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ブックマーク / www.the-journal.jp (15)

  • 佐野眞一さんがノンフィクション賞選考委員を辞任 (篠田博之の「メディアウォッチ」)

    詳しくは別の機会に譲るが簡単な報告だけはしておこう。 2月1日(金)夜、都内で「週刊朝日」連載中止事件についてのシンポジウムが開催され、佐野眞一さんが、2つのノンフィクション賞の選考委員を辞任した。100人くらいの規模のシンポだったが、まだ公に募集をする前から口コミで参加希望者が殺到し、結局あまり募集告知もしないまま定員に達してしまったため、開催を知らなかった人も多いと思う。当日参加した共同通信その他の記者により、選考委員辞任の一報だけは多くの新聞に掲載された。私はこのシンポのコーディネイターを務めたのだが、この問題はなるべくオープンな場で、佐野さん自身も含めて議論すべきと思っていた。 議論は「週刊朝日」の昨年の対応や、部落差別という難しいテーマをノンフィクションでどう扱うかといった話まで、高山文彦さんらをまじえて行われた。詳しい議論の中身は月刊『創』4月号に掲載予定だが、そのシンポの冒頭

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    setagayatagayase 2013/02/12
    佐野眞一さんがノンフィクション賞選考委員を辞任 (篠田博之の「メディアウォッチ」)
  • ピンチをチャンスに!日本の高齢者が観光資源となる (篠塚恭一の「介護旅行でいきましょう」)

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    setagayatagayase 2013/01/01
    観光はともかく、最先端を突っ走るしか活路は無い。 / ピンチをチャンスに!日本の高齢者が観光資源となる (篠塚恭一の「介護旅行でいきましょう」)
  • 意外にバリアフリーな市場 ── 旅先でうれしい触れ合いも (篠塚恭一の「介護旅行でいきましょう」)

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    setagayatagayase 2012/11/20
    意外にバリアフリーな市場 ── 旅先でうれしい触れ合いも (篠塚恭一の「介護旅行でいきましょう」)
  • インナーの論理(上) (田原牧の「西方からの手紙」)

    ジャーナリストの山美香さんがシリアで殺害されてから、ずっと心が泡立っていた。おそらく書けば、少なからずの人びとに叩かれるだろう。しかし、沈黙していては、そのうち訪ねるであろう「あの世」で彼女に会わせる顔がない。 私には「ご冥福をお祈りします」と口にする資格がない。なぜなら、シリアのアレッポでトルコから入った日人記者が死亡したという第一報を聞いて、私は「なんて、甘いことをしてくれたんだ」と憤ったからだ。「真実を伝えたい」という世間一般の基準ではなく、戦場を取材をする記者の基準として、あのタイミングで、あの場所へ、あの手段で入ることは、あり得ないと思ったのだ。 手元の「ムハーファザ・ハラブ(アレッポ県)」というシリア製の地図を広げると、滞在していたトルコのキッリスからアレッポまでは直線距離で約60キロ。道を目で追うと、アアザーズ、ハリーターンという町を経由して、やや西に膨らみながらアレッポ

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    setagayatagayase 2012/09/02
    インナーの論理(上) (田原牧の「西方からの手紙」)
  • 3・11後、「福島刑務所」はどんな状況だったのか 元受刑者が告白 (篠田博之の「メディアウォッチ」)

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    setagayatagayase 2012/08/15
    3・11後、「福島刑務所」はどんな状況だったのか 元受刑者が告白 (篠田博之の「メディアウォッチ」)
  • 現役編集者らが突然逮捕された「現代書林」事件の公判を傍聴しました。 (篠田博之の「メディアウォッチ」)

    同業の現役編集者が手錠腰縄姿で入廷したのを見た時には、ちょっと深刻な思いにとらわれました。さる2011年12月27日、横浜地裁で行われた出版社「現代書林」が被告となった裁判の第一回公判でのことです。大手マスコミではほとんど報道されていないのですが、言論や出版に関わるこういう事件は、きちんと報道がなされないといけないと思います。 この事件は昨年10月6日に、現役編集者やフリーライターら4人が薬事法違反容疑で逮捕されたもので、その後2人が不起訴で釈放されましたが、元社長と現役編集者はこの公判まで勾留され、接見禁止でした。編集者やライターがいきなり逮捕されるという、言論・出版に携わる者にとっては大きな事件であるのに、大手マスコミの関心は薄く、逮捕があったことさえ知らない人も多いようです。薬事法違反容疑という、やや専門的な領域に属する事件であることと、逮捕直後に神奈川県警がリークしたのでしょうが、

  • 落とし前はこれからだ (田原牧の「西方からの手紙」)

    夏はとても苦手である。連日のこの暑さで、十代の終わりごろのいささか暗い思い出がよみがえった。 新潟県は柏崎の海岸で、友人たちと真夏にテントを張ってキャンプをしたのだ。ところが、夜が明けるとテントの中は蒸し風呂状態で寝てられない。ご飯を炊こうにも風が強くて、米は生煮えと悲惨だった。キャンプは柏崎刈羽原発建設反対闘争の一環だった。まだ、あの美しい浜に原発はなかったのだが、その後、できた原発もいまや老朽化が問題になっている。時の経つのは当に早い。 この4カ月、業の東京新聞「こちら特報部」は、ほとんど「日刊反原発」と化している。人手不足の折、同僚たちもヘロヘロだ。私の場合、母が先月下旬に他界したことも重なった。その特報部の紙面も事故同様、収束の見通しは立っていない。むしろ、これからが正念場だと思っている。 原発に反対する理由については、ここで私のような素人が書くことはないだろう。敬愛する京大の

  • 市民メディアに何ができるか 福島原発情報共同デスクを立ち上げる (大野和興の「農業資料室」)

  • 未だ危機的状況下にあり (篠塚恭一の「介護旅行でいきましょう」)

    震災から2か月、東北にも春は訪れ、子供たちの学校も始まった。報道では、着実に復旧から復興へと被災地も歩みを進めているかのように思える。 ところが被災地を行き来しているボランティアの話を聞くと、まだまだ深刻な状況に置かれたままの人が少なくないことを知らされる。深刻な状況にあるのは、原発問題に揺れる福島ばかりではない。都市で知らされる情報は未だに一部の真実しか伝えられていないのだ。 仙台の隣、石巻市の中心から15分ほど車で走ると風光明媚な牡鹿半島に入る。半島の先には、有名な金華山があり、地形は海沿いまで高地がセリ出していて、年寄りが歩いて移動できるようなところではない。 こうした場所に残された被災者は、未だに自衛隊が持ってきてくれる菓子パンと水だけで飢えを凌いでいる。物資の輸送を手伝うのは、地元の若者が組織するボランティアグループ、もちろん彼らの中にも被災した人はいるし、災害ボランティアなど経

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    setagayatagayase 2011/05/15
    "ボランティアの受け入れ制限が出たのは、決して支援が足りたというのではなく、来てもらってもマッチングをはかるリーダーやボランティアコーディネーターがいないために現地が混乱してしまうからだ。"
  • 絶妙な落としどころ (田原牧の「西方からの手紙」)

    お久しぶりです。ウサーマ・ビン=ラーディンが「殉教した」ので、ちょっとメモ書きです。 この事件についての私の感想は「四方丸く収まった」。一年ちょっと前に書いた「アル=カーイダの衰退」の流れの延長線上です。わが国政府では想像もしがたい安保外交の「妙技」を見せつけられた思いです。 どう「丸かった」のか。いまの段階では不確定な情報、推測も交じりますが、私の大筋の読みです。 ビン=ラーディンは長患いの病死ではなく、イスラーム圏(パキスタン)で異教徒とのジハード(銃撃戦)で亡くなるという最高の栄誉を得た。 そのビン=ラーディンを売ったパキスタンの軍統合情報部(ISI)は、舞台裏で米国から事実上の(アフガンでの)ターリバーン政権復活について了解を得ていたと思います。これは、ISIがいままで自国政府にも頑として譲らなかったラインです。ターリバーンは実子、アラブ義勇兵(アル=カーイダ)は所詮、生意気な義理

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    setagayatagayase 2011/05/03
    絶妙の落としどころ (田原牧の「西方からの手紙」)
  • 東日本大震災の教訓、日本は一刻も早く「病院船」を持て! (富家孝の「医者を疑え!」)

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    setagayatagayase 2011/04/06
    東日本大震災の教訓、日本は一刻も早く「病院船」を持て! (富家孝の「医者を疑え!」)
  • 医者を増やせば医療崩壊を解決できるのか?(4)── フリーター医師の増加は過酷な労働が原因か? (富家孝の「医者を疑え!」)

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    setagayatagayase 2011/01/14
    医者を増やせば医療崩壊を解決できるのか?(4)── フリーター医師の増加は過酷な労働が原因か?
  • 既存メディアは本当に「敵」になるのか (高田昌幸の「新聞社のデスク席から」)

    読売新聞の記者だった山口正紀氏が「メディアが市民の敵になる」(現代人文社)という書籍を出版したのは、2004年8月のことだ。新聞が当局依存の報道に激しく傾斜し、いわば勝手に読者・市民から離れていく様を論じた1冊である。 当時、内容以上に衝撃を感じたのは、そのタイトルだった。山口氏はメディアの行く末を危惧し、警鐘を鳴らそうとの意味合いを込めたのだと思う。私自身もすでに、「報道の当局寄り」「政財官への過度の依存」に危機感を抱いてはいたが、「敵になる」は刺激が強すぎるように思えた。 それから7年ほどになる。実際は、山口氏の見通しが正しかった。氏が案じた「行く末」は、ものの見事に現実になった。その懸念以上に、である。 昨年は「マスゴミの横暴を許さない」という集会やデモが、東京をはじめ各地であった。デモを実際に見た私の記者仲間は「あれは小沢一郎支持の人たちの集まり。広がりはないよ」と言っていた。私は

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    setagayatagayase 2011/01/11
    大きく見て、官僚とマスコミが「反日」で団結している。それに反対する反「反日」運動が起こるのは当然。 既存メディアは本当に「敵」になるのか
  • 「不服を申し立てない」の同意書は有効か? (富家孝の「医者を疑え!」)

    患者が病院で治療や検査、手術などを受ける際には、いわゆるインフォームドコンセントを受ける。医師が治療、検査、手術などの内容と必要性についての懇切な説明を行い、同時に患者がその説明内容について納得したうえで、治療、検査、手術などの実施内容に同意をする。このような流れによるインフォームドコンセントの実施は、医療行為の重要な要素として国から義務付けられてもいる。 とくに何かと危険が伴う検査や手術の場合には、患者の同意が不可欠だ。その「同意」の証としてサインをさせられるのがいわゆる「検査同意書・手術同意書」である。 同意書の書式は病院によってさまざまだ。概ねは診断名、手術(検査)内容、輸血の有無、輸血や手術・検査の危険性などが書かれ、末尾に患者が同意をした旨を記すサイン欄があるのが普通だ。 そして検査や手術の過程で医療事故が起きたとき、しばしば問題になるのがこの「同意書」の存在である。同意書の中に

  • 自民党の液状化は止まらない (田中良紹の「国会探検」)

    自民党はかつて自らを「国民政党」と称した。資家や大企業の利益を代表するのではなく、広く国民大衆の利益を代表する政党だと自負していた。自動車、家電を中心とする輸出産業を優遇し、その製品輸出で外国から金を稼ぎ、豊かになった企業とサラリーマンの税金を農村や中小企業に分配することで、大企業も中小企業も農村も自民党の票田だった。 冷戦の間はその構造がうまく機能した。アメリカの「ソ連封じ込め戦略」は日が共産圏に対抗出来るよう経済発展を促したが、1971年の「ニクソン・ショック」で様相は一変する。アメリカは日の輸出に有利な1ドル360円の固定為替レートを撤廃し、日の頭越しに共産国家中国と手を結んだ。アメリカにとって日の戦略的価値は低下した。アメリカは沖縄返還の見返りに繊維製品の輸出規制を要求し、それを皮切りに農産品、自動車、半導体など次々に貿易戦争を仕掛けてきた。 しかし自民党にとって高度成長

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