清華大学が2006年4月12日に出版した「2006年中国伝媒産業発展報告」によると、中国のブログサービス利用者(ブロガー)数は2005年末で1600万人を突破し、2006年には6000万人を突破する見通しだ。ちなみに日本のブロガー総数は、最新の総務省の発表(4月13日)によると868万人。中国では2005年に、各種メディアがこぞって「Web2.0」というコンセプトやブログを紹介したことがブロガーの急増を後押ししたもようだ。2006年の急増は2005年の「中国博客(ブログの当て字)大衆化元年」の余波といえる。 中国内で多くのブロガーが集まるサイトは、ブログ専門サイトの「博客網(BOKEE)」「中国博客網(Blogcn)」や、既存のポータルサイト「新浪網(sina.com)」「網易(Netease)」「TOM」などのブログサービスだ。外資系の「MSN Space」などは地元のブログサービスの後