過去と現在が混在できるSRシステムとは 6月21日に理化学研究所(理研)が発表した、バーチャルリアリティ(VR)系の技術「代替現実(Substitutional Reality:SR)システム」(記事はこちら)。 現実(リアルタイム)と虚構(過去)の区別をつけられないシステムとして紹介したが、実際に体験してみないことにはやはり何ともいえない(画像1)。人によっては区別がつかないようにも思える、というレベルのかも知れないし、本当に誰が体験しようが間違いなく区別がつかない、というレベルなのかも知れない。 そこで実際に体験すべく、埼玉県和光市にある理研の脳科学総合研究センターを訪問してみた。また、併せて今回のSRシステムの開発の指揮を執っている同センターの適応知性研究チームのチームリーダーの藤井直敬氏(画像2)と、研究員の脇坂崇平氏にも簡単ながら話を伺ってみた。その模様をお伝えする。 第1報を読
拡張現実はそれほど新しい技術ではないが、スマートフォンやタブレット端末の普及により関心が高まっている。欧州では、拡張現実アプリケーションの開発に向けて、1000万米ドル規模のプロジェクトが発足した。 EU(欧州連合)が出資するプロジェクト「VENTURI(Immersive Enhancement of User-world Interactions)」は、metaioやSTMicroelectronics、ST-Ericssonといった企業とともに、拡張現実(AR:Augumented Reality)システム/アプリケーションの開発に取り組んでいくと発表した。 VENTURIは3カ年のプロジェクトで、予算総額552万ユーロ(約740万米ドル)に加え、EC(欧州委員会)から364万ユーロ(約490万米ドル)の資金提供を受ける予定だという。参加する企業は、Fraunhofer Heinri
An Approximate Shading Model for Object Relighting Liao, Z.; Karsch, K.; Forsyth, D. Computer Vision and Pattern Recognition, 2015. Graphics Vision Inverse Rendering Techniques for Physically Grounded Image Editing Karsch, K.. Inverse Rendering Techniques for Physically Grounded Image Editing. Doctoral Thesis. University of Illinois at Urbana-Champaign. March 2015. Graphics HCI Visi
ソニーの統合型AR技術「SmartAR」は、文字通りスマートフォンで動かせるAR(拡張現実)技術だ。「空間認識」「高速追従」「3D空間AR」「ARインタラクション」という4つの技術を見事に組み合わせ、発表会のデモで参加者の度肝を抜いた(発表会記事)。 ARと言われて思い出すのは、ゲーム「ラブプラス」シリーズのキャンペーン企画「熱海ラブプラス現象(まつり)」。熱海市内の観光スポットに置かれた特設ARマーカーをiPhoneアプリで認識させると、ARとしてゲームの「カノジョ」が表示されるというものだ(詳しくはレポート記事をどうぞ)。ただ、そのときはARマーカーが必要だった。だが今回のSmartARはマーカーを使わない。写真やパネル、あるいはワンピースなどの物体でも認識する。さらに一度CGが出てくると、認識対象がカメラから見切れても、そのまま表示し続けてくれる。
前の記事 太陽で巨大フレア、無線通信に障害報告も 町をホラーな世界に変える、iPhone用ARゲーム 2011年2月18日 カルチャー コメント: トラックバック (0) フィードカルチャー Andrew Webster 位置情報サービス『FourSquare』の要素を、ボードゲーム『Risk』[世界征服をめざす戦略ゲーム]と統合して、地獄に置いたような「代替現実」ゲーム(ARG)が、『iPhone』向けにリリースされた。 このアプリ『Paranormal Activity: Sanctuary』は、ホラー映画『パラノーマル・アクティビティ2』DVD発売の宣伝としてリリースされたもので、無料でダウンロードできる。ゲーム開発は米Ogmento社だ。 「特別なデバイス(iPhone)を持つと、見慣れた町に突然、ポータルやウィンドウが開く。お気に入りの場所がファンタスチックなものになり、毎日の生
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