少年オッカムル | 17:56 | 「それで、キミは大学に入ったら何を学びたいと思ってるの?」 と、リンダさんは言った。彼女は僕の通うK塾のチューターだ。地元国立大2年。現役合格らしいからハタチってトコか?結構ファンも多いらしい。ちなみに美人というよりも可愛い系。正直、白衣はあんまり似合ってない。それで、今は高2の僕が来年ドコのクラスに所属するか?を考えるための面談中だ。 「えっと、、聞いてる?」と、少し困った顔のリンダさん。「あ、ああ。はい。」と僕。大学ね。。大学生活とかって、あんまりイメージ沸かないんだよなぁ、、、 流れる沈黙。 「・・・うーん。。。プログラミング、、とか?」黙ってるのもアレだし、何か適当に思いついた事を言ってみる。「へぇ!」 何だかちょっと嬉しそうなリンダさん。あー、怒られないみたいで良かった。「キミ、プログラミングとか興味あるんだ? なに?やっぱりゲームとか好きなわ