「Androidに出遅れたので、われわれらしさを出していきたい」――KDDIは3月30日、スマートフォン専用の新ブランド「IS series」から、Android 1.6を搭載したシャープ製「IS01」を6月上旬以降に発売すると発表した。 5.0インチ液晶ディスプレイを搭載した電子手帳のようなデザインのフルキーボード端末。快適なWebサイト閲覧などスマートフォンらしい機能と、ワンセグなど携帯電話らしい機能の“いいとこ取り”を目指した(写真リポート)。 Windows Phone「IS02」(東芝製、Windows Mobile 6.5.3搭載、6月下旬以降に発売)も投入し、個人向けスマートフォン市場に本格的に斬り込む。ただ“普通のケータイ”に強みを持つ同社は、スマートフォン市場の動向を慎重に見極める姿勢も崩していない。 「出遅れた」理由 慎重な船出 ソフトバンクの孫正義社長はiPhoneを