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reviewとAnimeに関するsizukanayoruのブックマーク (204)

  • かぐや姫の物語 感想その二 高畑勲監督は原作の良さを自己中心的に曲げたダメ映画 - 玖足手帖-アニメブログ-

    以前にも悪評を書いたのだが、今回テレビ放送を受けて、改めて批判するとともに、原作を読み直してみた。 ちなみに、今まで黙ってたけど、かぐや姫の物語な、表現としては最高に評価しているけど、物語としてはインテリ左翼のダメな部分が出過ぎていて大っ嫌いです。 なんだよ、あの御門の露骨に差別的な顔。あの不自然に長い顎。 色んな人がいて、キャラクターの顔を声優を戯画化したものに似せて書いているのだが、御門だけ、中の人よりも数倍顔が長く、気持ち悪い成金趣味のキンキラ金の権力者としてわざとらしく書いてある。当に、インテリ左翼が帝王に対して抱く理屈が先走って、キャラクターを歪めている 月に帰すための段取りとして、「御門を生理的に嫌う」って言うのを入れて、その説得力を「顔の気持ち悪さ」にしているのが、当にストーリーテリングとしてダメダメ。 数か月越しにかぐや姫の物語のストーリーの感想。 - 玖足手帖-アニメ

    かぐや姫の物語 感想その二 高畑勲監督は原作の良さを自己中心的に曲げたダメ映画 - 玖足手帖-アニメブログ-
  • 『風立ちぬ』豆知識まとめ | スタジオジブリ 非公式ファンサイト【ジブリのせかい】 宮崎駿・高畑勲の最新情報

    MENU 『風立ちぬ』豆知識まとめ 2015年2月20日 ついに、『風立ちぬ』がテレビ初放送となります。ということで、『風立ちぬ』にまつわる豆知識をまとめました。 同作は、実在の人物を下地にしているので、関連書籍による情報も豊富ですが、ここでは主に作品と直接的な情報を載せています。 ネタバレになる情報もあるので、まだ観ていない人は、鑑賞後に読んだほうが良いかもしれません。 原作の漫画版『風立ちぬ』では、登場人物はブタだった 月刊モデルグラフィックスで連載されていた、宮崎駿監督の漫画版『風立ちぬ』では、ヒロイン菜穂子を除いたすべての登場人物がブタとして描かれている。 宮崎駿の「風立ちぬ」 堀越二郎の上司、黒川は宮崎駿が投影されている 企画当初からモデルとして描かれていたわけではないが、『風立ちぬ』を作っていくうちに、宮崎監督自身が投影されたキャラクターになった。堀越二郎の声優が、庵野秀明に決

  • 「風立ちぬ」がテレビ初放送 ノーカットで2月20日の「金曜ロードSHOW!」で

    (C)2013 二馬力・GNDHDDTK 宮崎駿監督の長編劇場版アニメ「風立ちぬ」が、2月20日の「金曜ロードSHOW!」(日テレビ系)でテレビ初放送される(ノーカット、40分拡大)。 「風立ちぬ」は宮崎駿監督の長編アニメーション映画引退作。ゼロ戦の生みの親である航空技師・堀越二郎の美しい飛行機を作るという夢に向かって真っすぐに突き進んだ青春を、関東大震災から第二次大戦へと向かう日の世相を背景に描かれる。二郎の声を「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ総監督の庵野秀明さんが務めたことでも話題になった。 「風立ちぬ」のテレビ初放送を記念して、前週の2月13日に「崖の上のポニョ」の放送も決定。こちらもノーカットで10分拡大して放送される。 「崖の上のポニョ」と「風立ちぬ」の放送を伝える「金曜ロードSHOW!」Webサイト advertisement 関連記事 「カリオストロの城」放送でTwi

    「風立ちぬ」がテレビ初放送 ノーカットで2月20日の「金曜ロードSHOW!」で
  • 「風の谷のナウシカ」に見るマネジメント論。: 不倒城

    原作版ナウシカのお話なのである。長文なのである。ネタバレなのである。いまさらネタバレを気にする作品なのかどうか分からないけど。 宮崎駿氏の手による原作版「風の谷のナウシカ」は、言うまでもなく素晴らしいエンターテインメント大作であり、数々の魅力的なキャラクターを擁してもいる。 エントリーでは、そんな魅力的なキャラクター群の中でも「指導者的立ち位置」にいる人達に着目して、マネージャーとしてのナウシカキャラを分析したり適当にだべったり思いつきを書き連ねてみたりしたいと思う。 1.ナウシカにおける「指導者」とは誰か。 ナウシカという作品には、様々な組織や勢力が登場して、衝突したり協力したりすれ違ったりいがみあったり、それぞれの組織が色んな展開を見せる。トルメキアとか、土鬼(ドルク)諸侯連合とか、風の谷を含む辺境諸国とか、蟲使いとか森の人とか、とにかく色んな勢力がある。 当然、それぞれの組織にはマ

  • ラピュタには何故自爆コマンドが用意されているのか: 不倒城

    バルスのことなんですけど。 大多数のネットユーザー諸兄はご存知かと思うが、バルスは天空の城ラピュタにおける「滅びの言葉」である。劇中ラストシーンにおいて、家伝の飛行石を手にしたシータとパズーが「バルス!」と叫ぶと、なんか飛行石がやたら光ってムスカさんが目が目が星人になったりラピュタがぶっ壊れたり、色々とエラいことになる。 「バルス=滅びの言葉」という図式の定着度・認知度はWeb上では恐ろしい程であり、ラピュタ放映時には実況板が「バルス!」の書き込みとAAで埋め尽くされるという。 まず考えなくてはいけないのは、このバルスという命令は一体何の為に用意されたAPIなのかということである。 ラピュタは人工物なので、当然設計者や開発者がいた筈である。そして彼らは、管理権限キーっぽい小さな飛行石に、複数のコマンドを用意している。「困った時のおまじない」であるとか、「滅びの言葉」がそれである。飛行石を身

  • 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ 平凡な小学5年生の少年、ケータは不思議な腕時計・妖怪ウォッチを手に入れたことから、周りで騒動を起こす妖怪が目に見えるように。そんなある日、睡眠中のケータの腕から妖怪ウォッチが消えてしまう。その後、妖怪フユニャンと運命的な出会いを果たしたケータは、妖怪ウォッチを奪取するため、時を超えて60年前に向かう。しかし、そこには予想だにしない力を持つ敵が……。 参考リンク:「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」公式サイト 2015年3作目。 日曜日のちょうどお昼の回で観賞。 もう公開開始から1ヵ月くらいになるのに、お昼時の館内には、100人くらいが入っていて、ちょっと驚きました。 やはりすごい人気なのだなあ。 冒頭に、ジバニャン、ウィスパー、コマさんの3人(?)が「映画化された喜び」みたいなのを語るシーンがあるのですが、それぞれのキャラクターが出ていて、これは上手いなあ、と。 『妖怪ウ

    妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「毒親」の物語ー『かぐや姫の物語』考 - 海風想

    高畑勲監督の『かぐや姫の物語』について、書こうと思う。 内容について相当ネタバレしてるので、未見の人は避けることをお薦めする。 この作品を評して、とある人がこう言った。 「何でかぐや姫は事態を改善するために何の努力もしないの?翁の仕打ちが嫌だったのならちゃんと話し合えばよかったじゃん。それもせずに文句言って逃げてたのは自分の責任だろう」 この人は、随分幸せに育った人なんだな、と思った。 この物語は、いわゆる「毒親」の物語だと私は捉えている。 「毒親」とは、「毒になる親」の略で、文字通り、「成長の妨げになるような仕打ちを繰り返す、子供にとって毒になる親」という意味だ。 しかし、「毒親」の誰もが、「子供を虐げてやろう」などという悪意を以ってなるわけではない。むしろ「子供のためを思って」振る舞ったことが、結果的に子供にとって毒になってしまった、という事の方が多いのではなかろうか。 『かぐや姫の物

    「毒親」の物語ー『かぐや姫の物語』考 - 海風想
  • Gレコが失敗した理由と、今後Gレコを46年語り継ぐために - 銀河孤児亭

    まあ何か知らないんだけど、巷ではGレコ失敗してるらしいじゃないっすか富野監督が勘違いして酔っぱらって道を違えたとか言って話題になってるらしいじゃないっすか。 まーなんかあーいうのに突っ掛かるのもファンとしては狭量かなあってのもあるので別にどうこう言う必要も無いんですけど、まあそれは別にしてもこのタイミングで何らか言っておきたい事、ちょっくらちゃんとまとめておいた方が良いなと思ったので、まあ筆が滑るままに適当に書きます。 【Gレコは失敗作か?】 えーとねえ、まず何から話そうかなって考えた時にとりあえずここハッキリさせとこうと思ったのは「Gレコは失敗したのか?」って問題についてで、いやそもそもアニメ作品に失敗成功なんてそんなんハッキリさせれるようなモンじゃねえじゃんってのが正解なんだけど、まあ限定的に失敗成功ラインを定義付けすれば少なくともその範疇では議論できるのでそうやって議論します。すなわ

    Gレコが失敗した理由と、今後Gレコを46年語り継ぐために - 銀河孤児亭
  • ジジはなぜ言葉を失ったままなのか―『魔女の宅急便』(宮崎駿) - Devil's Own

    Kiki's Delivery Service/1989/JP 『魔女の宅急便』について書きたいと、かれこれ3年くらい思い続けていました。宮崎駿の監督作の中でも屈指の人気作だから、特別な思い入れを持つ人も多いとおもう。私なんかよりもずっと多くの回数を繰り返し見ている人だっているだろう。私がこの作品について深く考える直接のきっかけとなったのは宗教学者、島田裕巳の『映画は父を殺すためにある―通過儀礼という見方』を読んだことだ。『ローマの休日』や『スタンド・バイ・ミー』などの名作を「通過儀礼」という視点から分析することで、テーマやメッセージをつまびらかにする論評集で、映画(特にアメリカ映画)を読み解く格好のテキストになっている。そののなかに『魔女の宅急便』を扱った章がある。タイトルは「『魔女の宅急便』のジジはなぜ言葉を失ったままなのか?」。ここで島田は『魔女の宅急便』、ひいてはジブリ作品全般に

    ジジはなぜ言葉を失ったままなのか―『魔女の宅急便』(宮崎駿) - Devil's Own
  • ギーク映画好きが『ベイマックス』を観た結果、アメリカを感じる - ピアノ・ファイア

    レイトショーでベイマックス観てきました。 面白かったので、ネタバレなしで感想書いてみます。 まず噂には聞いていたショートの犬映画 これペットには完全にアカンやつで、犬のアニメーションは超リアルで最高なのに、飼い主の教育に悪すぎる。 ぼくもネットに繋がっている以上、仕方なくというか、批評アングルとして「グローバルな配慮のバランス感に優れているディズニーすごい、対して日は……」などという比較やさらにそれに対する反論を先に見てから鑑賞することになってしまったのだけど、この短編アニメを見ると、ディズニーのバランス感がいいのではなく、単に『ベイマックス』のバランス感がたまたま良かっただけに見えて、作品とスタジオは分けて考えた方がいいと言いたい。 というかむしろ『アナと雪の女王』の時の短編アニメも「ザ・残酷ミッキー大暴れ、容赦しない」って感じであったしディズニーって基あのノリの持ち主だという気がす

    ギーク映画好きが『ベイマックス』を観た結果、アメリカを感じる - ピアノ・ファイア
  • ベイマックスが最高すぎて恐怖すら覚えた件 - ヨッピーのブログ

    【まず最初に】 自分のブログがスマホでは死ぬほど見づらい事に気付いたのでここに書く事にします。 全然ブチ切れるような内容では無いけど……! 今回は映画「ベイマックス」を見た感想です。 ただの感想文。 ネタバレには配慮しているつもりですが、 どこからどこまでが「ネタバレ」に当たるのかがよくわからないし、 そもそも普段映画のレビューなんて書いた事が無いのでどうしてもそれが気になる人は見ないでください。 【そんなわけで】 「ベイマックス」を見てきました。 一言で言うと最高だった。めちゃくちゃ面白い。 それと同時に寒気を覚えたりもした。 「こんなのが世に出たら、日映画産業が全滅するんじゃないか」って。 その事について今日は書きます。 こう言っちゃなんだけど、「ベイマックス」は特に目新しいものがある映画では無い。 サイバーパンクな街並みも、ロボットと人間の友情も、 活躍する5人のヒーローも、変幻

    ベイマックスが最高すぎて恐怖すら覚えた件 - ヨッピーのブログ
  • 『ベイマックス』を見て日本のクリエイティブは完全に死んだと思った

    今さらですがディズニーの『ベイマックス』を見てきましたよ。ええ。 CMや予告編を観たときは「まぁ、ディズニーの子ども向け映画だわな。退屈はしないけど飛び抜けた部分はない75点の答案だわ」と思っていたんですよ。作品で言うと『ライオンキング2』みたいな。 それが妙に評判良いんで見に行ったらズッコケました。限りなく100点に近い答案なんです。 しかも、表現として尖った部分が何もない。驚異的な映像が詰め込まれているわけでも、作家の狂気があるわけでもないし、アッと驚くストーリーテリングもない。なのに、頭からお尻までワクワクする映像が続くんです。 「あっ、日のクリエイティブ終わったな」 そう感じました。だって、スタッフの中には天才って一人もいないと思うんですよ。秀才の集団。それが勉強に勉強を重ねて、頭に汗をかいて、切磋琢磨して物凄いものを作ってしまった。彼らは「チーム主義」でモノ作りをしている。だっ

    『ベイマックス』を見て日本のクリエイティブは完全に死んだと思った
  • 『かぐや姫の物語』考察。「姫の犯した罪と罰」とは何か - エキサイトニュース

    アニメーションの常識を覆す、超絶な映像体験! スタジオジブリが2013年11月23日に公開した高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』。日最古の物語といわれる『竹取物語』を原作に、かぐや姫の心情や、その暮らしぶりを想像して補完した作品です。 上映前に公開された、予告編でのかぐや姫の全力疾走シーンでは「お姫様の代名詞でもあるかぐや姫が疾走って!?」と、大きな話題を振りまきました。『ホーホケキョ となりの山田くん』で見せた筆で書いたような描線や淡い色調、背景と渾然一体になった映像は、誰も真似できない凄まじいほどの完成度を誇っており、クリエイターからは圧倒的な支持を集めています。 その一方、あらすじとしては、皆の知る『竹取物語』にかなり忠実。『アルプスの少女 ハイジ』や『火垂るの墓』などでみせた高畑流のストーリーテリングを期待した人はその忠実にみえるお話に肩すかしをったという意見もあるようです。 し

    『かぐや姫の物語』考察。「姫の犯した罪と罰」とは何か - エキサイトニュース
  • 賛否両論、タバコシーンから「風立ちぬ」を考察する - エキサイトニュース

    映画『風立ちぬ』は、観賞しましたか? すでに映画を観た人の感想は、まさに賛否両論。恋愛映画として観ても、「一途な恋に感動した」人もいるかと思えば「主人公の冷たい性格がいや!」という人もいたりと、同じ映画を観たとは思えない意見の分かれかたです。 宮崎駿監督も大好きだという、飛行機やメカに注目している人でも「飛行機の描写に感動!」派と、「戦争の描写も避けて卑怯!」派と意見は真っ二つ。友達や知り合いの感想を聞いて「ホントに同じ映画みたの?」とまったく共感できないこともありそうです。 そもそも、この映画『風立ちぬ』自体、堀越二郎の人生と堀辰雄の小説をあわせた不思議な作りの映画で、映画冒頭から夢のシーン。現実と夢の光景を行ったり来たりしながらとくに説明もないという一見難解なもの。しかし、お話としては非常にシンプルなラブストーリー仕立てになっていてこれまた不思議です。鑑賞したものの、「で、結局どう感じ

    賛否両論、タバコシーンから「風立ちぬ」を考察する - エキサイトニュース
  • 2013-08-07

    風立ちぬ見てきたので、新潟だし平日なので(?)人は全然いない感じだった。 謎の寸劇を挟みつつの後半の現実感がまるでない避暑地シーン、その後の静かに怒涛の展開でよかった。 そりゃぁ水星さんも黒ロン記事書くよってな感じだった。 今週の黒ロン:『風立ちぬ』 - 水星さん家 庵野秀明の声も良かった。 浮世絵離れしてる感じ。最初はどうかな、って思うけど 終盤には「きれいだよ」って囁かれたり、来て っていわれて電気を消す姿にキュンキュンするようになる。 タバコ吸わない人だけど、なんだか無性に吸いたくなる。 劇場で流れた予告はだいぶハネてるところなのであれが大丈夫なら何も問題ない。 金曜ロードショーで放映されたら毎回見ようとは思わないけど、なんか衝動的に見たくなるときがある感じの作品 製作者としての業を感じた 感想はid:sunagiさんとid:Gaius_Petroniusさんのお勧め 一人のクリエー

    2013-08-07
  • 『風立ちぬ』 宮崎駿監督 宮崎駿のすべてが総合された世界観と巨匠の新たなる挑戦 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ) ■宮崎駿のすべてが総合された世界観と巨匠のあたらなる表現への挑戦 大傑作だ。全編、僕はじわっと半泣き状態だった。それにしても、ずっと胸が熱くまったままだった。批判もあるだろうと思う。しかしそれくらいギリギリなエッジにトライしているということだろう。この作品は、宮崎駿という大巨匠をして、エポックメイキングな作品になると思う。それは、これが単純にこれまでの彼の持っていた技術や世界観をすべて総まとめにしたというだけではなく(それだけでもすごいのだが)、それを超える新境地に達しているからだ。この年齢で、ここへきてで、壮大な「その先へ」のチャレンジ。さすが、宮崎駿、としか言いようがない、絶句する。ついこの前まで、後継者がいないななどが主要な批評のテーマだったんだが、そんな子余はぶっ飛んでしまうくらいの最前線感覚。素晴らしかった。し

    『風立ちぬ』 宮崎駿監督 宮崎駿のすべてが総合された世界観と巨匠の新たなる挑戦 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • http://antlabo.jp/html5/visualstory_db/

  • 押井守/スカイ・クロラ - このページを読む者に永遠の呪いあれ

    スカイ・クロラ [DVD] 出版社/メーカー: バップ発売日: 2009/02/25メディア: DVD購入: 12人 クリック: 97回この商品を含むブログ (243件) を見る遅まきながらですが、今更『スカイ・クロラ』について書きます。まず、言っておきたいのだけれど、この映画は押井守作品の中で今のところ最高傑作だと思う。 押井は今作で遂に当の意味での叙情の人になった。大島渚がそうであったように。 今作で押井は『イノセンス』で実践した常人には理解しがたかった「都市へのフェティシズム」への執着をやめ、キャラクターにスポットをあてた映画を撮ることに成功しています。いや、『イノセンス』にあったようなフェティッシュな表現はなくなったかと問われれば答えは否です。例えば空の描写、散香や空中戦の描写などにそれらを垣間見ることはできます。 しかし、それらは『イノセンス』の都市描写にあったような見るものを

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  • Angel Beats! - このページを読む者に永遠の呪いあれ

  • 『化物語』を途中まで見た - ハックルベリーに会いに行く

    『化物語』のアニメを途中まで(というか最終回以外)見たがとても面白い。なぜ面白いのか、考えてみる。念のため言いますが、ネタバレもしています。 パロディになっているこの作品は萌文化そのもののパロディになっている。萌文化の象徴的なキャラクターが割り振られたキャラクターたちがたくさん出てくる。「ツンデレ」から始まり、「ツインテール」の女子小学生、「百合」の体育会系少女、血のつながらない「妹」的な女子中学生、そして「ネコ耳」「眼鏡」の委員長。それらがカリカチュアされ、整理され、気持ち良く配列され、しかも統合されて出てくる。これはすごい。もし萌文化というものを知らない人に「萌文化を知るためにまず知っておく作品は何ですか?」と聞かれたら、ぼくには『化物語』としか答えようがなくなる。ここには萌の全てが詰まっている。 物語としてウエルメイド西尾維新氏は構成が抜群に上手い上に、物語の要諦というものをよくつか