高校教育について意見が出された高等学校部会文科省は5月9日、中教審初中分科会教育課程部会高等学校部会の第2回会合を開いた。高校教育を通じて育成すべき資質・能力やアクティブ・ラーニングについて、たたき台案をもとに検討すべき事項について議論した。 会議では、(1)「確かな学力」(学力の3要素、生徒の学習習慣の確立)(2)「豊かな心」(道徳教育)(3)「健やかな体」(体育・健康に関する指導)の3つを含む「生きる力」の育成を求めた。 アクティブ・ラーニングに関しては、各教科等ワーキンググループの議論を踏まえ、「深い学び」「対話的な学び」「主体的な学び」の3つの視点に立って学び全体を改善していくと提言された。 他者との協働や外界との相互作用を通じて自らの考えを広げ深めるというアクティブ・ラーニングの視点に対し、出席した委員から「協力して取り組み、それによって、ひとりではできない事柄ができ、新たな発見