前回「エストニアと日本を同じ軸で比較するのはナンセンスである」という話を書いた。 関連記事:アマゾンが使えない!「電子国家」エストニア在住者が見た、リアルなキャッシュレス生活 今回も、そういったエピソードの紹介から話を始めたい。 私は電子国家として知られるエストニアに生活と会社の拠点を置くことを決め、2018年4月に移ってきた。 しばらくホテル暮らしを続けながらネットで家を探していた時のことだ。賃貸物件に関しては日本と同じく物件情報サイトが複数あるため、検索で探せて大変便利である。 しかし、ここからが問題だ。候補物件にサイト経由で内覧の予約を入れたのだが、待てども待てども連絡がこない。日本だと一つ申し込んだだけで、山のように連絡が来るので、警戒してたくさん申し込まないようにしていたのだが、一向に反応がない。 そこで第二候補、第三候補と連絡を入れていったのだが、メールで連絡が取れたとしてもそ