狭い座席、迷惑な乗客、混んでいるトイレ……「空の旅」と言えば聞こえが良いが、素敵なことばかり起こる訳ではないのが飛行機だ。だからこそ、美味しい機内食を “心の拠り所” にしている人も多いはず。 しかし、その機内食が「バナナ1本」だけだったら、どうだろう? “そんなバナナ” だなんてダジャレを言っている場合ではない。実際に、全日空(ANA)に搭乗した男性が「バナナ1本だけの機内食」を出されて激おこだというのだ。 ・グルテンフリーの特別機内食を頼んでいた男性 2017年4月20日、羽田発シドニー行きの ANA便に搭乗したロンドン在住のマーティン・パヴェルカさん。小麦などに含まれるグルテンが原因となる自己免疫疾患 “セリアック病” を患っている彼は、事前に「グルテンフリー」の特別機内食を頼んでいたそうだ。 「特別機内食」とは、健康上や宗教上の理由で食事制限のある人向けのメニュー。ANA の公式サ