県指定の文化財など5棟が全焼した千曲市八幡の 武水別(たけみずわけ)神社の神主・松田家の屋敷「松田館」で25日、県や市町村の文化財担当の職員が焼け跡から史料を探し出す作業を開始した。同市が県教委を通じて、県内市町村に職員の派遣を要請。集まった約30人が洗浄などの保存作業を行った。 焼け跡には、灰や泥にまみれた古文書や食器、硬貨などの歴史的史料が落ちており、職員らが慎重に掘り出した。回収した史料は、市内のプールに運んだ後、ブラシやスポンジなどで洗浄し、乾燥させた。 火災は、市が作業を委託した男性が蜂の巣の駆除作業を行っていた6日夜に発生。江戸時代に建てられた「主屋(おもや)」や「斎館」など5棟が全焼した。同市の岡田昭雄市長は焼失した建物を復元する意向を示している。 保存作業は、10月2日にも約40人が参加して行われる予定。
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