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ブックマーク / megyumi.hatenadiary.org (30)

  • 10年前に美少女物における男性主人公不要論をぶちあげていたライトノベル - SSMGの人の日記

    運がよければ事件解決―無理は承知で私立探偵〈3〉 (角川スニーカー文庫) 作者: 麻生俊平,中北晃二出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/04メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (7件) を見る 「なあ、私立探偵ってそんなに珍しいか?」 ちょっと自信がなくなって、いつもクールで皮肉っぽい助手に小声で尋ねる。 「幽霊や宇宙人のほうが、まだリアルかもね」 密かに孤独を噛み締める。あるいは、“現代の騎士”ってキャッチフレーズが古いのかもしれない。最近じゃ、ファンタジーRPGより恋愛シミュレーションかな。 麻生俊平の「無理は承知で私立探偵」シリーズ3作目「運がよければ事件解決」がそれだ。上記の通り、ライトノベルにおいて美少女ゲーム的想像力が徐々に浸透してきていた時期の作品。作中で大人気のラブコメ漫画について、その筋に無知な主人公と語りたがりのオタクがこんな分析をしてみ

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    setofuumi 2011/10/21
  • エンジェル・ハウリング(10) 愛の言葉/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫 - SSMGの人の日記

    エンジェル・ハウリング〈10〉愛の言葉‐from the aspect of FURIU (富士見ファンタジア文庫) 作者: 秋田禎信,椎名優出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2004/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (27件) を見る ベスポルトは死んだ。フリウは父の遺志を受け継ぎ、精霊アマワと戦うことを決意する。そのため、全ての始まりの場所、精霊たちの故郷、硝化の森へとたった一人で向かった。 精霊とは、心の虚無と不在を証明する存在である。それは、動物も植物も生きることを許されない硝化の森で生まれる。念糸使いは、ある意味で彼らに抗する者、だろうか。黒衣とは、人の身でありながら精霊を模倣しようと自らは口を閉ざし、周囲からの接触を遮断した者たちだ。アマワは、では心とは何なのか、そんなものが当に実在するのか、という疑問から生まれた。彼らは人々の口

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    setofuumi 2011/04/09
  • 「魔術士オーフェン」新シリーズが2011年秋からスタート、イラストは引き続き草河遊也が担当、発売元はTO BOOKS - SSMGの人の日記

    http://gigazine.net/news/20110301_sorcerous_stabber_orphen_new_series/ 2010年夏、秋田がtwitterでほのめかしていた「オーフェン」続編の話が実現に至ったことが、なにかと秋田関連の話題を取り上げてきたgigazineで発表された。アニメのニュースと情報によると発売元はT.O.BOOKS。「単行」と言っているので、判型は四六版だろうか。 「内容は上記の「秋田禎信BOX」に収録された後日談の、さらに後の物語」とのこと。そもそも「オーフェンはぐれ旅」の大元であるファンタジア文庫版は第1部10巻第2部10巻で2003年に完結している。それが2008年に秋田の公式サイト「モツ鍋の悲願」で第2部終了直後の後日談=第3部の冒頭である「キエサルヒマの終端」が掲載。キエサルヒマを脱出するオーフェンをクリーオウが追いかけるこの話が話

    「魔術士オーフェン」新シリーズが2011年秋からスタート、イラストは引き続き草河遊也が担当、発売元はTO BOOKS - SSMGの人の日記
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    setofuumi 2011/03/01
  • ピコピコ少年/押切蓮介 - SSMGの人の日記

    自分は決してゲーオタではない。むしろ同年代のオタクとしては電源ゲーの知識は底辺レベルだろう。一応、ハードとしてはFC、SFC、GB、PS、PS2と一昔前まではその年代の一番メジャーなものくらいは所有していた。最初に購入したソフトは確か「ドラクエ3」で、以降各ジャンルの有名なタイトルをちょこちょことこなした。大学に入ってからはアーケードで音ゲーPCを購入してエロゲーなんかもプレイした。 ……どれも面白かったし、今の自分に影響を与えているのは確かだけど、それはなんというか、それだけのことだ。俺とお前は○○○に対して違う態度を取った。でも、態度を取らされたのはどちらも同じ。そこに同世代の紐帯ってのがある、というようなことを言ってた人がいたけど、まさにそんな感じ。あの時代は、ゲームを好きな人間も嫌いな人間もどうでもいい人間も、家庭用ハードを持っている人間も持っていない人間も、ゲームってものに対し

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    setofuumi 2009/11/22
  • ライトノベル研究序説/一柳廣孝・久米依子/青弓社 - SSMGの人の日記

    ライトノベルに関して様々な視点から語る評論集。目次はこちら。こういう形態のとしては当然かもしれないけど、これまでのラノベ関連と比べ東浩紀や大塚センセを始めとする先行した文献を多く引用。それだけラノベに関する言説も積み重なってきたということは喜ばしいものの、それらに違和感を覚えていたり理解していなかったりする場合、やや納得しがたい部分はあったかもしれない。 第1部 文化 メディアミックス 角川映画に端を発するその手法が「同じストーリーの他メディアへの移植」から「同じキャラクターによる並行作品世界」を生み出すまでに至った過程が、きちんと整理されていた。 でも人気のある原作ほどキャラクターと物語が不可分で、キャラクターだけを移植して別のシチュエーションをあてがったところでユーザーの支持を得るのは並大抵のことじゃ叶わないと思う。商業的なことは別として。 クロスジャンル雑誌であったコンプティーク

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    setofuumi 2009/05/30
    ラノベ。面白そう。ってか魔術士…
  • 秋田禎信、4月8日発売の別冊文藝春秋5月号から『機械の仮病』連載開始 - SSMGの人の日記

    http://www.motsunabenohigan.jp/work/workinfo.htm 別冊 文藝春秋 2009年 05月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/04/08メディア: 雑誌この商品を含むブログ (7件) を見る 別冊文藝春秋って言うと『誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない』が去年紹介されてたんで、その時出来た繋がりかな? ちなみに続き物じゃなくて連作とのこと。この雑誌は隔月刊なんで、以前言ってた通り1年を予定してるんなら、全6回くらいになりそう。 『秋田禎信BOX』の方も着々と進んでるみたい。「A:プレ編の勢揃い」「B:教師になる以前のチャイルドマンのお話」「C:魔王オーフェン対キース」から投票を募った書き下ろし短編は、Aに決定したとのこと。みんな、A(コース)がいいですとか結局B(コース)にしましたとかC(コース)が一番ですとかふ

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    setofuumi 2009/03/24
    すげえ!
  • 『オーフェン』後日談『あいつがそいつでこいつがそれで』、書籍化するかも? - SSMGの人の日記

    http://www.motsunabenohigan.jp/note/2008note/200811nt.htm 秋田禎信公式サイトより。確定情報ではありません。詳しくはリンク先の19日分を見てください。以下は自分用の要約。 元々今回の後日談は設定というかイメージとしてはシリーズ編をやっている頃からあった が、それを何の理由もなくにするには抵抗があった 富士見ファンタジア20周年記念で、完結したシリーズの後日談を刊行するという企画があった。秋田はそれを承諾して原稿を書き上げたけど、結局企画自体が消滅。 日記を1年間毎日更新しようと思い立ち、その穴埋めにこの原稿を使っている。 結構反響があるみたいで、秋田が仕事のマネージメントを依頼しているエージェントから書籍化の打診があった。が、まだ様子見。 出るとしたらファンタジア文庫からというのはない。無料で公開しているものを有料で出版するからに

    『オーフェン』後日談『あいつがそいつでこいつがそれで』、書籍化するかも? - SSMGの人の日記
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    setofuumi 2008/11/20
    期待。秋田スレ楽しそうだなあ
  • あいつがそいつでこいつがそれで/『オーフェン』完結から5年/秋田禎信著作リスト、秋田読者に15の質問公開 - SSMGの人の日記

    あいつがそいつでこいつがそれで 某日のアク解の検索キーワード上位がなんだか愉快なことになってて、ちょっと笑った私です。なんか後日談という枠に留まらず、編の伏線を覆したり回収したり、凄いことになってきましたよあそこそ(略称)。最近は00時ごろにモツ鍋をチェックするのが日課。家にいない場合はケータイからカチカチ。ベビプリの公式日記と合わせて、毎日の生活にメリハリが。これからこういう、新聞連載のような毎日更新(一応これは不定期更新と銘打ってはいるけど)スタイルって増えてかないかな。ラ板の秋田スレも通常の3倍じゃ利かないくらい議論が盛んで、以前のようなまったりした雰囲気は無いけど、まあ善き哉善き哉。てか、過去ログ倉庫をチェックしてみたら、編完結時より流れが早いのな。それだけ現在の物語・更新スタイルがみんなをわくわくさせてるのか、単にラ板人口が増えてきたことの証左か……。この企画に呼応している個

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    setofuumi 2008/09/19
    おお
  • 秋田禎信とノベライズ - SSMGの人の日記

    モツ鍋でお仕事情報が更新されていた。多少なりと具体的に形が出てるのが恋愛物一、一年くらいの連載一、ノベライズ一(多分文庫書き下ろしとのこと)。『籠の中の15分』でああいうことをやった秋田が書く恋愛物ってのも期待半分不安半分で気になるけど、ここでまたノベライズなのかー。実現すれば『パノ』『RD』に続いて3作目。単に依頼をこなしてるだけ、という話もあるのかもしれないけど、どうなんかな。秋田が意図的に仕事を選んでるんだとしたら。ノベライズ、ということは即ち世界を1から作り出す必要がないということで、ひょっとしたら『オーフェン』『エンハウ』とかなり細密な設定を作りこんできていて、今はそこら辺にあんまり興味がないのかもなーなんてことを思う。『シャンク!!』はデビュー前に作った設定だというし、『カナスピカ』『しもそ』は世界設定というほどの物はないし。秋田の設定魔的な部分が好きな自分としては少々残

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    setofuumi 2008/08/26
  • RD 潜脳調査室 Redeemable Dream/秋田禎信/講談社 - SSMGの人の日記

    自分とこの作品との繋がりについては、原作アニメは一応チェックしているけど筋を真面目に追いかけているとは言い難く、キャラ重視の見方をしてるため、そもそも作中時間がアニメの50年前でキャラもほとんど被らない小説版においては特に意味なし。士郎正宗は『攻殻』に触れたくらいで、あとは『邪神ハンター』のイラストの人、という認識。IGは、そもそも制作会社全般にどうこういうことがないのだけど、好きでも嫌いでもない。そんな感じ。 さてこの『RD 潜脳調査室』。同じ士郎正宗原作の『攻殻』とは地続きの世界ということらしい。『攻殻』はまず犯罪者がいて、事件が起こって、ドンパチやって、そしてそれらの核には義体や電脳といった技術があって……というのが多かったのに比べ、作のアニメ版は似たような技術を扱っていてもより日常的というか、庶民の生活の延長線上にある話に重きを置いていると思っていた。が、小説版はどっちかという

    RD 潜脳調査室 Redeemable Dream/秋田禎信/講談社 - SSMGの人の日記
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    setofuumi 2008/08/14
  • 秋田禎信『RD 潜脳調査室 Redeemable Dream』感想リンク集 - SSMGの人の日記

    RD 潜脳調査室 Redeemable Dream 作者: 秋田禎信,士郎正宗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/05メディア: 単行購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (32件) を見る これからどれだけ増えるのかは分かんないけど、随時更新予定。あとはラ板なりmixiなりで検索すれ。それと、ここも書いてるよーってのを知ってる人がいたら(不特定多数に公開してるところで)、是非教えてください。 分厚い中身に関わらず気づいたら30ページくらい平然と読んでおり、「なんでここまで進んでるのか・・」と思いつつ一日で読み終えてしまった。 http://d.hatena.ne.jp/Raikou/20080920 アニメは地球律など、まさに自然(人間を含めた)環境との関わり合いが強いが、こちらは完全にメタル。すなわち人間との関わりを描いている。 http://d.ha

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    setofuumi 2008/08/14
  • 『しもそ』別冊文藝春秋にて紹介される/『籠の中の15分』の解釈/『オーフェン』のこと/『火の粉』のこと - SSMGの人の日記

    ひとつめ 別冊 文藝春秋 2008年 07月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/06/07メディア: 雑誌 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る 今月の別冊文藝春秋にて、『誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない』が紹介されていました。秋田のコメント付き。1ページという短いものなんで『しもそ』既読者はあんまり……かも。 しかし、文藝春秋社も桜庭一樹は勿論のこと有川浩、橋紡、桜坂洋、米澤穂信などなどすっかりその手の人たちがいることが当たり前になってきましたね。 ふたつめ 男に女の意見を、女に男の意見をそれぞれ納得させるためのものでは断じてありません。明らかに、両者の間にある明確な齟齬をこの上なく読み手に自覚させるためのお話です。 http://book.geocities.jp/xisenin/diary/08-05.html#16 野性時

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    setofuumi 2008/08/14
    うおー
  • はてスタアンケート「あなたの好きな桜庭一樹作品を教えてください」 - SSMGの人の日記

    直木賞選評・浅田次郎との対談・自伝エッセイ・受賞第1作が掲載されたオール讀物発売、角川文庫にて『赤×ピンク』復活、直木賞授賞式、情熱大陸放送と色々てんこもりの日々ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 唐突ですが、はてなスターアンケートの実験も兼ねてこんなことをやりたくなりました。前々からこういうアンケートってやってみたかったのですが、こちらを見てこういう使い方もあると知って、これなら手軽にできるかな?と思ったのが発端。対象作品は、公式サイトに記載されている、アンソロジーなどの共著を除く桜庭一樹名義のもの。煩雑さを避けるため、シリーズはまとめて一作品ということで。特にルールとかはなし。とにかく好きな作品(複数可、一つの作品を投票しまくるのもOK)のスターを打つべし!打つべし!打つべし!……形式上、はてなや、livedoor、LiveJournal、TypeKey、VoxなどOpenIDに

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    setofuumi 2008/02/25
    推定、砂糖、青空にいれた
  • メジャー作家の、(どちらかと言えば)マイナーなお勧め作品 - SSMGの人の日記

    お勧め話、なんだけど自分語りは散々やってきたので、ちょっと視点を変えてみる。ライトノベルにおいては、人気作はとかく巻数を重ねるもの。気がついたら10巻、20巻とかに膨れ上がっていてなかなか手を出しにくい、という人も多いかと思いますが、そんな人のために。条件はいわゆる代表作より巻数が少ないこと。古いのばっかりなのは、自分の読書経験故です。ごめんなさい。でもまあ、そこそこに版を重ねてるものばかりなので、手に入れるのにそう九郎はないかな、と。 『Dクラッカーズ』『BBB』のあざの耕平単行デビュー作、『ブートレガース 神仙酒コンチェルト(asin:4829128666)』全1巻。スラップスティックコメディだけど、サスペンス要素もあり。禁酒法時代の話なので『バッカーノ!』とか好きなら。 『魔術士オーフェン』シリーズの秋田禎信『カナスピカ(asin:4062138573』全1巻。一般文芸第1作。青春

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    setofuumi 2008/02/19
    いいっすね
  • 秋田禎信「誰しもそうだけど俺たちは就職しないとならない」2008年1月公式サイトOPEN - SSMGの人の日記

    http://www.toenta.co.jp/dare/index.html ……?………?えっと、なんだこりゃ。とりあえず、「T.O.BOOKS」の表記があることから、のお仕事だろうな、ということは分かるんですけど、それ以外の内容は、小説かどうかすらさっぱり。「13歳のハローワーク」みたいな奴でも書くんだろうか。ちなみにその「T.O.BOOKS」ってのは、 自分の手でページをめくることから始まる《》の世界。その可能性を模索すべく、小説、評論、画集など、ジャンルに捕われることなく刊行していきます。 http://www.toenta.co.jp/books/index.html ということだそうで。……参考にならねー!作者公式では、鬼の話じゃなかった鬼が笑う2008年の予定がちょっとだけ。講談社からアニメノベライズ、って結構数が限られてくるような気がするんですが、何が来ることやら。ノ

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    setofuumi 2007/12/28
    なんだこりゃ
  • 渋谷ブックファーストラノベ棚で「知ったかぶりたい人の為の1冊フェア」が開催されていた - SSMGの人の日記

    POPに曰く、 「んな長いシリーズもの、いちいち読んでられっか!」という人でも、取り敢えず読んでおけば「わかってる感」を演出でき、コアなラノベトークに疎外感を持たなくて済む一冊を、独断と偏見でセレクト。 だそうで。西尾維新『クビシメロマンチスト』、桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』、谷川流『涼宮ハルヒの消失』、橋紡『毛布おばけと金曜日の階段』、今野緒雪『マリア様がみてる いばらの森』、時雨沢恵一『キノの旅Ⅳ』、上遠野浩平『ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ』、中村九郎『樹海人魚』などが手書きの帯つきで並べられているのを確認。 個人的に笑ったのが秋田禎信『閉鎖のシステム』で、曰く「手探り感満載ミステリー」「富士見ミステリー文庫とのコラボでしか誕生しなかった奇作」……っておい(笑)でも、ちゃんと「みんなにもっと秋田禎信の凄さを知ってほしかった」「秋田の気を見たいなら『カナスピカ

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    setofuumi 2007/10/30
    わはは、ありえん>『閉鎖』が平積み しかし愛されてるのでよいことだ
  • 砂糖菓子のイラストは撃ちぬけない - SSMGの人の日記

    我が青春、電撃文庫も無かった頃と仮定すると、イラストと言えば、天野喜孝さんとか、末弥純さんだったり、確かに凄い人がいた。 でも、この人たちの凄さは、絵画的なもののような気がする。あんまり小説の中身とリンクしていない表紙が多かったような。挿絵という意味では、中身ときちんとリンクしている今の方が、イラストという意味で「質」が高いと言えるんじゃないかな? http://novelno.net/archives/2007/06/17-132142.php この絵画的なもの、という表現。ニュアンスとしてはなんとなく分かるものの、うまく説明はできないんだけど、むしろ、ライトノベルレーベルの挿絵は中身とリンクしたものばかりで想像の余地を奪ってるんじゃないか、とは言えないかなあ。なんか典型的なライトノベル批判みたいで嫌だけど。それは、単純に文の描写を取り違えている、というのは論外だけどさ。なんて言ったら

    砂糖菓子のイラストは撃ちぬけない - SSMGの人の日記
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    setofuumi 2007/08/06
    これはある
  • 2007-07-12

    画像は町田の薬師池。閑静で落ち着いた雰囲気。こういうところを開拓するのは好き。 どう見ても70〜80歳のじいさんが、バイクのケツに同じくらいの年齢の奥さんを乗っけてブイブイ言わせてるのを見た。高齢化社会、かあ。 自分みたいな人間が、お知り合い、というのもおこがましいけれど、以前何度かお会いした方がパチスロ大フィーバーでウタダなアレに関わってることを知る。うわお。 『カナスピカ』について言及したサイトを巡ってて感じたのだけど、自分が思った以上に『エンジェル・ハウリング』が好きな人っているのだなあ。なんか安心した。 講談社BOOK倶楽部:カナスピカでIN POCKETのインタビューが読めるようになってた。 アニオタの「来期見るもんがない」という言葉ほど当てにならないものはない。大体そういう発言がなされるのは改変期で、前クールの既にある程度愛着がある作品と、全く愛着のない作品を比べてもしょうがな

    2007-07-12
    setofuumi
    setofuumi 2007/07/12
  • ライトノベルは下敷きになった作品を知らないと楽しめない? - SSMGの人の日記

    ライトノベルを読んでみるとわかるのだが、これらの作品は、過去の膨大な「名作」が下敷きになっていて、それらを知らないと楽しめないようになっている。それがきちんと売れているということは、どう考えてもそれ以前に彼らが単に新作だけではなく、その新作を成り立たせるための背景である過去の名作に何らかの形で触れているとしか思えないのだ。 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50862008.html 筋の「若者は当にを読まないのか」という部分には触れずこんなところばかり突っ込むのは申し訳ないと思いつつ。 たまにこの手の理論って出てくるけど、よく分かんないんだよなあ。リンク先の人がどの辺りの作品を想定しているのかよく分からないし、その下敷きとなった作品がライトノベル内外のどちらにあるのかでかなり変わってくると思うけど、実際に下敷きになった作品を「知って

    ライトノベルは下敷きになった作品を知らないと楽しめない? - SSMGの人の日記
  • 秋田禎信『カナスピカ』感想リンク集 - SSMGの人の日記

    こんなことは誰も知らない。誰も興味ないし、調べることも考えることもない。加奈人だって知りたいとも思ってないだろう。 もっとも、それを言ったら加奈を知ってる人からしてたくさんはいない。そう、あなただって加奈のことをいまのいままで知らなかった。同じ惑星の、そう遠くない場所にいるとても優しい女の子なのに。 (中略) ぼくだって、高度二万六千四百九十九kmから秒速七十mで墜落中、加奈のことはまだ存在も知らなかったんだ。加奈のこともあなたのことも、この惑星の表面に棲息する、あなたたち微生物のことなんてなにひとつ知らなかった。 『カナスピカ』より しばらくはちょこちょこ更新予定。見つけた順に上から追加していきます。 ネタバレの基準というのは人それぞれではありますが、作の場合筋を知っても面白さが削がれるということはあまりない気がします。ので、未読の人もお気軽に。 人間の少女が空から落ちて来た人工衛星

    秋田禎信『カナスピカ』感想リンク集 - SSMGの人の日記
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    setofuumi 2007/06/18
    ベネ