政権交代した民主党が「こども手当」を実際にマニフェスト通り実施するのかが話題となる中、子どもは必要かというこの世論調査の結果について「必要ない」が過去最大の値となったことが報道され(2009年12月)、社説でも取り上げられた。 すでに当図録では、世界価値観調査による同様の意識調査の結果をグラフ化し、国際比較と時系列分析を行った(図録1548)が、ここでは上記内閣府世論調査の結果をグラフにした。なお、男女共同参画社会に関する意識調査の2009年の次の2012年以降はこの設問が取り除かれたので結果も更新できなくなった。 同様の意識のあらわれと解すことのできる「理想の子ども数」に関する調査結果については図録1551参照。 「結婚しても必ずしも子どもをもつ必要はない」という考え方について「賛成」が42.8%と調査のある1992年以降、最大となったということは確かである。ただ、毎回の値を見ると、過去