本をめぐる環境が大きく動いている今こそ、様々なスタイルの「本屋」の可能性があります。 「飲食業界の未来」と「食の未来」、「アパレル業界の未来」と「ファッションの未来」とが別であるように、「出版業界の未来」と「本の未来」とは、別のものです。「出版業界の未来」は、少し暗いかもしれないけれども、その中で生き残っていくための方法はあるはずだし、「本の未来」に至ってはむしろ明るく、可能性の海が広がっています。この講座は、これから広い意味での「本」を扱う人=「本屋」をめざす人のための講座です。 「仕事の傍ら、何か本に関わる楽しいことをやってみたい」「今はまだ難しいけれど、いつか書店を開業してみたい」というゆるやかな関心を持っている人から、「数年後に開業すべく準備をしているので、情報や仲間が欲しい」「本に関わる新規事業を勤めている会社に提案するための、アイデアを練りたい」という具体的な目標を持っている人