2016年3月21日、東京工業大学において、みんなでWikipedia/Wikimedia Commonsの博物館情報を充実させるワークショップ「博物館をひらく-東京工業大学博物館編」が開催されます。 京都府立総合資料館の「東寺百合文書 WEB」やニューヨーク公共図書館の「NYPL Digital Collections」に代表されるように、著作権の保護対象外や保護期間切れになった文化資源がオープンな形で広く提供されるようになってきた一方、文化資源を所蔵しながらも、それらの利活用促進に向けて公開・提供する機関はまだまだ少ないのが現状であるとし、東京工業大学博物館を舞台にして、博物館利用者の方々と一緒に“博物館をひらく”ワークショップを実施し、Wikipedia や Wikimedia Commons を利用した、展示室・収蔵品のオープンコンテンツ化を考えていくとのことです。 参加費は無料で
2016年3月24日、日本出版クラブ(東京都新宿区)で、一般財団法人日本出版クラブが主催のセミナー「本が『地域』をつくる」が開催されます。 『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている―再生・日本製紙石巻工場』を著した佐々涼子氏と、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会による東日本大震災の被災地での移動図書館事業に携わった鎌倉幸子氏によるトークショーなどが行われます。 参加費は5,000円(出版クラブ会員社は3,000円)です。 申込書 (日本出版クラブ, 2016/3/3) http://www.shuppan-club.jp/?attachment_id=850 筑摩書房からのお知らせ(株式会社筑摩書房, 2016/3/11) https://www.chikumashobo.co.jp/blog/news/entry/1277 参考: E1467 – 「本の力」展 ― 大震災を「忘れない」
2016年3月14日付のプレスリリースで、九州大学が、2016年2月1日付で九州大学基幹教育院に、学習活動のプロセスをデータとして記録し、そのデータを分析することによって教育・学習の改善を行うことを目的とした、「ラーニングアナリティクスセンター」を設置したことを発表しています。 同センターが管理・運用する3つのシステム(学習管理システム“Moodle”、オープンソースソフトウェアのeポートフォリオシステムである“Mahara”“BookLooper”)を長期的に運用し、授業設計や教材の改善についてデータやエビデンスをもとに、分析を行い、改善点を洗い出していくとのことです。 主な業務は、「研究推進部門」「データ管理部門」「企画・評価部門」「システム運営サポート部門」の4つの部門を設置し、行うとされています。 教育ビッグデータの蓄積と分析を行うセンター組織は、日本の大学では初とのことです。 九
2015年6月11日および12日に、奈良国立博物館講堂において2016年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会が開催されます。1日目は「文化財と写真~現物と複製 その境界を越えて~」と題したシンポジウム等が、2日目は公募研究発表会等が行われる予定です。参加費は資料代込みで会員1,000円、非会員2,000円、学生はそれぞれ半額とのことです。定員は先着80名までです。 2016年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会 シンポジウム「文化財と写真~現物と複製 その境界を越えて~」 および研究発表会・総会のご案内(アート・ドキュメンテーション学会) http://www.jads.org/news/2016/20160611.html 2016年度年次大会(JADS:アート・ドキュメンテーション学会 BLOG,2016/3/18付け) http://d.hatena.ne.jp/JAD
2016年3月15日、国立国会図書館(NDL)は、Twitterアカウント(NDLJP_en)を開設し、所蔵資料やNDLの活動に関する情報について英語による情報発信を開始しました。 The NDL launches an English-language newsfeed on Twitter (NDLJP_en, 2016/3/15) http://www.ndl.go.jp/en/news/fy2015/1214923_2114.html 英文Twitterアカウントによる情報発信を始めました(国立国会図書館, 2016/3/15) http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2015/1214922_1830.html Twitter(NDLJP_en) https://twitter.com/NDLJP_en 参考: 国立国会図書館が公式Twitterを開始 Po
2016年3月15日、英国図書館(BL)が、シェークスピアに関する資料300点をデジタル化し、ウェブサイト“Discovering Literature: Shakespeare” で公開したと発表しています。 公開された資料は、シェークスピアに関する手稿、書籍、地図、絵画、イラスト、パンフレット、バラッド、芝居のビラなどで、同作品の唯一現存する自筆台本である「サー・トマス・モア(Sir Thomas More)」も含まれるとのことです。 ウェブサイト“Discovering Literature: Shakespeare”は、学校で教えられるべきと認識されているにも関わらず、シェークスピアの戯曲を教えることを教師が困難と感じているのを解消することも目的としており、デジタル化された資料のほか、研究者・俳優らによる80編の小論も掲載し、彼の戯曲の政治的・社会的・文化的文脈が理解できるような工
2016年4月16日から5月15日まで、関西地区(大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、徳島)において、「本と人に出会い、まちに出よう!」をテーマに「まちライブラリーブックフェスタ2016in関西」が開催されるとのことです。 大阪や近郊の街を舞台に、本を介して人と人との出会いを生み出す、新しいスタイルのまちの文化祭で、まちライブラリー@もりのみやキューズモールや、大阪と近郊各地のまちライブラリー、公共図書館、大学図書館、書店など大阪とその周辺府県に点在するブックスポットが協力して開催する催しとのことです。 各ブックスポットでは、トークイベントやワークショップなど様々なアクティビティを開催する予定とのことです。 まちライブラリーブックフェスタ2016in関西 企画募集中!(まちライブラリー,2016/1/12) http://machi-library.org/what/detail/1550/
2016年5月27日と28日、東京都千代田区の学術総合センターで、国立情報学研究所(NII)によるオープンハウス2016が開催されます。 基調講演や、NIIで活躍する研究者10名が100件の研究を発表する「NII研究100連発」、ポスター展示・デモ体験コーナー、小中高生向けのセッション、小学生向け、女子中高生向けのワークショップなどがおこなわれます。 入場は無料ですが、参加予約が必要です。また、4月1日には、「特設サイト」も設けられる予定です。 NII OPEN HOUSE 2016 http://www.nii.ac.jp/openhouse/ http://www.nii.ac.jp/userimg/openhouse/2016/NII_OPRNHOUSE_2016.pdf ※2つ目のリンクはイベントのポスターです。 国立情報学研究所オープンハウス/オープンフォーラム2016 事前申し
2016年2月11日、英国国立公文書館(TNA)が、ボーンデジタルの記録の課題を理解し、対処するための報告書を公開しています。 政府の各部署がボーンデジタル資料を管理し、移管する際の現在の課題に焦点をあてた“The digital landscape in government 2014-15”と、技術によって支援された再調査が、如何にそれらの課題を処理するのを助けるかについて紹介した“The application of technology-assisted review to born-digital records transfer, Inquiries and beyond”の2点です。 The National Archives publishes reports on born-digital records management(TNA,2016/2/11) http://
2016年2月29日に東京・日比谷図書文化館において行なわれた、特定非営利活動法人知的資源イニシアティブ(IRI)主催のセミナー「図書館における貴重書等資料のデジタル化と著作権処理」の報告資料等が公開されています。 『図書館における貴重書等資料のデジタル化と著作権処理』 開催報告(IRI,2016/3/4) http://iri-project.org/bunka/kenrichousa/seminar20160229/ 参考: 【イベント】IRIセミナー「図書館における貴重書等資料のデジタル化と著作権処理」(2/29・東京) Posted 2016年2月3日 http://current.ndl.go.jp/node/30629 E1657 – デジタル・アーカイブズによる琉球政府文書の利用促進 カレントアウェアネス-E No.277 2015.03.05 http://current.
2016年3月9日、首都大学東京渡邉英徳研究室と岩手日報社の共同により、岩手県における震災犠牲者の「地震発生時」から「津波襲来時」までの避難行動をまとめたデジタルアーカイブ「忘れない~震災犠牲者の行動記録」が公開されました。 このアーカイブは、地震の発生と津波の襲来時にどこにいたのか、犠牲者(1,326名)の所在を遺族に取材し、データを集めて可視化し、制作されたものです。また、遺族の了解を得た犠牲者687名については、氏名と当時の行動も閲覧可能となっています。PCやスマートフォン、タブレット端末からも閲覧可能です。 岩手日報では、当該アーカイブを活用して避難行動について分析し、「避難所を過信せず、少しでも高い場所へ」などの提言を行い、デジタル技術との融合で紙メディアの可能性を広げる、としています。 震災犠牲者の行動記録マップ http://wasurenai.mapping.jp/2016
2016年3月10日、東日本大震災の復興をICTで支援する非営利団体「情報支援プロボノ・プラットフォーム」(iSPP)は、2014年度の活動報告書を公開しました。 同団体のプロジェクトや事務局の活動などについての報告書で、「阪神・淡路大震災20 年の課題」、「ネパール震災 被災者中心の情報支援の取り組みを」といった記事も報告されているほか、2013年度までの活動や、同団体に関する年表等も掲載されています。 情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)4年度活動報告書(PDF:4.6MB) http://www.ispp.jp/ispp-wp/wp-content/uploads/2016/03/R-ispp_report4_fin.pdf ※発行日は、2016/3/11です。 iSPP 情報支援プロボノ・プラットフォーム http://www.ispp.jp/ 参考: 東日本大震災の復興
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く