2008年3月15日、中国との国境に接するネパールのLipang村で、AFPのカメラマンを指差す、私服の中国治安当局者。(c)AFP/Prakash MATHEMA 【3月16日 AFP】ネパール軍関係者は15日、中国治安当局者が親チベット派による抗議活動を監視するため、ネパール入りしたことを明らかにした。 中国チベット自治区との国境付近では私服の治安当局者の姿が見られ、AFPの特派員とカメラマンはネパール国土内での取材を当局者に妨害された。 匿名を条件に取材に応じたネパール軍高官は、「インドでは、亡命チベット人がチベットを目指すデモ行進を始めている。中国は同様の事態がここでも起きることを警戒しているのだろう」と語った。 AFPのカメラマンは、国境からネパール側に200メートル入った地点にいたにもかかわらず、私服と制服の治安当局者10人に囲まれ、撮影した写真の消去を迫られた。 ネパールの国
![中国治安当局者がネパール入り、親チベット派による抗議デモを監視](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ac444e48b93d20fba027ab9d4d7b145cacf6f709/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2Fa%2F1000x%2Fimg_5a2e6fae8a17583f3c088dba4adbc8a2150891.jpg)