<有村架純(女優)> 知っている人はとっくに知っている。日刊ゲンダイ本紙も5月に一度取り上げた。しかし、先週あたりから重要な役割で出番が増え、オジサンたちの人気がさらにうなぎ上りになっている。会社帰りの居酒屋でサラリー族が「あまちゃんより可愛い」「昔のキョンキョンそっくり!」などと熱く語り合っているのが、この人、有村架純だ。 「あまちゃん」では重要な役を演じている。当初は、アイドルへの夢破れて郷里に帰った天野春子(小泉今日子)の少女時代という役柄だけだったが、先週、じぇじぇじぇの展開に。 実は春子がデビューできなかったのは、売れっ子アイドル・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と、そのマネジャー荒巻太一(古田新太)が交際していたあおりを食らったから。そのため、春子の娘・アキ(能年玲奈)も荒巻に疎んじられているのだった。 アキが母・春子に「帰りたい」と電話で泣きつく。かつての自分と娘が重なった