エロカルチャー 2009年09月07日 四コママンガの傑作といえば、オールタイム『自虐の詩』(業田良家 著/竹書房)か『ぼのぼの』(いがらしみつお/同)か、っていうくらいこの二つの名前が挙がりやすい。しかし、もちろん他にも傑作はある。小池田マヤは、非常に優れた四コママンガの描き手であり、四コマでありながら深いストーリーを描く手法を取っている(現在は四コマでない作品も描いている)。 『バツイチ30ans』も、実は最初の単行本が出たのは1999、2000年(最初は全二巻だった)で、その二巻を一冊にまとめた本が発売されたのが2005年。年代的には決して最近の本だとは言えないし、小池田マヤには他にも『…すぎなレボリューション』(講談社)や『聖★高校生』(少年画報社 )といった傑作がある。しかし、初めて彼女の作品に触れる人にはぜひこの作品をおすすめしたい。一巻完結という手軽さもあるが、彼女が一体どう