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ブックマーク / meltylove.hatenadiary.com (30)

  • 我が聖都を濡らせ血涙(秋田禎信) - 世界は称賛に値する

    我が聖都を濡らせ血涙―魔術士オーフェンはぐれ旅 (富士見ファンタジア文庫) 作者: 秋田禎信,草河遊也出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 1997/01メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (20件) を見る ▼▼対話は近付くためにするのだと思うのだけど、対話したからって完璧な理解に辿り着けるわけじゃなくて――真意は遠くて、理解なんて夢の話だ。でも、対話しないわけにはいかないのだ。理解したいと思わないわけにはいかないのだ。理由? 理由なんてものはいくらでも造れる。創造できて捏造できて、意味なんてあるのだろうかって思う。 ▼▼観測する限り、キサエルヒマ大陸の歴史は勘違いに充ち満ちている。誰も誰の真意を掴めない――掴めていない。護られて護られている自覚がない者がいて、甘えていながら甘えを自覚できていない者がいて、怖れながら怖れを掴めていない者がいる。誰にも理解を得られず、

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    setofuumi
    setofuumi 2009/10/10
  • 対戦型ホームページ - 世界は称賛に値する

    ▼▼違う過程、違う道程、違う出逢い、で「好き」と思えていたものが、想定外のところで絡んでくれたりすると、異様に楽しく感じられてしまう。しまうなーって思う。俗に言う「クロスオーバー」が好きなことの影響っていうか根源、って考えたりしている。例えば好きな小説家と好きなゲームクリエイターとのコラボレーションとか妙にテンション上がるよねー、って話だ。▼▼同じ感じで、管理人とかブロガーとか多様に呼称可能な「尊敬している書き手達」の、普段あまり絡まなそうなところが、万が一絡んだら――対談とかしてくれたら、死ぬほど楽しそうなんだけどなー、なんて、妄想することはある。というか、むしろよくします。類似例として「対戦型哲学史」というものが浮かんでいて、最初に遭遇した時に、滅茶苦茶テンション上がったことがあるのだけど、同種で同等、とか思ったりもできている。▼▼ついったー、って奴が打破の鍵になりうる、かなー? 新奇

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    setofuumi
    setofuumi 2009/06/11
  • 意識を過去の位置に戻そうというんではなくて、なんだろう、ただ感謝から始めたいだけ - 世界は称賛に値する

    ▼駄目な感じで偉そうになってしまったなー、とか不意に思ってしまった。特に「世界に対して」で、だから、世界は称賛に値するよー、なんてうまく笑うことが最近はできなくなってしまった。なってしまっていたように思う。むう。うめくなあ。厭だ。理解なんてものを振りかざして追い詰めてしまったら――見下してしまったら「楽しい世界」なんてあっさり終わりだよなあ。猛省しようと思った。▼敬愛している人達がまだまだ沢山いるし、というか増え続けているよって迷いなく言えるし、悪いけど日記とか文章とか随筆とかブログとか滅茶苦茶おもしろいし、相変わらず読みまくっていてスイマセンとか思ってしまうくらいだし、なんて、現段階の心の解説としてまとまっているかどうかはかなり怪しいのだけど、いずれにせよ、死ぬほど謙虚に行かねば駄目だろ! とは強く真摯に思うのだった。謙虚に楽しみながら、誠実に鍛えていこう。▼言葉が浮かばないないよー、と

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    setofuumi
    setofuumi 2009/04/03
  • 素敵な出逢いと誤字や句読点や語尾とかの修辞 - 世界は称賛に値する

    ▼陽が強い。数日前の暗雲が嘘のようだ。雲はほのか。綿菓子みたいだ、なんて思いついて、ありがちに少し挫けて、最近あんまり聞かないかも、って持ち直してみた。強風もだいぶ落ち着いた。静かで、暖かい。▼読書は『できる人は5分間で仕事が終わる』を読んでいる。引き続き読むと思う。滅法おもしろい。整理が巧みだ。やっぱり王道を整理する姿が手慣れている。わりと賢愚をこういうところに見るほうだ。賢いなあ、って感じてしまう。だから、同じ著者の『マニャーナの法則』も購入予定だ。まず間違いなく有益なものだろう、と予測できている。幸せの中では結構上位に属するものだ、と言える。まあ換言すると、すごいおもしろいものに出逢えると嬉しい! ってだけではある。▼ぼんやりと、はっきりと、なんにせよ問題を、脳裡に浮かべて、脳も手も止めることなく、誤字も句読点も意識せず、書け書け書け、という技法があったりして、わりと評価されているよ

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    setofuumi
    setofuumi 2009/01/15
  • 難しい言葉がなんか好きなわけですよ - 世界は称賛に値する

    ▼難儀な衒学趣味ってわけじゃないんだよー、という訴えの匂いはする。微妙にアピールしたがっているようだ。でも、難解な言葉をあえて選んでいるところだってあるだろ、と問われたら、完全否定はできなかったりもするのだった。するのだけど、やっぱり衒学趣味ではないつもりなのである。では何かね、とは問い詰めておくべきところかな。なので問い詰めてみよう。▼なんていうか、峻別っていうか差別っていうか、簡単に言うと、言葉に対して、君は採用だよー、君は落第だよー、っていうのを、可能な限り決めたくないのである。正直言って、意外と強くそう思っていると思う。はっきりくっきり思っているのがわかる。誰にでもわかるように――誰にでもわかる言葉で、って思想も、決して理解できないものではないし、特別嫌いな趣向でもまったくない。だから、時には従っていることだってある、でも、普通や当然や基にはしたくないのである。したくないぜ、って

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    setofuumi
    setofuumi 2008/09/23
    ことば
  • 何処から好きな文章を探しているか - 世界は称賛に値する

    ▼嗜好を検索して辿ると、好きな文章に出逢いやすいよなー、という判断はある。野矢茂樹、森博嗣、永井均、秋田禎信、あたりが、繋がりやすかったりするようだ。嗜好に合うことが多いな、と経験的に評価できている。うまくいくことが多くて、検索してみることが多くなった、ってことだ。ま、若干のクセもなくはない。特に森博嗣あたりはそうだろう。なんというか、普遍的過ぎて分析の香りがしないものも多かったりするからだ。▼分析の香りがしないものは好みではないらしいな、と改めて認識してみた。単なる受動だけじゃ駄目、単なる感情だけじゃ駄目、なんて言えるだろう。可能な限りは切り込んでいて欲しい、とか思ってしまっているようだ。対象は何でもよい。作品に対してでも、感情に対してでも、かまわない。かまわないから、思考の刃を向けていて欲しい、と思ってしまうのだ。なぞっているだけじゃね……、とか言える。あと、刃、という比喩は微妙に攻撃

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    setofuumi
    setofuumi 2008/09/16
    これはある
  • オーフェン語りがしたいです(勝手にどうぞ) - 世界は称賛に値する

    ▼地味な場所でながら、魔術士オーフェンの後日譚が読めるようになったりして、騒ぎになっていたりもするのに、黄龍祭のことを知って、妙に魔人モードになってしまった印象がある。ていうか、滅茶苦茶好きなもの、の、後日譚に、何故か同じ時期に触れることができている――楽しめている、ってのは、すごく幸せなことだなあ、と強く思った。最近多い気がする。読めてなかったものが復刊して読めるようになった、とかも多い。なんにせよ、とりあえず、思うのだった。なんていうか、俺もオーフェン語りがしたいです。無論、魔人語りもしたいけど……、魔人語りはもうしてます。あんまり関係ないけど、街語りとかペルソナ2語りもしたいっちゃしたいし、可能ならライブアライブも語りたい。とか思ってしまう最近の流れなのだった。再読しようかなオーフェンは、とかも思う。

    オーフェン語りがしたいです(勝手にどうぞ) - 世界は称賛に値する
    setofuumi
    setofuumi 2008/09/16
  • アマゾン - 世界は称賛に値する

    カナスピカ 作者: 秋田禎信出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/11メディア: 単行 クリック: 27回この商品を含むブログ (82件) を見る▼現在の思考の基礎には彼らの言葉がある、なんて思える瞬間があって、秋田禎信さんとか森博嗣さんが属している。思考の速さ、思考の鋭さ、を、解釈できる。夢想できる。図抜けた思考者はこういう言葉を書くだろう、という推測と合致するところがあるのだ。とかは置いておいて、好きだ。文芸に移動したようだ。が、関係ない。言語に対するセンスが好きすぎる。言葉の把握量と選択律が独特。というか、深慮を感じる。青春小説

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  • 2007-06-14

    ▼思考や嗜好のシミュレートは時おり行なうことがある。近似した感性を再現してみせることがある、のだ。再現できた気になっているだけなんだけど、とは無論思っている。視線や観念をうまく動かして、胸中の「重視」を活性化したりマスクしたりして、センサーを変化させて、なるほどこの感覚だったらあの発言や態度にうまく接続できるな、なんて思ったりする。でも、シミュレートすらできない、と思わされることもある。という感性は、結果として「世界観」の中に存在しえない。普段は想定できていない。だから、気も遣えず、前提にもできていない。ので、怖いな、と思わされることがある。起床は午前10時半。いいてんき。でも、雨が降るらしい。現状目標は『記憶の中にいる「しっかりしていた彼ら」に負けないような隙の無さを獲得する』で、週間目標は『朝の間にその日の最適解を思い浮かべて、その最適解を実現するためにすべきことを2つ列挙する』だ。

    2007-06-14
    setofuumi
    setofuumi 2007/06/15
    好きと嫌い
  • 2007-06-11

    ▼情報を集めるのを無駄だと考えてたり面倒だと考えたり、あるいは「現在所持しているものだけでもう問題あるまい」と考えたりして、独りで思索して、まるっきり見当違いの判断と信念を持っていたりしたら、あほか、これくらいは知っとけよ、とか言われることはあると思う。思われることはあるのだろうと思う。でも、だったら、どこまで知っておけば「問題ない」のだろうか。やるだけやった、なら許されるのだろうか。無知は罪ではなくても無知に安住することは罪である、なんて言われるように。起床は午前5時半。雨が降っている。梅雨的なものだろうか。暗い。景色はしんみりしていて、それはわりと嫌いではない。現状目標は『記憶の中にいる「しっかりしていた彼ら」に負けないような隙の無さを獲得する』で、週間目標は『朝の間にその日の最適解を思い浮かべて、その最適解を実現するためにすべきことを2つ列挙する』だ。読書は『続・企業参謀』だろうか。

    2007-06-11
  • あなたのここをなおしてほしい的発言 - 世界は称賛に値する

    ▼ひとに変化を求めてしまうこと、が、混線してしまったので、整理しよう、と思った。 ▼ひとに対して「駄目出し」をしてしまうことはある。 ▼というか、正確に言うなら「駄目出し性」を持った言説を発語することくらいはある。 ▼変化を期待している。ひとを変えようとしている。ところがあるのは、間違いない。 ▼現在の状況とは違うものになること、を夢見ている。可能なら変われ、と思っている。 ▼が、簡単に変わる、とは思っていない。劇的に変わる、とも思っていない。 ▼(瞬間に変わる、とも思っていない) ▼0が1に、1が0に、は想定していない。以上は「二進数」表記だ。 ▼100を98に、80を76に、40を43に、20を21に、を期待している。 ▼たとえば、熱意のなさ、を指摘し、変えてよ、駄目だろ、と言ったとする。 ▼でも、熱意たっぷり、になるとは思っていない。 ▼性格、態度、習慣、流儀、なんて、簡単には変えら

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  • 適正で有効な「救える範囲」とかがあるんだと思う、でも、拡げられるんだとも思うんだ - 世界は称賛に値する

    ▼気づけないものは気づけない。意識できないものは意識できない。現在「気づいていないもの」に気づけるかどうかは、幸運に左右される。偶然に影響を受ける。というか、受けざるを得まい、と思う。自由自在に気づいたり気づかなかったりは、できない。気づけないものは気づけない。残念だけどさ、と思う。無念だけどね、と思う。観察してきた限り、そこには自由などないように思える。だけど――だけど、と思う。事後になって「気づいていなかったこと」に気づいてしまったのなら、事前に気がつけたかどうか、は、わかるのではないか、と思える。面倒くさがって、怠惰に流されて、油断しながら眼を逸らしていたせいで気づかなかっただけなのか――どう頑張っても、どう努力しても、可能な限り気を遣っていてもやっぱり気がつくのは難しかったのか。は、なんとなくだけど、わかるように思える。無論憶測には過ぎないのだろうけど、とは思う。積み上げてきた経験

    適正で有効な「救える範囲」とかがあるんだと思う、でも、拡げられるんだとも思うんだ - 世界は称賛に値する
    setofuumi
    setofuumi 2007/04/27
    うむ。
  • だいじょうぶ?と訊かれたら、最終的には「だいじょうぶ」でいくしかない強がりと強さ - 世界は称賛に値する

    ▼だいじょうぶ?と訊かれてだいじょうぶじゃないとあっさり答えてしまうような弱さを許すような奴だと思わないで欲しいね、という強がりと、だいじょうぶだとか口にしといて実はだいじょうぶじゃないなんていうおのれの発言に責任を取れない奴だと思わないで欲しいね、という強がりの連続コンボによって、だいじょうぶ? と訊かれたら強制的に無敵にならざるを得ないような勢いが好きだなあと思った。好調なら可能かもだけど、とは思う。好調でない時にどうするかが最近の課題なんだけど、とも言える。

    だいじょうぶ?と訊かれたら、最終的には「だいじょうぶ」でいくしかない強がりと強さ - 世界は称賛に値する
    setofuumi
    setofuumi 2007/04/21
    大丈夫
  • 悲しんでいるかどうかなんて、実は全然わからないから、悲しませるようなことはしたくなくて - 世界は称賛に値する

    ▼滅茶苦茶嬉しくて、ほんとうに嬉しいです、って言葉にしてみたりしても、たぶん感激のすべては伝わらない、とか思っている。思ってしまう。ほんとうに嬉しくて、実際そう言葉にしているつもりだけれど、でも、きっとすべては伝わってないんだろうな、なんて思ってしまう。実際、おおむね伝わってはいないんだろう、とは思う。経験則でだ。けれど、正直言えば別にそんなのかまわない。嬉しさが相手にきちんと伝わることより、相手から嬉しさを貰えたことのほうが重要だからだ。相対化して、無視できる。 ▼けど思う――だから思う。誰かの言葉が嬉しくて、独りで心から感激していても、相手は、自分の言葉が相手を感激させているなんて思わなかったりする。同じように、誰かの言葉が悲しくて、独りで静かに泣いている人がいても、私は、相手が悲しんでいるなんて思えないかもしれない。想像ができないかもしれない。たとえ言葉にしていてもだ。感激した私の言

    悲しんでいるかどうかなんて、実は全然わからないから、悲しませるようなことはしたくなくて - 世界は称賛に値する
    setofuumi
    setofuumi 2007/04/18
  • 2007-01-09

    ▼間違いなく存在を知っていながら、けれどまるで惹かれなくて、でも、誰かが「あれすげえいいよな」とか言っていて、好奇心が刺激されて、改めて向き合ってみたら、確かにほんといいわ、って思えたことが複数回ある。称賛意見が好きなのはそのせいだ。 ▼幸せになれよなあ、と思う。傲慢で不遜で無謀な願いなのは承知の上だ。祈りの効力は極めて薄いだろうと推測できる。皆無の可能性だって低くない。けれど、間違いなく無駄かどうかはきっとはっきりさせられないのだし、構造的に祈りでしか発現させられないものがあるように思えるのだから、祈るしかないんだよな、と思う。わかりようがないのなら、いずれにせよやってみるしかない。効果を知ることができなくてもだ。格言『塵も積もれば山となる』を連想してみた。可視的なものではないから、積もらせられるかどうかははっきりわからない。けれど、積もらねば実現できないものを実現させたいのなら、覚悟を

    2007-01-09
    setofuumi
    setofuumi 2007/01/10
  • エリ・エリ・レマ・サバクタニ - 世界は称賛に値する

    エリ・エリ・レマ・サバクタニ 通常版 [DVD] 出版社/メーカー: バップ発売日: 2006/07/26メディア: DVD クリック: 43回この商品を含むブログ (139件) を見る ▼わからないとは言いたくないなあ、と思えた。意味が浅くてつまらない、と思えるものなんて、いくらでもある。だが違う、と思えたのだった。違う匂いがした。だが、明確な境界線を引くことはできなかった。▼解釈して意味を取り出せるかどうか。理解可能かというのは、最終的にはそれに尽きるんだと思っている。換言すれば、置き換えできるかどうかだ。ほとんど置き換えできなかったんだと思う。置き換えすることを許可できるような言葉が検索しきれなかった。掴めなかった。文句はなく嫌悪もない。単に、解釈と置換がい込む隙を見つけられなかった。現状のおのれの視線では隙を見つけられないのがわかった。だから、純粋に――単純に、在るがまま、この映

    エリ・エリ・レマ・サバクタニ - 世界は称賛に値する
    setofuumi
    setofuumi 2006/12/06
    映画
  • 2006-11-26

    ▼嫉妬は醜い。とか言われるのは、敬意と尊重が見失われているからだろう。結局は自分のことしか見ていない。おのれの充足しか考えていない。だから醜い。というような理路なのだと思う。だから、おのれのことしか考えないことは醜いのか、という問いを考えなければなるまい、と思っていたりもする。無論ケースバイケースではある。けれど、もしも『胸中の理想』と『実際の経過』が、明らかに乖離したものなら――大切な人の幸せを欲して願いながら、にもかかわらずおのれの幸せだけを追求していたりするのならば、やはり愚鈍で愚昧だとは言えるんだろうし、無駄だと言うことだってできるのだろうし、なら、醜さを汲み取ってしまうことだってあるに違いない。醜さをあなたが覚えるなら醜いのだ。としか言えないのかなあ、なんて最近は思うことが多くて、なんとなく短絡的思考の気配も感じたりして、知性はどうやったら鍛えられるんだ、とか今さらながら考える。

    2006-11-26
  • 2006-11-04

    ▼最近は『内面化』という言葉が好きだ。認識したし学習した。俗に言う『学問』という活動が好きなのは、学問が発見してくれる新たな『概念』に対して『驚き』を感じることができるからなのだと思う。世界の持っているこんな構造まで人間は認識できるんだ、ということに対して、ひどく単純に『びっくりする』ことができるのだ。びっくりすることは楽しい。大切なのはこれなのかもしれない、とも思う。びっくりを楽しめるかどうか。 ▼浅薄な常識や短絡な忠告に惑わされないために、いつしか『美しさ』を『おのれ』に即した判断基準として扱うようになっていた。のだけど、実は結構迷っていたりもする。美しいと認識できるかどうか、も、常識や忠告と同じようなものなのではないか、とはやはり思えるからだ。慣れてしまっただけなんじゃないか、と思ってしまうのだ。聞かされ続けて内面化されていれば受け入れられるんかい、みたいなことを思ってしまうのである

    2006-11-04
  • ぼんやりのほほんのほうがいい場合もありうるかもで、迷う - 世界は称賛に値する

    ▼世界は優しく美しいものであると信じる、ということはつまり、世界を『優しく美しいものにできる』と信じる、ということであって、言い換えるならばそれは、世界から『優しさと美しさを引き摺り出せる』と信じる、ということだったりするのだと思う。かなり微妙なところなのだけど、もし世界から『優しさと美しさ』を引き摺り出そうとするならば、おそらく『ぼんやりのほほんではない』と判断されていたほうがいいのではないだろうか、と現状では判断している。▼のだけど、実際のところは微妙だよなあ、とかやはり考える。多分何も考えてないんだろうけど無邪気な態度で当たり前のように『真善美』を断言しまくるからなんか影響されてしまった、という『ぼんやりのほほん』型人間の『影響力』ってのも侮れないんだよなあ、と思っているからだ。戦略として有利かどうかも明確ではないし、戦略として選択可能かどうかも不明ではあるのだが、どうしても考えてし

    ぼんやりのほほんのほうがいい場合もありうるかもで、迷う - 世界は称賛に値する
    setofuumi
    setofuumi 2006/10/27
    これ重要
  • 2006-10-08

    ▼死ぬまでの間にもう一度この道を歩む機会なんてきっとないんだろうな、なんて考えてしまった。巣鴨から駒込まで歩いていた。見知らぬ道のりだった。間違いなく気まぐれで選択された道のりだった。見慣れぬ景色を愛おしく感じる。感じてしまう。同じものに再び巡り会う機会なんてもうないんだろうなあ、という判断が強調してしまう憂愁については、以前から比較的頻繁に考えてしまっていたりする。あるいは、比較的頻繁に挑戦してしまっている、なんて表現してもいいだろう。どうしてもどこかに整理しきれないところが残ってしまう、からだ。整理しきれないのである。得心できない、とも言える。▼遊ぶ約束があった。シュウ氏と合流し、池袋に付き合ってもらう。眼鏡を受け取った。新書やら漫画やらを購入してみたりもした。物色を終えてヒデ邸へと向かう。到着する。思いのほかすぐにカズ氏からも連絡が入った。到着したらしい。総勢四名が集合する。DSを準

    2006-10-08
    setofuumi
    setofuumi 2006/10/15