6月4日、衆院法務委員会において、児童のわいせつな写真や画像、動画などの所持を禁止する児童買春・児童ポルノ禁止法改正案を、委員長提案の形で国会に提出することが決まった。これによって、児童ポルノ画像の“単純所持”が禁止される一方で、漫画やアニメ、CGなどに関する規制については見送られた。今回の法務委員会では、こうした漫画やアニメについて、どのような議論が行われたのだろうか。衆議院インターネット中継の中から、土屋正忠議員(自民党)の質疑の様子を書き起こしでお伝えする。※可読性を考慮して表現を一部整えています。審議中の法案はこちら→ 衆法 第183回国会 22 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案 なぜ、改正案から漫画やアニメに関する規定が削除されたのか? 土屋正忠議員(以下、土屋):上程された委員長提案について、質疑を行いたいと思いますが、今