久郷ポンナレットさん 先週の公開以来、多くの反響を呼んでいる映画『消えた画(え) クメール・ルージュの真実』のトークイベントが12日、ユーロスペースで行われ、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)の支配下で過酷な弾圧を受けながらも生き延びた久郷ポンナレットさんが当時を振り返った。 映画『消えた画(え) クメール・ルージュの真実』フォトギャラリー 本作は、ポル・ポト政権下で少年期を過ごし、家族や友人を失った経験を持つリティ・パニュ監督が、自らの体験を基に、恐怖政治下のカンボジアの様子をクレイアニメと貴重な映像で紡いだドキュメンタリー映画。 ADVERTISEMENT パニュ監督と同じ年に生まれたポンナレットさんは、タイに脱出後、1980年に日本にやってきたが「(この映画の出来事は)99.9パーセント、(自身の体験と)重なっている部分があります」と切り出すと、「わが家の隣でダンスパーティーがあ