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reviewとREVIEWに関するsizukanayoruのブックマーク (1,832)

  • 【読書感想】トウガラシの世界史 - 辛くて熱い「食卓革命」 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    トウガラシの世界史 - 辛くて熱い「卓革命」 (中公新書) 作者: 山紀夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2016/02/24メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 トウガラシの世界史 辛くて熱い「卓革命」 (中公新書) 作者: 山紀夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2018/02/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 比類ない辛さが魅力のトウガラシ。原産地の中南米からヨーロッパに伝わった当初は「べると死ぬ」とまで言われた。だが、わずか五百年のうちに全世界の人々を魅了するに至った。ピーマンやパプリカもトウガラシから生まれた。アンデスの多様な野生トウガラシ、インドのカレー、四川の豆板醤、朝鮮半島のキムチ、日の京野菜…。各地を訪ね、世界中に「卓革命」を起こし

    【読書感想】トウガラシの世界史 - 辛くて熱い「食卓革命」 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【映画感想】グレイテスト・ショーマン ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は(ミシェル・ウィリアムズ)と娘たちを幸せにすることを願い、これまでにないゴージャスなショーを作ろうと考える。イギリスから奇跡の声を持つオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)を連れてアメリカに戻った彼は、各地でショーを開催し、大成功を収めるが……。 www.foxmovies-jp.com 2018年、映画館での5目。 観客は10人くらいでした。 この映画、予告編を観たときの印象では、「ちょっと微妙……」だったんですよね。 僕はミュージカル映画があまり好きじゃない、というのと、『レ・ミゼラブル』のようなスケールの大きさが感じられず、『ラ・ラ・ランド』のような「狙いすましたノスタルジー」も伝わってこなくて、なんかB級っぽいミュージカル映画だよなあ、と。 作品を観てみると「徹底してB級であること」こそが、この映画の魅力なんです

    【映画感想】グレイテスト・ショーマン ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】 少年ジャンプが1000円になる日~出版不況とWeb漫画の台頭~ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    少年ジャンプが1000円になる日~出版不況とWeb漫画の台頭~ (コア新書) 作者: 大坪ケムタ出版社/メーカー: コアマガジン発売日: 2018/02/02メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 少年ジャンプが1000円になる日?出版不況とWeb漫画の台頭? (コア新書) 作者: 大坪ケムタ出版社/メーカー: コアマガジン発売日: 2018/01/31メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) この新書は「出版不況」と「Web漫画の台頭」をテーマにした一冊です。出版不況と呼ばれて久しいですが、その一方で売り上げを伸ばしているのがWeb漫画。紙の漫画とはまったく違う形で利益を生み出しているのです。書はWeb漫画のヒットの秘密を明かすとともに、出版不況の内実も暴露。紙とWebの狭間に揺れる出版業界を、キーマンへ

    【読書感想】 少年ジャンプが1000円になる日~出版不況とWeb漫画の台頭~ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】健康格差 あなたの寿命は社会が決める ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    健康格差 あなたの寿命は社会が決める (講談社現代新書) 作者: NHKスペシャル取材班出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/11/15メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る Kindle版もあります。 健康格差 あなたの寿命は社会が決める (講談社現代新書) 作者: NHKスペシャル取材班出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/11/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 寿命って自己責任ですか?低所得者の死亡率は高所得者より3倍高い。急増する単身高齢者の健康を社会はどう守れるか?なぜ秋田県男性は全国平均に比べて「短命」なのか?健康寿命が東京23区最短レベル・足立区が取り組む画期的プロジェクトとは?老若男女、誰もが当事者になり得る「命と健康」のほんとうの問題。 寿命や健康は、どこまで「自己責任」なのか?

  • 【行動遺伝学】『日本人の9割が知らない遺伝の真実』安藤寿康 : マインドマップ的読書感想文

    人の9割が知らない遺伝の真実 (SB新書) 【の概要】◆今日ご紹介するのは、現在開催中の「新書フェア」の中でも注目を集めていた1冊。 「身も蓋もない」という意味では、下記内容紹介にも登場する橘玲さんのファンの方には、うってつけだと思います。 アマゾンの内容紹介から。いま注目の「行動遺伝学」からわかってきた、遺伝と環境、才能と努力、当の関係! ベストセラー『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(橘玲)を読んで面白いと思った人はさらに面白がれる! 現時点で中古とKindle価格が同じくらいですから、送料分弱、Kindle版がお買い得となっています! Twins at Neighborhood Ice Cream Social / OakleyOriginals 【ポイント】■1.IQには共有環境の影響がある 一卵性双生児の相関係数が二卵性双生児よりもずっと高いことから、遺伝の影響が働いて

    【行動遺伝学】『日本人の9割が知らない遺伝の真実』安藤寿康 : マインドマップ的読書感想文
  • 【読書感想】なぜ中国人は財布を持たないのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    なぜ中国人は財布を持たないのか (日経プレミアシリーズ) 作者: 中島恵出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2017/10/11メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 なぜ中国人は財布を持たないのか 作者: 中島恵出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2017/10/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 爆買い、おカネ大好き、パクリ天国―。こんな「中国人」像はもはや恥ずかしい?街にはシェア自転車が走り、パワーブロガーが影響力をもつ中国社会は、私たちの想像を絶するスピードで大きな変貌を遂げている。次々と姿を変える中国を描いた衝撃のルポルタージュ。 自己主張が強くて、爆買いをして、トイレの使い方が汚くて、うるさい。 僕も中国の人に対して、そんなイメージを持っていました。 ところが、最

    【読書感想】なぜ中国人は財布を持たないのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 『ゼノギアス』ストーリーやキャラ、システムの魅力を20周年に際して再評価【周年連載】

    あの名作の発売から、5年、10年、20年……。そんな名作への感謝を込めた電撃オンライン独自のお祝い企画として、“周年連載”を展開中です。 第68回でお祝いするのは、1998年2月11日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売され、20周年を迎えた『ゼノギアス』。内容、システムから多くの人に衝撃を与えた作について語ります。 なお、コチラの記事は、2013年8月に掲載された“思い出ゲーム特集”を編集して再掲載したものになります。 重厚で壮大な設定と緻密な伏線が絡まり合うストーリー スクウェア(現スクウェア・エニックス)より、1998年2月11日に初代PSで発売された『ゼノギアス』は、当時“聖剣伝説が出ない理由 FFとは異なる可能性 そして、ゼノギアス”という衝撃的なキャッチコピーがテレビCMで流れていたこともあり、遊んでいなくともタイトルは印象に残っているという人も多いかと思います。

    『ゼノギアス』ストーリーやキャラ、システムの魅力を20周年に際して再評価【周年連載】
  • 『りゅうおうのおしごと!』がアツい!原作を一気読みしてマジ泣きした - ぐるりみち。

    白鳥士郎著『りゅうおうのおしごと!』5巻より 『りゅうおうのおしごと!』がアツい。アニメを3話まで一気に見て、ビビッときた。これは原作も読むしかあるめえと、積ん読状態だった原作を手に取り、夢中になって読み耽り……気がつくと、最新刊まで読破している自分がいた。 そしてその間、少なくとも3度、マジ泣きした。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。 想像以上に熱中し、惚れこみ、すっかりその魅力に取り憑かれてしまった自分。アニメ放映中の今だからこそ原作をおすすめしたく思えたので、その魅力をちょろっとまとめてみました。『りゅうおうのおしごと!』はいいぞ。 スポンサーリンク 良い意味で裏切られた、「将棋」を題材としたライトノベル TVアニメ「りゅうおうのおしごと!」公式サイトより 『りゅうおうのおしごと!』は、竜王・九頭竜八一と、その弟子・雛鶴あいを中心に据えた、熱血将棋ライトノベルである。──と、今でこ

    『りゅうおうのおしごと!』がアツい!原作を一気読みしてマジ泣きした - ぐるりみち。
  • 『苦海浄土』を読む。そしておれは語りだす。 - 関内関外日記

    「ああ、そういや、おれ、あんたの親父さんには悪いかもしれんけど、最近、水俣病の、まあ小説なんだけども、読んどるんですよ」 と、おれ。 「ま」 と、声に出したか出さないか、キッとくちびるを結んで眉を吊り上げる母。息子だからこそわかる程度の変化ではある。それゆえ、母が怒りに似たなにかを溜め込んだな、というのが一目でわかる。彼女は怒りや憤、憎悪、不愉快をいったんは溜め込むタイプの人間だ。そして、溜め込んだそれが膨れ上がって大爆発させるかというとそうでもなく、小規模のベントを続けたり、せいぜい小規模の爆発を起こすくらいだ。 おれは母と子の雑談のにやけ顔のまま、内心も少しほくそ笑んで、「お、やっぱりそこはタブーか」などと思う。目の前にいるのが母ではなく興味深い昭和史を語ってくれる、生きたみたいに見える。おれにはあまり人間味がない。 が、しかしだ。それがおれの想像以上にセンシティブな問題であると

    『苦海浄土』を読む。そしておれは語りだす。 - 関内関外日記
  • なぜ「菊と刀」は名著なのか - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない

    人の贈与論 「菊と刀」は、太平洋戦争時にアメリカ政府が敵である謎の民族日人を知るために、文化人類学者ルース・ベネディクトに分析を依頼して作成されました。文化人類学と言えば、モースの「贈与論」が有名です。未開社会では贈与と返礼というエコノミーにより、社会秩序が運営されていることを発見しました。贈与のエコノミーとは、贈与に対して返礼するという交換を基とします。モースの贈与論では、贈与されると返礼がマナという神的な力にまで昇華されて、人々の行動を強制します。 「菊と刀」もまた贈与論の系譜にあります。日人は恩、義理、恥などの贈与のエコノミーが強く働く人びととして、西洋人の合理主義と相対化して描かれました。この方法は多くにおいて成功していると思います。ある面で、これほど日人の特性をうまく分析しているは他に見当たりません。 ルース・ベネディクトは日を一度も訪れずにこのをかきましたが、

    なぜ「菊と刀」は名著なのか - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない
  • 【読書感想】ギリシア人の物語III 新しき力 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ギリシア人の物語III 新しき力 作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/12/15メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る Kindle版もあります(が、発売は2018年4月です) ギリシア人の物語III 新しき力 作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/04/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 夢見るように、炎のように―永遠の青春を駆け抜けたアレクサンダー大王。32年の短くも烈しい生涯に肉薄した、塩野七生最後の歴史長編。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com 『I』ではペルシア戦争、『II』では、ペリクレス時代が主に描かれていた『ギリシア人の物語』。いずれも読みごたえ抜群だったのですが、この『III』で完結しま

    【読書感想】ギリシア人の物語III 新しき力 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • ポプテピピックは「お笑いの歴史」の最先端を行ってる!!

    ポプテピピックのアニメが大反響になってる。 ぼくは原作もアニメ1話も見たわけだが…くっそつまんない。 ギャグマンガ1冊読んで、1回も笑わなかったことは生まれて初めて!! …ってぐらいつまんない(当に笑わなかった)ので、何が面白いかわかんない…だよ。 いや、わかんないはウソやな。 ただ、こういう種類の笑いって、関西にはないねん。 小学校の頃から関西ローカルや吉新喜劇に鍛えられてきたし、ボケ・ツッコミ・オチみたいな漫才通りの会話の中で育ってきた関西人のぼくにとっては 「で?オチは?」 「全然、落ちてへんし!!」 「開き直ったってつまらへんもんはつまらへんのに、なんで同じネタリピートしてんねん!」 みたいな、もやもやするマンガであり、アニメ。それがポプテピピック。 面白いとかつまんないを飛び越えて「何やねん!!」って言いたくなる。 「なんでやねん」でも「どないやねん」でもなく、「何やねん!!

    ポプテピピックは「お笑いの歴史」の最先端を行ってる!!
  • 【読書感想】間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに (コア新書) 作者: ロマン優光出版社/メーカー: コアマガジン発売日: 2016/11/02メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) サブカルほど、意味がわからないものはない。そして、そんなサブカルについて語る人はさらに意味不明。いちジャンルなのか?バカにした言葉なのか?ひとによってサブカルの意味がバラバラなのに、サブカル議論なんて成立するわけがない。そこでここらで一旦サブカルの意味を再定義しよう、というのが書の狙いである。正しいサブカルの認識を持てば、サブカルおじさんがバカに見えてくる。これが新世代「サブカルのススメ」だ! この新書のオビに「NHK Eテレの『ニッポン戦後サブカルチャー史』よりわかりやすい!」って書いてあったのですが、確かに「わかりやすい」です。 でもこ

  • 【読書感想】アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者― ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者 作者: 中島真志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/10/27メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る Kindle版もあります。 アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者― 作者: 中島真志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/11/10メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) ビットコインは「終わった」。ブロックチェーンは「これから番」。日銀出身の決済システムの第一人者が、ビットコインの崩壊をいち早く予測。ゴールドマン・サックスから三菱東京UFJ銀行、そして各国の中央銀行が繰り広げる次なる覇権争いを鮮やかに描く それでも気になるビットコイン、というわけで、僕も少し勉強してみよう、と思ったのです。 最

    【読書感想】アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者― ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • http://jyoshige.com/archives/9053672.html

  • 【読書感想】佐藤優の集中講義 民族問題 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    佐藤優の集中講義 民族問題 (文春新書) 作者: 佐藤優出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/10/20メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る Kindle版もあります。 佐藤優の集中講義 民族問題 (文春新書) 作者: 佐藤優出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/10/20メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 今も世界のあちこちで民族問題の炎が噴出し続けている! テロの国際的拡散、移民・難民の増大、労働者間の国際競争、スコットランド。カタルーニャなど地域による独立論争、トランプ後のアメリカで台頭する白人至上主義、中東からの入国規制――。“民族オンチ”の日人だからこそ知っておくべき、民族問題の現実と基礎理論をまとめた一冊。民族問題を理解するための推薦図書も提示。 これは、佐藤優さんが同志社大学東京サテライト・キャン

    【読書感想】佐藤優の集中講義 民族問題 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 『愛とか正義とか』はスゴ本

    当たり前だと思っていたことが、あたりまえでないことに気付き、根から世界が刷新される。もちろん刷新されたのは世界ではなく、わたしだ。OSレベルで無意識のうちにしてきた「考える」を、あらためて知る。読前読後で世界を(わたしを)変えるスゴなり。 書は、哲学・倫理学の入門書になるのだが、そこらの「哲学入門」ではない。「自分で考える」ことを目的とした入門書という意味で、まったく新しい。 なぜなら、そこらの「哲学入門」は、哲学していないから。むしろ反対に、「哲学しないこと」を目指している。つまりこうだ、イラストや図解や簡単なセリフにまとめた哲学者や論を紹介しているだけにすぎぬ。哲学とは、「自分で考える」ことなのに、それを捨て去って、「これが哲学ですよ」という「答え」を提示しているのだ。 もちろん、「自分で考える」よすがとして過去の哲学者をとりあげ、たとえば現代的な問いに対し斬り込み方や論の立て方

    『愛とか正義とか』はスゴ本
  • 【読書感想】銀河鉄道の父 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    銀河鉄道の父 作者: 門井慶喜出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/09/13メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る Kindle版もあります。 銀河鉄道の父 作者: 門井慶喜出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/09/22メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 宮沢賢治は祖父の代から続く富裕な質屋に生まれた。家を継ぐべき長男だったが、賢治は学問の道を進み、理想を求め、創作に情熱を注いだ。勤勉、優秀な商人であり、地元の熱心な篤志家でもあった父・政次郎は、この息子にどう接するべきか、苦悩した―。生涯夢を追い続けた賢治と、父でありすぎた父政次郎との対立と慈愛の月日。 第158回直木賞受賞作。 宮沢賢治といえば、『銀河鉄道の夜』『雨ニモマケズ』などの作品で、教科書でもお馴染みの作家です。 仏教(法華経)信仰と農

    【読書感想】銀河鉄道の父 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「愚かなパチンカス」だった僕の遺言としての「ギャンブル依存症」の話 - いつか電池がきれるまで

    plagmaticjam.hatenablog.com 僕自身もギャンブル依存的なところがあり、読んでいて、なんだか悲しくなってきました。 以前、こんなエントリを書いたこともあります。 fujipon.hatenadiary.com まあ、パチンコ・パチスロって、やっている人たちも、自虐的に「俺ってパチンカスだよなあ……」なんて思いつつもやめられないものではあるんですけどね。 個人的には、パチンコはけっして良いものではない、いや「悪いもの」だというのが僕の認識です。 人生で大事なものって、大きくわけて3つあって、ひとつは人間関係、ふたつめはお金、みっつめが時間です。 パチンコは、少なくともその2つのうちのお金と時間を激しく浪費するし、地道に何かを積み重ねて成果を挙げなくても、大当たりや連チャンで得られる快楽にハマってしまう。 普通に生きていると、「大当たりの瞬間」って、ほとんどないので。

    「愚かなパチンカス」だった僕の遺言としての「ギャンブル依存症」の話 - いつか電池がきれるまで
  • アディダスVSプーマ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    アディダスVSプーマ もうひとつの代理戦争 作者: バーバラ・スミット,宮俊夫出版社/メーカー: ランダムハウス講談社発売日: 2006/05/25メディア: 単行購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (21件) を見る 最近こういうノンフィクションを全然読んでいなかったので慣れるまで少し時間がかかりましたが、久々に「引き込まれる読書」をしたような気がします。400ページを超えるけっこう厚いで、情報量もかなり多いにもかかわらず、読み終えたあとも、まだ読み足りない感じもするんですよね。いや、「アディタス」という会社の歴史は、現在進行形で続いているのだから、それも当然のことなのかもしれませんが。 織物工場の町・ドイツのヘルツォーゲンアウラッハに代々続いていた”職工”ダスラー家に生まれた兄弟、フリッツ、ルドルフ、アディは製業を生業にするようになるのですが、「徹底したスポー

    アディダスVSプーマ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言