人口2千人あまりで深刻な過疎化や少子高齢化に悩む奈良県東吉野村で、官民が手を携え、若者らの移住を促すプロジェクトが進行している。都会からの移住者が自ら体感した魅力を発信。アドバイスを受けた行政が空き家の活用策や子供の医療費無償化などの制度を整え、成果が出始めている。年内には、改修した空き家を仕事場として利用してもらう「シェアオフィス」も開設される予定。小さな山村の挑戦は、自治体の過疎化対策のモデルケースにもなりそうだ。(有川真理) ■大阪から“Iターン” 「地方は手つかずの素材の宝庫。自然に刺激を受け、いい作品を生み出すことができ、仕事の幅も広がりました」。7年前、東吉野村に移住したデザイナー、坂本大祐さん(39)が笑顔で語った。渓流沿いにあるアトリエは、雄大な自然に囲まれている。 大阪府大阪狭山市出身。専門学校で建築やデザインを学び、大阪市内の家具店に就職した。その後、デザイナーとして独
2020年東京五輪の招致決定から1年、勢いに乗る訪日観光。2014年1‐8月の訪日外客数は前年同期比25.8%増の863.7万人。2014年4‐6月期の外国人延べ宿泊者数は前年同期比32.1%増の1174万人泊となり、延べ宿泊者数全体に占める外国人宿泊者数の割合はついに10%を突破しました。 素晴らしい数字ですが、気になっていることがあります。一つは「キャパシティオーバー」、もう一つは訪日「地域格差」問題です。 東京や大阪、地方でも勢いに乗って訪日客数の記録を更新、躍進する地域がある一方、出遅れて置いてきぼりを食っている地域も少なくありません。 2013年の宿泊旅行統計によると、全国47都道府県中、外国人延べ宿泊者数が10万人泊に満たない地域は15県。うち5万人泊に満たない地域が7県あります。ワースト3は、最下位の島根県の1万8980人泊、46位高知県の2万4820人泊、45位福井県の3万
県立佐野松桜高(佐野市出流原町)と県立馬頭高(那珂川町馬頭)の生徒が焼きそばソースを共同開発した。名付けて「馬松(ばしょう)やきそばソース」。佐野松桜高のソースに、馬頭高の魚醤(ぎょしょう)をブレンドした独自商品だ。近く両校の地元のイベントなどで限定販売される。(川岸等) ◇ 佐野松桜高商業科は9年前から、佐野市のB級グルメ「いもフライ」をPRしようと課題研究としてソースの開発に取り組んでいる。地元のソースメーカー早川食品の協力で2種類のソースを開発、販売。一方、馬頭高水産科は7年前に、那珂川特産のアユとサケを利用した魚醤をはじめ甘露煮、缶詰などを商品化している。 共同開発は2年前、早川食品の早川隆社長(50)が馬頭高で講演した際、「松桜高のソースとコラボしてはどうですか」と提案したのがきっかけだ。今年に入り、両校生徒が同社で研修するなど開発を本格化させてきた。 ソースと魚醤の割合がポイン
2014年10月22日 本プレスリリースのテキストと図版データは、次のリンクにてダウンロード可能です。 プレスリリース原本 (ZIP) 研究成果の要旨 神戸大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻の巽好幸教授と鈴木桂子准教授は、日本列島で過去12万年間に起こった火山噴火の規模と発生頻度を統計的に解析し、以下の知見を得ました。この知見については10月22日、文部科学記者会などで発表しています。 通常の山体噴火とカルデラの形成を伴うような巨大噴火は、異なるメカニズムでマグマの集積・噴火が起きることが判りました。巨大カルデラ噴火を引き起こすマグマ溜りは、自らの大きさに起因する浮力によって亀裂が生じ、噴火にいたると考えられます。 巨大カルデラ噴火を起こす火山は、地殻の変形速度が小さい地域に位置することが判りました。このような場所では、粘り気の高いマグマが効果的に、次々と地殻内を上昇して、巨大なマグマ溜
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