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reviewとAnimeに関するsizukanayoruのブックマーク (204)

  • 『借りぐらしのアリエッティ』を観てきました - 内田樹の研究室

    ジブリの『借りぐらしのアリエッティ』を観てきた。 ジブリの新作だけは、映画館で見ることにしている。 『BRUTUS』の宮崎駿特集にも書いたけれど、宮崎駿の映画的達成については語るべきことが多い。 それはたぶん宮崎駿という人が、あまり「テーマ」とか「メッセージ」とかいうことを深く考えず、「描いて気持ちがいい絵」、「観て気持ちがいい動き」に集中しているからだろうと思う。 身体的な「気持ちのよさ」をもたらす要素は多様であり、私たちはそれを完全にリストアップすることはできない(半分もできない)。 でも、ひとつは確実にわかっている。 それは「ヒューマンスケールからの逸脱」である。 日常的な生活身体を以てしては決して経験することのできない「速度」や「高度」や「風景」や「体感」に同調することである。 凡庸な作家は、日常的には禁圧されている暴力とエロスを描けば「気持ちが良くなる」と思っている。 けれども、

  • 2008-07-21

    見ての通り「ポニョ」は典型的な和製キャラといえるだろうけど、その母親が「リトル・マーメイド」にひき写しであることを読み取って、これは日アニメがディズニーから生まれたことの隠喩ではないかとか、『ファインディング・ニモ』との主題の共有を読み取って、ディズニー&ピクサーのジョン・ラセター(フル3DCG)への牽制だとか、複数の人間たちに取り巻かれた半人間(半魚人)キャラという図式って『よつばと!』みたいだなとか、色々解釈できるだろうが、これらは映画鑑賞においてはあまり重要ではない話です。 ところで僕は、ジブリ作品やポケモンシリーズは、家ん中でDVDとかじゃなく、無理をしてでも映画館で観るべきだと常日頃思っていて、『ポニョ』もやっぱりその思いを強くしてくれたんだけど、映像を視聴している子供たちの一々の反応が面白いというか可愛い。 劇場全部が作品になっているようで、たとえば、緊張感が切れたのか急にう

    2008-07-21
  • 残暑見舞いと『サマーウォーズ』――細田守論(2009-08-16 - 感情レヴュー)

    待ちに待った『サマーウォーズ』(http://www.youtube.com/watch?v=2Wi2lb1sVk8&feature=channel)。今年は再び細田守の青空が見れる。久しぶりの青空だ。細田が背景に置く、奥行きのないフラットな青空は、キャラクターのいかなる心理(の起伏)をも受け入れない道具立てとして機能している。とくに前作の『時をかける少女』(2005、以下『時かけ』)では、その青空を背景にして、影抜きされたキャラクターは、動くたびに重力から逃れるようにひらひらと手足を動かしていた。その動きがめっぽう懐かしかった。 『時かけ』の主人公・真琴に関して原作者の筒井康隆が「主人公がドジすぎる」と指摘した通り(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E7%94%B0%E5%AE%88)、細田作品の主人公はどれも――物語の難局を越えるための――特

    残暑見舞いと『サマーウォーズ』――細田守論(2009-08-16 - 感情レヴュー)
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    ハリイカの焼売と中華炒め ハリイカをよく、見かけるようになりましたよ。生け簀で、泳いでいたものを一杯購入しました 立派な大きな墨袋や肝は冷凍保存して 柔らかな身は季節のお豆、お野菜と合わせて中華の炒めものに。新鮮なにんにくの茎は刻み、香り高く欲そそられますね 下足はミンチにし…

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  • 『東のエデン』とは何だったのだろうか? - Something Orange

    東のエデン 劇場版I The King of Eden DVDスタンダード・エディション 出版社/メーカー: 角川映画発売日: 2010/03/24メディア: DVD購入: 2人 クリック: 65回この商品を含むブログ (49件) を見る たったいま、劇場版『東のエデン』完結編を観てきた。既に小説版を読んでいるので粗筋は承知していたんだけれど、それでも面白かった。 たしかに、傑作!とひと言で持ち上げるには色々問題点もある作品ではあるけれど、ここ最近のアニメのなかではいちばん注目していたものだし、その期待に見合うクライマックスだったと思う。 物語が終わり、劇場の暗やみが明けていくときの、あの何ともいえないものさみしさ――それこそ、いい映画を見たという証拠に他ならない。とはいえ、ネットでは賛否両論あふれる作品でもある。いったいこの映画の何がひとを惹きつけ、あるいは反発させるのだろうか。 ひとつ

    『東のエデン』とは何だったのだろうか? - Something Orange
  • ハーレム系作品史 1992 天地無用!の必"要"性 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    えー、11月中にはやるというお話の、ハーレム系作品史『天地無用』の話。 とくめーにはとにかくそのとき出せる情報を全部叩き込まねば気がすまないという悪癖がありまして。アニメ史的な位置づけに注目して語っていったら、8kb。4000文字ぐらいの長文になってしまいました。 前回の『GS美神』のことはきれいさっぱり忘れて、先々月の『うる星』のアニメ版の話に戻りましょう。結局のところ。押井守は『うる星』を途中降板しています(84)。原作者との軋轢や映画版作成に伴うスケジュールの混乱など、好き放題の責任を取らされた。80's中頃から、地上波アニメでは、製作者の暴走が以前ほど許されなくなりました。たとえば富野なら『Zガンダム』(85-86)の次作が、暗いのダメよという会社の意向で『ガンダムZZ』(86-87)、その後しばらく地上波を離れていたり。 当時、漫画界で異常な強さを誇っていた集英社と、その相方であ

    ハーレム系作品史 1992 天地無用!の必"要"性 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
  • パンダとポニョ(3): たけくまメモ

    ←鳥山石燕『画図百鬼夜行』より (※前回から続く) ところで、以前のエントリ(→★)でも書きましたが、ポニョは「さかなの子」と主題歌で歌われているにも関わらず、とても魚には見えないという問題があります。どちらかといえばそれは、江戸時代の画にある妖怪の人魚にしか見えないわけです。(左図) ←人魚図 江戸時代の瓦版 笹間良彦『図説・日未確認生物事典』より しかし、主人公の宗介はポニョを見て開口一番「あ、金魚だ」と言いますし、お母さんのリサも、保育園の友達も「可愛い金魚」と言います。このことから、私たち観客は、これは人間のような目鼻がついており、髪まで生えていてどうも金魚には見えないけど、そこは「マンガのウソ」というやつで、こう見えても金魚なのだろう。金魚に違いない。と、うっかり考えてしまいます。 それはあたかも、二足で歩いて人間の言葉をしゃべるミッキーマウスを見て、とてもネズミには見えない

  • パンダとポニョ(2): たけくまメモ

    (※前回からの続き) なぜ宮崎駿に限って例外的な映画作り(極端な作家的独裁)が許されるのかといえば、もちろん大ヒットするからであって、それ以上でも以下でもありません。しかしなぜヒットするのか、その理由について、俺はこれまで納得のいく説明を読んだことがありません。絵が綺麗だとか、動きが素晴らしいとか、高いテーマ性があるからとか、音楽がいいとか、いくらでも説明はあるのだけれども、それだけが理由だとは、どうも思えないのです。 なぜなら宮崎アニメ以外にも、高いテーマ性をもっていたり、映像や音楽が素晴らしい作品はいくらでもあるからです。もちろん宮崎駿が天才であって、高い芸術性と娯楽性を併せ持った巨匠だということは分かっています。そんなこと、小学生でも知っている。しかし、具体的にどこがよくて、何がヒットの原因なのか説明しろと言われると、とたんによくわからなくなるのです。 宮崎アニメについては昔から言わ

  • パンダとポニョ(1): たけくまメモ

    日はまず『カンフー・パンダ』について書きたいと思います。先日、俺はこの作品について「見る気が起きない」ということをうっかり書いてしまいましたが(→★)、その後いろいろな人から「結構面白いですよ」とのご指摘があり、思い切って見ることにしました。 結論から言えば、見てよかったです。映画として面白かったことはもちろんですけど、それ以上に、『ポニョ』という作品を考えるうえでも『カンフー・パンダ』は見ておいてよかったと思いました。どういうことかといいますと、あらゆる側面から考えて、『パンダ』と『ポニョ』は正反対の場所に位置する作品だと思うからであります。 かつてレオナルド・ディカプリオが記者会見の席上、自分が出演した映画の話そっちのけで『千と千尋の神隠し』を絶賛したことがあります(横にいたスピルバーグ監督まで『千尋』を絶賛)。このときのレオ様の言いぐさが 「まるで別の惑星で作られた映画を見ているか

  • 超映画批評『崖の上のポニョ』55点(100点満点中)

    『崖の上のポニョ』55点(100点満点中) Ponyo on the Cliff 2008年7月19日 日比谷スカラ座系ほか全国東宝系ロードショー 2008年/日/カラー/101分/配給:東宝 スタッフ 原作・脚・監督:宮崎駿 音楽:久石譲 声の出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ 宮﨑駿最新作はすべてが手描きのアニメ 宮﨑アニメに何を期待するかは人それぞれだが、『もののけ姫』(97年)以降の作品に満足できない、つまりは80年代の諸作品に夢を与えられた人々にとっては、今回も「またか……。」と嘆く事になろう。いまでも『ルパン三世 カリオストロの城』(79年)の幻想を追いかけ、諦めきれないファンも決して少なくないと私は考えている。だが、彼らが満足する日はもう永遠に来ないのかもしれない。 父親が海に出て以来、母親(山口智子)と二人で暮らす5歳の宗介(土井洋輝)。崖の上に立つ自宅の下

  • きなこ餅コミック 今年はインスマス面の女の子がヤヴァイ『崖の上のポニョ』

    観てきました『崖の上のポニョ』。 「55点」の数字や「アヴァンギャルドな悪夢」という言葉に、黒澤巨匠の『夢』みたいなのかとハラハラしてたんですが、まったくもって痛快な傑作アニメーションでした。悪夢と吉夢は紙一重だけどね。どっぷりハマれれば不条理も快楽だ。 「かわいい!」「きもい!」と、キッパリ反応のわかれるポニョですが、何かに似てるなーと思ったら奈良美智でした。奈良美智の描く、ちょっと怖かったりブサだったりカエルだったりする少女像に惹かれる人なら、ポニョの容姿にも即メロメロなはず。もちろんアタシはとっくにメロメロです。あと、声が死ぬレベルでカワイイ(奈良柚莉愛ちゃんで勝手に奈良つながり)。絵的にも動き的にも声的にも、この魅力を見つけてくる宮崎監督はどう考えても天才です。 今回の絵は、キャラクターにほとんど影がなく、シンプルで力強い線が特徴的です。対して、鮮やかで淡い色彩の、色鉛筆画っぽい

  • てすかとりぽか 『崖の上のポニョ』 クトゥルー神話

    連休3日目。混んでるんだろうなーと思いつつ観にいったら意外と空いてましたワーナーマイカル板橋。それでも、劇場ロビーにうじゃうじゃいるお子様たちはこれじゃなくポケモンを観に来ていたのですね。 『崖の上のポニョ』 2008年。宮崎駿監督映画。この作品に関して事前に得ていた知識は「ポニョは魚の子」という広告コピーと、「よくわからない映画」という世間の評判だけだったけど、別にわかるとかわかんないとかそういう以前に、とても愉快で楽しい映画でした。 そもそも、子供向けに創られた作品なんで、難しいこと考えずにポニョのキモかわいい動きを見れればそれだけでいいと思います。とりあえず、3つあるポニョの形態のうちでは、半漁人形態の動きが一番かわいいと思います。バルキリーで言うところの「ガウォーク」形態ですね。 あと、やっぱりポニョの妹たちがキモかわいいです。そういう意味では、CMのあのわらわらした魚っぷりを「キ

  • ポニョ2回目: たけくまメモ

    ポニョの2回目を見てきました。感想を書こうとおもうんですが、その前に全然関係ないんですけど、今やっている『カンフー・パンダ』をどうにも見る気がしません。ポニョ見に行ったらイヤでもポスターが目に付くじゃないですか。たぶん、見たら面白いだろうとは思うんですよ。制作もドリームワークスだし、少なくとも退屈しないだろうと思うんです。 でも俺としてはどうも、パンダがカンフーしているだけで『らんま1/2』を思い出してしまって。内容が違うのはわかってるんですけどね。パンダがカンフーして何も悪いことはないんですよ。コロコロと太ったパンダがアチョーとか飛んだり跳ねたりしたらお子様は大喜びでしょう。しかしそろそろ48歳にもなる中年男が、一人で映画館行って「パンダ一枚」と1800円出す姿が、どうしても思い浮かばないんです。 そんなこと言って、おとといもチケット売り場で「ポニョ。大人一枚」って買って中に入りました。

  • 宮崎駿のアヴァンギャルドな悪夢: たけくまメモ

    昨日の土曜日、宮崎アニメの新作『崖の上のポニョ』を見てきました。一応、ネタバレにならない範囲で感想を書きますと、見たことがない種類のアニメーション映画でした。アニメーションとしても映画としても、似た作品を俺は思い当たらないし、過去のどの宮崎アニメとも似ていません。 もちろんキャラクターとか、ディティールの演出やセリフはいかにも「宮崎駿」なんですよ。確かに宮崎アニメに違いないが、見ている最中の「違和感」は、これまで感じたことがないほどのものです。まるで、はっと気がついたら父親が人間モドキに変わっていたような感じ。 『魔女の宅急便』を試写で見たときに、それまでの宮崎アニメと雰囲気が違うので少しとまどったことがありますが、二度目に見たときには大好きになりました。『ポニョ』も複数回見れば、印象が変わるのでしょうか。たぶん、そうなのでしょうが、今度ばかりは「理解した」と思えるまでに時間がかかるかもし

  • 機動戦士Ζガンダム回顧録 - 第二次惑星開発委員会

    #0 「ゼータガンダム」を観る前に [2005-06-26 23:40:13.000 by zgundam2nd] #1 黒いガンダム [2005-06-26 23:54:37.000 by zgundam2nd] #2 旅立ち [2005-06-27 22:21:25.000 by zgundam2nd] #3 カプセルの中 [2005-06-29 01:05:00.000 by zgundam2nd] #4 エマの脱走 [2005-06-29 23:03:19.000 by zgundam2nd] #5 父と子と [2005-06-30 21:02:16.000 by zgundam2nd] #6 地球圏へ [2005-07-02 00:30:44.000 by zgundam2nd] #7 サイド1の脱出 [2005-07-02 21:27:13.000 by zgundam2nd]

    機動戦士Ζガンダム回顧録 - 第二次惑星開発委員会
  • きなこ餅コミック 崖の下の瓶詰地獄のポニョ

    2/5の金曜ロードショーで『崖の上のポニョ』が放送されましたね。2008年の公開時には2回劇場へ行き、完璧に内容は把握しているのはずなのに、TV放送されやるとワクテカで見入ってしまう罠。ナウシカだろうがラピュタだろうが。恐るべき金ローのジブリマジックよ。 言うまでもなく、画面はダイナミックだし、アニメーションは滑らかだし、ポニョは可愛いしフジモトは萌えるしリサはエロいし、も~手放しで大好き。大好きなんですけど、『崖の上のポニョ』って、ところどころ「何だか怖いな~、おかしいな~」と、稲川淳二的に違和感を覚えるシーンが出てきますよね。映画を観た多くの人が感じ取ったと思います。そんな得体の知れない怖さが、神話を通してあれやこれやとNet上ですでに推察済み。これがまた読むと面白いから、『ポニョ』は2度楽しい! 崖の上のポニョが神過ぎた件(ハムスター速報) ポニョって何なの?全く訳分からん。とりあえ

  • 『獣の奏者エリン』についてのまとめ〜その1〜 - あしもとに水色宇宙

    獣の奏者エリン 1 [DVD] 出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2009/08/05メディア: DVD購入: 2人 クリック: 63回この商品を含むブログ (30件) を見る 『獣の奏者エリン』の個人的な感想まとめみたいなものを、最終回に向けて前から少しずつ書いていたのですが、ちょっと長くなったので「最終回の感想+物語について」と分けて、先に出すことにしました。「最終回の感想+物語について」は第50話「獣の奏者」が終わってからその2で出します。 その1は観始めたきっかけとスタッフについて。 『獣の奏者エリン』を観だしたのは、前番組だった『テレパシー少女 蘭』を観ていた流れで、なんとなく観始めたのがきっかけでした。別に前から期待していた作品でもなかったし、上橋菜穂子さんの原作小説『獣の奏者』を読んでいたわけでもなかったので、当になんとなくで観始めました。監督は浜名孝行、シリーズ

    『獣の奏者エリン』についてのまとめ〜その1〜 - あしもとに水色宇宙
  • きなこ餅コミック 2009年夏のヒロイン政権交代『サマーウォーズ』『ヱヴァ:破』

    この夏、日で起きた大きな交代劇といえば、言わずもがな「ローゼン麻生さん→はとぽっぽ鳩山さん」の政権交代ですが、日アニメ映画界で起きた大きな交代劇といえば、ヒロイン政権交代劇でした。 ●『サマーウォーズ』のヒロインは誰?● デジタル空間のコミュニケーションと田舎の大家族をガッツリ融合させた、細田守監督の『サマーウォーズ』。夏休みにピッタリの、爽快エンターテインメントでしたね。個人的には前作『時をかける少女』の方が好きですが、『サマウォ』も大満足でした! ヒロインは、18歳の篠原夏希です。高校でもマドンナ的存在で、冴えない理系主人公・健二もメロメロになっちゃう美少女です。人も自分がモテ女なのを熟知しているので、己の美貌でコロリと健二を田舎へ連行しーの、嘘がバレても、軽く手を握ってやればコロリと許されーの。簡単に翻弄されちゃう草系男子の弱さたるや……泣。 健二が自分にベタ惚れなこともわか

  • 「サマーウォーズ」の感想 - ハックルベリーに会いに行く

    「サマーウォーズ」を見てきたが結論から言うとあまり面白いとは感じられなかった。いくつかの点で「ぬるさ」を感じてしまって、その悪印象が最後までぬぐえなかった。もちろんどんな映画にだって良い点と悪い点があり、この「サマーウォーズ」もそうだ。良い点は考えるまでもなくいくつか挙げるところができる。しかしぼくにとっては、悪い点がそれを凌駕してしまった。まず最も悪い点は批判精神が欠如しているところだろう。これがないものははっきり言っておしなべてダメである。特に「サマーウォーズ」は、いわゆる「またセカイ系か」というアニメやゲームを巡る一つの議論に対する批判精神があまりにもなさ過ぎる。あまりにも無自覚すぎる。「セカイ系」とは、wikipediaはてなキーワードにも詳しく説明されているが、ごく簡単に説明すると「ボクがなんとかしないとセカイが滅んじゃうう」というストーリーのことだ。アニメやゲームにはこの手の

  • ばるぼら x 四日市 エンドレスサマーウォーズ対談(センコロールもあるよ) - WEBスナイパー

    映画『サマーウォーズ』パンフレット 発行=2009年8月1日 Special issue for Silver Week in 2009. 2009シルバーウィーク特別企画 ばるぼら x 四日市 エンドレスサマーウォーズ対談(センコロールもあるよ) 2009年8月1日に公開、9月10日には観客動員数100万人突破が伝えられ、人気を拡大中の映画『サマーウォーズ』。2006年に公開された『時をかける少女』では9カ月にもわたるロングラン上映を達成した細田守監督の初の長編オリジナル作品となるこの『サマーウォーズ』を、ばるぼら氏と四日市氏のお2人はどのように受け止めたのでしょうか。その前にまずは宇木敦哉氏が手がける話題作『センコロール』の話から! ばるぼら:『サマーウォーズ』が予想外に面白かったから、夏が終わる前にその話をしようと対談をセッティングしたんだけど、その前に池袋でやってる『センコロール』