はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
Rehearsals for Oblivion: Act One 発売日: 2006/09/30メディア: ペーパーバック エルダーサインズ=プレスから刊行されたアンソロジーで、黄衣の王をテーマにしている。ケヴィン=ロスがデザインした黄の印(参照)を使っていないが、著作権の関係によるものだろうか。 総じていえば同人誌レベルの本である。パルパティーンを黄色く染めたような表紙絵はどうかと思うし、黄衣の王のライバルとして「紫の皇帝」が出てくるのはギャグに見える。だが、曲がりなりにも一冊のアンソロジーを編めるほど黄衣の王への関心が高まっていることは慶賀すべきだろう。またヴィンセント=スターレットの"Cordelia's Song from The King in Yellow"という詩が収録されているのが興味深い。初出はウィアードテイルズの1938年4月号だそうだが、スターレットと黄衣の王に縁があ
Ghor, Kin-Slayer: The Saga of Genseric's Fifth-Born Son Ghor, Kin-Slayer というのは、ロバート=E=ハワードの断章を基にしたリレー小説である。ジョナサン=ベーコンという人が1970年代後半に企画し、彼の発行していたFantasy Crossroads という同人誌で連載された。参加した作家は以下の16人である。 カール=エドワード=ワグナー ジョゼフ=ペイン=ブレナン リチャード=L=ティアニー マイケル=ムアコック チャールズ=R=ソーンダーズ アンドルー=J=オファット マンリー=ウェイド=ウェルマン ダレル=シュワイツァー A.E.ヴァン=ヴォークト ブライアン=ラムレイ フランク=ベルナップ=ロング エイドリアン=コール ラムジー=キャンベル H=ワーナー=マン マリオン=ジマー=ブラッドリー リチャード=A=
誰が「ラヴクラフト・サークル」に属しているのかという問題は、冥王星は惑星なのかという問題に似ている。皆が納得する結論が出ることはないが、それだけに盛り上がる話題であり、d20版CoCの作者として知られるジョン=タインズもニュースグループで議論していたことがある。 Google グループ オーガスト=ダーレス C.A.スミス ロバート=E=ハワード フランク=ベルナップ=ロング ロバート=ブロック 「ラヴクラフトと親交があり、かつ神話作品を書いたことがある作家」という条件でタインズが挙げたのは上記の5名である。「ラヴクラフト・サークル」という言葉を聞いたとき、多くの人が真っ先に連想する顔ぶれといっていいだろう。ダニエル=ハームズはこれにヘンリー=カットナーとフリッツ=ライバーを付け加えているが、それでも7人に過ぎない。決して多い人数ではない。 余談だが、このスレッドでハームズがデイヴィッド=
The Thing in the Moonlight (月の魔力/怪夢) 1922 wikipedia:ラヴクラフト作品一覧 「月の魔力」の原題は"The Thing in the Moonlight"ではなく"What the Moon Brings"だ。この作品は『定本ラヴクラフト全集』(国書刊行会)の第2巻に収録されているほか、SerpentiNagaさんのブログでも読むことができる。*1 "The Thing in the Moonlight"の邦題が「怪夢」だというのは間違っていないが、これはラヴクラフトの小説ではなく、ドナルド=ワンドレイに宛てて書いた1927年11月24日付の手紙からの抜粋にJ=チャップマン=ミスケ(1920〜2003)が加筆して『ビザール』誌の1941年1月号で発表したものである。言うなればラヴクラフトとミスケの「没後合作」であり、このラヴクラフト作品一覧に
ジョン=タインズといえばゲーム界およびクトゥルー界の大物だが、彼はとにかくハスターのことが好きらしく、映画『黄の印』の脚本を担当したほどだ。またDelta Green: Countdown でもハスターのためにわざわざ一章を割き、その章の冒頭でハスターの本質について語っている。なかなか大胆かつ独特な解釈なので、紹介しておく価値があるだろう。 ハスターは──クトゥルー神話TRPGでは旧支配者に分類されているが──本来は人格神ではないし、いかなる種類の知的生命体でもない。むしろハスターはエントロピーの力なのである。それは、秩序を破壊する宇宙的な原理である。原子から宇宙に至るまで一切の水準でこの秩序の破壊が発生するので、ハスターという『神性』は現実のあらゆる水準に影響を及ぼしていることになる。この影響の結果は、教団がハスターを神として崇拝することから、現実に対する人間の認識が根本的なところで侵食
もう何年も前のことなんだが、七福神ならぬ七邪神というのがクトゥルーMLで話題になったことがあった。至高三神(アザトース・ヨグ=ソトース・ナイアーラトテップ)と四大首領(クトゥルー・ハスター・シュブ=ニグラス・クトゥグア)を合わせて七柱、これを七邪神と呼ぼうという話。難をいえば、ツァトゥグアがはじき出されてしまうところか。 本年もよろしくお願いします。皆様に七邪神の祝福がありますように。
こうなるともう、牛海綿状脳症(BSE)なんかも『インスマンスを覆う影』におけるダゴンと人間の混血種である「インスマス魚人」と同じ様な病気で、それを蔓延させんとする深きものども・旧支配者(吉野家)の陰謀である。 てすかとりぽか 『クトゥルー神話 ダークナビゲーション』 BSEを深きものどもが生物兵器として使っているという話を書いた作家は実在する。ブライアン=ラムレイの"The Taint"という短編に「超即効性プリオン」が出てくるのだ。これはインスマスの研究所で開発されたもので、投与された人間はクロイツフェルト=ヤコブ病そっくりの症状を起こして死亡するということになっている。 "The Taint"は前にSFマガジンの特集で紹介したことがあるが、イングランドの海浜の寒村を舞台とし、深きものにも人間にもなりきれなかった少年の哀しみを重厚な筆致で描いた作品である。そして最後に衝撃的などんでん返し
三国志演義の第93回で諸葛孔明が王朗を罵って曰く── 蒼髯老賊! 汝即日將歸於九泉之下、何面目見二十四帝乎! (老いぼれの国賊め! 貴様が今日あの世へ行くとして、二十四帝に合わせる顔があるのか!) 孔明に罵られた王朗は良心の呵責に耐えかねて頓死するのだが、ここでいう「二十四帝」とは誰のことなのか。とりあえず漢の歴代皇帝を指していることは確かだ。三国志平話に「上至高祖、下至獻帝二十四帝」とあり、演義もこれを引き継いで二十四帝といっているのだろうと思う。*1しかし少帝と廃帝を除外すると前漢は高祖から平帝まで11人、後漢は光武帝から献帝まで12人で、合わせても23人にしかならない。24人目は誰か。『正説漢朝二十四帝』なる本によると、孺子嬰を含めて24人と数えるらしい。*2 ここで別の疑問が生じる。孔明は二十四帝という言葉を使ったが、昭烈帝を足した二十五帝にはしなかったのだ。劉備が帝号を称したのは
検索エンジンからどのような言葉で拙ブログにやってこられているのか、ちとリスト化してみた。 いちおう、多いほうから順(とはいっても、数十件から2件までと絶対数は超少ない) ネット界の常として、エロねたが妙に強いね。第一位の芳賀書店は、一度、まじめ?な社会科学専門書店としての芳賀書店の歴史をエントリに書いたんだけど、エロ本専門店としての(まぁ両者は同じ書店だが)芳賀書店を検索しておられるのだろう。 あと時事ネタとして巌松堂の閉店があったことが上位にきとるが、学問ゴシップとして平勢先生批判も時事ネタとして関連検索語が並んでおるね。 電脳せどりなど、せどらー関係も強い。 意外なのは楠瀬日年が結構、人気なこと。古書はともかく書(ジャパニーズ・カリクラフィー)の愛好家が多いということか。書道は義務教育にあるし、それを題材の漫画もあるけど(「とめはね」だっけ?)、古書道は義務教育にないね(^-^;) あ
帰省した娘たちとピザを食べに行った。美味かった。ただその店のロゴの書体に微かにひっかかりを感じた。それはカリグラフィーの要素の強い書体だった。私のごとき素人でも、ちょっと調べてみれば、それは無償配布されているAdria DB Normalという書体であることはすぐに分かる。ただ、この書体がいつだれによってどんな思想にもとづいて設計されたかは不明である。 Adria DB Normal かつて朗文堂の片塩二郎氏が語ったエピソードが記憶の片隅に残っていたからか、イタリアンレストランなら、カリグラフィーの要素を排除したボドニ(Bodoni)の書体を使うのがデザイナーの常識だと思い込んでいたことが、かすかなひっかかりの原因だったようだ。 ミラノで十二年間修行したコックさんが、本格的なイタリアレストランを日本で開業する際に、日本のあるデザイナーにトータルなデザインを依頼したんです。デザインが仕上がっ
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こんなことを呟いたので。http://twitter.com/#!/jinon/status/19226200182366209 昔から考えていることがあってそれ書いておく。 コンプレックスとか嫉妬とか、マイナスに向かうもの、傷から発生するもの、ある。これらはエネルギーを発する。反発的に。俺はこの種のエネルギーを放射能とか思ってて、原子力発電みたいに思っている。メルトダウン起こすと死ぬね。でも長い間エネルギー作れる。傷ができて心にひびが入るのと核が分裂してエネルギーが取り出せるのと、何となく似てていいかと。 一方で理想としているのが核融合的なもの。プラスのエネルギーを組み合わせて動力にしたい。好きとか楽しいとか。愛とか。ちと曖昧なんだけど、こういうものからどんどんエネルギーができていけばいい。単純にやりたいと思えるからやる、というような。好きで楽しいからやる、というような。これ、あまり人傷
年末恒例の毎日新聞の「2010年この3冊」が12月12日と26日に掲載された。毎日新聞の書評執筆者35人が105冊の本を選んでいる。その中から私が興味を持った本を挙げてみた。*を付けた名前がその本の選者だ。 * *江國香織(作家) ●ラッタウット・ラープチャルーンサップ「観光」(ハヤカワepi文庫) 丁寧な手つきが印象的な1冊で、収められた7編すべてが楽しい。なかでもカンボジア人の少女の話「プリシラ」と、老人(アメリカ人男性)を描いた「こんなところで死にたくない」は忘れられない。 ●ウェルズ・タワー「奪い尽くされ、焼き尽くされ」(新潮クレスト・ブックス) その荒涼としたタイトルにもかかわらず、読んでいるうちに人間を好きになってしまう1冊。夜に戸外で、1本だけ灯されたろうそくの火を、ものすごく温かくあかるいと思う感じに似ている。現代のアメリカの、ごく普通(らしい)人々が描かれた9編。 ●ミラ
対米外交でのつまずきは、民主党が「米国追従」と批判してきた自民党外交の否定にこだわるあまりに外交の継続性を軽視したためだ。日本は憲法の規定で軍事力には制約がある。そうである以上、日本の安全保障の足らざる部分は米国に頼らざるをえない。日米同盟はそのためのものである。 昨年11月、日中関係と日露関係が険悪化する中で行われた日米首脳会談で菅直人首相がオバマ大統領に、日本に対する米国の一貫した支持に謝意を伝えたのもこうした現実を踏まえてのことだろう。 しかし、そうではあっても、日本の安全保障政策の中で米軍の抑止力や在日米軍、自衛隊の役割をどう位置づけるのかをはっきりさせなければ同盟の信頼性を高めることはできない。 春に訪米してオバマ大統領と日米同盟深化を協議する菅首相は、この問題で臆病であってはならない。米側と議論を深め、同盟の意義を国民に率直に語るべきである。普天間問題もそうした作業を抜きにして
出版状況クロニクル32 (2010年12月1日〜12月31日) 日本だけで起きている特異な出版危機について、再販委託制に基づく近代出版流通システムの限界と破綻をずっと指摘してきた。 しかし96年に比べて、3分の1近い出版売上高の消滅という異常なまでの凋落は、それに加えて、出版物の内容の恐るべき劣化も影響しているのではないだろうか。つまりこの失われた十数年において、システムと出版物の劣化がパラレルに進行したゆえではないだろうか。 1920年前後に立ち上がった出版社・取次・書店という近代出版流通システムの歴史は、出版物のそれぞれの分野におけるコンテンツの充実、作品性としての進化などによって売上を伸ばし、読者を増やし続けてきた。 それに関して多くの例は挙げられないが、例えばコミックを考えても、戦後は貸本漫画から始まり、描写技術、物語、作品において、すばらしい進化と達成を示し、日本の誇るべきカルチ
◆過去の「謎の作者佐藤吉郎と『黒流』」の記事 1 東北書房と『黒流』 2 アメリカ密入国と雄飛会 3 メキシコ上陸とローザとの出会い 4 先行する物語としての『黒流』 5 支那人と吸血鬼団 6 白人種の女の典型ロツドマン未亡人 7 カリフォルニアにおける日本人の女 8 阿片中毒となるアメリカ人女性たち 9 黒人との合流 10 ローザとハリウッド 11 メイランの出現 第十二章の「恩師」において、荒木は雄飛会長の大海の渡米を迎えるためにサンフランシスコに戻っていた。東や小山と波止場で待っていると、日本の太洋丸が入港してきた。久し振りに再会した大海はまず荒木に今日に至るまで春子の行方がわからないと伝えた。荒木もまた吸血鬼団の組織とその活動のすべてを告白した。大海は荒木の事業に驚嘆し、讃辞を与えようとしたが、自らの立場もあり、「君の前途には、或る大悲劇が控へて居る! 君はその悲劇の前に怯(ひる)
◆ずっとずっと永遠亭が大好きです ◆なんだか変な所だらけですが、ウィンドウズムービーメーカーで頑張って作りましたので(なんで色味が変わっちゃうんでしょう…)、ささやかな宴を楽しんでいってください ◆がんばれ永遠亭!mylist/7246198 ★10万再生ありがとうございますッ!!アニメーションは本家様と同じ枚数をとても描けませんので、枚数減らす妥協点を探るのが楽しかったです。マイクを持ち替えているのもそのためです^□^;
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