲作の起源や都市文明の成立を物語る古代遺跡の発掘成果が「黄河文明」=「中国文明」という伝統的な中… 近年、急展開する長江流域の考古学調査により、「長江文明」の存在が明らかになってきた。稲作の起源や都市文明の成立を物語る古代遺跡の発掘成果が「黄河文明」=「中国文明」という伝統的な中国文明史観を揺さぶる。幾千年もの間不当に軽視され、抹殺された大文明の実体にようやく光があたり、科学である考古学が驚異的な長江文明の姿を鮮やかに浮かび上がらせた。偏見に満ちた従来の中国文明史観に勇敢に挑む、衝撃の一書。 覆い隠された最初の文明に新しい光麦と米とどっちが生産性が高いかというと、答は米。麦とちがい連作ができるし、二毛作だって可能。味もいい。地球上で麦から米に変わった地域はあってもその逆はない、とも聞いたことがある。にもかか

                    『長江文明の発見―中国古代の謎に迫る』(角川書店) - 著者:徐 朝龍 - 藤森 照信による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                  • セキスイハウスB型|工業化住宅の大量販売を下支えした「お客様第一主義」|竹内孝治|マイホームの文化史

                    そりゃまるっきりダメですヨ。 ぜんぜんそんなこと考えられない人でしたヨ。 (藤森照信「焼け跡のプレハブ住宅:前川國男とプレモス」)建築家・前川國男(1905-1986)について、前川建築事務所で働いたキャリアを持つ建築家・大高正人は、こう証言しています。この証言は、戦後日本を代表する建築家・前川の設計による木質パネル量産住宅「プレモス」がなぜ売れなかったのかを語る場面での言葉です。精魂込めて日本の復興を託し設計した「プレモス」は、100万人の住まいをめざした高いクオリティを持ちながら、惜しいことに「売ること」へ関心が及ばず、広く普及することはなかったと語るもの。 同じくプレモスに関わった建築家・田中誠も、次のように証言します。 ああいう量産住宅を工場でちゃんと生産するには毎月必ず一定量の受注が確保されなければいけない。ところが、プレモスには販売体制がないから受注が安定しない。だって、前川さ

                      セキスイハウスB型|工業化住宅の大量販売を下支えした「お客様第一主義」|竹内孝治|マイホームの文化史
                    • ワタリウム美術館が映像アーカイブの配信を開始。開設記念の無料配信も

                      ワタリウム美術館が映像アーカイブの配信を開始。開設記念の無料配信も開館30周年を迎えるワタリウム美術館が、過去のイベント映像の有料配信サービス「ワタリウム・オンライン・アーカイブ」を開始した。この開設を記念し、期間限定で映像の無料配信も行う。 「ワタリウム・オンライン・アーカイブ」ウェブサイトより、「ナムジュン・パイク追悼ライブ farewell,njp」(2006)のイメージ 9月に開館30周年を迎えるワタリウム美術館が、過去のイベントを編集した映像を配信する「ワタリウム・オンライン・アーカイブ」を公開した。 同館の膨大なアーカイブ資料を自宅で見られるだけでなく、新型コロナウイルス感染拡大の影響により来館者が大きく減っているワタリウム美術館を、動画の購入を通じて支援することができる。 映像は5本ずつを2000円で配信し、第1弾として以下の5本が公開された。ダライ・ラマ14世の公演と制作風

                        ワタリウム美術館が映像アーカイブの配信を開始。開設記念の無料配信も
                      • 祝!メダルラッシュ‼ 東京2020オリンピック『国立競技場~日本オリンピックミュージアム』 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

                        続・祝!金メダルラッシュ‼ 東京2020オリンピック TOKYO2020 『国立競技場~日本オリンピックミュージアム』 カフェの富士山プリンフォトスポット 建築家、藤森照信氏による茶室「五庵」 青山方向にゆるやかに上る外苑西通り 外苑西通りを左に曲がり、日本青年館方面へ 再び国立競技場が見えてきました… 日本オリンピックミュージアム すっかり人気のフォトスポットとなったオリンピックシンボル 第18回オリンピック競技大会(1964/東京)聖火台 縮尺3/4 第11回オリンピック冬季競技大会(1972/札幌)聖火台 縮尺2/3 第18回オリンピック冬季競技大会(1998/長野)聖火台 縮尺1/2 かわいいミライトワとソメイティの巨大なぬいぐるみ photoⒸarashi 体操男子団体、惜しくも銀メダルでしたが、大健闘でした。👏 卓球混合ダブルスを応援します!!チャンネルを戻すと逆転していまし

                          祝!メダルラッシュ‼ 東京2020オリンピック『国立競技場~日本オリンピックミュージアム』 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2
                        • 【ラ コリーナ近江八幡】「たねや」と「クラブハリエ」の総本山は凄い!滋賀県Part 3 - 美味しいものを少しだけ

                          滋賀県は「たねや」と「クラブハリエ」のお店があちらこちらにありますが、その総本山とも言えるのが 「ラ コリーナ近江八幡」 噂には聞いていましたが凄かった😮 たねや帝国ですね。 たねや本社です。 「バームクーヘンファクトリー」 「ギフトショップ」 「ラ コリーナ メインショップ」 「カステラショップ」 カフェメニューです 店舗情報・営業日・定休日・入場料・駐車場などまとめ 「ラ コリーナ」とはイタリア語で「丘」を意味するそうです。 自然と一体になったジブリのような世界✨。 建築家の藤森照信氏らが手がける建築物を拝見するだけでも来たかいがあります💓 広すぎてどこから回ろうか迷ってしまいますね。 3万6000坪💦 「バームクーヘンファクトリー」 屋根の上にある円は、上空から見ると「クラブハリエ」の大きなバームクーヘンになっています。 とにかくバームクーヘン愛に溢れてる😊 1階のショップで

                            【ラ コリーナ近江八幡】「たねや」と「クラブハリエ」の総本山は凄い!滋賀県Part 3 - 美味しいものを少しだけ
                          • 大分県『ラムネ温泉館』シュワシュワ~ - mika旅❣ぐるっと🚙★Collection★blog

                            概要 アクセス 施設情報 建築家 藤森照信氏 待合室 ラムネ温泉館 スタンプ 世界屈指の炭酸泉 概要 大分県竹田市、長湯温泉にある『ラムネ温泉館』 世界屈指の炭酸泉です アクセス 大分県竹田市直入町大字長湯7676-2 0974-75-2620 駐車場 無料 施設情報 開館時間 10時~22時 定休日 毎月、第1水曜日(1月と5月は第2水曜日) 大浴場 男湯 女湯  大人500円 家族風呂 1時間2000円(予約不可) 待合室(売店) 2階 美術館 無料 (川端康成氏の書院などが展示されています) 建築家 藤森照信氏 『ラムネ温泉館』の建築を手掛けたのは、東京大学名誉教授で自然と調和を意識した独創的な建物設計を行うことで知られる藤森照信氏です 焼き杉と漆喰のストライプを施した外壁、屋根の上には松の木があり、素敵な建物です 待合室 🐈看板猫🐈ちゃん達が迎えてくれます 待合室には『ラムネ温

                              大分県『ラムネ温泉館』シュワシュワ~ - mika旅❣ぐるっと🚙★Collection★blog
                            • 建築も楽しめる全国の美術館・アートスポット BEST35

                              建築も楽しめる全国の美術館・アートスポット BEST35全国には建築が特徴的なアート施設が多数存在する。近年開館した注目の施設から、知る人ぞ知る地方の美術館の名建築まで、ぜひ訪れてみてほしい(本稿は2020年11月掲載記事の再編集版です)。 モエレ沼公園 写真提供=モエレ沼公園 北海道・東北​ 北海道でまず思い浮かぶアートスポットといえば、彫刻家イサム・ノグチがデザインしたモエレ沼公園だ。東京ドーム約40個分の広大な敷地には、幾何学形態を多用した山や噴水、遊具などの15の施設が整然と配置され、自然とアートが融合した美しい景観を楽しむことができる。 モエレ沼公園 写真提供=モエレ沼公園 青森県からはまず、2020年に開館した弘前れんが倉庫美術館を取り上げたい。「記憶の継承」と風景の再生をコンセプトとした建築設計は、気鋭の建築家・田根剛によるもの。もとの建築は、築100年におよぶシードル工場。

                                建築も楽しめる全国の美術館・アートスポット BEST35
                              • 2022年1月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言

                                明日のネタの予定だったけど、今日のネタが無いので少し早いけど今月読んだ本のまとめ。 基本的には図書館で借りてる。1日1冊を目安に、とりあえず「量」を読みたかったので、図書館の棚にある古い本が多め。そしてサラっと読めるような、薄めの本が多い。 新刊は予約しないと読めないんだけど、現在待たされてるトップ3は以下の通り。 1.「三千円の使いかた」221位 2.「妻が口をきいてくれません」152位 3.「おうち性教育はじめます」143位 どれも所蔵は10冊前後あるようなので、気長に待てばそのうち読めるだろう。 今月から読んだ本を読書アプリに登録することを始めた。 今月読んだ本は全部で39冊。米原万里が著書の中でオススメしてた本が多め。 青葉繁れる /井上 ひさし パンツの面目ふんどしの沽券/米原 万里 ぼくたち、Hを勉強しています/鹿島 茂,井上 章一 子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気/

                                  2022年1月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言
                                • BUNGA NET

                                  長井美暁が編集を担当した『堀部安嗣作品集Ⅱ』(平凡社、2024年2月刊)。2015年発刊の堀部安嗣さんの作品集の第2弾にあたり、2024年内に第3弾も刊行予定。2冊合わせて500ページ超! 『芸術新潮』2023年10月号 特集「いまこそ知りたい!建築家 磯崎新入門」。磯達雄が藤森照信さんへのインタビューの聞き手やブックガイドなどを担当。 『東京人』2023年11月号 特集「緑化する東京」。磯達雄が東京の緑化建築6選のページの執筆と、住友林業の中嶋一郎さんと日建設計の山梨知彦さんの対談ページの司会・執筆を担当。 書籍『日本のブルータリズム建築』 (文:磯達雄、写真:山田新治郎) 1960年代から70年代にかけて隆盛したブルータリズムの建築について、日本における優れた実例を選び出し、撮り下ろした写真集です。磯が企画・編集と文章を担当。発行所:トゥーヴァージンズ/発売日:2023年3月28日/定

                                    BUNGA NET
                                  • 建築界のレジェンド 磯崎 新という謎 - T JAPAN:The New York Times Style Magazine 公式サイト

                                    中秋の名月の翌9月14日、満月の夜に群馬県渋川市にある「ハラ ミュージアム アーク」に建築関係者ら約200名が集った。今年88歳を迎えた建築家、磯崎 新の米寿を祝うためだ。ハラ ミュージアム アークは東京にある原美術館の別館で、設計は磯崎が手がけた。広大な敷地にはオラファー・エリアソンやアンディ・ウォーホルの作品が点在し、美術館の一角をなす「觀海庵」では『縁起』と題した磯崎の展覧会も前日から始まった。 大型バス3台に分かれて会の参加者が到着する。その中には建築家の妹島和世や青木 淳、石上純也らの顔も見える。日が暮れる前にホンマタカシによる集合写真の撮影が行われ、会が始まる。お祝いのスピーチの先陣を切るのは、磯崎 新アトリエの元所員、渡辺真理(まこと)だ。「磯崎さんの周囲には、常に新しく謎だらけの興味深いプロジェクトが渦巻いていて、見とれているといつの間にか自分も巻き込まれ、大変な困難に直面

                                      建築界のレジェンド 磯崎 新という謎 - T JAPAN:The New York Times Style Magazine 公式サイト
                                    • インターネット・バロックの余生者たち~『新蒸気波要点ガイド』書評 by 赤帯さん|DU BOOKS

                                      このたびは大好評発売中の『新蒸気波要点ガイド ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2009-2019』(佐藤秀彦著、New Masterpiece編)の書評を公開いたします。執筆者は、本書に「蒸気波分布図」を寄稿くださった赤帯さん。「Vaporwaveにとってサンプリングはレアグルーヴのような「穏当で健全な」行為ではなく、腐敗化なのだ」(書評より)。ぜひご一読ください。 ■ インターネット・バロックの余生者たち――『新蒸気波要点ガイド』に寄せて(文:赤帯) ある散文詩のなかで、ボードレールは街路の詩人たる「私」を通して、他人の生を想像する効用について説いた。「開いている窓を通して外から見る者は、決して、閉ざされた窓を見る者ほどに多くを見はしない。(…)この暗い、あるいは明るい穴の中に、生命[いのち]が生き、生命が夢み、生命が悩んでいるのだ」(「窓」『ボードレール全詩集Ⅱ』阿部良雄訳、ちくま文庫

                                        インターネット・バロックの余生者たち~『新蒸気波要点ガイド』書評 by 赤帯さん|DU BOOKS
                                      • おとぎ話に出てきそうな外観「モザイクタイルミュージアム」建築家の藤森照信さんデザイン | 岐阜新聞Web

                                        自身が設計した建物の前で笑顔を見せる藤森照信さん=多治見市笠原町、モザイクタイルミュージアム ©Yuna Iwase

                                          おとぎ話に出てきそうな外観「モザイクタイルミュージアム」建築家の藤森照信さんデザイン | 岐阜新聞Web
                                        • 建築史入門推薦本 | 早稲田大学 中谷礼仁建築史研究室

                                          早稲田大学 中谷礼仁建築史研究室 "Nakatani Seminar", Department of Architecture, Waseda University. 建築史、建築理論、歴史工学研究 Architectural History, Theory, Sci-Fi Architecture History ● 世界とは何か 『資本論』K・マルクス/岩波書店/1969年 『純粋理性批判』『判断力批判』そのほかE・カント/岩波文庫 『現代棟梁 田中文男』INAXギャラリー/1998年 『精神と自然:生きた世界の認識論』グレゴリー・ベイトソン/思索社/1982年 ● 21世紀の芸術論の幕開け 『ルネッサンス 経験の条件』岡崎乾二郎/筑摩書房/2001年 ●歴史とは何か 『全体を見る眼と歴史家たち』二宮宏之/平凡社ライブラリー/1995年 『歴史入門』フェルナン・ブローデル/太田出版/1

                                          • ジブリの建物、なぜ〝懐かしい〟の? 藤森照信さんが見つけた秘密

                                            『ぽんぽこ』の時代背景 時間的なアイデンティティ 「経験したことがある」感情 年明けの1月7日にテレビ放送された宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』をはじめ、ジブリ作品に出てくる「建物」には、物語や登場人物を引き立たせる役割があります。ジブリ作品を見て、どこか懐かしさを感じると話すのは、建築史家の藤森照信さんと、ポーランド出身のイラストレーター、マテウシュ・ウルバノヴィチさんです。2人が「建物」の観点からその魅力を探りました。

                                              ジブリの建物、なぜ〝懐かしい〟の? 藤森照信さんが見つけた秘密
                                            • 自宅時間も映画とともに。特別配信中の国内外映像作品を紹介 | CINRA

                                              新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、在宅での待機が強く推奨される中、映像業界の作家や団体が、ストリーミングで視聴可能な作品を次々に提供している。長期間にわたる自宅滞在や外出自粛が、心を内向きにしてしまう可能性は低くはない。そんな時、1本の映画に手を伸ばしてみるのはどうだろう。 この記事では、新型コロナウイルスの影響を受けて配信が開始された国内外の映像作品の一部を紹介。映画館への支援も兼ねた「アップリンク・クラウド」や、普段は観ることが出来ないポンピドゥー・センターの貴重なアーカイブなど、年代もジャンルも幅広い作品が揃っている。 なお、このリストは可能な限り随時更新予定。憂鬱な春のまどろみの中で、せめて素晴らしい映画・映像との出会いが待ち受けていることを願って。(最終更新日:2020年5月22日) 目次 p1. 5月1日〜追加分 p2. 4月10日〜5月1日追加分 p3. 配信終了作品

                                                自宅時間も映画とともに。特別配信中の国内外映像作品を紹介 | CINRA
                                              • 皆んなで建てよう!藤森旅館(仮)! 建築家・藤森照信 設計の宿泊施設2023年夏オープン! | MOTION GALLERY

                                                世界で活躍する建築家、藤森照信に惚れこみ、宿泊施設の設計をお願いしたのが2010年、 泣いて笑って12年、2023年夏のオープンに向けて、いよいよ動き出しました。 沢山の方に関わっていただきながら完成を目指します!! \引き続きのご支援をお願い致します/ ストレッチゴール800万円達成!! 銅板屋根に続き、皆様のお力で屋根に桜を咲かせる事が出来ます! 有難うございます、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。 「みんなで建てよう藤森旅館(仮)」そのタイトル通り、 沢山の方と一緒になって藤森旅館の完成を目指している事を実感しています。 800万という資金が集まったこと以上に、287人にも上る方に関わって頂けることが本当に嬉しいです!! 引き続きクラウドファンディングでご支援いただいた資金は、 敷地内の水田・植樹の費用、お布団のグレードアップ等、ますます心地よくお過ごしいただく為の費用に充てさせて頂き

                                                  皆んなで建てよう!藤森旅館(仮)! 建築家・藤森照信 設計の宿泊施設2023年夏オープン! | MOTION GALLERY
                                                • 吉田五十八 ─ 全国的「パクリ」生んだ新興数寄屋

                                                  吉田五十八 ─ 全国的「パクリ」生んだ新興数寄屋 藤森照信氏×磯達雄氏対談(8)/書籍「昭和モダン建築巡礼 完全版1945-64」発刊記念

                                                    吉田五十八 ─ 全国的「パクリ」生んだ新興数寄屋
                                                  • 【この夏限定】有名アーティストや建築家のパビリオン、体験するしかない!

                                                    2021年7月1日からアート・建築好き必見の「パビリオン・トウキョウ2021」というイベントが開催されています。 有名なアーティストや建築家が手掛けた9種類のパビリオンが都内10か所で公開というこのイベント、全種制覇してきました(※全か所ではない)。交通ルートのオススメも含めてご紹介。 ※上記のミニパンフは各会場で配布しています。色々巡るなら必須! パビリオン・トウキョウ2021(2021/7/1-9/5) https://paviliontokyo.jp/ 新国立競技場周辺エリアを中心に東京都内各所 ビクタースタジオ前/明治神宮外苑 いちょう並木入口/国際連合大学前/旧こどもの城前/渋谷区役所 第二美竹分庁舎/代々木公園 パノラマ広場付近/kudan house庭園/浜離宮恩賜庭園 延遼館跡/高輪ゲートウェイ駅 改札内、特別参加:ワタリウム美術館 向かい側の空地 参加者:藤森照信、妹島和

                                                      【この夏限定】有名アーティストや建築家のパビリオン、体験するしかない!
                                                    • スタジオジブリ鈴木敏夫P、トトロの描き方を子どもたちへ配信 「目を離して描く。ここが一番大事」

                                                      スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、「トトロの描き方を教えます」と、お手本の動画をYouTubeで披露しました。外出自粛の子どもたちへ向けて、家でできる楽しみを提案する趣です。 「みんな元気にやってますか」と登場 さらりと耳から描き始めます 輪郭を丸くとり、ひとまずしっぽまで完成 鈴木さんは耳から描き始め、輪郭としっぽまで仕上げて中断。描きかけを視聴者に向けて、「ここからが一番大事。目を離して描く」と強調してから最後まで描き上げました。シンプルな説明でしたが、そのポイントを押さえたら、あとは練習あるのみってことでしょうね。 「目を離して描く。ここが一番大事」 言葉通り、両端に目を描いて…… おなかの模様をさらっと できあがり この動画は、愛知県名古屋市が取り組んでいる「ナゴヤの子ども元気・笑顔プロジェクト」の一環。同市立の学校や幼稚園の出身者が子どもたちにメッセージを寄せる企画で、鈴

                                                        スタジオジブリ鈴木敏夫P、トトロの描き方を子どもたちへ配信 「目を離して描く。ここが一番大事」
                                                      • 藤森照信による国内初の宿泊施設がオープン!

                                                        August 15, 2023 | Architecture, Design, Travel | casabrutus.com | photo_Keiko Mizukai   text_Akio Mitomi   editor_Keiko Kusano 建築史家・建築家の藤森照信による、日本で初めての宿泊施設が8月20日、1日1組限定の一棟貸し旅館〈小泊Fuji〉として長野県富士見町にオープン。その全容をいち早くお伝えする。 「建築緑化」をライフワークとして茶室から住宅、公共施設まで数々の魅力的な作品を設計してきた建築史家・建築家の藤森照信。これまでオーストリアのゲストハウス〈ストークハウス〉(2013年)以外には宿泊可能な建物を手掛けてこなかったが、8月20日に長野県富士見町でオープンする〈小泊(こどまり)Fuji〉が、国内初の宿泊施設となる。

                                                          藤森照信による国内初の宿泊施設がオープン!
                                                        • 【速報】オリンピックスタジアムを臨む、藤森照信の茶室。「パビリオン・トウキョウ2021」メイキングレポート。

                                                          【速報】オリンピックスタジアムを臨む、藤森照信の茶室。「パビリオン・トウキョウ2021」メイキングレポート。 July 9, 2021 | Architecture, Art, Design | casabrutus.com | photo_Tetsuya Ito   text_Akio Mitomi   editor_Keiko Kusano オリンピックスタジアムとなる〈国立競技場〉を中心とする都心の10か所に、9人の建築家とアーティストが建物やオブジェを設置し、自由で新しい都市のランドスケープを提案する『Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13「パビリオン・トウキョウ2021」』が7月1日にスタートした。そのひとつ《茶室「五庵」》の施工中に、設計者の藤森照信へ行ったインタビューの模様をお届けする。

                                                            【速報】オリンピックスタジアムを臨む、藤森照信の茶室。「パビリオン・トウキョウ2021」メイキングレポート。
                                                          • 山口県旅行一泊二日(2018年2月4-5日) - チコちゃんに叱られないブログ

                                                            山口県旅行 2019年12月4日 この記事は二年前の2018年2月4日-5日の一泊二日の山口県観光ツアー旅行の再投稿です。記事内容は変更を加えていませんのでリライトではなく単純なリトライ記事です。 記事公開当初はブログ購読者の方も少なかったのと、時間経過で古い記事を再読してくださる方はほとんどいないことも分かりましたので、リトライという形で再紹介させていただきます。よろしかったら感想などを[コメント]や[ぶコメ]でいただけるととっても喜びます。 ◇◇◇◇◇ 2018年2月4日。大寒波が来ている中、山口県旅行とぶつかってしまいました。飛行機の便の都合で朝早くから家を出ました。バスはまだ運行していないので羽田行のバスに乗るために八王子駅に行くまではタクシーを予約してありました。 早く着いたので早々に保安検査を済ませて登場待合に来ました。だ~れもおりませんw 飛行機って、なんとなく好きだな。 ↓

                                                              山口県旅行一泊二日(2018年2月4-5日) - チコちゃんに叱られないブログ
                                                            • 写真60枚で見る第1回「東京建築祭」の2日間、この振れ幅こそ“東京らしさ”──東京建築祭2024ルポ05 | BUNGA NET

                                                              第1回「東京建築祭」が盛況のうちに幕を閉じた。実行委員兼“準公認メディア“の責務として、初夏を思わせるメイン期間の2日間(5月25日、26日) 、足にマメをつくりつつ、できる限り多くの催しを取材して回った。 2日目の三井本館前の状況。長時間行儀よく並んでくださった皆さん、ありがとうございました! 「できる限り多く」とは言いつつ、ガイドツアーは時間が重なっているものが多く、全てを見て回ることはできない。あらかじめ事務局に取材希望を伝えるに当たり、「東京建築祭らしさとは何か」を自分なりに考えた。これまでの内輪での議論や倉方俊輔実行委員長のインタビューを思い返し、それは今風に言うと“多様性“、わかりやすく言うと“振れ幅の大きさ”なのではないかという考えに至った。 なので、この記事では、「東京建築祭ってこんなことからあんなことまで対象なのか…」と思っていただけそうな個性的なツアーを中心に振り返る。

                                                                写真60枚で見る第1回「東京建築祭」の2日間、この振れ幅こそ“東京らしさ”──東京建築祭2024ルポ05 | BUNGA NET
                                                              • 大阪市の映画館 - 消えた映画館の記憶

                                                                消えた映画館の記憶 日本の映画館の総合データベースです。 トップページページ一覧メンバー編集 大阪市の映画館 最終更新: hekikaicinema 2024年02月23日(金) 14:58:43履歴 Tweet 大阪市都心部 北区 中央区 福島区 西区 浪速区 天王寺区 大阪市北東部 都島区 淀川区 東淀川区 旭区 鶴見区 大阪市西部臨海部 西淀川区 此花区 港区 大正区 住之江区 大阪市南部 西成区 阿倍野区 住吉区 東住吉区 大阪市東部 城東区 東成区 生野区 平野区 大阪市都心部 北区 大阪市北区の映画館を参照。 中央区 大阪市中央区の映画館を参照。 福島区 野田名画座/大阪名画座 所在地 : 大阪府大阪市福島区(1950年・1953年)、大阪府大阪市福島区茶園町106(1955年・1958年・1960年・1961年) 開館年 : 1945年 閉館年 : 1961年頃 『全国映画館

                                                                  大阪市の映画館 - 消えた映画館の記憶
                                                                • 『千と千尋』の「油屋」 藤森照信さんが見抜いた関東大震災の歴史

                                                                  藤森照信さん(以下、藤森):  『千と千尋の神隠し』の「油屋」の場合ですが、これは、ヨーロッパ風の様式と日本の伝統が混ざっている「擬洋風建築」。文明開花の時代に日本の大工さんたちが、それまでの日本の技術をもってつくった洋風の建築様式です。 その中でも特徴なのは、圧倒的にこの「唐破風(からはふ)」です。唐破風というのは、中国を表す「唐」に、屋根の造形の一種の「破風」と書く。でも実は、唐破風は中国にはない建築技法で、鎌倉時代に日本で成立したもの。このように二重に反転した屋根の形は、他の国では基本的には存在しません。二重に反転した曲線は、木造だからできたんですけど、とても珍しく、とても面白い。実は、東京の代表的な銭湯には唐破風が付く。 その背景にあるのは、1923年の関東大震災後の復興なんです。震災以前の湯屋を調べてみると、唐破風は付いていない。なぜなら、日本の銭湯は元々地域のものだったから。京

                                                                    『千と千尋』の「油屋」 藤森照信さんが見抜いた関東大震災の歴史
                                                                  • 『フジモリ茶室』プレミアムガイド | ちの旅

                                                                    普段は非公開の「茶室」内部に入れる特別な体験 申込前に必ずコチラ(次回開催日もご案内しています) をご一読ください。 高さ6mの木の上にある世界一危険な(?)茶室「高過庵(たかすぎあん)」。 地下に埋まったピラミッドのような茶室「低過庵(ひくすぎあん)」。 そして、ケーブルで吊り下げられてふわふわと宙に浮かぶ「空飛ぶ泥舟」。 茅野市の神長官守矢史料館の近くに、一度見たら忘れられない奇妙な建築物があります。 その正体は、独創的な建築で世界的に知られる建築家・藤森照信先生の茶室。 藤森先生に特別に許可をいただいて、普段は入ることができない「茶室」の内部にも入れる、ちの旅だけの特別なプログラムです。 まず藤森先生の発想の原点である諏訪大社前宮をめぐり、この地域に脈々と伝わる「自然への想い」を実感。 そして、藤森先生が初めて作った建築物である「神長官守矢史料館」を見学したあと、「空飛ぶ泥舟」「高過

                                                                      『フジモリ茶室』プレミアムガイド | ちの旅
                                                                    • モエレ沼公園 北海道札幌市東区モエレ沼公園 - 墳丘からの眺め

                                                                      北海道の旅、3日目の朝は車を借りてモエレ沼公園へ向かった。 昨年夏の展覧会で、この公園がイサム・ノグチの設計であったことを知り、訪ねたいと思っていた。 かつては蛇行する河川と沼があったところ、直前にはゴミ処理場であった場所が、広大な公園に生まれ変わっている。総面積は約188.8ha、内陸部(100ha)だけで、TDL(51ha)とTDS(49ha)を合わせた広さになる。ちなみに大仙古墳(仁徳天皇陵)は46ha。 イサム・ノグチ(1904~1988)は「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトで公園の基本設計を行った。 ノグチが初めて現地を訪ねたのが1988年3月。同年11月に本人の誕生パーティーで公園の2000分の1の模型が披露されたが、なんと翌月末にノグチは急逝してしまう。 それでも札幌市は公園造成の継続を決め、完成していたマスタープランとイサム・ノグチ財団の監修や支援者の協力のも

                                                                        モエレ沼公園 北海道札幌市東区モエレ沼公園 - 墳丘からの眺め
                                                                      • 建築家・隈研吾教授が振り返る東大での教員生活【退職記念インタビュー前編】 - 東大新聞オンライン

                                                                        昨年度で東京大学を退職した隈研吾教授(工学系研究科)。国立競技場や高輪ゲートウェイ駅の設計に携わるなど、ますます注目を浴びる希代の建築家に、教員生活を振り返るとともに最終講義や本郷キャンパスの自作について語ってもらった。 *本記事の取材は2020年2月26日に行われました。 (取材・大西健太郎 撮影・西丸颯) 後編はこちら! 2009年、東大に着任 隈教授が東大に着任したのは2009年の4月。それ以前も慶應義塾大学理工学部で教鞭をとっていた。実務家として設計活動を行いながら、大学で建築学の教育を行う建築家はプロフェッサー・アーキテクトと呼ばれる。プロフェッサー・アーキテクトとして、長年大学で後進の育成に携わってきた隈教授に、東大での教員生活を振り返ってもらった。 ──プロフェッサー・アーキテクトとして活動されてきました アカデミー(academy)という場所は、建築においてすごく重要な場所

                                                                          建築家・隈研吾教授が振り返る東大での教員生活【退職記念インタビュー前編】 - 東大新聞オンライン
                                                                        • 「パビリオン・トウキョウ2021」で見る会田誠、草間彌生らの「パビリオン」。「役に立たなくとも心に残るものを」

                                                                          「パビリオン・トウキョウ2021」で見る会田誠、草間彌生らの「パビリオン」。「役に立たなくとも心に残るものを」8人+1組のアーティスト、建築家らがそれぞれ独自の「パビリオン」を設計し、国立競技場を中心とする都内9ヶ所に設置するプログラム、Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13�「パビリオン・トウキョウ2021」が7月1日に始まった。その見どころをお届けする。 会田誠《東京城》 新型コロナウイルスの感染拡大が収束しないなかで開催へと突き進む東京五輪。そんな東京を舞台に開催されるのが、都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京が主催する公募事業「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」のひとつであるプログラム「パビリオン・トウキョウ2021」(7月1日~9月5日)だ。 ワタリウム美術館では各パビリオンのスケッチ、模型、図面などを紹介する「パビリオ

                                                                            「パビリオン・トウキョウ2021」で見る会田誠、草間彌生らの「パビリオン」。「役に立たなくとも心に残るものを」
                                                                          • 茶室の魅力「極小に宿る極大」 建築家・藤森照信さん こだわって20年超、大学生と制作の取り組みも - 日本経済新聞

                                                                            東京五輪・パラリンピックの期間中、メイン会場の国立競技場を望む一角に不思議な茶室が立っているのを見た人もいるだろう。建築家や美術家が街中にオブジェなどを出現させたイベント「パビリオン・トウキョウ2021」で、建築家の藤森照信さんが発表した茶室「五庵(ごあん)」だ。国内外で多くの茶室を手がけ、奇想天外なたたずまいで見る人を驚かせてきた藤森さん。大学生と一緒に茶室をつくるプロジェクトも進行中だ。なぜ

                                                                              茶室の魅力「極小に宿る極大」 建築家・藤森照信さん こだわって20年超、大学生と制作の取り組みも - 日本経済新聞
                                                                            • 空と草木とビルを映す妹島和世氏の曲水パビリオン、浜離宮の庭園に鏡面の循環水路

                                                                              都内9カ所に、著名な建築家やアーティストが手掛けるパビリオンを建てるプロジェクト「パビリオン・トウキョウ2021」が、2021年7月1日に始まった。東京五輪に合わせて文化面から東京を盛り上げるプログラム「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」の1つとして、東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、パビリオン・トウキョウ2021実行委員会が主催するイベントである。 会期は21年7月1日から同年9月5日まで。企画はワタリウム美術館が担当した。参加するパビリオン・クリエーターは建築家の藤森照信氏、妹島和世氏、藤本壮介氏、平田晃久氏、石上純也氏、藤原徹平氏。さらにアーティストの会田誠氏と草間彌生氏である。また、真鍋大度氏およびRhizomatiksも特別参加している。藤森氏のパビリオン「茶室『五庵』」は既に、このコラムで紹介済みだ。

                                                                                空と草木とビルを映す妹島和世氏の曲水パビリオン、浜離宮の庭園に鏡面の循環水路
                                                                              • 御所野縄文博物館 岩手県二戸郡一戸町岩舘字御所野 - 墳丘からの眺め

                                                                                「きききの吊り橋」を渡ると目の前に御所野(ごしょの)縄文博物館がある。 入館料一般300円。1階・2階に常設展示室。 国指定史跡・御所野遺跡は、世界文化遺産登録をめざしている「北海道・北東北の縄文遺跡群」のひとつでもあり、縄文時代中期後半(4000~4500年前)に営まれた集落跡。約500年間の定住が確認されているそう。 第1展示室のテーマは「土屋根住居の発見」 ガラスで覗ける床下には「焼失住居」の出土状況が見られる。 遺跡から出土した土器の展示や、各地の復元竪穴住居の紹介も。 1996年度に焼失住居遺構を調査した結果、屋根には土がのっていたことがわかったそうだ。 屋根に土がのっていた 焼けた竪穴建物跡をくわしく調査したところ、土屋根であったことがわかりました。壁際から床上に堆積していた黄褐色や褐色の土は、屋根にのせた土や周堤の土が崩れ落ちたものと考えられます。また、床上から見つかった炭化

                                                                                  御所野縄文博物館 岩手県二戸郡一戸町岩舘字御所野 - 墳丘からの眺め
                                                                                • 位置が高過ぎ「高過庵」―あの“世界一危険な茶室”の内部見学が可能に! [えん乗り]

                                                                                  ツアーにはその他、藤森照信氏が初めてつくった建物「神長官守矢史料館」などの見学や、複数回のレクシャーも含まれています。藤森照信氏がこのような茶室を作った、その発想の原点を理解できるかも? 参加料金はちょっと高め。でも、一生に一度の体験と考えればありでしょう。建築が好きな方、そしてお茶が好きな方におススメです。 ■プログラム詳細 実施期間:4月~11月(雨天中止) 申込締切:実施日の10日前 所要時間:約3時間 行程 14:00 ツアー開始 建築家藤森照信氏の思想の原点、諏訪大社上社前宮でレクチャーを受ける 14:40 前宮裏の古代の道をウォーキング 15:10 神長官守矢史料館(藤森照信氏が初めてつくった建物)を訪れる 16:00 3つの茶室を見学 1. はしごを登って「空飛ぶ泥舟」の内部へ 2. はしごを登って「高過案」の内部へ 3. 真っ暗な「低過庵」の内部へ 16:30 「低過庵」の

                                                                                    位置が高過ぎ「高過庵」―あの“世界一危険な茶室”の内部見学が可能に! [えん乗り]
                                                                                  1