人の役割の第一は、何よりも自分の命を生ききること 米国の裁判では、本裁判がはじまる前に予審があります。検察と弁護人双方がこれから行われる裁判について、お互いの主張をあらかじめぶつけ合い、持っているカードを見せ合います。それにより裁判長は裁判のおおよそのスケジュールを決めて、本裁判に臨みます。 いくつかある容疑の中に「ビザの詐取」というものがありました。撮影目的での入国でありながら、偽って観光ビザで入国したということが「ビザの詐取」にあたるというのが検察側のいい分でした。 「ビザの詐取」は連邦法違反の重罪です。よって裁判はハワイ州の法律で裁かれるのではなく、アメリカ連邦裁判所で審理されることになりました。 メキシコから数百万人の密入国者が米国に侵入し、労働ビザなしで働いていますが、逮捕されても裁判にかけられることなく国外追放されるだけです。 不法侵入のパスポート不所持の犯罪者より、正規のパス