【学ナビ】書道研究の拠点づくりへ意欲 大東文化大学 書跡をデジタルアーカイブス化 知的資源を可視化、世界で共有 創立100周年を令和5年に迎える大東文化大学(東京都板橋区)。開学以来の伝統を誇る書道教育が、運動学や生理学などの視点や最先端デジタル技術を掛け合わせた超領域的研究に発展している。プロジェクトの一環として、書跡などをデジタル化したアーカイブスサイトを公開。科学の力を駆使し、心と筆の動きという書道の根源を解明するとともに、書道学を通じた国際交流や国際イノベーション研究拠点作りを目指している。 大東文化大は、漢文と書道を軸とした漢学の振興を図るために創設された。特に書道では近年、運動学や生理学といった視点を加え、多彩な角度からの教育研究に取り組んでいる。 平成30年度には「漢学・書道の学際的研究拠点の形成による『東洋人の道』教育研究の推進」が、文部科学省私立大学研究ブランディング事業