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  • ゴダール監督、スイスで認められた「自殺幇助」で亡くなる 仏紙報道:朝日新聞デジタル

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      ゴダール監督、スイスで認められた「自殺幇助」で亡くなる 仏紙報道:朝日新聞デジタル
    • 映画監督ゴダール氏死去、ヌーベルバーグ「勝手にしやがれ」 仏報道:朝日新聞デジタル

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        映画監督ゴダール氏死去、ヌーベルバーグ「勝手にしやがれ」 仏報道:朝日新聞デジタル
      • ゴダールが映画を一新…それは真っ赤な噓である 蓮實重彦さん寄稿:朝日新聞デジタル

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          ゴダールが映画を一新…それは真っ赤な噓である 蓮實重彦さん寄稿:朝日新聞デジタル
        • ゴダール監督、自殺ほう助での死選ぶ

          【9月13日 AFP】13日に91歳で死去したフランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)氏が、自殺ほう助により亡くなったことが分かった。同氏の法律顧問がAFPに明らかにした。 顧問は仏紙リベラシオン(Liberation)の報道を認め、ゴダール氏は日常生活に支障を来す複数の疾患があったことから、スイスで自殺ほう助により自らの命を絶つことを決めたと説明した。スイスでは、判断能力があり利己的な動機を持たない人に対する自殺ほう助が認められている。ゴダール氏は数十年にわたり、スイスの村ロール(Rolle)で隠居生活を送っていた。(c)AFP

            ゴダール監督、自殺ほう助での死選ぶ
          • ゴダール監督、自殺幇助で91歳で死去 仏映画ヌーベルバーグの巨匠 - BBCニュース

            フランス映画界で革新的なヌーベルバーグ(新たな波)を先導した、映画監督のジャン=リュック・ゴダールさんが13日、死去した。91歳だった。 ゴダールさんは1960年の「勝手にしやがれ」で、映画界で注目を集めた。映画のルールを書き替える、高い評価を受けた作品を次々と生み出し、マーティン・スコセッシさんやクエンティン・タランティーノさんら多くの映画監督に影響を与えた。

              ゴダール監督、自殺幇助で91歳で死去 仏映画ヌーベルバーグの巨匠 - BBCニュース
            • 映画『勝手にしやがれ』ネタバレ・あらすじ「石原慎太郎とヌーヴェルバーグ」感想「ゴダールとトリフォー」結末

              映画『勝手にしやがれ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『勝手にしやがれ』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 YouTubeで予告映像もご覧ください。 『運だぜ!アート』ツイッターアカウント 『勝手にしやがれ』 (1960年製作/90分/フランス) 原題『A bout de souffle』 【監督】 ジャン=リュック・ゴダール 【製作】 ジョルジュ・ド・ボールガール 【原案】 フランソワ・トリュフォー 【脚本】 ジャン=リュック・ゴダール 【撮影】 ラウール・クタール 【音楽】 マルシャル・ソラル 【監修】 クロード・シャブロル 【出演】 ジャン=ポール・ベルモンド ジーン・セバーグ ダニエル・ブーランジェ ジャン=ピエール・メルビル アンリ=ジャック・ユエ) ジャン=リュ

                映画『勝手にしやがれ』ネタバレ・あらすじ「石原慎太郎とヌーヴェルバーグ」感想「ゴダールとトリフォー」結末
              • 【単独インタビュー】『悪は存在しない』濱口竜介監督を導いた光とゴダールの謎 | Fan's Voice | ファンズボイス

                ※本記事には映画『悪は存在しない』のネタバレが含まれます。 第80回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞した濱口竜介監督最新作『悪は存在しない』が4月26日(金)に日本公開されました。 長野県・水挽町。自然が豊かな高原の小さな町に、グランピング施設の建設の話が持ち上がる。政府からの助成金を目当てにプロジェクトを進めている東京の芸能事務所の社員・高橋(小坂竜士)と黛(渋谷采郁)による住民説明会に参加した人々は、町の貴重な財産である水源を汚染しかねない杜撰な計画に憤る。高橋らは、この町に代々住んでいる“なんでも屋”の巧(大美賀均)に相談を持ちかけるが──。 初の商業映画『寝ても覚めても』(18年)がいきなりカンヌ映画祭コンペティション部門に選出、2021年には長編第2作目『偶然と想像』(21年)が第71回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞、同年の第74回カン

                  【単独インタビュー】『悪は存在しない』濱口竜介監督を導いた光とゴダールの謎 | Fan's Voice | ファンズボイス
                • 仏映画の巨匠 ゴダール監督死去 91歳 | NHK

                  フランスの主要メディアは、13日、フランス映画界の巨匠、ジャンリュック・ゴダール監督が死去したと一斉に伝えました。91歳でした。 ゴダール監督は、1950年代から60年代にかけてフランスの映画界に新風を吹き込んだ「ヌーベルバーグ」の旗手として知られています。 1960年に公開した、映画「勝手にしやがれ」のほか、「気狂いピエロ」など数々の作品を手がけ、その作風は世界の映画人に大きな影響を与えました。 そして、1965年のベルリン国際映画祭では「アルファヴィル」が最高賞の金熊賞を受賞したほか、1983年にはベネチア国際映画祭で「カルメンという名の女」が最優秀賞の金獅子賞を受賞するなど国際的にも高い評価を受けてきました。 一方で、1960年代後半から一時期、商業的な映画からの決別を宣言し、政治的な映画の製作に取り組んだこともあります。 ゴダール監督は近年も映画製作に携わり、2014年には「さらば

                    仏映画の巨匠 ゴダール監督死去 91歳 | NHK
                  • ゴダールが映画を一新…それは真っ赤な噓である 蓮實重彦さん寄稿:朝日新聞デジタル

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                      ゴダールが映画を一新…それは真っ赤な噓である 蓮實重彦さん寄稿:朝日新聞デジタル
                    • 追悼 ジャン=リュック・ゴダール『映画作家ゴダールは、その「特権性」を晴れやかに誇示しながらこの世界から姿を消した』蓮實重彥|文學界

                      追悼 ジャン=リュック・ゴダール『映画作家ゴダールは、その「特権性」を晴れやかに誇示しながらこの世界から姿を消した』蓮實重彥 ゴダールという名前を耳にして反射的に記憶に甦ってくるのは、三つの断片的な光景である。まず、1962年初冬にパリについてあまり時間のたっていない冬の夕方、サン・ミッシェル大通りとサン・ジェルマン大通りが交差するあたりのちっぽけな小屋で『カラビニエ』(1963)を見たときの寂れた光景は、とうてい忘れることができない。まばらな客席を見まわしながら、『勝手にしやがれ』(1960)で観客を魅了した監督の新作が決定的に無視され、あまつさえ軽蔑さえされていることが腹立たしくてならず、これほど素晴らしい作品に人が集まらない低俗な「文化都市」パリを心から軽蔑した。直後に、この作品の観客動員数が、フランス全土で1800人たらずでしかなかったことを知り、その一人が自分だったことを理由もな

                        追悼 ジャン=リュック・ゴダール『映画作家ゴダールは、その「特権性」を晴れやかに誇示しながらこの世界から姿を消した』蓮實重彥|文學界
                      • 「自殺幇助」で亡くなったゴダール監督 スイスで認められた制度とは:朝日新聞デジタル

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                          「自殺幇助」で亡くなったゴダール監督 スイスで認められた制度とは:朝日新聞デジタル
                        • 映画監督ゴダール氏が死去 「勝手にしやがれ」最後の巨匠 | 共同通信

                          【パリ共同】1960年公開の代表作「勝手にしやがれ」でフランス映画界にヌーベルバーグ(新たな波)を起こし、長年にわたり革命児であり続けた映画監督ジャンリュック・ゴダールさんが13日、スイス西部の自宅で死去した。91歳だった。フランス紙リベラシオンによると、スイスで認められている、死を選んだ人が医師処方の薬物を自ら使用する「自殺ほう助」により亡くなった。関係者は「病気ではなく、疲れ切っていた」と説明した。 フランソワ・トリュフォー、ジャック・リベット両監督ら映画刷新運動ヌーベルバーグの中心人物の多くは既に世を去り、最後の巨匠とされた。

                            映画監督ゴダール氏が死去 「勝手にしやがれ」最後の巨匠 | 共同通信
                          • 「君は来たいか?」ゴダール氏最期のとき 見届けた親友が明かした姿:朝日新聞デジタル

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                              「君は来たいか?」ゴダール氏最期のとき 見届けた親友が明かした姿:朝日新聞デジタル
                            • ゴダール監督死去 20世紀芸術への明快な問題意識 - 日本経済新聞

                              「映画は1930年代から50年代に栄光の時代を迎え、長い衰退の時期を経て、今やほとんど消滅したか、別のものになった」2002年に来日したゴダールの記者会見での発言だ。高松宮殿下記念世界文化賞という晴れがましい席で発した言葉は、悲観に満ちたように見えて、映画という20世紀を代表する芸術への深い洞察を感じさせた。ゴダールは「もはやフランス映画やイタリア映画と呼べるものは存在しない。それぞれの国に何

                                ゴダール監督死去 20世紀芸術への明快な問題意識 - 日本経済新聞
                              • ゴダール監督死去と報道(共同通信) - Yahoo!ニュース

                                【パリ共同】フランス紙リベラシオンは13日、フランス映画界に刷新運動「ヌーベルバーグ」を起こしたジャンリュック・ゴダール監督が91歳で死去したと報じた。

                                  ゴダール監督死去と報道(共同通信) - Yahoo!ニュース
                                • ジャン=リュック・ゴダール監督が死去 91歳 : 映画ニュース - 映画.com

                                  ジャン=リュック・ゴダール監督が死去 91歳 2022年9月13日 18:01 ジャン=リュック・ゴダール監督Photo by Kurt Krieger/Corbis via Getty Images フランスを代表する映画監督、ジャン=リュック・ゴダール監督が、9月13日(現地時間)死去したと仏リベラシオンが伝えた。91歳だった。 1930年仏パリ生まれで、フランス、スイスの国籍を持つ。ソルボンヌ大学時代、カルチェ・ラタンのシネマクラブに通いはじめ、フランソワ・トリュフォーやエリック・ロメールらと知り合う。1952年から「カイエ・デュ・シネマ」誌に映画評を書くようになり、59年に「勝手にしやがれ」で長編映画監督デビュー。同作がベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞し、ヌーベルバーグを代表する映画作家として世界的に有名になった。 「アルファヴィル」(61)でベルリン国際映画祭金熊賞

                                    ジャン=リュック・ゴダール監督が死去 91歳 : 映画ニュース - 映画.com
                                  • 巨匠ゴダール監督死去 「ヌーベルバーグ」主導、91歳:時事ドットコム

                                    巨匠ゴダール監督死去 「ヌーベルバーグ」主導、91歳 2022年09月13日22時26分 ジャンリュック・ゴダール監督=2013年11月、スイス・ローザンヌ(EPA時事) 【パリ時事】1950年代末にフランスで始まった映画運動「ヌーベルバーグ(新しい波)」を主導した映画界の巨匠ジャンリュック・ゴダール監督が13日、死去した。91歳だった。リベラシオン紙によると、ゴダール氏はスイスのジュネーブ近郊にある自宅で自殺ほう助を受けた。関係者は同紙に「病ではなく、疲労困憊(こんぱい)だったので終わりにしようと彼が決めた」と述べた。 映画界、ゴダール氏悼む声続々 「偉大なクリエーター」 30年、パリで生まれた。パリ大学中退後、映画誌の創刊に参加し、批評家として活動。ヌーベルバーグの記念碑的作品となった59年の「勝手にしやがれ」で長編映画デビューし、「気狂いピエロ」(65年)や「中国女」(67年)などの

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                                    • ゴダール監督、医師処方の薬物自ら使い死去 スイスは公認 | 毎日新聞

                                      1960年公開の代表作「勝手にしやがれ」でフランス映画界にヌーベルバーグ(新たな波)を起こし、長年にわたり革命児であり続けた映画監督ジャンリュック・ゴダールさんが13日、スイス西部の自宅で死去した。91歳だった。フランス紙リベラシオンによると、スイスで認められている、死を選んだ人が医師処方の薬物を自ら使用する「自殺ほう助」により亡くなった。関係者は「病気ではなく、疲れ切っていた」と説明した。 フランソワ・トリュフォー、ジャック・リベット両監督ら映画刷新運動ヌーベルバーグの中心人物の多くは既に世を去り、最後の巨匠とされた。

                                        ゴダール監督、医師処方の薬物自ら使い死去 スイスは公認 | 毎日新聞
                                      • ジャン=リュック・ゴダール監督が死去 「勝手にしやがれ」 - 日本経済新聞

                                        【パリ=共同】1960年公開の代表作「勝手にしやがれ」でフランス映画界にヌーベルバーグ(新たな波)を起こし、長年にわたり革命児であり続けた映画監督、ジャン=リュック・ゴダールさんが13日、スイス西部の自宅で死去した。91歳だった。フランス紙リベラシオンによると、スイスで認められている、死を選んだ人が医師処方の薬物を自ら使用する方法で亡くなった。関係者は「病気ではなく、疲れ切っていた」と説明した。

                                          ジャン=リュック・ゴダール監督が死去 「勝手にしやがれ」 - 日本経済新聞
                                        • ゴダール安楽死ってかっこ良すぎる

                                          死に方まで最先端って最後まで自分のスタイルを貫いたんだな 90歳超えてわざわざそんなことしないでもすぐ逝けるだろうに。 MAD動画みたいになってた晩年の作品も最高にかっこよかったぜ。 R.I.P.

                                            ゴダール安楽死ってかっこ良すぎる
                                          • 世界的スクープ 映画界の巨匠ジャン=リュック・ゴダール最後の言葉 | 文春オンライン

                                            映画『勝手にしやがれ』(1959年)や『気狂いピエロ』(1965年)など、ヌーベル・バーグの旗手は、2022年9月13日、スイス西部ボー州ロールにある家で安楽死を遂げ、91年の生涯に幕を閉じた。 ゴダールの自宅兼アトリエ フランスの日刊紙『リベラシオン』を始め、各国の新聞やウェブメディアが、安楽死の理由について、「病ではなく、人生に疲れていた」と報じたことで、世界中に衝撃が走ったのは記憶に新しい。 しかし、彼がなぜ死期を早めたのか、どのようにして息を引き取ったのか、そして最期に残した言葉は何か……こうした事実は巨匠の出身地であるフランス、住んでいたスイスのメディアも含め、これまで報じられてこなかった。 この世界的なスクープが11月10日発売の雑誌「文藝春秋」に掲載される。 世界に先がけて、秘められた事実をつかんだのは在欧ジャーナリストの宮下洋一氏である。名作ノンフィクション『安楽死を遂げる

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                                            • ジャン=リュック・ゴダール監督死去、91歳

                                              ジャン=リュック・ゴダール監督。フランス・カンヌで(1980年5月21日撮影)。(c)Ralph GATTI / AFP 【9月13日 AFP】(更新)20世紀で最も影響力のある映画監督の一人で、フランスで誕生した映画運動「ヌーベルバーグ(Nouvelle Vague)」を代表するジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)氏が死去した。91歳。家族が13日、明らかにした。 ジーン・セバーグ(Jean Seberg)さんが出演した『勝手にしやがれ(Breathless)』や、ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)さんを主演に迎えた『軽蔑(Contempt)』など、1960年代に従来にない手法で映画界に新風を吹き込んだ。 家族によると、監督は「自宅で安らかに」亡くなった。公式な葬儀などは予定されていないという。 マーティン・スコセッシ(Martin Scors

                                                ジャン=リュック・ゴダール監督死去、91歳
                                              • 黒沢清、10人の映画監督を語る(第7回)ジャン=リュック・ゴダール

                                                映画好きの若者を惑わせる響きがゴダールの周辺には漂っていた ゴダールを入れるべきか迷ったんですが、露骨に影響を受けていることは間違いありません。ただ、僕はゴダールがヌーヴェルヴァーグと言われて出てきた頃を全く知りません。ビデオもDVDもない時代ですから、そう簡単に観られなかったんです。 高校3年生の時だったと思いますが、『映画評論』を読んでいると、「ジガ・ヴェルトフ集団」という言葉が出てきました。ゴダールが匿名で映画を作っていた時代の集団名なんですが、この響きに無邪気に惹かれました。それで、高校の学級日誌にその日あった出来事を書かせる番が僕に回ってきたとき、ジガ・ヴェルトフ集団について長い文章を書いた記憶があります。ゴダールの映画を全く観たことがないにも関わらずですよ。今思うと恥ずかしいんですが、当時ヌーヴェルヴァーグはとうに終わっていたにもかかわらず、それぐらい映画好きの若者を惑わせる響

                                                  黒沢清、10人の映画監督を語る(第7回)ジャン=リュック・ゴダール
                                                • 映画の再発明―いまゴダールを見直すために 堀 潤之 - Stranger

                                                  「ある月並な物語から出発して、すでにつくられている映画の全体を(…)違ったやり方でつくり直す」こと―ゴダールは長篇第一作『勝手にしやがれ』(一九六〇)の目論見を、かつてこう言い表したことがある。物語はハリウッドのギャング映画のような「月並」なもので構わない。だが、それを語るやり方は、従来の映画史を十分に踏まえながらも、それとは違ったものでなければならない、というわけだ。よく知られているように、ゴダールは一九五〇年代にアンリ・ラングロワのシネマテーク・フランセーズなどで無数の映画を見て、それについて批評を書くという体験を経て映画作家となった。その過程で「ある種の映画が終わりを告げようとしている」という〈歴史の終わり〉の感覚を抱いた若き映画作家は、であれば映画のつくり手としての自分はむしろ「どんなことをしてもかまわない」のだと考えたという。伝統を単に継承するのではなく、歴史のゼロ地点に立って絶

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                                                  • 日本におけるゴダール受容の歴史と“映画の時代”の終焉 宇野維正×森直人×佐々木敦が語る

                                                    文・取材=麦倉正樹、取材協力=宇野維正、取材協力=森直人、取材協力=佐々木敦、画像提供=『右側に気をつけろ』Soigne ta droite, un film de Jean-Luc Godard. ©1987 Gaumont (France) / Vega Film Ag / TSR (Suisse). セレクトされた良質な作品だけを配信するミニシアター系のサブスク【ザ・シネマメンバーズ】では、8月から10月にかけて、ジャン=リュック・ゴダールの60年代と80年代の作品をセレクトした全9作品が順次配信される。今回の配信を機に、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正、映画ライターの森直人の2人に加え、ゴダールに造詣の深い佐々木敦をゲストに迎えて、ゴダールについてトークを展開。60年代のゴダール作品を中心に語った前編に続き、後編では、日本でのゴダール作品の受容のされ方の変化や、近年のゴダールにつ

                                                      日本におけるゴダール受容の歴史と“映画の時代”の終焉 宇野維正×森直人×佐々木敦が語る
                                                    • ゴダール監督、スイスで認められた「自殺幇助」で亡くなる 仏紙報道:朝日新聞デジタル

                                                      ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                        ゴダール監督、スイスで認められた「自殺幇助」で亡くなる 仏紙報道:朝日新聞デジタル
                                                      • ゴダール監督の遺作上映 カンヌ映画祭

                                                        第57回カンヌ国際映画祭に出席したジャン=リュック・ゴダール監督。仏カンヌで(2004年5月18日撮影)。(c)BORIS HORVAT / AFP 【5月22日 AFP】第76回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で21日、20世紀の最も重要な映画監督の一人、ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)氏の遺作が上映された。雨が降る中、会場には多数のファンのみならず、米国のジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)監督やメキシコ人俳優のサルマ・ハエック(Salma Hayek)、中国の王兵(Wang Bing)監督らも姿を見せた。 1930年にフランスとスイス出身の両親の間に生まれたゴダール氏は、91歳を迎えた昨年、自殺ほう助を選択し、死去した。 この日は、遺作となった短編映画『Droles de Guerres(原題、英題:Phony Wa

                                                          ゴダール監督の遺作上映 カンヌ映画祭
                                                        • 特集:J=L・ゴダール 80/90年代 セレクション

                                                          9/16(金)〜10/6(木) 料金:1800円均一 特集:J=L・ゴダール 80/90年代 セレクション この圧倒的な美しさと可笑しさと感動! 混沌の時代、いまこそ80/90年代ゴダールを! この特集のためだけに日本上映権利切れの作品6本を、仏・ゴーモン社より買い付けました。難解と言われることもあるゴダール作品ですが、あえていま観るなら、その映像と音響をただ浴びるように感じてみてください。 勝手に逃げろ / 人生 Sauve qui peut (la vie) 1980年/87分/フランス、スイス、ドイツ、オーストリア/カラー ◎脚本:アンヌ゠マリ・ミエヴィル、ジャン゠クロード・カリエール ◎撮影:ウィリアム・リュプシャンスキー、レナート・ベルタ ◎音楽:ガブリエル・ヤレド ◎出演:イザベル・ユペール、ジャック・デュトロン、ナタリー・バイ ゴダール自身が「第二のデビュー作」と呼ぶ、単独監

                                                            特集:J=L・ゴダール 80/90年代 セレクション
                                                          • 宇野維正×森直人×佐々木敦が語り合う、60年代のジャン=リュック・ゴダール作品とその人柄

                                                            『女は女である』(c)1961 STUDIOCANAL IMAGE - EURO INTERNATIONAL FILMS, S.p.A. 宇野:そうだ、デリケートって話で思い出したけど、ひとつだけ武勇伝があるとしたら、俺、ゴダールに怒られたことがあるんですよ。 佐々木:おおお。 森:すごいじゃないですか(笑)。 宇野:俺が、『Cut』っていう雑誌の編集部にいた頃で、何のときだったかな……『ゴダールの映画史』(1998年)か。そのパッケージが出るときのプロモーションで、ゴダールのインタビューができるかもしれないっていう話があって。 佐々木:ああ、その頃、珍しく結構取材を受けていましたよね。 宇野:そうそう。いまだに忘れられないけど、井川遥さんが表紙の号で、井川遥とゴダールの名前が、でっかい文字で表紙に並んでいるっていう。 ――これですね。2002年5月号「誰も知らない井川遥/愛と革命のゴダー

                                                              宇野維正×森直人×佐々木敦が語り合う、60年代のジャン=リュック・ゴダール作品とその人柄
                                                            • 【追悼】ゴダール作品の入門ガイド“おすすめ映画”12選 米サイトが選出 : 映画ニュース - 映画.com

                                                              【追悼】ゴダール作品の入門ガイド“おすすめ映画”12選 米サイトが選出 2022年9月14日 13:00 あなたの好きなゴダール作品は?(C)1962 STUDIOCANAL / SOCIETE NOUVELLE DE CINEMATOGRAPHIE / DINO DE LAURENTIS CINEMATOGRAPHICA, S.P.A. (ROME). ALL RIGHTS RESERVED. フランスのヌーベルバーグを代表する映画作家ジャン=リュック・ゴダール監督が、9月13日(現地時間)に他界したことを受け、米IndieWireは偉大な映画監督の作品の入門ガイドとして12作品を紹介している。 ゴダール監督の美学全体を紹介する役割を果たす作品として選ばれた12本はランキング形式で紹介されており、「気狂いピエロ」が第1位に輝いた。共同選者のクリスチャン・ブローベルトは、選出の理由を「20

                                                                【追悼】ゴダール作品の入門ガイド“おすすめ映画”12選 米サイトが選出 : 映画ニュース - 映画.com
                                                              • ゴダール監督は「自殺ほう助」で死去と仏紙 | 共同通信

                                                                Published 2022/09/13 21:25 (JST) Updated 2022/09/13 21:43 (JST) 【パリ共同】フランス紙リベラシオンは13日、映画監督ジャンリュック・ゴダールさんは、スイスで認められている「自殺ほう助」により亡くなったと報じた。

                                                                  ゴダール監督は「自殺ほう助」で死去と仏紙 | 共同通信
                                                                • ジャン=リュック・ゴダール監督、あと2作での引退を示唆 : 映画ニュース - 映画.com

                                                                  ジャン=リュック・ゴダール監督Photo by Kurt Krieger/Corbis via Getty Images ヌーベルバーグを代表する映画作家として知られるフランスのジャン=リュック・ゴダール監督が、インドのケララ国際映画祭で行われたオンラインインタビューで、引退を示唆した。 スイスの自宅から、およそ1時間半にわたり、記者の質問に応じたゴダール監督は、現在2つの脚本を開発中で、1つはヨーロッパで展開されているテレビ局Arteとの共同制作、もう1つは「Funny Wars」という作品だと説明。おもむろに「脚本を見たいかい?」と、立ち上がって、写真やスケッチ、指示文言などで構成されたノートを公開。アコーディオンのように開閉してみせるなど、おどけた動作も見せながら、「私は映画人生、つまり映画人としての人生を2本の脚本で終えようとしている」と述べ、「その後、『さよなら、映画』と言うでし

                                                                    ジャン=リュック・ゴダール監督、あと2作での引退を示唆 : 映画ニュース - 映画.com
                                                                  • ジャン=リュック・ゴダール『女と男のいる舗道』(1962/仏) - 海外文学読書録

                                                                    女と男のいる舗道(字幕版) アンナ・カリーナ Amazon ★★★ パリ。女優志望のナナ(アンナ・カリーナ)が別れた夫ポール(アンドレ・S・ラバルト)とカフェで話し合う。色々あって娼婦となったナナはラウール(サディ・ルボット)をヒモにする。 カメラワークと編集と音の使い方が面白い。でも、監督自身が後で振り返ったら恥ずかしくて顔が真っ赤になりそうではある。若気の至りというか。見ている方はちょっと素人っぽくてちょっと気取っているところが可愛いのだが、それは時と共に風化したからそう言えるわけで、本人としては未熟な習作という意識が強そう。当時は斬新だった表現が客観的にも主観的にも古くなる。それも急速に。こういうのは実験的な作風でデビューした人の宿命だろう。 映像で面白かったところ。冒頭の別れた夫婦の会話。ナナとポールはカフェのカウンターに横並びで腰掛けている。話している最中、カメラは一人ずつ背中だ

                                                                      ジャン=リュック・ゴダール『女と男のいる舗道』(1962/仏) - 海外文学読書録
                                                                    • ストーンズvsビートルズ、50年越しの遺恨再燃? ゴダール『ワン・プラス・ワン』をいま観る意義とは(川崎大助) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                      「熱い時代」の特別なアーカイヴが、21世紀をも震撼させる これまで幾度も、数え切れないほど観た。しかしいま劇場で観る本作は格別のものであることを、僕がここで保証しよう。『ワン・プラス・ワン』を浴びるように観るのは、いやほんと、かなり気持ちがいい。そして「いま観るべき」明瞭な理由がある。 映画『ワン・プラス・ワン』とは、ヌーヴェルヴァーグの旗手として名高い、フランスが産んだ鬼才映画監督、ジャン・リュック・ゴダールが1968年に撮った作品だ。ゴダールがロンドンへ飛び、「悪魔を憐れむ歌」との邦題を持つローリング・ストーンズの名曲(原題 Sympathy for the Devil)のレコーディング風景をドキュメンタリー調にとらえつつ――しかし全体的には、シュールかつ「政治的」で挑発的な、なんだかとんでもないものになってしまった「怪作」がこれだ。去る8月24日に他界した、ストーンズの名ドラマー、チ

                                                                        ストーンズvsビートルズ、50年越しの遺恨再燃? ゴダール『ワン・プラス・ワン』をいま観る意義とは(川崎大助) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                      • 「堂島リバービエンナーレ2019」が7月開催。ゴダールの最新作『イメージの本』からインスパイアを受けて

                                                                        「堂島リバービエンナーレ2019」が7月開催。ゴダールの最新作『イメージの本』からインスパイアを受けて2008年から2年に1度行われてきた「堂島リバービエンナーレ」の今年のテーマは「シネマの芸術学–東方に導かれて–」。キュレーターに飯田高誉を迎えた今回は、ジャン=リュック・ゴダールの映画『イメージの本』からインスパイアされた構成となる。会期は7月27日〜8月18日。 「私たちに未来を語るのは“アーカイブ”である」と語るジャン=リュック・ゴダールが、新撮シーンに絵画、映画、テキスト、音楽を重層的にコラージュし、現代の暴力、戦争、不和に対する怒りを表明した映画『イメージの本』。 本作にインスピレーションを受け、アーティスティック・ディレクターに飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所 所長/国際美術評論家連盟会員)に迎えた「堂島リバービエンナーレ2019」が7月27日に開幕する。 佐藤允 冒

                                                                          「堂島リバービエンナーレ2019」が7月開催。ゴダールの最新作『イメージの本』からインスパイアを受けて
                                                                        • ジャン=リュック・ゴダールの革命 | ele-king

                                                                          ele-king編集部(編) 2023/2/21 本体 1,800円+税 ISBN:978-4-910511-40-5 誰よりもかっこよくポップで常に新しく倫理的だった映画作家 『勝手にしやがれ』での鮮烈なデビュー以来、常に映画を革新してきた戦後最大の映画革命家、ジャン=リュック・ゴダールが2022年9月13日、91歳で自らの意志により生涯を閉じました。 ヌーヴェル・ヴァーグの旗手としての華々しい登場以来およそ60年にわたり、大きな存在感を示し続けたこの偉大な映画作家について、フィルモグラフィー紹介とコラム、対談記事でその全貌に迫ります。 対談:浅田彰+菊地成孔 鼎談:阿部和重+佐々木敦+中原昌也 執筆:堀潤之、後藤護、真魚八重子、渡邉大輔、上條葉月、西田博至、児玉美月、山本貴光、細馬宏通 目次 Biography ジャン=リュック・ゴダールの映画的人生 (堀潤之) 対談 浅田彰+菊地成孔

                                                                            ジャン=リュック・ゴダールの革命 | ele-king
                                                                          • 土記:ゴダール没後1年に=伊藤智永 | 毎日新聞

                                                                            <do-ki> 映画作家のジャンリュック・ゴダールが昨年9月、スイスでは合法な自殺ほう助で亡くなった時、三島由紀夫を連想した。共に人生と作品が一体化し、創作活動の延長のように生涯を終えた。色つきメガネの男が、透かし見ていたフィルムにパチンとはさみを入れる。そんな姿が思い浮かんだ。 ゴダール映画は難解だと敬遠される。時間も物語もバラバラに切り刻み、順序を入れ替えてつなぎ合わせ、それどころか音やせりふまで途切れたり重ねたりしているのだから、娯楽と油断している人が面食らうのは当然だ。 でも、決めつけを拭った目で向き合えば、自分は何を見たんだ、映画を見るとはどういうことだ、そもそも映画って何だ、そんな問いが渦巻き、とんでもないものを見たという興奮を味わえます。

                                                                              土記:ゴダール没後1年に=伊藤智永 | 毎日新聞
                                                                            • さよなら、ジャン=リュック・ゴダール - 日々の栞

                                                                              昨日の夕方、衝撃的なニュースが入ってきた。 www.nikkei.com あのゴダールが死んだ。それはもう衝撃だった。 医師処方の薬物を自ら使用する「自殺ほう助」により亡くなったそうだ。スイスでは安楽死が認められている。お疲れ様と伝えたい。 ゴダールの映画は僕の大学生時代を彩ってくれた。『小さな兵隊』に『勝手にしゃがれ』、『アルファヴィル』、『気狂いピエロ』と浴びるようにゴダール作品を観た。いまいち理解できない作品も多かったけれど、その当時の僕にとってゴダールの映画を見ることは文化的背伸びだった。ゴダール映画を見ることは大学時代の僕にとって憧れでもあったのだ。 ジャン=リュック・ゴダールは、新しい表現技法を追求したフランス映画の潮流・ヌーヴェルヴァーグの巨匠だ。ジャンプカットや手持ちカメラ、書物から引用、原色を多用した色彩感覚はとても斬新だった。 ヌーヴェルヴァーグの中心人物だったフランソ

                                                                                さよなら、ジャン=リュック・ゴダール - 日々の栞
                                                                              • 根っからの反逆児──ゴダールのいない世界で

                                                                                20世紀で最も重要な映画作家のひとりと称されるジャン=リュック・ゴダールが死去した。日本屈指のゴダール研究者、堀潤之が彼の功績を振り返る。(本誌12月号掲載) 2022年 9月13日、進行中と言われていた2本の映画の企画を残したまま、スイスでは合法化されている「自殺幇助」によって91歳でその生命を絶った映画監督のジャン=リュック・ゴダールは、生前にたびたび、自分の墓碑銘は「とんでもない(Au contraire)」にしてほしいと語っていた。通常「逆に」「それどころか」などと訳され、対立や留保を導入するために用いられるこの語句がゴダールの墓に刻まれるのは、鎌倉の円覚寺にある小津安二郎の墓に「無」の一文字が刻まれているのと同じくらい、ゴダールの作品と生きざまに相応しいことのように思われる。というのも、ゴダールは生涯にわたって、既存の映画文法に抗うだけでなく、映画製作のやり方それ自体にも反旗を翻

                                                                                  根っからの反逆児──ゴダールのいない世界で
                                                                                1