最近、ある大型マートのセールには中小ファッション業者のダウン・ジャンパーなど50万点が登場した。 酷寒のため販売が増えると見込んで例年より10-20%ほど多く生産したが、消費が冷え込み、在庫がたまったため処分したのだ。 さらに景気の影響が少ない品目の菓子類も直撃弾を受けた。 製菓業界1位のロッテ製菓の営業利益は昨年1-9月、累積基準で前年比23%も減った。 ロッテ製菓の関係者は「いくら景気が厳しくても菓子類は売れていたが、最近は消費者が子どもの菓子代まで削っているようだ」と述べた。 ある大手デパートの児童服売上高も2010年の20.6%増から昨年は1.9%増へと大きく落ちた。 このデパートの児童服担当者は「児童服の売上高はその間、景気沈滞の例外品目だったが、自分の子どもへの投資を惜しまない母親も最近は財布を開かない」と話した。 会社員のチョンさん(42)は「4歳の双子の子どもにはデパートで