「経済制裁はいかにロシアを殺すか?」 米国ウィルソンセンターのフェロー、Kamil Galeev氏が書かれた論考記事です。経済制裁によってロシアがどのように崩壊していくか、具体的かつ明瞭な論旨で考察されています。一読の価値あり。時… https://t.co/PUOC82U0Hk
久米田康治先生のマンガは、最終回に衝撃的な「どんでん返し」が起こるという特徴がある。 『かってに改蔵』の連載終了当時、数年に渡るギャグ展開を全てひっくり返すような突然のシリアス最終回が波紋を呼び、話題となった。 『さよなら絶望先生』はショックを受けるほどの暗いラストに、久米田先生が「最終回は連載開始前から決めていた」と語ったのも相まって、筆者もリアルタイムで読んでいて背筋が凍ったのをよく覚えている。 そして、先日に完結した最新作『かくしごと』は、最終回で作品全体に仕掛けた大きな伏線を回収するという離れ業をやってのけた。 正直、これらの作品が「日常はこれからも続いていくエンド」であれば、それほど印象的なものにはならなかったかもしれない。久米田先生の描く衝撃的な最終回が、いつまでも頭の中に強烈な印象を残して、筆者はいつからか久米田作品の大ファンになっていたのだ。 今回、『かってに改蔵』『さよな
厚生労働省の「新型コロナウイルス接触確認アプリ」が公開された。 かねて話題になっていたように、ある程度匿名性を保ったままbluetoothで他のデバイスが近隣に留まったことを認識する方式らしく、割と安心できそうかと思う。 またITMediaの記事によればCOVID-19 Japanという有志によるオープンソースプロジェクトを元にしているそうだ。 ただし、記事を読む限りでは完全にオープンソースプロジェクトそのままというわけではなく「COVID-19 Radar」の技術を核として厚生労働省がベンダーに開発を委託したとある。 そうなると、いくつか気になる点がある。 「COVID-19 Radar」のソースは公開されているからプライバシー等への懸念がある場合にはそれを読んで確認すれば良い、というような意見もあるが、「COVID-19 Radar」と「新型コロナウイルス接触確認アプリ」がその点におい
長野県中野市で果樹農家を営む男性が、自宅の蔵の整理をしていて見慣れぬ行李(こうり)を見つけた。入っていたのは、大量の文書と1枚の写真。専門機関に相談すると、「大変なもの」だった。 資料を見つけたのは田中武徳さん(67)。3年ほど前、大切な文書などを火災などから守るために堅牢につくられた文庫蔵を整理していた際、2階の棚に黒っぽい行李が置いてあるのに気づいた。手の込んだつくりに思え、貴重なものがはいっている予感がした。開けると、濃紺の風呂敷がかぶせられ、中からは大量の文書と、建物を写した写真が出てきた。写真の裏に「枢密院の建屋」と手書きされていた。 どんな価値があるものなのか分からず、国立公文書館(東京都千代田区)に持ち込んでみた田中さん。その場で「貴重なもの」と驚かれた。 公文書館が数カ月かけて作成した目録によると、見つかったのは、明治憲法下における天皇の最高諮問機関だった「枢密院」の関係文
20年近く前のある日、当時ブックショップ「ユトレヒト」のオーナーだった江口宏志は散髪に出かけると、そこでジンを出された。そのフローラルな飲み物に魅了された彼は、家族4人で南ドイツに移住。そこでクラフトジン「Monkey 47」の蒸留責任者クリストファー・ケラーに弟子入りした。 2018年、江口一家は日本に帰国し、千葉県大多喜町にある閉鎖された薬草園を引き継ぐ。そこには2つの温室があり、1987年から500種類を超える植物が育てられてきた。 以来、江口の「mitosaya薬草園蒸留所」は茶やジャム、そしてオー・ド・ヴィー(熟成させない果実蒸留酒)を造り続けている。『ザ・焼酎ハンドブック』(未邦訳)の著者で、ポッドキャスト『ジャパン・ディスティルド』の司会者クリストファー・ペレグリーニ曰く、こうした商品は大人気かつ少量生産のため、「一目でも拝むことができたら儲けもの」らしい。 ペレグリーニによ
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OL王 @super_ol_war 私は平社員時にまさに同じことがあったけど自分では作ってる人に直接やめるべきですとは言わず、「こういうリスクがあるものが世に出そうですが耳に入ってますか?」と役員にチクったよ 結局お蔵入りになった こういう問題こそ判断は上位層にやらせたほうがいい x.com/trickpush/stat… MATSUTANI Soichiro @TRiCKPuSH ユニバーサルの平社員が仕上がったばかりのMrs. GREEN APPLEの「コロンブス」のMVを見て、「この表現はまずいです。公開はやめるべきです」と指摘し、それが通ったとしよう。表向きにはなにも問題が起きなくて済む。しかし、その平社員はトラブルを未然に防いだ存在として社内で評価されるだろうか。
小林麻耶が、3月24日、元夫・國光吟(くにみつ・あきら)氏のYouTubeチャンネル『吟 Akira』に登場。「海老蔵が麻央ちゃんの治療を選んでいた」との新たな動画で、亡くなった妹・小林麻央さんの夫である市川海老蔵を批判した。 【写真あり】2017年6月、妹・麻央さんのお通夜で、明るく振る舞う小林麻耶 3月21日に公開した2本の動画で、麻央さんの病室での海老蔵の態度を批判した麻耶。今回はさらに、麻央さんに民間療法を受けさせていたのは海老蔵だと指摘する。 「私たち家族は何度も何度も病院に行くよう説得しましたが、『もうちょっと待って』と説得できませんでした」と回想。 その治療について麻耶は、「妹は亡くなる直前に『“あの治療やめたい” って海老蔵に何度も言ったんだ。離婚すればよかった』と言ってました」と明かす。 また、海老蔵は中東で初めて歌舞伎公演を実現させたが、麻耶はその際に「9000万円貸し
相次ぐ電車内の凶行で、テレビ界がまさかのとばっちりを受けている。 服部恭太容疑者が、京王線特急の京王八王子発新宿行きの電車内で人を刺し、車内に放火したのは先月31日のこと。ハロウィンで沸く人々をあざ笑うかのような犯行に世間は騒然となった。 「走行する電車内は密室状態。逃げ惑う乗客たちでパニックになりました。特徴的だったのは、服部容疑者が映画『ジョーカー』を思わせる派手なスーツを着ていたことです。警察の取り調べに対し、同容疑者はジョーカーへのあこがれを口にしています」とは捜査関係者。 2019年に公開された米映画「ジョーカー」は「バットマン」シリーズに登場する悪役ジョーカーをベースにしたオリジナル作品だ。精神的な問題や貧困に苦しむ主人公は、コメディアンを目指すものの、自分の意思に関係なく突然笑い出してしまう病気を患い、やがて常軌を逸していく。 「ジョーカーを演じたのは名優ホアキン・フェニック
『グランド・セフト・オート(Grand Theft Auto)』(以下、GTA)シリーズでは、過去に「東京」が舞台候補のひとつとして検討されていたことがあるという。海外メディアTime Extensionが元Rockstar Gamesスタッフの匿名証言として伝えている(GamesRadar+)。 『GTA』シリーズは、主にRockstar Games傘下のRockstar Northが開発を手がけてきたオープンワールドクライムアクションゲームだ。主に米国の架空の都市や州を舞台に、犯罪に携わるさまざまな主人公の生きざまが描かれてきた。最新作となる『グランド・セフト・オートVI』(以下、GTA6)は2025年秋の発売を目指して開発中で、同作ではフロリダ州をモチーフとしたレオナイダ州が舞台になるという。『グランド・セフト・オート・バイスシティ』などに登場した、バイスシティを擁する州だ。 今回、
元禄2(1689)年に創業し、戦後の食糧難による原材料不足で昭和24年頃に廃業した奈良県田原本町の老舗しょうゆ蔵元「マルト醤油(しょうゆ)」が、70年の空白を経て復活を目指している。廃業を余儀なくされた当主の孫が、当時のまま残っていた蔵の中で奇跡的に生き続けていた酵母菌を発見。この酵母菌を使って2月にも本格的にしょうゆの醸造を始め、その2年後の商品化を目指す。(川西健士郎) 【写真でみる】酵母菌が生き続けていた醸造蔵 老舗のしょうゆの復活を担うのは、18代当主にあたる木村浩幸さん(43)。平成13年に17代目の祖父、藤平(とうべい)さんが87歳で亡くなった際、「蔵を廃業時のまま残していた祖父は、蔵を閉じたことに負い目があったのではないか」と思い至り、しょうゆ造りの再開を考えるようになった。 直接的な転機は10年後。蔵から千点以上の古文書が見つかり、醸造の製法を示しているとみられる記述もあっ
若き日の思い出が胸に残っている人も多いことだろう。“全品270円居酒屋”で知られる飲食チェーン「金の蔵」。2009年にオープンし、最盛期の店舗数は100に迫ったが、いまや1店舗だけになってしまった。あの「金の蔵」に何が起きたのか。運営会社SANKO MARKETING FOODS(以下、サンコー)の代表取締役社長である長澤成博氏にインタビューした。【前後編の前編。後編を読む】 「東方見聞録」から転換、2011年の店舗数は98店舗 もともと「金の蔵」は、同社が「東方見聞録」の次に打ち出すブランドとして誕生した。1998年オープンの「東方見聞録」は、割烹出身の料理人などを集め、本格的な料理を提供しながらも客単価は3000~4000円ほど。2人用個室から宴席までプライベートな雰囲気を演出し、元祖・個室居酒屋とも言える存在だ。 「それまで居酒屋といえば、広々とした宴席で大学生がワイワイするようなイ
ますともたけひろ/中国・ASEAN専門ジャーナリスト。カリフォルニア大学サンディエゴ校で国際関係の修士号を取得後、中国の経済メディア「財新」で国際ニュースを担当。シンガポール国立大元研究員。アジアのいまを、日本語、英語、中国語、インドネシア語の4カ国語で発信中。掲載メディアは東洋経済オンライン、NewsPicks、Nikkei Asia、South China Morning Post、Straits Times、Jakarta Post、Kompas、Tempoなど多数。 Twitter: @hiromocean note: https://note.com/tmasutomo News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 今
ライター 鯨ヶ岬 勇士 更新日2022.08.15 解説:『バットガール』のお蔵入りと差別問題 ワーナーとDCに批判が集まる経緯と背景 いきなりの「『バットガール』お蔵入り」報道 2022年8月6日現在、アメコミファンや映画ファンの間でのもっぱらの話題と言えば、HBO Maxで配信予定だった映画『バットガール(原題:Batgirl)』の突然のお蔵入りだろう。本作は2021年のミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』のニーナ・ロザリオ役を務め、ドミニカ系アメリカ人のレスリー・グレイス氏が主人公であるバットガール/バーバラ・ゴードンを演じることとなっており、映画での有色人種のバーバラ・ゴードンは2017年のアニメーション映画『レゴバットマン ザ・ムービー』でのロザリオ・ドーソン氏以来となる。他にも彼女のルームメイトで親友のDC実写映画初のトランスジェンダーの登場人物アリシア・ヨーをフィリピン系でト
Nianticに転職して1年あまりが過ぎた。 2018年の9月からNianticで働いているのだが、そういえば転職エントリーを書きそびれていた。 転職して以来、相変わらずサーバーサイドの開発をしていている。なお、開発しているのはIngressでもPokémon GOでもハリー・ポッター:魔法同盟でもない。 Nianticとの関わり Ingressは2014年12月から続けていて、Pokémon GOも日本での正式リリース日からぼちぼちやってきているものの、それにしてもNianticで働くようになるとは思ってもみなかった。 Pokémon GOがなんかえらく流行り始めたときも、自分とは関係ない話だと思いつつGoogle Maps時代の知り合いが何人か関わっているのを思い出して無責任に祝福していたぐらいである。知り合いへのご祝儀のつもりでポケコインを1万円分ぐらい買って、行動圏内にルアーモジュ
アリエル・クッキー・リュウ【『須永朝彦小説選を読む』『台湾を知るための72章』発売中】 @arielcookieliu ジャニーズも、宝塚歌劇団も、アニメも、日本の世界に誇る美しいコンテンツは、結局全部パワハラとイジメでつくられた醜悪なものなのか。 日本のサブカルを愛して、頑張って日本語を勉強して、果てには日本に来たんですが、悲しくて、いや、怒りまで覚えている。 2023-11-14 23:26:07 虫塚虫蔵@迷路'23 COMITIA146 12/3 西1-M25a @pareorogas 半世紀前、ヒエラルキーを否定し、誰もが平等に参加できる「場」としてコミケを作った先人たちは、資本を持たないマニア/アマチュアだった。一方、中央集権的なシステムとして経済にからめとられる芸能は、必ずといっていいほど腐敗する。だからこそコミケの理念に現状打破のヒントがあると思うのよ。 twitter.c
インタビューと文章: 小野洋平(やじろべえ) 写真:小野 奈那子 長年、そこに住む人々の暮らしを支えてきた商店街。そんな商店街に店を構える人たちにもまた、それぞれの暮らしや人生がある。 街の移り変わりを眺めてきた商店街の長老。さびれてしまった商店街に活気を呼び戻すべく奮闘する若手。違う土地からやってきて、商店街に新しい風を吹かせる夫婦。 商店街で生きる一人ひとりに、それぞれのドラマがあるはず。本連載では、“商店街の住人”の暮らしや人生に密着するとともに、街への想いを紐解いていく。 ◆◆◆ ■今回の商店街:川越一番街商店街(埼玉県川越市) 江戸時代からの街並みが色濃く残る川越。1951年に札の辻から仲町交差点までの430m、70店舗による協同組合として発足したのが「川越一番街商店街」だ。これまで歩車道の段差解消、街路灯の新設、歩道の石畳化、電線の地中化などに取り組み、江戸から続く景観を今に受
2017年に、湯本豪一氏『古今妖怪纍纍』で発表され話題になったという、いわゆる「魔像」について、筆者は最近までその存在を知らなかった。 先日、福島県立博物館の2021年度の催し物案内のパンフレットの写真(上掲)を見て不思議に思い調べたところ、湯本氏がこの像を著書で公開した後SNS等で話題になり、現在は広島県三次市にある 湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)に所蔵されていることを知った。「魔像」の説明文によれば、なんとこの像、元はいわき市の寺院に旧蔵されていたものだという。 「この妖怪像は福島県いわき市で何箇所かに分散されて伝えられていたものだが、言い伝えによると、いわき市泉町にあった玉光山威徳院にあったものといわれる。威徳院は廃仏毀釈で廃寺となり、この像も地元の人たちが受け継いでいたきたものと思われ、「魔像三十六体」と呼ばれていた。この像が寺にあったときに、どの
自分の好きなアーティストが、過去の失言で攻撃され、悪魔に仕立て上げられた場合、その名誉を回復させ、本人に悪意がなかったことを証明したくなる気持ちは、わからなくもない。 それは小山田圭吾氏(以下、敬称略)もそうだ。小山田が社会的に抹殺された2021年、過熱報道がエスカレートするなか、某女性ブロガーが中心になって小山田を擁護する論陣が張られた。もちろん、ろくにファクトチェックをしなかった毎日新聞や、その元になった「孤立無援のブログ」は批判されるべきだ。 しかし、ありとあらゆる証拠をかき集めて反証していく際、客観性を装いつつ、盲目的にその対象を信奉したり、あるいは「〇〇は悪くない」という結論ありきで、自分の意見をゴリ押しする姿勢で書き連ねた本は総じてゴミクズだと思う。しかも、バイアスまみれのくせに「検証」という真っ当な体裁を取り繕ってるので、なおさらタチが悪い。 ネタバレしておくと、これはそうい
先日、調べものついでに井原西鶴『日本永代蔵』を読み始めたのだけど、これがめちゃくちゃクールで、めちゃくちゃ世渡りの役に立ちそうな雰囲気ですっかり気に入ってしまった。 内容からいってbooks&appsをお読みになっている皆様にもお勧めできると思い、紹介記事を書くことにした。 はじめに、『日本永代蔵』の雰囲気を紹介したい。 近年、江戸は静かに治まり、千代田城の松の緑の色も変わらぬお城の見える常盤橋につづく本町の呉服所は、いずれも京の出店で、紋付鑑(もんつきかがみ)にもその家の名をあらわしており、番頭や手代がそれぞれお得意の御屋敷へ出入りし、気を揃えてはげみあい、商売に油断せず、口達者で腕ききで、知恵・才覚もあり、算用が達者で、悪銀(わるがね)をつかむようなことがない。 ──昔は掛算今は当座銀 より この作品の登場人物の大半は町人や商売人だ。 番頭・手代・御屋敷といった、現代では使われなくなっ
8月3日に「デイリー新潮」が配信した、タレント・映画監督のビートたけし(75)が原作・監督を務める最新映画『首』の“お蔵入り”報道。記事によると撮影は昨年10月にクランクアップし、編集も9割近く終わっていたが、金銭問題などを理由に制作するKADOKAWAと契約をめぐってトラブルになり公開が未定になっている――といった内容だった。 【写真】たけしと長年番組でパートナーを務めた安住紳一郎アナの珍しい私服写真 記事中ではたけしの代理人弁護士が〈当方は、撮影開始当初より、原作、脚本、監督、出演等の各契約の早期締結をお願いして参りましたが、現在に至るも締結されないため、やむを得ず編集等の作業をストップしております〉と回答しているものの、たけし本人のコメントはなかった。 今回、『週刊ポスト』の連載「ビートたけしの21世紀毒談」の取材の中で、たけし自身が事実について明かした。この内容はたけしが自身の公式
「友蔵 心の俳句」――。テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の「おじいちゃん」こと、さくら友蔵や、「ドラゴンボール」の「ブロリー」の声などで知られる声優の島田敏(びん)さん(65)。キャリア40年以上のベテランです。声優や俳優らで作る「日本俳優連合」(日俳連、西田敏行理事長)の理事でもあります。声優や俳優は今も昔も個人事業主扱いで、けがや病気の際に頼りになる労災保険の対象外。そんな現状に日俳連はあらがい、労災保険の適用を厚生労働省に求めています。島田さんに胸中を聞きました。 <若い頃の島田さんは俳優志望で、声優には興味がなかった。日本が高度経済成長を遂げた1970年代。ブラウン管からはセリフを日本語に吹き替えた洋画が盛んに流れ、偶然その収録に参加したことが、この世界に入るきっかけになる。当時はアラン・ドロン役などで知られる野沢那智さんらが人気を集めていた>
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