「緊急速報メール」幹部知らず 県、危機管理の甘さ露呈 福島市全域と沿岸部の10市町に配信された緊急速報メール 吾妻山(一切経山)の入山規制が17日に縮小されるのを前に、福島市は14日、火口近くの「浄土平」で、噴火に備えた職員向けの避難誘導訓練を初めて行った。県は、訓練に合わせて市内にいる人の携帯電話とスマートフォンに、訓練の想定で噴火警戒レベルが3(入山規制)に上がったことを知らせる緊急速報メール(エリアメール)を一斉に送った。しかし、メール配信を県幹部が事前に知らず、浜通りに誤配信するミスも重なり、県の危機管理態勢の甘さが露呈した。 県によると、メールは14日午前10時25分ごろ、災害対策課の職員が配信した。訓練でメールを使うことは13日午後の担当者の打ち合わせで県が市に提案し、県が実施することに決まった。しかし、報告は課長にとどまり、同課がある危機管理部の幹部や他部局には伝えていな
![「緊急速報メール」幹部知らず 県、危機管理の甘さ露呈(福島民友ニュース)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/52fb10e352d49f1e9484e9bea9625847842a684b/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.minyu-net.com%2Fnews%2Fnews%2F0415%2Fimg%2F150415news7.jpg)