東京・羽村市のバス会社の社長らが16日午後記者会見し、今回の事故では、運転手の健康状態などを確認するため出発前に行うことが法令で義務づけられている点呼を行っていなかったことを明らかにしました。 会見で高橋社長は、バスの運行ルートやドライバーの健康状態などを確認するため、出発前に行うことが法令で義務づけられている点呼を、今回の運転手について行っていなかったことを明らかにしました。高橋社長は「運行管理者の代理として私が行うことになっていたが、点呼の予定時間に私が遅れてしまい、到着したときには2人の運転手はすでに出発してしまっていた」と説明しました。 また、バスを運転していた土屋廣運転手(65)を先月採用した際、原則入社時に行うことが法令で義務づけられている健康診断も行っていなかったことを明らかにしました。会社側は「先月、前の会社で健康診断を受けたというので、その結果が届くのを待っていたが、きの