大学入試センターは3日、2016年度のセンター試験を来年1月16日、17日に実施すると発表した。病気やけがなどの理由で受けられない場合の追試験は1月23日、24日にある。
「スマホは午後9時以降は親が預かる」。愛知県刈谷市の小中学校で昨年、こんなルールを決めてから1年。あくまで任意の取り組みで限界はあるものの、「子どもに注意しやすくなった」と保護者には好評だ。全国の自治体にも広がりつつある。 「ルール」なら素直に守る 刈谷市立雁(かり)が音(ね)中学校3年の石坂康輔君(14)は母親と話し合い、午後10時までには台所の充電器にスマートフォンを置くことに決めた。週3回の塾の日は帰りが午後9時を過ぎることもあるからだ。「朝早く起きられるようになった」と話す。 それまでは枕元で午後11時ごろまで友達とLINE(ライン)をしたり、ゲームをしたり。朝寝坊することも多かった。母ゆかりさん(41)は「だらだらスマホをいじらなくなった。ルールだよね?と言えば素直にスマホを置いていくので安心です」と話す。 刈谷市では、夜スマホ禁止のほか、必要のない携帯電話やスマホを持たせない▽
文部科学省は8日、全86の国立大学に、既存の学部などを見直すよう通知した。主に文学部や社会学部など人文社会系の学部と大学院について、社会に必要とされる人材を育てられていなければ、廃止や分野の転換の検討を求めた。国立大に投入される税金を、ニーズがある分野に集中させるのが狙いだ。 国立大には、法人化された2004年度以降、6年ごとに「中期目標」を作って文科省に提出する義務がある。6月末が16年度からの目標案の提出期限で、大学の認可を受けるには、目標が通知の趣旨に沿っている必要がある。 通知は「特に教員養成系や人文社会科学系学部・大学院は、組織の廃止や社会的要請の高い分野に転換する」ことを求めた。例えば、人文社会系の卒業生の多くがサラリーマンになるという実績を踏まえ、大学は地元で必要とされている職種を把握。需要にあった人材を育てる学部に転換するなどといった想定だ。 文科省によると、自然科学系の…
福岡県教育委員会は9日、同県みやこ町の町立中学校で、臨時教員免許を持つ大学4年生2人が、非常勤講師として勤務していることを明らかにした。教員不足を補うためで、現役の大学生を教員として任用する例は珍しいという。 県教委によると、2人は県内の私立大4年の男子。県教委は2人にそれぞれ数学と技術の臨時免許を出している。臨時免許は教育職員免許法に基づき、都道府県教委が出せる。 みやこ町教委などは町立中で働ける教員を探したが見つからなかった。大学に問い合わせたところ、教員免許取得見込みの2人を紹介されたという。受け持つ授業数は週5コマずつのため、大学側も学業に影響はないと判断したという。 県教委によると、昨年度には、理科の普通免許を持つ大学院生に技術の臨時免許を出し、県内の公立中学校で教壇に立ったという。(山下知子、渡辺純子)
下村博文・文部科学相は16日、全86の国立大学長らに、卒業式や入学式で国旗掲揚と国歌斉唱をするように要請した。東京都内であった国立大学長会議で、「取り扱いについて、適切にご判断いただけるようお願いする」と述べた。 冒頭のあいさつで下村文科相は、国旗と国歌が国民に定着してきたことと、1999年の国旗国歌法の施行が今回の要請の背景にあると説明した。ただし、学習指導要領に基づいて実施を指導してきた小中高校とは異なり、「各国立大学の自主的な判断にゆだねられている」と話した。 下村文科相は要請後、記者団の取材に応じ、「適切な判断」とは国旗を掲揚し、国歌を斉唱することかという質問に、「文科省としてそういうお願いをした」と答えた。「最終的に各大学の判断。大学の自治とか学問の自由とかに抵触するようなことは全くない。介入ではない。お願いしているだけだ」と強調した。実施状況の調査は「今のところは考えていない」
文部科学省の進める国立大学改革の主な内容が決まった。2016年度からの6年間で、重点的に取り組む教育や研究を3種類に分け、特に人文社会科学系の学部には見直しを迫る。費用対効果を高めるのが狙いだが、大学側からは反発もある。 15日、文科省の有識者会議が、国立大86校への「運営費交付金」約1・1兆円の配分を見直すことを決めた。各大学に、「人材育成や課題解決で地域に貢献」「強みのある分野で全国的、世界的な教育研究」「世界で卓越した教育研究」の三つの方向性から一つを選んでもらう。そのうえで、配り方にメリハリをつけるという。 仕組みはこうだ。まず、従来のように規模などに応じて配布された交付金を、一定の割合で減らす。その合計額を財源にして、各大学が3分類に応じて出す改革計画を評価した上で上乗せする。大学が目指す改革の方向はこれまである程度自由に決められたが、国が用意したメニューから選ぶことになる。 ど
名古屋大学は26日、豪州・アデレード大と共同学位(ジョイント・ディグリー)のプログラムを10月に始めると発表した。昨年11月の大学設置基準の改正で可能になった新制度で国内では初の試み。文部科学省が今月15日付で認可した。 名大大学院医学系研究科は10月、アデレード大健康科学部と共同で4年制博士課程「国際連携総合医学専攻」を開設する。学生は2年生から4年生の前期までに1年以上、アデレード大に留学。修了すると、両大学連名の医学博士の学位を取得できる。 これまで国内と海外の大学の学… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
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苫小牧市立中央図書館(菅野耕一館長)は、1950~70年代の苫小牧市の中心街や、とまこまい港まつり、苫小牧港開港時の入船式などを映した貴重な映像資料を公開している。JR苫小牧駅前にあった渡辺食堂や朝市、富士館の他、苫小牧港開港を歓迎する人々など、当時の苫小牧の様子が映像を通して知ることができ、利用者から「懐かしい」との声が聞かれる。 市などが記録撮影した所蔵の映像フィルムを2012年度に30枚のDVD(1枚15分)にまとめた。公開して多くの市民に見てもらおうと、2階の郷土資料室で希望者が映像を見られるようにしており、届け出すると貸し出しもする。 映像は無音でカラー。鮮明ではないものや、撮影者や年代不明の映像もある。 高度成長期の60~70年代前半と見られるJR苫小牧駅前の映像は、現在の苫小牧駅前プラザegao(エガオ)ビルの付近にあった朝市や渡辺食堂の他、王子製紙苫小牧工場の社宅など懐かし
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