津波の傷痕が残る市街地の専用道を走るJR大船渡線のBRT車両=2日午前7時9分、岩手県大船渡市、上田潤撮影津波の傷痕が残る市街地の専用道を走るJR大船渡線のBRT車両=2日午前6時5分、岩手県大船渡市、上田潤撮影津波の傷痕が残る市街地の専用道を走るJR大船渡線のBRT車両=2日午前6時5分、岩手県大船渡市、上田潤撮影 岩手、宮城県境のJR大船渡線で2日、東日本大震災の津波にあった鉄道の代替として「バス高速輸送」(BRT)の運行が始まった。線路跡を専用道として使う。被災地でのBRTは宮城県内のJR気仙沼線に次いで2例目だ。 BRTの運行が始まったのは、岩手県大船渡市の盛駅と宮城県気仙沼市の気仙沼駅を結ぶJR大船渡線の43・7キロ。このうち、盛駅近くから大船渡駅までの1・9キロは線路跡の専用道を走る。 この日朝、走り始めたBRTを気仙沼駅で下車した大船渡市の本多サト子さん(65)は「定刻