カシオが展開するさまざまなウォッチブランドの中でも、最上位といえる旗艦ブランドが「OCEANUS(オシアナス)」だ。最先端のデジタル技術と、アナログウォッチならではのエレガントなデザインを融合させるという独自のブランドコンセプトを掲げ、個性的かつ革新的な製品を数多く世に送り出してきた。 OCEANUSは、2014年にブランド誕生10周年を迎える。そこでこの節目の年を前に、あらためてOCEANUSブランドの特徴やこれまでの歴史について、カシオ社内で長くOCEANUSのブランド戦略に携わってきた同社 戦略統括部 SP戦略部 部長 田中秀和氏に話を聞いた(以下、敬称略)。 OCEANUSの原点は「デジタル技術を駆使した美しいアナログウォッチの表現」 ――まずは改めて、OCEANUSブランドの変遷について簡単に教えてください。 田中: OCEANUSは、2004年11月にデビューしたウォッチブラン
![OCEANUSのターゲットは「35歳」――デジタル技術で実現するアナログウオッチとは?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3cc698feac5bcb3f5672c767986877ea7ab8e114/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fstyle%2Farticles%2F1312%2F25%2Fl_ay_yoshi02.jpg)