精密進入着陸を行う場合、それぞれのカテゴリーに応じた滑走路視距離(RVR:滑走路中心線上の航空機のパイロットが滑走路中心線灯などを視認できる最大距離) や決心高(DH:その高さにおいて精密進入に必要な視覚目標物が見えなければ進入復行しなければならないという高さ)が決められています。 たとえばCAT-I運航はRVR550メートル以上且つDH60メートル以上、CAT-II運航はRVR300メートル以上且つDH30メートル以上、CAT-III運航はRVR175メートル以上及びCAT-IIIb運航 はRVR50メートル以上から175メートル未満で、自動操縦によって精密進入着陸を安全に行うことができます。